心理

【怖れをなくすアップデート】嫌われるのが怖い心理と克服方法

自己防衛優位のメンタル。

自己抑圧が強まると嫌われるのが怖くなり、行動しずらくなり、不変へ向かいます。

顕在意識は人との関わりに気を使い、本音を言わずに当たり障りないラインを探り、損害回避のために一生懸命頑張ります。

しかし潜在意識はどうでしょうか。

嫌われるのが怖い時、内部事情を把握すると大切な本音がわかります。

この本音、嫌われる恐怖を一掃してくれるアップデートを引き起こします。

  • 嫌われるのが怖いのはなぜ?
  • 心理に潜む本音とは?
  • どうすれば怖くなくなるの?

これらを紐解き、「嫌われるのが怖いのではなく、怖いと思うようにする自己愛がある」と知っていただく内容となっております。

克服するためには本音を自覚する感覚が必要ですので、感覚を内から引き出すご参考となれば幸いです。

嫌われるのが怖い心理

嫌われるのが怖いのはなぜ?

苦しみや辛さ、悲しみや痛み、損害や損失など、不利益は誰しも嫌だと思います。

嫌われるとは拒否される意味ですので、共存意識が強い人、または自己愛が強い人にとってより嫌だと感じ、大きな不利益となります。

怖いとは拒否したい気持ち

嫌だと思う認知が強ければ強いほど怖さになり、その内に吐き気がして人間が気持ち悪くもなります。

それほどまでに嫌われるのを拒否したいのはどうしてなのか。

着目したいのは、人から拒否されることへの拒否です。

拒否されることが嫌い。

  • ふられたくない
  • 無視されたくない
  • 利用されたくない
  • 見捨てられたくない
  • 必要ないと思われたくない
  • 価値がないと思われたくない
  • 存在しないように扱われたくない

自分の存在を拒否(否定)されることへの拒否感。

誰かに大切にして欲しい以上に、必要ないと思われたくない。

嫌われるのが怖いのは、自分という存在を拒否されたくないがための危惧だと考えられ、自己防衛に徹底する心理が伺えます。

 

嫌われるのが怖い心理ポイント

「自分」という存在が誰しもにあります。

肉体による物理存在があるので、「この私が私」と捉えられます。

存在認知方法は人それぞれにあり、周囲と比べて価値があるか、勝っているか、負けているか、あの人より可愛い、ブサイク、こう言われた、ああ言われた‥‥。

他者と比較したり、他の影響を材料にして見出す人もいます。

「腕を叩いたら痛いと感じるからここに私がいる」「空気を吸い込んだら脇腹がポコってなった。これがまさに私」という人もいます。

存在認知を他によってか自らで見出すか方法はありますが、重要なのは自分が存在している確証です。

嫌われるのが怖い時、存在確証が希薄であり、他からの影響で認知がブレやすくなっている可能性があります。

言われたこと、世間体、常識、大衆観念、ルールなど、他に基づく自己認知は他からの影響を受けやすくする在り方です。

仕事や法事など社会的ルールに沿わせる環境では需要的ですが、周囲が気になり、どう見られているか心配になり、体裁や言動も他を基準にしたくなるので、ストレスや疲れを溜めやすいデメリットがあります。

メリットにするためには大衆観念を大切にして、みんなと同じ髪型、同じ服装をして、仲間外れにならない従順を大いに喜ぶといい具合。

しかし、嫌われるのが怖い人は、みんなと同じにすることを認めない引っ掛かりがありそうです

個性です。

個の在り方をどこかで認めながら、解放せずに抑圧しているかもしれません。

自分を強く認めたいにもかかわらず他によって存在認知するのは、自己抑圧を推し進めるさまです。

他によって自分を見出すことを善しとせず、自らによっても見出さないと、存在認知が難しくなるので仕方なく他からの影響で存在認知します。

結果的に他の影響の重きが増し、存在拒否される危惧を抱きやすく、自己防衛に傾く心理です。

※嫌われても怖くない人の心理は、【鋼メンタルの見本】嫌われても平気な人の特徴&気にならない理由 をご参照ください。

 

