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【声が綺麗な人の秘密】美しさに二つの声とエゴトーン

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ある蕎麦屋に行くと、なんとも綺麗な声の女性に言われました。

「いらっしゃいませ、ちょっと待ってくださいねぇ」

「はい、もう何時間でも待ってます」と、頭の中はほわほわしていました。

この蕎麦屋、声のトーンがとても似ている女性が二人おり、聞いていると心地良さと心地悪さで極端に分かれます。

二つの声の違いには一体何があるのでしょうか?

声とは声帯振動の調音。ブルブル震える振動を耳が感受し、表面的な音と、内面的な音の感受がそれぞれにあったりします。

ここでは、声の綺麗な人によってわかる、スピリチュアルな理解を見ていかれてください。

  • 声が綺麗な人にある明確なものとは?
  • 綺麗な声の二つの種類とは?
  • 声が綺麗な人とは?

これらを紐解き、声に表れる人間味を知っていただく内容となっております。

声にはあらゆるものが表れていますので、声の大切さを知る一つの考え方となれば幸いです。

声が綺麗な人のスピリチュアルな秘密

綺麗な声のスピリチュアルは心身の状態表現

ピロピロピ~。

なんて美しい琴笛の音色。目を瞑って聞き入ってしまうほどです。

同じような音なのに、ある人が吹くと美しく、ある人が吹くとなんか違う。

音の大きさ、密度、圧力、音色、振動数。

綺麗さとなる周波数やオクターブ、大気と同調させる温度、空気量、勢い、抑揚、明瞭、空気の出し口(喉、腹からなど)がありますが、それらとは違う音の内面があります。

自らの心身を内側から「表現」し、心身状態は声の内面として外界に密かに露呈します。

振動という声と、心身表現(波動)という声が二つ。

ここでお伝えしたいスピリチュアルとは、心身表現という声にフォーカスしたものです。

 

心身表現による声の綺麗さは自尊心有無

心身には心理、精神、健康、意識状態があります。

これらの状態を声が表し、自らに抵抗がないさまによって綺麗かどうかが変わると考えられます。

[抵抗がない=自分を拒否せずに受け入れている状態]を意味し、自尊心有無が関わります。

拒否しないとは自分を認めて受け入れるさま(または受け入れるも受け入れないもなく受け入れるのが当たり前)、自信があり、自らを尊重する自尊の表れとなります。

「私は今の私であることを喜び、尊びます」というイメージです。

自分を拒否しないので、「もっとこうなろう、こういう性格に変えた方がいい、この人間性は直した方がいい」とも思わず、現状への不満や不納得がない状態です。

拒否や変化を求める動機となる他との比較、他への執着、他に従う他律がない、またはあっても自分を受け入れるので、自分が絶対的に主観である基盤があります。

他に翻弄されることがない(または翻弄されても気にしない信念がある)確たる意志の表れとなり、自尊心過大によるうぬぼれや見栄など、他に介入や執着して自らを見出す軸のブレがありません。

自尊心が土台を作り、動じないバランス保持があり、絶対的に自分が主観である。そんな心身状態です。

これを表す方法に声があり、本人は意図せずとも自然と綺麗な声が発されます。

 

自尊心がある人は自分を許容している

自尊心とは意志を持つさまでもあり、自らを許している、許容している表れでもあります。

自分への縛りや憤りがなく、ありのままをありのままにする、または現状の自分を大いに喜ぶ状態です。

許しには自分の受け入れがあり、人によっては自らを喜んで肯定します。

受け入れているのが当たり前なのでわざわざ肯定しない人もいれば、喜んで肯定する人もおり、自尊心があるさまは人によって綺麗な声の種類を変えます。

※心が綺麗な人のスピリチュアルな意味は、心が綺麗な人の特徴に美形もブスもない|自分で選んだ容姿にスピリチュアル をどうぞ。

 

綺麗な声に種類がある

「あの人の声は美しい」と感じる時、人それぞれの価値観や評価があると思います。

綺麗かどうかは声を聞いた際に喜びを感じれば高評価になり、その反対は低評価になります。

[価値=自分にとっての満足や納得(利益)]ですので、綺麗だと感じる際には、美しさを認知する喜び、癒し、興奮、魅力などがあります。

価値があればあるほど喜ばせてもらっている状態ですので、「あぁ、なんて美しい声なんだ」と認識します。

綺麗な顔や身体を見ている時と同じですが、声なので視覚ではなく聴覚による価値認知となります。

そんな綺麗な声には種類があり、価値を優しく与えてくれるか、強引に与えてくれるかの違いがあると考えられます。

綺麗な声の種類
  1. 愛を与えてくれる声(価値を与えてくれる)
  2. 自己愛で飲み込んでくれる声(価値を強引に与えてくれる)

一つずつ見ていきましょう。

 

