心理

【タイプ別詳細と改善】思いやりがない人の心理に思い込みの可能性

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思いやりがない人は悪なのかどうか?

事実は時に全く違うものを見せてきます。

思いやりがないと自覚している人は、思いやりに気づいていないだけかもしれません。

ここでは、思いやりがない人の心理と、改善の一助となる願いを込めた内容をお伝えします。

  • 思いやりがない人とはどういう人?
  • 自分に思いやりがない人の心理とは?
  • 他者に思いやりがない人の心理とは?
  • 思いやりがないことの改善策は?

これらの答えを知っていただくと、思いやりは優しさとは違うために、誰しもができることではなく、誰しもがしなければならないことでもないとわかります。

「自分は思いやりがない」と思い込んでしまう方もいますので、私自身が思いやりの欠片もないと思い込んでいた経験を踏まえて理解した、心理状態と改善方法が役立てば幸いです。

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思いやりがない人の心理

思いやりがない人かどうかの確認

初めに、思いやりがあるかないかの確認をしましょう。

思いやりとは、心配りや同情にて他者の心情を認めて、配慮し、助けようとする行為や気持ち、そのさまです。

シンプルにすると、「人を敬う認識による行為」のことで、思いやりがあるかないかは、他者の喜びがどれほど自分の喜びだと思えるかでわかります。

  • 思いやりがある人は、他者の喜び(満足や納得)が自分の喜びだと認識する人
  • 思いやりがない人は、他者の喜びが自分の喜びだと認識しない人

両者の違いは、思いやる行動動機があるか否かです。動機がなければ他者を利用したり、嘘をつくことが起きます。

ここで、思いやり有無を確認する質問です。

ウガンダに住むボハモンさん(男性52歳)はこの度結婚され、五人目の奥様との幸せで順風満帆な生活が始まりました、わーいわーい。

これに対してどう思いますか?

 

「‥‥知るかっそんなもん!」

これが自然な反応だと思います。

近ければ近いほどに思いやりを持つことができ、自分のことのように喜べます。

距離が遠ければ自分のことのように喜べないのは当然です。

距離が遠くなればなるほど思いやりは届きにくくなり、思いやりがあったとしても自分の子供にだけ、家族だけ、親友だけと距離間があります。

相手と会ったこともないのでリアルな想像はできず、なんとなくでも思いやりを持つことはおそらく不可能です。

思いやりとは誰しもに持てるものではなく、如何に距離が近い人に対して持てるかどうかであり、見ず知らずの人に思いやりを持てるのは悟った人か空想の思い込みだったりします。

 

最も思いやりがない人

距離にて度合が作られ、誰に対しても自分と同じように喜べることでイエス・キリストになるそうです。

思いやりのあるなしの度合の尺度として距離間があり、距離範囲が狭ければ狭いほどに思いやりがない表れです。

距離範囲は思いやりを持つ基盤である自分から広がりますので、最も思いやりがない状態とは自分の喜びに喜べないことです。

自分が含まれていなければ思いやる基盤がないので、誰を思いやることができなくなります。

すると起きるのが、自分に嘘をつく、思いやっていると思い込むことです。

社会の常識やルール、他者の意見に従って物事を自分なりに考えず、思いやる気はさらさらないけど思いやってそうな行為をします。

最も思いやりがない人とは、嘘によって現実を誤魔化し、思いやっていない自分を見ないように他の意見に準ずる、“主観がなく、自分に嘘をつく人”です。

自分ではない何かを基に思いやっている状態をあえて作ることで、思いやりがある状態からどんどん離れていくというものです。

 

思いやりがない人のタイプ

これまでの内容から、思いやりがない人にはタイプが見出されます。

思いやりがない人のタイプ
  1. 自分に思いやりがない人(自分の喜びを尊重せず、他に思いやりもない)
  2. 他者に思いやりがない人(他の喜びを尊重せず、自分に思いやりがある)
  3. 思いやりがあると思い込む人(自他への尊重がなく、自他への思いやりがない)

それぞれのタイプに心理がありますので、順番にご覧ください。

 

