生き方

【中立な立場の人間関係は辛いか成長】意思がいる難しいポジション

他者との関わりは何かと煩わしく、忙しなく、苦しくもあります。

その反面、自分の立場が明確になると他者との共感や調和にて、嬉しくも楽しくも安堵もあります。

煩わしいのが嫌な人は中立な立場で争いを避け、不毛な時間に参加したくない気持ちがあるかもしれません。

中立は不利益が少ない利点がありながら注意点もあります。

ここでは、中立な立場の人間関係を持つ際に知っておきたいことを見ていかれてください。

  • 中立な立場のメリットとデメリットは?
  • 中立な人の末路とは?
  • 中立な立場は難しい?
  • 職場で中立になって気づいた体験とは?

人間関係での中立は、目的を見失うと辛くなってしまうので、上記の紐解きを知っていただき、事前に対策を練る内容となっております。

私が女性だらけの職場で働いていた体験談も含めて、中立の理解がお役立ちできれば幸いです。

中立な立場の人間関係

中立な立場のメリット&デメリット

職場や友人やママ友など、複数と関わる社交場ではなにかと面倒があります。

私達は自我を持って生きているため、自分を主張して押し付けることがあり、自分ではなく相手を変えようとし、自分のために生きているので不利益を被ると毛嫌いします。

すると敵か味方かを区分けします。

職場であれば派閥ができるように、こっち、あっちのグループができ、狼の縄張りのように帰属意識と帰巣本能を剥き出して、闘争し始める動物化も起きます。

「私はこのグループのリーダーよ!」
「あいつらを敵にする!」
「あなたはどっちサイドなの?」
「ねぇ、ちょっと真意を吐き出しなさい!」

「あぁきつい」と思う場合、おそらく中立を選ぶことになります。私も同様です。

中立の立場の人間関係はどちらか片方に偏らないために、争いや敵視をしないポジションです。

戦わずに不毛な消費をなくし、自らの安泰を確保するポジション。

自我の主張し合いに参戦しないフラットな立場は、嫌なことを味わわずに済み、無駄をなくし、どちらからも危害を被らずに俯瞰できます。

両サイドを把握できるので何か起きた時に対策を立てやすく、突然襲われるようなことがなくなるイメージで、不安や恐怖の対処ができます。

中立は情報量がとにかく多く、両方の把握をしながら距離感を図り、どちらにも肩入れしないように常に考えながらの関係性を作ります。

頭を使い、情報処理能力を要し、認識力が必須と考えられます。

ここで情報処理が追い付かなくなると、デメリットが起きます。

 

中立のデメリットは自分の意思がなくなる

情報の扱いが多くなると、「あっちはこう、こっちはこう」という理解が主体になり、気づくと自分が消えていることがあります。

「あれ、この派閥の状態、そして自分自身の中立の立場に対して、私はどう思っているの?」と意思がなくなります。

他が主体になり、自らの主体性や軸がなくなると情報処理能力が下がり、認識が変わります。

認識力が低くなるのではなく、自らの認識にて物事を把握できなくなり、両サイドの言動を主体にした認識、いわゆる他律になってしまいます。

他律になると起きるのが、両サイドから利用されることです。

 

中立の立場は板挟みにされる

「あなたは一体どっちの味方なの?!」
「はっきりしてよ!」

いた痛いっ。
両サイドから腕を引っ張られるように、間に挟まれます。

人間の狂暴性と納得いかなければ止めない欲の終着点のなさは、水道管が破裂して水源が絶たれるまで溢れます。もはや一生続くほどに。

板挟みにされると中立の立場の人はエネルギー消費が著しく多くなり、疲れやすく、ストレスを溜めます。

盾が一つしかないので、片方を防いだらもう片方は防げなくなるイメージで、中立によって得ていた安心感、恐怖心のなさがなくなり、利益性皆無、不利益を被り続けます。

中立という安泰ポジションに利益がないと、自ら利益を取得することも起き、お互いの情報詮索を強めて、「あちらさんはこんなことを言ってたよ」とスパイのように報告。中立を利用して自己満足を得ようとしたりします。

中立の人間関係はメリットデメリットが両極端にあり、自分を見失いやすい特徴のあるポジションです。

 

中立な人の末路

中立な立場をどういう目的で求めるかによって、末路は極端に分かれると考えられます。

中立な人の末路
  1. 自己喪失の辛い道
  2. 調和を作る道

順番に詳細を見ていきましょう。

 

中立の末路:①自己喪失の辛い道

一つ目の末路は辛いものです。

自分の意思がなくなり、中立のデメリットが増すばかりの状態です。

板挟みで常にストレスフル。疲労が激しくて休んだ気がしなくなります。

認識の基盤である自分の主体性がなくなり、派閥や争いを求め、我を主張して相手を変えようとする執着者の意見や行動を主体に、物事を考えるようになります。

思考過多になり自分の認識で情報処理できなくなり、許容オーバーになりやすく能力が衰退してしまいます。

嫌でめんどくさいなど、自分にとって嫌なことを味わわない利益を得るために中立の立場を選ぶ場合、辛くなります。

他が主体の心理を表し、自ら中立の立場を確立せずどっちつかずのニュートラルになり、空を浮いているようになります。

中浮きになり、中立の意味が違う状態。中立ではないために辛くなるという考え方です。

 