①愛を与えてくれる声

愛を与える声には特徴があり、自尊心の塊のような心身状態をパァッと空間に広げて、尊重という気持ちを共有します

自尊心の在り方は、抵抗がなく自分を受け入れており、ありのままをありのままにします。

人との関わりでは拒否が少なく、物事や人を受け入れる許容があり、明るくてポジティブな印象を周囲に与える人です。

自尊心は愛や意志の表れとなり、楽しいことや喜ぶことが大好き。喜びは自ら作る覚悟があり、他者に喜びを分かち合う気持ちがあります。

自尊心による尊重は自分だけでなく他者にも及び、自他を含めて敬う気持ちがあり、関わる他者を考え、想うことができる人です。

他者に対する敬いがあるため、他者を変える干渉や執着は好まず、ありのままを受け入れる許容が声の内面となり、価値として相手に伝わります。

落ち着く声であり、明るい声でありながらうるさくない、心地良い。

はきはきとしていながらゆったりする流れがあり、自分を敬った上で他者をも敬う心身状態が声に反映します。

綺麗で聞きやすく、優しくて柔らかい、愛を与えてくれる声です。

コンサートで歌手が歌うと、キラキラした星のような癒しの光が観客席に降り注がれ、みんなは心温かく優しい気持ちになるイメージです。

「あぁ、なんて綺麗な声だろうか、あぁ、ありがとう、あぁ、スヤスヤ」

 

②自己愛で飲み込んでくれる声

もう一つの声は同じように綺麗に感じるのですが、ゴクンと飲み込まれます。

自尊心があるので絶対的主観の世界があり、自らを喜んで肯定する自己愛がある人の声です。

自己愛とは愛の一側面であり、愛とは恐怖と表裏一体ですので、恐怖をも含みます。

自己愛の強さによって、他者そのものを声で飲み込む力があります。

自らの世界に誘い、闇と光の世界を堪能させる魔性の女のようなイメージ。魅力や魅惑があり、自己中心的で自信満々になる可能性もあります。

飲み込まれるとは支配される意味でもあり、恐怖心を覚える可能性はありますが、声を聞くと相手の世界に入り込み、なんとも魅力的な世界が待っている綺麗な声です。
※綺麗な声だと感じなければ、支配された状態

愛を与える優しさで相手を尊重して価値を与えるのではなく、「さぁ私の世界に入ってらっしゃい、ゴクーン」と飲み込む一方的な所が特徴的です。

相手への尊重はなく、飲み込んで自分の世界を堪能させてあげれば相手も喜ぶものだという、絶対的な自尊であり自己愛に基づきます。

人によっては恐怖ですが、「飲み込んでくれる」と思う人にとっては魅力的で綺麗な声、ずっと聞いていたい声です。

 

飲み込んでくれる声は異様に感動する

この声は、飴玉をあげて喜んでもらうとは訳が違います。

例えば、コンサートを想像してみてください。

歌手が自己愛で飲み込んでくれる綺麗な声の人だとすると、その人の世界に包まれるので出て来れなくなります。

飲み込まれる時には恐怖を感じる人もいますが、一度相手の世界に入ってしまえば、そこは絶対的な自尊の世界。相手は完全なる自己尊重の上で、エンターテインメントを提供してくれます。

出て来れないほど飲み込むので、聞く側が心を許したり、出て行こうとあらがわずに諦めれば、完全に声が綺麗な人の心身状態と同情します。

心を込めて歌う、悲しい感情など、自尊に基づく声に飲み込まれると感動し、涙が溢れます。

「あれ、なにこれ、ぽろぽろ」と自制なく涙するように、気づけば相手の世界。

恐怖心も混ざりながら、自己愛による強い愛も認知するため、愛と恐怖が入り混じる空間となり、理由や意味を必要としない感動や真理に誘う魅力があります。

飲み込まれることは、相手が飲み込もうとする前提があるため、同じように絶対的な自尊があったり、飲み込まれることを拒否する人は、この声を聞くとイライラや嫌悪感を感じ、自己防衛が発動します。

※「飲み込んでくれる」と思う人でないと価値にならない綺麗な声です。

※人間として綺麗な人については、美しい人の魂に神秘の美学|本当に美しい人には心と艶がある をどうぞ。

 

声の表面が綺麗なエゴトーン(エ声)

声が綺麗な人には上述のように、自尊心が自他を尊重する愛なのか、自己愛に基づく恐怖も含めた魅力なのかが分かれます。

これらとは一線を引き、声の表面だけが綺麗な人がいます。

私の実家のすぐ近くに、行列ができる蕎麦屋があり、同じような周波数とオクターブの振動を放つ二人の女性店員がいます。

家が近いので働いている時の声がいつも聞こえ、双子のように似た声をしているのですが、中身が全く違います。

「いらっしゃいませー。二名様ですか?もう少々お待ちください。」

二人とも高音域。片方はホワーンと癒され、もう片方はキンキーンと頭が痛くなります。

癒される声は、愛を与えてくれる声。聞くだけで利益をもらえます。

頭が痛くなる声は、声そのものはとても聞きやすく、明瞭で、ハキハキしますが、トゲトゲしていて聞くとチクチクします。

自分を許していない声の可能性があります。

 