本音が表す心理

「本来の自分をどこかで知っていながら、抑圧して他に従う」

この言葉に思い当たる節がある場合、本音が隠れています

探し出しましょう。

意外にすぐ近くにあります。

自己中心性です。

本当は自己中心性があり、自己愛によって自らを中心に物事を捉え、感じ、自分のことだけを考えたい人かもしれません。

自己愛が強く、どこまでも自分を中心にして愛し、大切にしたい。

しかし、そんな在り方を善としない過去があります。

誰かに言われたのかもしれません。否定され、心が傷つき、良くないことなんだと実感。

「ああしなさい、こうしなさい」と強要され、「私は良くないんだ」と罪悪を感じ、自らを責めた記憶。

他からの抑圧、否定の記憶は、自己愛の使い方をグニョグニョと変形させます。

【自己愛+他律のいい子=自己防衛に徹底する自己抑圧】

自分を自分で認めていたにもかかわらず、他からの痛いパンチがドンッとコースイン。

結果的に自分を護るために自己愛を使い、他からの影響をなるべく抑え、目立つことでの痛手をなくすために自己抑圧の道へ向かいます。

本音はこうです。

「あーあ、自分のために生きるって当たり前じゃんねー!」

「その通り」という内容です。

※本音を言わない心理は、【本音を言わない男と女】本心を表さない心理に意味と目的がある をどうぞ。

 

当たり前がわかっていると我慢へ向かう

自己中心性も当たり前。自分のことだけ考えるのも当たり前。

しかし、それを善しとしない周囲や世間があり、生活や家庭環境があり、痛い思いをしてきた経験がある。

当たり前だとわかっていながら(または何が悪いのかわからないまま)悪とみなされる場合、我慢や無理矢理の頑張りへ向かいやすくなります

嫌われないように、見捨てられないように、利用されないように、必要ないと思われないように。

自分を苦しめてしまい、「自分だけ我慢すれば、責めれば、凌げば」と本音を諦める癖がつきます。

自己防衛に重きが傾き、自らを否定されず自己保持できる策を考え、人間関係をネガティブに捉えるようになります。

心理を知ると改善へ向かいますので、本題へ入りましょう。

※はっきり言うと嫌われる詳細は、本音を言うと人が離れていく仕組み。はっきり言うと嫌われる原因。をどうぞ。

 

克服方法:嫌われるのが怖い

嫌われたくない思いを突き止める

克服するために、初めに嫌われたくない原因を突き止めます。

これまでの内容を総括するとこのように考えられます。

「自己愛が思うように使えず、致し方なく他律で自己抑圧し、自己防衛に徹底することで、自らの存在認知を拒否されないように凌いできた」

自己愛の使い方に他からの影響が入り、自己防衛に大きく傾いて存在否定されないことに重きを置きます。

自己愛に基づいて自己防衛すると、「存在否定されていないよね?」と確証を欲し、自らで決定付けることが大切事になります

嫌われていなくても悲観的に捉え、嫌われているのではないかと不安になる意味が生まれ、存在否定される危惧をなるべくピックアップしたくなります。

その上で否定されていないと確かめる。しかし、相手のことは相手にしかわからないので不安が解消できず、決定付けるために関わりの結論を出したくなる。

「鍵は閉めたはず」と思うために、「鍵は閉めたよね、大丈夫だよね?」と言いながら自宅に戻って確認するのと同じです。

恒常化して癖になります。

嫌われたくない思いの根底にあるのは、嫌われる危惧を見出そうとする潜在意識です。

「嫌われているかも」という思い込み、詮索、見方に自己愛があると、相手がどう思っているかを確認せずに一方的に決める兆候があります。

「きっとそうだ」「そんな気がする」「それっぽい」「それらしい」

嫌われたくない思いとは、存在否定される可能性を自ら進んで探し出すさま。

自己愛そのものです。

 

克服方法:自己愛の解放

※読んで解決するのではなく、実際に自覚するか否かが克服ポイントになります

根底にある自己愛が追及できると、あとはシンプルです。

嫌われたくない思いを生み出す自己愛を解放させます。

縛りからパァッと解き放ちます。

方法は自己中心性の発揮

自分のことだけを考え、自分の人生を生きることも大切です。

さらに大切なのが、「自分のことだけを考えていい、自分の人生を生きていい」と自律することです。

 

