心理と特徴

【インドに横行?!】洗脳するのが上手い人の特徴12選+見極める方法

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色濃い布をまとう男性は、綺麗な姿勢で、優しく、真っ直ぐ私を見ながら呼びかけた。

近づいて男性と関わると、あることがはっきりした。

「むむ、この人は支配的なコントロールが上手いぞ」

インドにいると何かと声をかけられることが多いのですが、宗教観の強い場所では特徴的な人々が一部存在します。

騙す、仲良くなるとは全く別の目的で、「思想や観念で飲み込むため」に声をかける人々。

かなり特異であり、洞察するとある共通点が見えました。

ここでは、洗脳するのが上手い人を掘り下げ、見極めるための理解をお伝えします。

  • 洗脳やコントロールが上手い人の特徴を知りたい
  • 洗脳されないために見極め方を知りたい

外観だけでは判断しにくいものですので、内情をマザマザと知るための一つの考え方となれば幸いです。

この内容も然りですので、距離感を取りながらご覧ください。

洗脳するのが上手い人の特徴&共通点

洗脳するのが上手い人の特徴12選

それでは、順番に見ていきましょう。

1,饒舌な演説好き

心理、哲学、科学を織り交ぜながら、はっきりとした断固曲げない思想を持っています。

特に哲学的な話しを巧みに使い、饒舌。

次から次へと話しが出てくる人であり、演説のような一人語りを何時間でもできます。

 

2,目を見続ける

ずっと見てきます。

特徴的なのは、ただ目を見るのではなく、目の奥を見てきます。

「この人は目(私)の中に入ろうとしている」と感じるほどに。

人の心に念を送り込む手法であり、自分の存在や思想を強く印象付けようとします。

 

3,自信満々

胸を張り、堂々としています。

まるで王のように大きく、ゆっくり歩き、自分という存在がはっきりあることを全身で表現します。

「私はなんでもできるんだよ」という雰囲気をまとい、エネルギーがとても強い特徴でもあります。

 

4,冷静と憤怒が極端

ジュースが服にこぼれれば、その一連を見て味わい、「あぁ濡れたね、ハッハッハ」と静かで落ち着いています。

一方、納得できないことが起こると突然キレます。

と思ったら、「なんてね」と急速に冷静になります。

とても情動的で衝動的な人間でありながら、自分を俯瞰できるために我に戻るのも早い特徴です。

この緩急によってマインドコントロールを初め、洗脳が円滑に進みます。

 

5,言い訳は腐るほど出てくる

悪気や罪悪の感覚は100年前に葬っており、腐るほど嘘や言い訳を量産できます。

どんな状況でも自分の非を認めず、責任を持たないでも納得できる正当化を図れるので、基本的に困ったり悩むことが少なく、難を逃れるプロです。

 

6,自分が「上」であるのが当たり前

気分は「王」でありながら、はしゃがない特徴です。

「私は上なんだ」という認識によって人を見下したり、優越感を味わおうとするのが一般的ですが、洗脳が上手い人は見下しも優越狙いも一切ありません

ただシンプルに、「私は上」と根付く観念。

インドを例にすると、カースト最上位のバラモンによって生まれた時から自らを絶対的に上だと認識、主張も自負もしない『当たり前』という感覚が、絶対的な自信を構築します。

 

7,相手を気持ちよくさせる

人の承認欲求を知っている特徴です。

「どんな承認がお好みかな?」を見抜く力があり、相手をよく洞察しています。

人によって外観を褒め、知識を披露させて悦に浸らせる、存在価値を肯定してあげるなど、相手に合わせた承認欲求の満たし方をします。

※他人の弱みを握る洞察力もありながら、欲求を見抜く洞察力がある人はより洗脳上手

 

8,洞察手法が「上」から

洞察する際、日本人のように自らを相手に合わせて読み取ろうとするのではなく、自分を絶対的主人公にした状態で、上から読み取る特徴です。

「この人の気持ちはどんなだろう?」という他者理解ではなく、

「この人の気持ちはこうだから、これが欲しいんだろう」という自己認識の理解。

少しややこしいですが、洗脳上手は自信満々に他者を理解していると思っているので、何の躊躇もなく相手の欲求を満たそうと全力で行動できます。

自信満々に満たそうとする行為を受ける側は、なんだかまんざらでもありません。

 

