『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
・専門的に人を癒し、サポートしたい方
著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※本気で人生を変える方専用。
我慢癖は幅を広げて感情を、そして自分をも抑え始めます。
感情を抑え込む時に確実に存在するのは、「自分」です。
抑圧が強まると内部反発が起き、自分が二人になります。
感情を抑え続けると一人の自分は吠え出し、ギャオー。
いつか起きます。遅かれ早かれ我慢できなくなった時に、爆発が。
もし感情を抑え込んでしまう癖がある場合、ここで一休み。
「爆発防止策」を見ていかれてください。
私は爆発してしまった人でして、本当に何するかわからない化け物が出て来ると理解しています。
私の経験から理解している感情を抑え込む癖によって起きること、抑え続けると表れる自分、そして改善に必要な考え方をお伝えします。
何か改善に繋がる一つの考え方としてご参考になれば幸いです。
それでは自己内部理解として、感情を抑え込む影響と化け物の誕生秘話をご覧ください。
Contents
感情を抑え込む癖
感情を抑え込む原因
「どうして感情を抑え込むのか?」
おそらく、この原因は心のどこかで既にご存じではないかと思います。
我慢にて抑え込み、自己表現を抑制するのは、「自己表現しない、したくない」と思う経験があります。
過去、幼少期などで、「自分を表現しないほうがいい」と思える記憶が根強くあり、否定を恐れる要因となる他からの影響、干渉、抑圧、強制、支配。恐怖を感じる経験です。
自分を護る防衛体制に入る経験があればあるほどに、自己表現を抑え、特に自分という存在が露になる感情を抑え込む状態になります。
人それぞれにさまざま、コントロール、虐待、強要、支配、いじめ、洗脳、私物化、言いなり…。
恐怖を認識し、自己防衛が働き、自分を抑圧、特に感情を抑制し、仮面を被ることになります。
恐怖の経験が原因となり、感情を抑え込みますが、恐怖とはただ「怖い」と感じるだけではありません。
恐怖とは、知りたくない、見たくない、気づきたくない、認めたくないと「拒否」するもの。拒否認識したくなる様を意味します。
この経験が多ければ多いほど、自らを抑え込み、洗脳も支配もされやすく、言いなりになりやすくなります。
ですが、このような他者の影響による感情抑制は、ここではポイッと投げ捨てます。
どうでもいいわけではありませんが、感情を抑え込む原因としては一切無視します。
原因として大きく関わるのが、自己防衛意識の高さとなる核、自己愛です。
感情を抑え込む原因は、自己愛が強いという考え方です。
自分を大切にする意識が強いと、言いなりロボットのようになりません。仮面を被り、自分を偽る演技をして難を逃れようと対処します。
自己防衛です。自分を抑圧する状態は地獄ですので逃避策へ向かい、自分をなんとしても消さないように、見失わないようにします。
このような人にはいくつかの特徴が表れます。
感情を抑え込む人の特徴
特徴に大きく表れるのは自己愛と自己防衛。二つの様から、いくつかの在り方が見られます。
1、自分を否定する、されることをとにかく嫌がる
自己否定は断固NG。
自己憐憫など自らを憐れむことはありますが、自分のことは何があっても否定せず、他者から否定されるのもとにかく嫌がります。
2,恐怖への対処が苦手
「拒否する状況や状態=恐怖だから嫌だ」と自ら対処が苦手。その先が一辺倒になります。
3,逃避癖
恐怖への対処は、逃げるのが基本スタンスです。
4,誤魔化す
逃げるのは自己防衛からの行為でして、手法となるのが誤魔化しです。
嘘や偽りを多用し、自分を誤魔化すことが多い特徴で、嫌なこと、認めたくない出来事はなかったようにする人もいます。
5,自覚しない
同様に逃げる手法となるのが、自覚しないことです。
自らの行動や思考などに、認めたくない何か(恐怖認識)があれば、自分を存在させないようにします。
誤魔化しも含め、現実を認識しないようにする特徴です。
6,自己肯定は自覚する
「自分を認められる、褒められる、必要だと思える、大切だと思える何か」など、自分を肯定できると判断したものは、進んで自覚しようとします。