中立の末路②:調和を作る道

もう一つの末路は良い道かというとそうでもありません。

責任と自力を要する道であり、自ら人間関係の調和を作ることでメリットをもたらします。

メリットは立場によってもたらされるのではなく、自らが作り続けることで得られ、作らないで立場に寄りかかるとデメリットに変わっていきます。

自ら立場を確立するために立ちます。派閥があっても何でも間にズンッと立ち、剣と盾を持って自らのことは自らが護り、そのために時に攻撃する覚悟も要します。

自ら調和を作り、争いをなくすために動き、両方の話しを聞きます。

持っている剣と盾は、怖いから先に相手をやっつけるのではなく、相手から仕掛けてきても受け止めるための武器であり、ブロックせずに受け止めます。

傾聴を意味します。

両方の意見を聞き、どのように調和を作れるかを考えて行動する立場であり、とにかく自分の意思を要すると考えられます。

意思を持って両方を認識し、自らの考えと働きで争いや不合致、違和感や不調和を解消するために調和を作る。常に成長し続けることとなり、他者からの信頼が厚くなります。

中立の意味を教えてくれる道であり、やりがいを持って自己の成長になる末路です。

 

中立の末路:例外

上述のどちらでもないタイプがいます。

両方の間に立ってドンッ、以上。という人で、板挟みで意思がなくなることもなく、意思を持って調和を作ることもない、どちらにも属さないタイプ。

ボスまたは自由系です。

どちらにも偏らないと、意思がない場合には愚痴を聞かされたりと利用されてデメリットが発動しますが、意思があってどちらにも同情も共感もしないと、周囲の人は関わらなくなります。

派閥が分かれたり板挟みする側の心理として考えられるのは、敵か味方ははっきりさせるように、自分が正しい、相手が間違っていると認めたい、自らを主張して相手を変えさせようとする他への執着の強さです。

意思があってどちらにも偏らない人であれば、利用も執着もできないので自然と離れていきます(職場であれば関わり方が変わる)。

中立と言うよりは自由人であり、我が道を行く人です。

※八方美人ではなく優しすぎて中立になる際は、優しすぎる人はストレス対処を忘れないで。八方美人ではないから気づきにくい をご覧ください。

 

中立な立場は難しい

中立な立場は孤独と向き合う前提がある

中立とはどちらにも偏らないので争いや不調和を作らずに済みますが、とても難しい立場です。

人間関係でどちらにも偏らない場合には、自分の意思を持って他者に執着しない前提と、孤独の受け入れを要します。

仲間や自分サイドの味方が欲しい、または自らの価値や意義を見出すために敵対を作って否定し、自らを肯定し承認欲求を満たすなど、集団恩恵を欲する場合には独りで利益を作れないために、誰か他者と関わって利益を得ようとします。

孤独を受け入れられない場合には他者への執着は自然と起きるために、争いが嫌だから、自分を護るために、危害を加えられないために、めんどうに巻き込まれないために、と逃避によって利益を得て、不利益を被らないさまを欲します。

この場合には立場がどこにもなく、誰しもが立場を持つ環境であればあるほど目立ち、ターゲットにされる可能性も出て来ます。

中立とは誰しもがなれる立場ではなく、一番めんどくさい茨の道だったりします。

 

孤独と向き合った上で社会的成長を求める人の道が中立

確たる意思を持ちながら孤独を受け入れた時、とても気楽な生き方ができるようになります。

ここで自由人として我が道を行く選択が出て来ます。

気楽な道を選ばずに、他者との関わりの真ん中に立つ人は変人、いえ、自らを他者との関わりの中で成長させる環境を選んだこととなります。

人間関係は自我と自我の関わりですので、「ああしたい、こうしたい」「こうして欲しい、ああなって欲しい」「これをやって欲しい、あれをやって欲しい」となり、特に職場という役割が決まっている環境では、自我を押し付け主張し合う状態が多くなります。

その中で中立を選ぶ場合には、他者の意見を聞きながら、どちらにも偏らず利用されずに自らの意思を持って調和を作ります。

この能力となるのが傾聴力と考えられます。

自由人になればこんなものはポイッと投げちゃえばいいんです。しかし、中立を選ぶ人は聞く力を要する状況に自らを置きます。

聞くとは知ること、知るとは信じること、信じるとは認めることです。

傾聴力は相手を認めるための見方、捉え方、判断、評価の仕方を要し、どれほど他者側の認識に近づけているか、理解できているかが試されます。

私達人間は誰しも未熟ですので、日々の人間関係であらゆる能力を育み、傾聴力を高められるように成長を目指すのが中立の立場です。

中立とはリーダー特性であり、全体の統括、認識力、理解度の深さと幅広さを要する難しい立場だと考えます。

※辛いのに我慢し続けると大変ですので、我慢しすぎて辛い時は早めに対処│とんでもないのが出て来る前が肝心 をご覧ください。

 