自尊心のない声はエゴによって内面が作られる

人それぞれに声には心身状態が表れます。

甲高い声になり、話す人によって撫で声に変わる場合、自らを許していない気持ちが強く、怒りやすく、感情コントロールが苦手だと考えられます。

自尊心のなさは自信のなさになり、本来の自分の声とは違う声を作ります

他からの反応や評価を気にかけ、自らの保身や正当化を図ると、他者にどう思われるかを主体に声を作るようになります。

他によって作る声は、他によって自分を見出す意識(エゴ)のように、エゴのトーンとなって自らの心身状態を声の内面に詰めます。

これを私はエ声(えごえ)と言っています。

エ声は不安や恐怖を味わわずに済むので大切なものです。しかし、自分の声を忘れてしまい、元々持っていた美しい声を失う可能性があります。

例えば、男性のような声をする女性がおり、とても美しい声をしています。しかし、周囲からヤイヤヤイヤ言われ、自ら声を変えてしまうことがあります。本来の美しさは自らが護らなければなりません。

エ声は他を気にかけ、自分の保身を防衛するため、表面を取り繕おうとする気持ちが強くなり、その状態も声に反映します。

トゲトゲ感には攻撃性がありますが、致し方ないという正当化意識もあり、そうせざるを得ない他への許せない気持ちや、不公平感、不平等に対する反発心も含まれます。

人それぞれのエゴの度合があり、小さな声になる人もいれば、ぼそぼそ話す人もおり、ジメジメする人もおりと多種多様です。

そんなエ声をはっきりさせる存在が、声が綺麗な人です。

自分の声を使っているのかどうか。
自らの声を使用する人は、内面に抵抗がない表れとなり、他によって声を作り変える場合にはエ声として表れます。
※エ声は自己防衛や心に傷を負わないためにも大切な手法

 

赤ちゃんはみんな声が綺麗

エ声は表面をいくら取り繕ってもわかります。その人をしっかり捉え、相手を知って関わろうとする人、大切にしてくれる人であればあるほどわかります。

それほどまでに声には内面があり、自尊が大きく関わると教えてくれるのが、声が綺麗な人です。

声が綺麗な人の典型例が、赤ちゃんだと思います。

赤ちゃんは自尊の塊です。

自我がなく、エゴもなく、受け入れるも受け入れないもなく受け入れるのが当たり前の状態。自尊の表れは自己愛から、他者を含めて敬う認識をこれから学ぶところでしょうか。

まずは人を飲み込み、愛と恐怖を堪能させてきます。

少しずつ相手を認識し始めると、相手も含めて尊重してくれる赤ちゃんもおり、愛を与えてくれる声になってきます。

とても美しく綺麗な声です。

こんなことを考えると、誰しも綺麗な声を持っているのだと考えられます。

そんな時の気持ちを忘れないで自分の大切さを知り、自分の声を使用しているのが、声が綺麗な人なのかもしれません。

※目が綺麗な人のスピリチュアルは、【キラキラな目の正体】目が綺麗な人のスピリチュアルは「欲と心」をご覧ください。

 

声が綺麗な人のスピリチュアル まとめ

声が綺麗な人にある明確なものとは、自尊心です。

自分の声を使っているか否かに、エ声になるかどうかの違いがあり、自尊心がある人は絶対的に自分を主観にして自信を持ち、自らの声を尊重します。

声には心身状態が表れ、綺麗さには価値となる愛があり、恐怖と組み合わせた魅力があり、声の種類や、声が綺麗な人のタイプが表れます。

何より声によって、人間関係を作る自己表現が起きていることがわかります。

話す必要がないほどに見えない領域でのコミュニケーションは起きており、声は言語による意味だけでなく、たくさんの情報を含みます。

その人がどんな人で、何を考え、何を求めているかを表すツールの一つが、声です。

声に表れる心身状態は、私達人間の心理、精神、健康、意識によって、何を求めて、何を企んで、と言った裏の声まで伝わります。

インディアンや民族と関わると、こういった五感の内面に潜む理解を学ばせてもらえます。

物事の本質は隠れているようで、常に表現されているのかもしれません。

そんな本質が向き出ようが隠れようが気にしないのが自尊者、声が綺麗な人の特徴です。

ご自身の声は価値になり、自らを尊重するためのアイテムにもなりますので、声の大切さを知っていただき、より自らの声を美しく、または取り戻す一助となれば幸いです。

それでは、声が綺麗な人のスピリチュアルなお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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