対処・解消法

【解決体験】人混みが苦手で疲れる原因と解決策「海外に行くとわかる」

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人混みというカオス。

もふぅ、人間臭が。
ガヤガヤ、騒音が酷い。
視覚情報が多くて黄色く見える。
後ろから人が当たってきた、どうしよう。

頭の中では無数の情報が駆け巡り、アワアワしてしまいます。

人混みで疲れるのは誰しも当然かもしれません。

しかし、脳内稼働量・率に違いがあるため、人によって気にならない程度であったり、ゲロを吐くレベルの辛さであったりします。

私はゲロを吐くレベルですが、海外を旅してあることに気づきました。

それは、疲れない人混みがあること。

ここでは、人混みが苦手な方へ向けて、解決策となる考え方をお伝えします。

  • 人混みが苦手になる根本原因を知りたい
  • 苦手意識を解消したい

私自身が旅をしながら洞察し、自らを解決させた案となります。

情報認知量が多く、繊細、敏感な方にお役立ちできれば何よりですので、一つの理解をお楽しみください。

人混みが苦手で疲れるのはなぜ?

人混みは疲れるもの

大前提、人混みは誰しもにとって疲れる環境だと考えます。

しかし、私達は人それぞれに性格や性質があり、「疲れた=だからなに?」の認識が違います。

この認識を大きく変える性質が、【外交的or内向的】

  • 外交性質は人混みで疲れても、喜びや満足を認識できる
    …内界よりも外界に興味関心を向ける
  • 内向性質は人混みで疲れると、不安や恐れを認識しやすい
    …外界よりも内界に興味関心を向ける

認識の違いは、同じ疲れでも良悪を変えます。

良い疲れであればぐっすり眠るための材料にすらなり、悪い疲れであれば精神を骨身にするかつお節側の状態になります。

ここでお伝えする考え方は、疲れるのは当然だけれども、感じ方と捉え方の認識次第で苦手かどうかが変わるというものです。

人混みが苦手な場合、内向性質にて疲れが内側にこもり、外に発散しなくなっている可能性があります。

ぐっすり眠るための良い疲れではなく、悪い疲れが蓄積してしまう。

では、どうして悪い疲れになってしまうのでしょう?

明確な見解があります。

 

悪い疲れを溜める『我慢』

人混みで疲れることは問題ではありません。

問題は悪い疲れになってしまうこと。

「はぁ、この人の話は自分のことばかりでつまんない、聞いてらんないなぁ」のように、疲れても蓄積するか発散するかで良悪は変わります。

例えば、「おい、つまんないんだよ、私の話を聞け、ベラベラベラ」とやってやれば疲れはあっても蓄積しないで発散できます。

しかし、なかなかできません。

理由は我慢しちゃう。

これが人混みであればなおさらでして、大多数の中で一人発散すれば変人扱い、嫌でも自然と我慢します。

我慢によって自らに損害が起こると、私達の肉体メカニズムは防衛反応をすると知られています。

自己防衛発動。

ただうずくまって耐えるのではなく、なるべく辛さを回避・対処・解決するために他者を把握。

何を考えているか、どちらに動くか、習性や行動パターンを認知するなど、働きが増えます。

しかし、把握する相手は膨大な数、次から次へと人間が流れてくる。

「あの人はこうで、あれはああで、この感じはこうで、この感覚はこうだから、こうして、ああして、ああああ、プンプププ!プシュー!!」

許容オーバー、大パンク、パンパパン。

悪い疲れは溜まれば溜まるほどに、嫌悪や怒りを感じます

その内に、憎悪や恨みにもなります。

周囲が全員敵になっていきます。

『我慢』は人混みに対する苦手意識をどんどん増やしていきます。

 

人混みを苦手にさせる材料

我慢が問題なのは、発散しなくなるだけではありません

人混みのネガティブな面に着目する癖がつくことです。

物事には必ず陰陽両面があるので、どれだけの悪人だとしてもポジティブな面を探そうと思えば何かしらあります。
実はお花が好きで、毎日花瓶の水を変えている、とか。

我慢とは、嫌な状態を耐え忍ぶ防衛なので、どうしても着目は嫌なことになります

すると人混みは嫌なものでしかなくなり、実際に吐くほど辛かった記憶が根強く残り、感情の含まった過去のエピソード記憶はなかなか消えなくなります。

『人混み=最悪な場所』と頭が強く記憶し、ルール設定が完了。

私はまさにこれでして、なるべく平日、または夜に出かける習慣があります。ただ夜好きというのもありますが。

ルール設定によって悪い疲れになりやすく、人混みに入れば嫌悪や怒りを覚えるようになり、恐怖心(拒否感)が生まれます。

恐怖心(拒否感)が出てくると自己防衛は激化し、周囲を認知して危険や不安から回避するための働きがさらに増えます。

情報収集量も認知量も多くなり、頭がグルグルしすぎて頭痛になり、吐き気がして、胃腸がキュー、もう帰ろう。

人混みを苦手にする材料は、ルール。

人混みのネガティブな面に着目しようとするルール、いわゆる脳のホメオスタシスであり、過去に基づいて今を捉えようとする癖です。

「それではこのルールを変えましょう」とはなりません。

これは自己防衛のために欠かせない大切な働きですので、やめるべきではありませんし、簡単にやめられるものでもありません。

解決するために重要な理解が別にありますので、見ていきましょう。

 