自分に思いやりがない人の心理

自分に思いやりがない人は自らの喜びを尊重しない特徴があります。

信じていない、敬っていない、愛していない状態で、自分にも他者にも思いやりを持つことができなくなります。

他者を思いやろうとすれば偽善となり、思いやりがあると思い込む状態に変化します。

自分を愛さず、感情や自己表現を抑制し、仮面を被るように我慢や取り繕いを多用します。

心理の要因となるのは幼少期の他との関わり、生活環境での家族や友人との関わりに自尊の育みがないことが考えられ、偽りの仮面環境、笑顔の裏に常に別の顔があることを知っていながら生きてきた経験の積み重ねによる、内側と外側の矛盾があります。

思っていることと行っていること、感じていることと発言していることの違いなど、あらゆるギャップを内包しながらも認めないと、自分への思いやりがなくなります。

しかし、思いやっているように振舞ったり、思い込んで誤魔化さない場合には自己矛盾への気づきがあり、自らを思いやりたい気持ちがあり、模索する状態が起きます。

これは自分が主観のままで見失っていない状態です。

周囲の環境に翻弄され、支配されることで抑制や抑圧、見えない縛りなどがあり、思いやりがないと思い込んでいる可能性があります。

心理は、他からの影響に翻弄されることで思いやりがないと思い込み、自分を卑下して肯定しない状態を作ります。

思いやってもらう体験が少ないことで愛の感受を抑制しますが、他からの影響に違和感や嫌悪を感じる主観があることで、改善の道が見られます。

 

他に思いやりがない人の心理

自分への思いやりが強く、他の喜びに興味関心がなく、尊重する意味もわからないというものです。

自我が強く、他からの思いやりを受ける体験のなさが考えられ、サイコパス、自己愛性パーソナリティ障害、発達障害などに多く見られる心理でもあります。

自己愛が強いため、思いやりの成功体験があることで他者に対して自らの愛をおすそ分けする力を秘める人もいます。

しかし、幼少期からの環境にて人間性や価値観が構築され、自我が確立されている気質や性格から、自分の喜びがあれば他を配慮する意味がわからなくなります。

物事を自分の理解にて見るため、真っ直ぐで純粋な気持ちが強く、誠実で確証的な自己解釈が定着しています。

経験による絶対的な理論や理解(自分にとって)があり、一人一人は個々に生きているという基盤に忠実な人間性からの心理とも考えられます。

行動動機や意味があれば進んで他のためでも何でも人のために行動する人です。

しかし、いかんせん動機や意味が本人にとってはわからない、またはないので、思いやりも優しさも他に持たなくなくなります。

 

思いやりがあると思い込む人の心理

思いやりがあると思い込む人は、思いやりがないことを自覚している状態から自分の見失いによって起きる段階です。

自分の意見や考えがなく、感情や自己表現をしないでいると、主観は己から他の誰か、または常識やルールといった大衆のものとなります。

違和感があれば自分に思いやりがない状態で留まりますが、思いやりがない自覚を拒否した時、思いやっていると思い込む状態が作られます。

「これが思いやりだ」とルール設定されたものは、体裁や周囲の反応を気にした演技、偽善、取り繕い、優しさという毛皮被りであり、思いやりとは別物です。

思い込む心理には、他のために従う=生かされる状態を認めた過去があり、否定されず肯定される、価値を喪失せず存在価値を見失わないためと、あらゆる行動は他を主観にした利益追従となります。

恐怖を恐れ、苦痛を嫌がり、逃げる性格を作り、正当化を強めて苦痛をなくすための生き方や価値観を多く持ちます。中には否定されないために思いやりがない人を否定して攻撃する人まで存在します。

※性格の悪さを隠す人の話は、【利用は餌撒き?!】性格の悪い人ほど人気者で友達が多い訳がある をご覧ください。

 

思いやりがない人の改善

思いやりがない人の改善ポイント

改善方法は、成功体験を増やすことが得策です。

思いやりとは、ルール設定のない人と人の関わりにある敬いです。

目の前の人が変われば、その人に対する敬いの気持ちも行為も変わるため、千差万別の思いやりがあり、一つとして同じものはありません。

「この人が喜べばまるで自分のことのように喜べる」

そんな認識があることで思いやりを持つ動機となり、心から人が喜ぶ顔や気持ち、反応にある情動や心情を知っている必要がありますので、初めは自分が思いやりを貰う体験です。