自己中心性は誰しもに必須の認識方法

セルフィッシュな自分勝手やわがままとは違い、自らを認識の中点にすることが自己中心性です。

認識とは考え、感じ、想い、理解、判断、評価するなど、物事を知覚認知して自分なりに捉えること。

自己中心性は全て自分を基準にするので、一歩間違えると他者を巻き込んで利用したり、周囲が見えていない自己中心的無責任にもなりますが、重要なのは自分を中心に物事を認識している自覚です。

自覚がないと知らぬ間に他を巻き込む迷惑になりますが、自覚があると巻き込んでも自分なりに対処でき、より相手をしっかり捉えて配慮する質も向上します。

典型例が、失敗を活かして学ぶ在り方です。

自己愛を欲求満たしや感情発散のため、いわゆる不満足をなくす一時凌ぎに使う場合、失敗しても同じことを何度も繰り返します。

しかし、自己中心性は失敗を反省し、考えて向上させ、行動継続させ、成長や進歩へ向かう特性があります。

ネガティブに考える傾向があると、周囲からの否定や非難に従って物事を捉えてしまうかもしれませんが、自己中心性とは誰しもになければならないものです。

自己中心性を重んじずに感情や欲求に従うと、他律によって自分のことを考えていないように演じ、誤魔化して逃避し、虚言しながら実際には自分のことを考えているエゴにもなり、自分を見失う可能性もあります。

失敗に囚われて自己防衛に入り、行動しなくなる人。

失敗を糧に行動し続けて、成長する人。

自己愛を解放し、自己中心性を当たり前にすると、嫌われることへの怖れがなくなり、存在否定を案ずる心理が緩和されます。

※自己中心性の大切さは、【末路は進歩or仮面】自分のことしか考えない人の素顔と裏顔と当たり前 をどうぞ。

 

自律によって嫌われても気にしなくなる

自己中心性がわかりにくくても安心してください。

同じように欠かせないのが自律です。

自己抑圧して自己防衛することに意味を見出す状態は、潜在的に認めたくない他律状態となるため、心のどこかで本当の自分ではないジレンマを感じます。

克服する際には、「自らがしたいことを決め、ルールを決め、やりたいようにする」と自らに従うと、自己中心性が高まると同時に自己愛の解放が加速します。

他からの影響がどれだけあっても、「私はどう思うか?」を別に考え、自分の中だけでいいので正否関係なく答えを出す癖をつけます。

自律が高まると自分の見方、感じ方、価値観、質感、意見が増え、自分軸や自己確立の基盤が徐々に構築されていきます。

直ぐにどうこう変わるものではありませんが、少しずつ他からの影響に動じにくくなっていきます。

その際に大切なのが、「嫌われる=what?」のルールを自分なりに見直すことです。

「どうして嫌われたのかな?」
「どうして嫌われると嫌なんだろう?」
「実際にどんな不利益と影響がある?」
「嫌われると得られるものはあったかな?」
「嫌いになった人はどう思っていたかな?」
「本人の意志で嫌いになることに干渉ってできるものかな?」

相手には相手の考えや決断があり、自分が他者のことを決められない、そんな答えを教えてくれるのが自律です。

嫌われることの何を気にしているかわかり、「相手の決断を尊重しよう」「相手が決めることだから仕方ないかな」などと捉えられるようになります。

※悪い方に考える克服方法は、【ネガティブ思考を活かす】悪い方に考える癖と心理と直し方 をどうぞ。

 

自己愛の使い方をアップデート

自己中心性認識と自律を高める考え方は、自己愛の使い方をシフトするアップデートを意味します。

自己愛とは自らを愛する気持ちや心。自意識のことでもあり、自と他を区分けする機能。

自己愛には使い方があり、大きく二つに分かれます。

自己愛の使い方
  1. 自己防衛(心を護る)
  2. 利益取得(心を喜ばす)