7,自分の機嫌をとれない
自ら肯定できず、他者の言動や反応や評価などを使用して肯定しようとします。
自ら機嫌をとれない特徴の表れとなり、機嫌が悪い時と良い時の起伏が激しく、他からの影響が大きくなり、少し否定されると脆く、誤魔化すためにもプライドが高くなります。
8,人を利用する(他者への執着と依存)
大きな特徴です。
自らを肯定する材料を見つけようとする傾向があり、「利用価値があるかないか」で人を捉えることがあり、結果として執着や依存が起きます。
その自覚をすると自己否定へ向かってしまうので、感謝やお礼をしたりして、利用や依存しているとは思わないようにする、思考を含めた一手間が入ります。
9,聞く耳を持たない
人の話や意見に聞く耳を持ちません。
しかし、興味深々の人もいます。肯定、褒めてくれる人です。
極端に耳の開け閉めをし、感情を抑制している代わりに、表現せずとも他からの材料で自らの内側を認識し、自分を抑制しているとは思わないように対処します。
10、あらゆるものが極端
人の好き嫌い、内側で認識している感情の起伏、機嫌の上下変動、興味関心の有無、関わる有無が極端です。
感情を抑え込む癖を多用し、その期間が長ければ長いほどに極端になる傾向があります。
11,我慢していないと思い込む
思い込みが激しい特徴。感情を抑え込む癖があればあるほどに、本当に我慢していないと思い込みます。
「欲しいものは何もない」
「全然これしか食べなくても大丈夫」
「そんなに贅沢したいと思わない」
自らを制限し、節制し、抑えているとは思わない認識を作ります。
「全く我慢していないよ」と本気で思えるほどで、本人も思い込みだとは到底思わないほどの状態になります。
12,特定のことに頑固
我慢癖が強いと自覚がなくなり、思い込みが激しくなります。
自覚がないと空想や妄想が現実だと思え、何が現実なのか有耶無耶になりますが、自己理解がないという自己否定に繋がる可能性があるのでズバッと決め付けます。
特定のことには何があっても認識を変えない決意が起き、とてつもなく頑固になります。
特定のこととは、「自分がない」と思う状態に関連する事柄です。
13,自分を許さない
最後の特徴です。
自らに自らが許されていない状態でもあり、内なる自分が怒りを内包している状態です。
以上が、感情を抑え込む人の特徴でした。
感情を抑え込む癖とは?
特徴で大きく目立つのは、「自覚しないこと」です。
自己愛と自己防衛の組み合わせから起きる認識でして、これが私の理解している感情を抑え込む癖そのもので、言い方を変えるとこうなります。
感情を抑え込む癖とは、自覚に制限を設けるための自己防衛。
恐怖をとにかく嫌がる自己防衛の強さと自信のなさがあり、自己愛が加わることで自信のなさを隠そうとしたり、自覚を制限して自己防衛を正当化し、自らの価値や評価を下げないようにする他者との関わり方や誤魔化しが起きます。
結果、他者からの影響や干渉に我慢や抑制した状態から、感情を抑え込むことが「自分のため」になる利益へと変化します。
癖になる動機です。
「我慢したほうが、感情表現しないほうが、自分を抑え込んだほうがいい」
「いい」とは、「こっちのほうが恐怖がないから良い」というものです。
これを自覚しないように奥へしまい込み、抑え込み、恒常化し、癖になり、利益になっているのでやめる理由がなくなり、抑え続けます。
私はまさにこの状態でした。
今でも我慢癖が出てきた状態を内観すると、抑え付けになんの嫌味も辛さもなく、まるで自分の一部のように我慢することがあります。
私は感情を抑え込む状態を改善しましたが、とにかく自覚しないためにリアリティがなく、抑え込むのをやめる理由を見出せないことが苦労の基でした。
癖になるのは自己防衛として、「自分のため」になっているため、改善するには意味が必要です。
※追い込み癖の話は、自分を追い込む癖は使い方次第で最高。我慢癖と頑張り過ぎのアイテム化 をご覧ください。
感情を抑え続けると起きること
感情を抑え続けると
抑え込む癖が続くのは、自覚の制限であり自己支配の状態。仮面を被る頻度が増えていきます。