誰かから喜びをもたらされることでの自分自身の喜びを体感します。自分が喜ぶことで目の前の人が喜んでくれていることをさらに体感します。

 

思いやりがない改善:心から感謝する

誰か心優しい人が思いやってくれるのを待っていると人生終わってしまうので、自ら成功体験をすることが重要です。

改善方法は、人に心から感謝することです。

感謝を増やし、心からの本気の気持ちを見出していきます。

本気で感謝すると、感謝された人の中から、「嬉しい、この人にも喜んでもらいたい」と思いやりを与えてくれる人が現れます。

人との関わりと体験が増えることで、人を思いやる気持ちや認識がわかり、改善に繋がります。

人に心から感謝するためには、自分を敬い大切にする大前提があり、「感謝とは何か、意味とは?」という自分なりの理解を持つことが重要です。

 

思いやりがない改善:人と真剣に関わる

人との関わりが真剣であればあるほど、自分のためにも相手のためにもなります。

一度関わっただけで理解を育むのは困難ですので、気負わず、疲れず、自分を尊重することを忘れずに、少しずつでも真剣味を持ちます。

真面目になる必要はありません。ただ、真剣になればなるほど関わる人は明らかに変わっていきます。

「ありがとう」と言っていればよかったこれまでが、ありがとうの意味を知らないと使いたくないと思うかもしれません。これが真剣味です。

真剣に誠実に人と関わるためにも、自分をより深く知ることが改善になり、意見を持ち、物事をしっかり理解しているのかいないのかを明確にすると、嘘をやめるための理解も育まれます。

毎日生きていることが当たり前だと思うと、日々を一つ一つ認識しなくなるように、人との関わりが当たり前になることで真剣味は自然となくなるのが私達人間ですので、日々の時間を大切に、常に勉強して学ぶ姿勢を知ると、どんな時間でも重要になり、真剣な関わりを持つことができます。

 

思いやりがない改善:感謝するための選別をする

人との真剣な関わりは大切ですが、誰彼構わず関わることは自分の利益追従へのフォーカスが強くなり、相手の尊重が遠くなる可能性があります。

初めの内は、関わる人は選別することが思いやりを持つために大切です。

いずれは線引きや区分けをなくしますが、少しでも関わりたいと思う人=感謝したいと思える人と過ごします

感謝するための選別によって真剣な関わりの時間を増やし、より自分と他者を敬う気持ちを見出せます。

 

思いやりがない人の心理と改善 まとめ

改善に最も大切なことは、「人を思いやりたい」という気持ちです。

この気持ちがなければ思いやることはできませんので、気持ちを自然と持つ状態にするために、まずはご自身を思いやり、感謝できるように人を選別し、真剣な関わりを増やし、感謝し、感謝され、思いやりを持たれる経験をします。

重要なポイントは、
「思いやりがないと自覚すること」
「どうして思いやりたいかの答え」です。

思いやりとはルールでも常識でも、しなければならないことでも何でもありません。

「この人に喜んで貰いたい、辛さを緩和させてあげたい」と人を敬い、その人の利益を与えるさまです。

人のためですので、思いやりたい人がいれば思いやります。

まずは自分からです。どんな状態になっても自覚が大切となり、自分が主観だと忘れないことで改善しやすくなります。

私自身、思いやりも何もない非情人間だと思い込み、葬式は笑うものだと思っている節がありました。

あらゆる経験が増えて主観が明確になることで、優しさや思いやりの意味がわかるようになり、今では理解を含めて心から葬式は笑うものだと認識しています。

思いやりがなければない、それだけです。

その際に重要なのが、事実を自覚し、それに対してどう思うかです。

意見を持ち、目で見て、肌で感じて、頭で考えて、心で想う。全ての主観は自分です。

そんな自分を尊重すると、思いやりを持ちたいか否かが明確にわかります。

思いやりがないと思い込んでいるかもしれませんので、思いやりの意味を知り、思いやりを見出す改善の考え方がお役立ちできれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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