9,情動的に希望を与える

洗脳上手は、個を尊重して(安心を与えて)から個を排他するのが得意です。

洗脳できても上手ではない場合、「個」を徹底的に否定し、とにかく恐怖を与えます。

上手な人は、「個」にフォーカスしてから「集団や他」に依存させ、気づかないように個を排他、最終的に支配的な洗脳を成功させます。

「あなたには潜在的な力がある」「まだ知らない才能が出たいと叫んでいる」「抑圧を解放する時が来た」「みんなで自由になろう」などの希望を与え、強い刺激と力を抜いていい安心の緩急を使います。

 

10,刺激ポイントがわかると一気に介入する

「この人がブルつくのは何に対してか?」

人それぞれに脳汁が出る、快感を抱く、引き込まれる、魅了されるなど、脳が刺激を感じるポイントを探ります。

例えば私の場合、「本ではなく著者を読むために重要なことはこれ、その理由はふにゃふにゃふにゃ」と明確に言語化された時、脳がブルつきます。

探し求めていたもののヒントや答え、それを知ると扉が開く何かなど、人に合わせた刺激ポイントを把握すると、一気にそこを突いてきます。

与えられるだけ与え、欲を満たし、あとは洗脳ステップへ入ります。

 

11,罪悪を感じさせるのが上手

断れないように得(利益)を与えたり、断ると申し訳ない状況を作ります。

例えば、飲食店でご飯を一緒に食べた際、「トイレに行ってくる」と席を離れて、お会計を済ませている。

恩着せがましくするのではなく、「何か返さないと」「このまま立ち去ったら悪いよなぁ」などと罪悪を感じさせ、自発的に縛りを解かせなくするのが特徴的です。

 

12,コミュニケーション能力が高い

営業マンと社長をくっつけたような人です。

相手に合わせる以上に、コミュニケーションを取りやすい状況(例えば、リラックスが好きな人だと見抜けば落ち着く環境)を作り、常に自らのテリトリーに入れる特徴があります。

両者にとってコミュニケーションを取りやすくするため、「支配されている」とその時に抱かせることはなく、お互いの関係性を育み、深い話までできる喜ばしい場となります。

離れにくくする蜘蛛の巣を張り巡らせ、その後に洗脳ステップに入ります。

以上、洗脳するのが上手い人の特徴でした。

 

洗脳するのが上手い人に共通する5点

なんだか恐い人ですが、一見全くそう思えないのがより恐いですね。

そんな人には目立つ共通点があります。

洗脳が上手い人の共通点
  1. 絶対的自信
  2. 欲を満たしてあげる
  3. 感情的であり、知的でもある
  4. コミュニケーション能力が高い
  5. 急に怖くなる

まとめるとこんな具合です。

『自信満々で、自由で、勝手な人間で、いい人、そして突然怖い』

ここからさらに詳細を掘り下げていきましょう。

 

洗脳するのが上手い人を理解するポイント&見極める方法

ただ洗脳できる人と、洗脳が上手い人の違い

「洗脳」と似た言葉に「マインドコントロール」があります。

洗脳とマインドコントロールの違い

  • 洗脳
    …強制や支配を使用した思想の改革
    相手を怖がらせて支配する強制力
  • マインドコントロール
    …強制や支配を使用しない精神や心の操り
    気づかない内に心を操るコントロール術

マインドコントロールは本人も自覚できないほどに自然と操られ、思想を変えたくなります

価値観や観念を変えるために重要なもの、良いも悪いも使い方次第です。

一方、洗脳とは支配的な思想の改革でして、肉体や精神に恐怖を与えることで支配します

極端に言うと、怯えさせて思想を根本から変え、支配的に従わせることで本人にとっての“普通”にします。

恐がらせて情報を刷り込み、恐怖と快楽を順番に与えて情動を揺さぶる。

個人相手に集団で攻める、大勢の前で恥をかかせる、大いに賞賛して仲間意識を根付かせるなど、恐怖心理を使えば洗脳でき、気づかないだけで日常的に起きていたりします。

恐いですね。

しかし、

恐怖心理を多用する人は、洗脳はできても上手いとは言えません。

洗脳されない人は全くされません、やり方が明白なのでわかる人にはバレバレです。

 