恋人にはこれ、パートナーには、ペットには、会社でも上司には、部下には、同僚には、○○さんには、○○くんには‥‥もはや無限に広がっていきます。
私達は誰しも仮面を被って生きています。感情を抑え込む癖が起きると、仮面を被っている自覚がなくなります。
どれが自分なのかわからなくなります。
私はこれで起きました、爆発が。
感情を抑え続けると我慢の限界がやってきて爆発します。
爆発は人それぞれでして、私のように喪失、自分を完全に見失う人もいれば、感情が解放されて完全なるコントロールの逸脱、泣いたり怒ったりの歯止めがつかなくなる人もいます。
うつになったり、憎悪に溢れて何するかわからなくなる人もいます。
否定的になり、声を荒げて罵声を浴びせ、誰彼構わず食ってかかり、気性が荒く、機嫌の上限変動を制御できず、訳がわからなくなる人もいます。
特に危険なのは、感情を抑え続けたまま年齢を重ねた時、「誰かのために我慢していた」と思うことに利益が見出せなくなると、これまで我慢し続けた自分を正当化し、怒りや文句が止まらなくなります。
爆発、または化け物です。
私は憎悪の塊になった時もあり、この状態は本気で危険だと認識しています。
自覚しないようにするため、自覚できるのが爆発や化け物になってからの可能性が高いからです。
さぁ、ここで一旦区切りです。
ここまで読まれた方はご苦労様でした。
かなり読み苦しい内容だったと思います。思い当たる内容があれば、改善の内容が何かしら役立つと思いますので、ここから改善へ向かいましょう。
※感情がわからない時は、自分の感情がわからないのは契約に秘密│脳に居るもう一人の自分を知る をどうぞ。
感情を抑え続けると起きている内情
感情抑制は、「自分のため」になる行為でありつつ、爆発や化け物変化へ邁進しています。
この状態は矛盾です。
整理します。
- 癖になっているので潜在領域に入った行為として、「自分のためになる」とインプットされている
- それでありながら、自分のためにはならない末路へ向かっている
自覚を制限しているカラクリが潜み、感情を抑え続ける行為には別の見方があります。
「感情の抑え付けは自分を騙す行為」
我慢や抑制は嫌なものです。それならばやめればいいと思いますがやめません。
「やめないことが自分のためになるので優先している」と考えられる状態です。
「これが自分のためになるんだ」と思いながら、「嫌々我慢して周囲のためにしている」とも思ったり。
自分を騙す行為とは、自分の中に二人以上の自分がいることを意味します。
感情を抑え込むと自分の中でもう一人誕生する
ポンッ。感情を抑え込むともう一人の自分が自己内部に生まれます。
感情を抑え込む自分。
感情を抑え込む自分と、感情を抑えようとする自分は別物です。
「今、否定されるの怖いから我慢しよう」と思った自分がおり、その後に実際に感情を抑える自分がいるイメージです。
- 指示する自分(感情を抑えようとする)
- 指示されて行為する自分(実際に感情を抑え込む)
二人別々です。
指示したにもかかわらず、実際に行為した自分を自覚しない自分がいます。
「ねぇねぇ感情を抑えて、表現したくても我慢してよ、私達のためになるんだよ」
「そっか、自分を抑え付けるなんて辛いけど、それなら頑張るよ」
「ピューピュピュー(口笛)」と自覚を制限して見ない振り。
自覚しないで生き続け、さらに癖になるまで何度も何度も感情を抑え込む指示を出して無視。
これは当時の私の辞書では、背徳行為とみなされました。
「恐怖を認識せずに済む」という利益を得ているにもかかわらず自覚しないのは、実際に自己内部に反発する抑圧をもう一人の[感情を抑え込む自分]にさせておきながら、認識も責任もなく「自分のため」だと思わないように誤魔化す行為。
自分を騙して働かせて苦しめ傷付け、指示した自分だけ得して見て見ぬ振りをしている状態です。
この行為を続けると、辛いなか頑張って我慢する[感情を抑え込む自分]は怒ります。
我慢や抑制は誰かにさせられてはいません。自分で自分にさせています。
この状態は自制にも抑制のコントロールや調整にもなる大切なものです。しかし、自覚を制限してあえて見て見ぬ振りをすると自己内部で問題になります。