心を護る方へシフトしていたのがこれまでですので、心を喜ばす方を追加していくのが、自己中心性と自律です。

喜びゲットを増やすためにも、自己防衛しながら自己愛の使い方を幅広くしていく先に、嫌われても怖くない未来が広がります。

自己防衛してきた軌跡は全て経験値ですので、心を護る使い方を止めるのではなく、心を喜ばす使い方を追加していくのが克服の考え方です。

※仮面の人見知りである場合は、【人見知りに見えない人見知り】社交的なのに心を開かない人の秘密 がおすすめです。

 

克服の注意点

自分を中点にしたかったにもかかわらず、他の影響でギュウギュウと抑えつけて封印した場合、「もう好き勝手させてくれ、自由にやることがいいんだ!」と反発心を使った解放の仕方になってしまうかもしれません。

解放を一気にすると制御困難、自覚がなくなり自分勝手のセルフィッシュになり、他者のことを一切配慮しない好き勝手になる危険性があります。

克服する場合、解放の対象は抑圧ではなく、自己愛。

誰かに対する反発や憤り、自らに蓄積したストレスや抑圧ではなく、自らを中心に感じて考えて捉えていた時の自分を思い出すことが大切です

多くの方は、子供の頃の自分を思い出すことになると思います。

純粋に自分のことだけを考えていた時の気持ちを思い出し、今の在り方は投げ捨てずに今のまま使います。

その気持ち、必ず内側のどこかにありますよ。

他律は欠かせない社会性です。

自律と他律のバランスをとることに意味がありますので、自己中心性を出す際には他律で物事を捉える認識や、自己防衛スタンスも欠かせません。

どちらかにガクンと偏るのではなく、これまで経験した在り方を大切にしつつ、抑圧されてきた自己愛をチョロチョロと少しずつ出していきます。

例えば、嫌われるのが怖くて本音を言わずに気を使う職場だとしても、これまで通りお仕事をします。

いきなり、「は、残業なんてしないよ!パーン」と上司の頭をひっぱたくのではなく、仕事帰りに好きなことをしてみたり、休日は旅行をしたり、自ら遊びを計画して友達を誘ってみたり、自分が中点になる出来事作りを増やしていきます。

徐々に嫌われるのが怖くなくなりますが、解放的にドカーンと自由にするのではなく、「今日は用事があるので残業できないんです、ごめんなさい」とこれまでの気使いベースなどを重んじて人と関わる。そんな具合です。

※嫌なのに断れない時の対処は、【自己犠牲をやめる見極め】嫌なのに断れない原因を知った体験談 をどうぞ。

 

嫌われるのが怖い心理と克服方法 まとめ

本音を紐解くとわかるのは、自己中心性という根源的な人間の在り方を受容する自然なさま。

自己中心性は責任を持たないと自分勝手な迷惑になりますが、自らの思考や行動をしっかり自覚すれば、誤魔化しや虚言なく真実を見る目となり、失敗を糧に育みながらレベル向上し続けられる重要アイテムです。

子供の頃は自覚ができないので自分勝手になりやすいですが、自己防衛に向かったメンタルの色濃さは、まさに自らの思考と行動を自覚する経験ですので、自己中心性は今だからこそ発揮できます。

まるで自分と共に切磋琢磨して成長していくポケモンと同じ。

いつからか、私のカビゴンは邪魔な大飯食いだとののしられ、心の奥底へ仕舞う運びとなりました。

しかし、カビゴンは苦しんでいません。

奥底にはフカフカソファがあり、深く座ってお菓子をバリバリしながら、気たる時を気長に待っています。

みなさんにも、そんな大切な存在が内側にいます。

嫌われるのが怖い時は自己抑圧した自分が内部にいますが、その自分がいるからこそ自己防衛でき、自己愛を消さずに保ってくれています。

自己理解の先には考え方次第で変わる改善があり、行動次第で変わる成長があり、自覚しながら自己愛の使い方を知る道があります。

心を喜ばせる利益取得をアップデートする時かもしれません。

ネガティブもポジティブも両方大事であるように、自己防衛も利益取得も両方大事です。

重要なのはバランスですので、心理を知りながら自分を見つめ、克服へ向かう一助となれば幸いです。

わかりにくい内容だったかもしれません。
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それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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