洗脳が上手な人は恐怖以上に欲求を満たそうとする

イメージとして、相手の精神を脆くして支配するのではなく、相手の精神をコントロールして思うままに支配します。

『洗脳が上手い人=マインドコントロールが上手い+必要に応じて恐怖を与えて支配する人』

恐怖を与える以上にコントロールを優先する、そんな順番があります。

非常に知的で落ち着いており、恐怖もさることながら、相手の承認欲求や強い刺激ポイントを満たし、その後に適宜恐怖を与えます。

 

洗脳が上手い人は「上」だと思わせるのが上手い

「上」だと、自然に思わせます。

「この人は上だ」を否定させず、肯定させる。

※「上」の概念は人それぞれ、自分より優れている、価値がある、すごい、憧れる…etc

話している内に自然と、「あぁ、この人は私より上だ」と思い、さらに肯定することで、「上=魅力」「魅力=利益」にもなります。

ここで恐怖を与えられたり、飴と鞭をビシバシすれば洗脳完了。

洗脳が上手い人は、本人が喜んで従う支配を完成させます。

 

理解ポイント:絶対的存在から喜びを貰える心理

絶対的な存在、自信満々な人から欲を満たしてもらう時、心がブルつく心理が見られます。

少しイメージされてみてください。

見るからに堂々として自信満々、もはや自信があるもないもあるのが当たり前と言わんばかりの絶対性、自己確立した人がいます。

偉そうとは違い、根っからの自信であり、人を見下しも優越感を味わおうともせず、ただただ自信がみなぎっている人です。

この人が一生懸命に自分を喜ばそうとしてくれる、自分のために喜びを与えてくれたらどうでしょうか

例えば、とんでもない美人やハンサムな人が、こちらのことを考え、喜んでもらうために行動してくれるようなものです。

他の人が喜びを与えてくれる以上に嬉しい、だけでなく、あることが起こります

自分が上だと認められる感覚を覚え、喜びを与えて貰えば貰うほど自信が付いていくように感じます

承認欲求を満たしてもらいながら、喜びをもらい、さらに自信まで付く。

こうなると、「強くて、頼れて、ためになることをしてくれた」になります。

 

「自信」を貰えると人間は離れ難くなる

ここでちょっと怖いお話をします。

※防衛するための事前知識としてご覧ください

「自信」という言葉、自らを信じるさま。

とても素敵なものですが、妄信的にハマりやすいものでもあります。

自信は得れば得るほどに悦に浸かり、快楽を感じ、高揚感を作ります。

自分の在りたい姿、例えば落ち着いて冷静な人になりたければ、今この瞬間にコロッとなれます。

さらに、「もういらない」とはならず、欲しければどれだけでも利益を得続けられます。

自信とは超万能効果があり、自らの欲をいくらでも満たす力があります。

最高ですね。

しかし、自信を自らではなく他から貰う場合、ハマりやすくなります

本質的に自信とは自らを信じることですので、自己理解を深め、知恵や経験を増やし、一歩一歩育み作っていくものです。

が、ピュアな自信家から喜びと共に自信を貰う心理から、「いつの間にか他者によって自分を信じさせてもらう」という利益授与が発生。

どれだけ頑張っても得られず、大変な辛さを味わい、頑張った行動によってほんの少し得られる、そんな超一級品を簡単に与えるのが洗脳するのが上手い人です。

正確にはマインドコントロールが上手い人であり、その後に適宜恐怖を与えることでいつでも洗脳できる状態にします。

 

洗脳するのが上手い人を見極める方法

私の理解でしかありませんが、インドは本当に洗脳上手がたくさんいると思います。

ただ洗脳する人とは全く違います。

例えば、DV夫と被害者妻は典型的な洗脳する人と洗脳された人。

恐怖心理や、飴と鞭を使った手法で支配を試みますので、見極めるのは難しくないと思います。

問題は恐怖心理を使わない(または表さない、後々小出しにする)洗脳上手

外観や行為での見極めが難しいです、が、見極め材料はちゃんとあります。

自信にみなぎり、自分の思想や意見を正しいと貫く。

これは矛盾ですので、矛盾が見極める材料になります

解説はこうです。

『自信 + 自分の思想が正しいと貫く=矛盾』
※正しいとは、正否概念の正のこと

何が矛盾なのか?