最重要:人混みが苦手で疲れる根本原因は『孤立感』

いろいろお伝えしてきましたが、最も知っていただきたいのがこれです。

「孤立を感じるから人混みが苦手で疲れやすい」

この例えは、都心部が最もわかりやすいと思います。

日本でのパブリックな他人の集まりほど、孤立を感じやすい場所はないかもしれません。

調和、協力、共有、寄り添いのない仮面集団。

全員が赤の他人、自分の知人友人以外に興味などなく、集団は安息の自己利益に使う程度で、目が合うことすらない遮断。

繊細、感受過敏、共感性の高い人ほど、無意識の情報収集にて感じ取るのは『孤立』です。

自己防衛が発動して周りが気になればなるほど、不安が多ければ多いほど、自信がなければないほど、感受能力の高さが裏目となり、嫌な気持ちを認知します。

すると、人混みでネガティブな面に着目します

孤立を感じれば感じるほど、疎外感があればあるほど、より恐怖心が増すために情報収集量も増えて、身を護るために頭はグルグル、体はズキズキ。

疲れて仕方がありません。

流れを一旦まとめます。

人混みが苦手になる仕組み
  1. 人混みで感覚感受
  2. 孤立感を覚える
  3. 嫌な気持ちになる
  4. 人混みのネガティブ面に着目
  5. 恐怖心が表れる
  6. 自己防衛発動
  7. 情報認知量と働きが増え、疲れる

これらは無意識領域で起こっているため、自覚しにくいです。

これをはっきり感じ取った経験が、ベトナムとインドでありました。

 

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人混みの苦手意識と疲れの解決策

体験談:ベトナムの人混みは孤立感が強い

私は2023年2月末からベトナム、3月からインドを旅しています。

ベトナムとインドに渡航してはっきりわかった違いがあります。

排他意識の有無です。

ベトナムの人々は赤の他人でもすぐに打ち解け、「あれ、この人達って家族?」と思うほどワイワイ仲良く、いつまでも話しています。

初めから壁がない仲間意識の強さと考えられます。

イメージはヤンキーみたいなものでして、仲間同士の結束が強く、何かしら仲間だと思える繋がり(例えば言語や所属地域など)があれば、一切孤立感がなく楽しくて安心です。

しかし、繋がる材料がなければ、もはや排他すらされます。

仲間意識が強い裏返しであり、ネガティブ面です。

私はベトナムの都心部が苦手でして、人混みにいればいるほどに孤立感を覚えます。

こちらがベトナム語を話したり、積極的に関わると孤立感はないのですが、人混みではなかなか一対一で対話もできないので、疲れやすく、苦手意識が強まります。

これを日本に引用すると、人混みで積極的に関わることはあまりないと思うので、自然と孤立感を覚えるという考え方です。

一方、インドに行くと全ては一変します。

 

インドは誰も排他しない共同体

私がインドで孤立や疎外感を覚えることはほとんどありません。

感じても直ぐに別の人と繋がりを感じるため、一人でいても一切孤立しません。
※物理的にも孤立しませんが、気持ちが孤立しない意

不思議なものですが、インドでは会話やお金のやり取りなど物理的な行為がなくても、見えない領域で『繋がり』を感じます。

例えば、路上に椅子を置いて、鏡を壁に貼り付けた散髪屋。

髪を切って貰うわけではありませんが、通りすがりにお互いに目が合うと何かを感じ、お互いに会釈。

路上のチャイ屋さんの男の子とお父さんは、遠くからでも手を振ってくれます。

通りすがりでも、「ナマステ~」と挨拶すれば全員返答してくれますし、インド人特有の首を横に振る素振りをすれば、みんな首をカタカタしてくれます。

心が温かくなり、とっても幸せな気分になり、一人勝手に感動して泣いていることすらあります。

孤立感を覚えないインドで気づいたのは、人混みが苦手ではなくなっていることでした。

運転が荒く、野犬や野牛がおり、糞だらけ、ちょうど野牛様から頭突きを食らって絶賛あざがでかい状態なので、外を出歩く際は常に注意が必要で情報認知量は多いです。

しかし、疲れても悪い疲れにならない自分がおり、洞察するとあることがわかりました

「受け入れられていない感覚がない(拒否されていない)」

これは、『恐怖心を抱かれていない』と同義です。

恐怖心を抱かれていない環境では、受け入れられていない感覚がなく、孤立感を覚えません。

疲れはありますが苦手で辛くはなりません。

悪い疲れになりません。

そんな私自身に気づいてインドの街中、あらゆる人混みを巡ってみると、はっきりしました。

人混みが苦手かどうかは、その場にいる人々や環境と、自分自身の調和があるかどうかということ。

最後に解決策に入ります。

 