中立な立場が辛い時に知って欲しいこと

もし中立な立場が辛くて疲れてしまう場合、私の体験談がお役立ちできればと思います。

私は上司以外は全員女性の職場で会社員をしていました。

多くの女性に囲まれて一人ポツンとしており、前職が男性のみという極端な経験でしたので当初は大変でした。

同じ部署内で派閥が作られ、私は常に中立でした。しかし、中立の意味も目的も考えたことがなく、自分のことのみを考えてめんどくさいのが嫌なので、逃げるように浮いたニュートラルポジション。

徐々にストレスが溜まり始め、両サイドの板挟みで愚痴を聞かされたりと辛くなっている時、「私は利用されている」と気づきました。

当時反骨心の塊だった私は同じようにこの人達を利用しようと思い、チーム内の雰囲気が悪く、業務への支障をきたしていたために、仲介をして業務効率を向上させ、私の評価にしようと上司に伝えて働きかけを始めました。

両サイドは好き勝手仕事の文句や、お互いのやり方を持って貫こうとし、お互いを否定していましたが、私は評価を得るという独自の目的にフォーカスできたために、意思がなかった私ですが結果的に自然と意思を持ち、両者を如何に調和させるかに努められました。

この時に気づいたのは、これまでは両サイドの話をしっかり聞いていなかったことでした。

「はいはいなるほど、そうですね、そういう考え方ですね、ふむふむ」と上っ面の聞いている風。

テキトーにあしらっている本心と自らに向き合ってすらいなかったことにも気づき、真剣に両者の言い分や意見を聞くようになりました。

ほんの少し傾聴力というのがわかった気がしました。

結果は、人の変動もありながら徐々に状況は好転していき、私のストレスが緩和されていく体感もあり、働きやすい環境になったという声をもらうに至りました。

 

中立になる場合は自分を成長させる目的を持つのがおすすめ

体験にて理解したのは、「どうして自分は中立でいるのか?」の目的です。

「中立の何が自分のためになっているか、利益になっているか?」の明確化は、中立の立場の辛さをなくします。

実際に中立の立場はめんどくさくて忙しく、情報量が多いので他者に飲み込まれずに自らを保持、管理、維持、情報処理を要します。

この上での目的の明確化と行動は鍛錬であり、修行のようです。

しかし、認識力を育む大きな行動と経験になり、私はあの体験をとても有意義なものだったと今でも理解しています。

自らを高める時間になり、自己の成長という人間力の育みとなり、「自分を成長させるぞ」という意志を持つ場合にはとても意味のある立場が中立です。

ちょっと修行僧のような感じもあるので、合わない場合には中立の目的を明確にしてやめるか、自由人の道を選ばれると良い塩梅だと思います。

どの道も意味のあるもので、全ては自分の意思によって物事は動きます。

意思の重要さと、自己の成長を求める意志を物語るポジションが、「中立」だと思います。

※人間関係のおすすめは、人間関係はわからないから適当がいい│大切さを取り戻すいい加減 をご覧ください。

人間関係はわからないから適当がいい│大切さを取り戻すいい加減人と人の関わりほどめんどくさいものはありません。 実際に何がめんどくさいのか? わからないことが多過ぎる、考えることが多過ぎ...

 

中立な立場の人間関係 まとめ

辛く難しい立場の中立。

もし板挟みで苦しい場合には、自分の基礎構築が大事になります。

自立して自ら立つことのように、立つ前提があるため、中立には地に根を張るようにどっしりした状態がポイントになると考えます。

土台が安定した状態は意思がある状態です。さらに意志があると、目的を明確にして突き進む動力となるので、中立には欠かせない行動と継続力に大きく関わります。

万が一浮いてしまうと、中立とは遠い状態になってしまうので、その際にはご自身を見つめ直して、別の選択もあると知っていただければと思います。

自由人は気楽な道です。孤独の受け入れの先にあり、意思と意志がとにかく強いのが自由人です。

私達人間は他者に執着しながら生きてきました。それはきっと人によってはこれからもそうであり、少しずつ減少する人もおり、なくすための成長を求める人もいると思います。

意思がなく孤独と向き合えない場合、自然と執着します。

中立を選ばれていることには、そういった執着のさまへの違和感や抵抗があるのかもしれません。

執着しないことに調和を持つ自分自身の意識が潜在的にあり、自然な自分の在り方から争いに抵抗があり、我の押し付けについていけず、自我の主張を理解できない。そんな心理が表れているサインの可能性があります。

中立を求める真意は成長を求める強い意志。これが本音なのかもしれません。

より中立の意味を知り、向き合い方を知っていただく内容となれば幸いです。

それでは、中立のお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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