自信が絶対的である以上、自分の思想が正しいも間違っているも自分の中にしか答えはないため、他者に対して貫くことはありません(貫く意味がない)。

しかし、貫く以上は初めは穏やかだとしても徐々に意見を押し付けたり主張することになり、自分の中のみで抑えるのではなく、他者の思想に影響を及ぼしたい企みが露呈します。

教育的に、「あなたが知りたいなら教える、わかって欲しい、こういう考えもある」というスタンスであれば話は別ですが、何も言っていないのにベチャクチャ話し続けたとしたら要注意です。

 

思想をとにかく否定する人は要注意

洗脳する人とは、実際は自分の思想や意見がなく、自らを絶対的に信じるための思想を洗脳されている人が多いかもしれません。

既に誰かに洗脳された人であり、その思想が絶対的な自信を構築するほど、自分の軸になっている状態です。

そんな人には傾向があります。

自らの思想を正当化、押し付け、浸透させるために、とにかく他者独自の思想を否定します。

とにかく否定しようとします。

もし正しい間違っているで区分ける以上、その考えは自分の思想ではなく、生まれた時からこれまでの過程で他から入ってきたものだとわかります。

例えば、「ガンジス川は神聖なんだ」というのは当然自分の思想でも意見ではありません。

「ガンジス川でうんこ垂れたら気持ちいいぞ、おすすめだ」は自分のです。

「うむ、この川はゴミも死体も洗剤も牛も全部混ざっているから、名前はパンツ」も自分のです。

自分の思想や意見とは正しいも間違っているもそもそもありません。クリエイターである自分が唯一理解できることです。

相手に主張したり、主張せずとも「こっちの方がいい」と寄せる行為は、正当化や自らの絶対的「上」を保持したい狙いが見えます。

これを悟られないように承認欲求を満たし、刺激ポイントを探って突き、最終的に突然キレたり、冷静になったり、恐怖をちらほら挟んできます。

どんなけむり玉やあやふや魔法を使おうが、他者の思想を否定して、自らの思想を正当化しようとする場合、その行為自体が見極める材料になります。
※否定だけする人に洗脳狙いはない

洗脳しようとする人は日常的にどこにでもおり、本人すら気づかずに試みている人もいますので、見極めるためにお役立てください。

 

まとめ:洗脳するのが上手い人の特徴&見極め方

  • 洗脳するのが上手い人の共通点は、『自信、欲満たし、感情的&知的、コミュニケーション』
  • 共通点を一文にすると、「自信満々で、自由で、勝手な人間で、いい人、そして突然怖い」
  • 「上」として喜び(利益)を与えることで、欲を満たしてあげるだけでなく、自信も与える特徴がある
  • 「上」であることを肯定的に捉えさせるのが、洗脳するのが上手い人
  • 自信は悦にハマりやすい無限の効果があるため、自信を貰う側は離れられなくなる
  • 恐怖心理を使うと誰でも洗脳できるが、上手い人は恐怖心理を使わずにマインドコントロールし、その後に適宜恐怖を使う
  • 見極め方法は、[自信がありながら、自分の思想(意見)を正しいと主張するかどうか][他者の思想(意見)を否定するかどうか]
  • 正当化と否定行為がある場合、洗脳狙いが露呈している

「よく喋るな」と思ったら既に怪しいかもしれません。

洗脳するために直ぐに離れられない蜘蛛の巣を張ります。

気づいた時にはもう遅いなんてことになりかねませんので、物事は常に自分なりに認識して考える力が大切です。

そのために、一つの考え方として考慮する材料となれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ちなみに、インドは素敵な国ですよ。

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