もう一人の自分は怒り続けます。毎回毎回、感情を抑え込んでいるのを自覚しない都度、怒り続けます。
内部に憤り、ストレス、エネルギー滞留が起き、風船が膨れるように怒りのエネルギーとなる自己反発が蓄積し、パンッ。
爆発や化け物になるのは、もう一人の自分が我慢の限界になった状態です。
感情を抑え込む癖の改善方法
改善のためには、さまざまな方法があります。
自分を許す、恐怖を克服する、拒否しない、事実を認める、インナーチャイルドを癒す。
全部無視してください。
もちろん大切、カウンセリングなどでは重要な方法です。
私の理解では、感情を抑え込む癖になる人間性が改善のポイントになり、着目は自己愛と自己防衛意識の高さです。
これらを持つ場合、感情を抑え込み続ける状態で恐怖の可能性が少しでもあれば、聞く耳を持たなくなると思います。
この人間性から、改善は一つです。
感情を抑え込む癖の改善方法は、もう一人の自分の自覚。
感情を抑える仮面の自分がいる
着目したいのは、仮面を被る自分。
感情を抑える時、必ずもう一人の自分、[感情を抑え込む自分]に変わります。
とにかくその自分に集中します。
「今我慢している」
「感情抑えている」
「抑えるために演技している」
「仮面を被っている」
あらゆる自分の行為、認識にフォーカスして自覚します。
これだけです。
自覚する時、「指示する自分」が「指示されて行為する自分」を認識する状態になるので、必ず客観視になります。
あくまで別の自分だと思ってください。自覚がないのでそうは思えないかもしれませんが、完全に別で存在するもう一人。感情抑制専門、我慢専門の自分だと思ってください。
そして現に別の自分です。
感情を抑え込むのが“癖”になっていると本当に改善が困難です。
改善する動機がどこにも見当たらないのがネック、とにかく自覚を増やすことがポイントです。
自覚が増えてきたら、次にすることは自覚です。
もうずっと自覚。
如何に自覚を増やすかが改善となり、増やす自覚は別の仮面へと広げていきます。
自分のあらゆる認識、感覚に感情、思考に欲求、直感に直観を、少しでも多く自覚すると、一歩一歩改善に向かいます。
最後は自分を許す
我慢を抑え付ける自分が特定されてきた際に、さらに改善となるのが、自分を許すことです。
謝罪を意味します。
我慢させていた指示する自分から、我慢を抑え付ける自分に対して謝ると、より各々の存在が際立ち、自覚が加速されます。
一人二役で奇妙ではありますが、「ごめんなさい」と口に出して何度も謝ると、自分が自分を許すことで、癖の治しへと繋がります。
ぜひ、ご参考になれば幸いです。
※ネガティブな感情を受け入れる詳細は、【ネガティブな感情を受け入れる方法】とてつもなく大切な陰との対話 をご覧ください。
感情を抑え込む癖と治し方 まとめ
自覚しない様は、とても意味深です。
自己支配が進み、誤魔化しが多用化された自己内部構造があり、あらゆる認識のパターン化が張り巡らされます。
自己理解を深めるための内部調査、内観がとても重要になります。
ですが自覚がないので、自己理解を深める動機も意味も見出せなくなるので少し難しい。
いかに自己支配を紐解くかが重要。何もかもを進めるにはまずは自覚を増やすことがポイントと考えます。
自己愛も自己防衛もあり、防衛経験が多い人は、支配を解けば自己理解はかなりされていると思います。
自己理解されているけど本当はされていないと思う自分がおり、されていないとは自覚しないようにされていると思い込もうとします。
いろいろトリッキーなのが感情を抑え込む癖を持つ人。複雑な内部を構築し、思考が巡り頭の回転が速いです。
我慢癖は仮面作りへ向かい、自覚がないと自らを自らが振り回して翻弄し、自己防衛が高まり自己愛を強めようとすることも起きます。
その積み重ねがあると、自己価値を高めるための他との関わりが激化し、他者を揺さぶり翻弄する状態にもなりかねませんので、少しでも早く自覚と改善に繋がる内容となれば幸いです。
一人では困難なことでもありますので、カウンセリングやセッション、占いや鑑定を活用しながらされることもおすすめします。
読み難い内容だったと思いますが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。