人混みの苦手意識を解決する方法

『調和』がポイントです。

人混みではどうしても縮図が[自分:他全部]になりがちです。

完全なるアウェイでどう調和するかに、どう孤立感をなくすかが潜みます。

私達が変えられるのは自分だけであり、他者を変えることはできませんので、解決するには[自分=アウェイ]の認識を見直す必要があります。

我慢癖がある場合、無意識にアウェイにしていると考えられます。

アウェイ意識を撤廃するためにすることは一つ、人混みのポジティブな面に着目

人混みの苦手解決策は、人混みに対するネガティブな面を手放し、ポジティブな面に着目すること。

これは、「できる限りその場の雰囲気と調和し、我を手放す」意味です。

自分だけでなく他者も含めて苦手になっているため、他者そのものを変えられない以上は根本解決にはなりません。

そのため、ここでは何が必要なのか、何が自分にできることなのかを知っていただければと思います。

 

注意点:苦手でもいい

私の経験では、苦手な人混みはどうしても苦手です。ベトナム都心部のように。

苦手なものは苦手でOK、無理する必要は皆無です。

自分だけでなく他者も含めて苦手になっているため、「この場所は調和できるけど、あそこはダメ」となるものです。

重要なのは、自分が調和できる人混みかどうかの見極めスタンスです。

ネガティブ面に着目すると、初めからうずくまるように耐えるスタンスになってしまうので、「ここはどうかな?合うかな?合わせられるかな?」とポジティブな面を探し、見極めることでアウェイ感が減ります。

何が苦手で、どこなら苦手じゃないかがわかってくると、自分なりの調和の図り方ができ、私でいうインドのような場所が見つかることと思います。

 

あとは我慢しないことが重要

苦手なものは苦手でOKなのですが、我慢はいけません。

離れましょう。

関わらないようにしましょう。

人生は有限であり、この世には訪れるべき場所、出会うべき人々が山ほどいます。

苦手なら苦手、自分に変えられる部分がある、それだけです。

「私は東京の都心部の装いと無関心が苦手であり、孤立感を覚える」なんて具合に見極められれば既に向上です。

我慢がいけないのは、物事を停止させてしまうからです。

苦手だから終わりではなく、苦手だとわかったから次へ向かう。

この行動に調和を図る姿があり、苦手意識が緩和されていくポジティブ面探しが進むことと思います。

 

まとめ:人混みが苦手で疲れる

  • 人混みは誰しも疲れるが、良い疲れと悪い疲れがある
  • 内向性質が強いと疲れを内側に溜め、悪い疲れになりやすい
  • 悪い疲れになると自己防衛が発動し、人混みが苦手で疲れる
  • 我慢癖があると、人混みのネガティブ面への着目が恒常化する
  • 過去の記憶に基づく見方になり、今この瞬間の見方がなくなると、疲れが辛さになる
  • 人混みが苦手な根本原因は『孤立感』の感受
  • 一切皆無の調和、協力、共有、寄り添い環境では、感覚感受能力が高い人ほど孤立や疎外感を覚える
  • 受け入れられていない感覚、拒否されていない認知があると、人混みが苦手にならない
  • 苦手意識の解消は、人混みでのアウェイ感を緩和させる
  • ポジティブな面を捉え、できる限りその場の雰囲気と調和し、我を手放す
  • 自分が調和できる人混みかどうかの見極めスタンスが重要
  • 苦手なら苦手でOK、我慢せずに離れて、調和できる場所を探す
  • 苦手だから終わりではなく、苦手だとわかったから次へ向かう

「人混み」と言ってもさまざまな環境があり、中身が全く異なります。

どの人混みが合うか合わないか、これは自分が合わせたいと思えるか否かであり、他と調和できるか否かです。

合わせるためには努力がいり、自ら調和を図るための見極めと行動が欠かせません。

合わせる必要などない人混みはたくさんあるので、その場その時の感受だけでなく、自ら意図的にポジティブな面を見ようとするスタンスをぜひ大切にされてください。

そんな考え方がお役立ちできれば何よりです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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