心理と特徴

優しすぎる人はストレス対処を忘れないで。八方美人ではないから気づきにくい

「優しすぎる」と言われた時、二つの意味があります。

疑い
心配

八方美人のように優しい素振りをする場合には、「それって優しさ?」と疑われます。

自分の中にあるネガティブな感情を抑制すると、「大丈夫?」と心配されます。

演技でも抑制でも、どちらも生きる術であり大切な観念です。

しかし、ストレスにご注意ください。

ここでは、優しすぎる人のタイプと心理、ストレスを作りやすい仕組みと対処をお伝えします。

特にネガティブを抑制する場合には、自らにルールを張り巡らせて固めることで、相手を第一に考える癖ができてしまい、違和感を感じないことが起きます。

これが一体優しさなのかの真相がありますので、一休みする場として、自分をより知る一助となれば幸いです。

優しすぎる人の心理

優しすぎる人のタイプ

「すぎる」と過度な優しさには、大きく二つのタイプがあります。

優しすぎる人のタイプ
  1. 八方美人による優しさの演技
  2. ネガティブ抑制による自己防衛

八方美人は、優しくないからこそ優しくあろうとする状態です。

自信のなさや不安の多さがあり、自分が否定されず評価を下げられず、嫌で苦しい思いをしないで済むように振舞い、何でもかんでも我慢して許容し、他者を拒まないように頑張ります。

ネガティブ抑制は、恐怖を味わう自分を対処するためにネガティブな感情や思想を一切撤廃する状態です。

ポジティブではなく、ネガティブな味わいをなくすために自らを抑制し、多くのルールを設定します。

八方美人とは大きく異なり、相手を第一に考えることを正義とする自己ルールを作り、違和感をなくすことで自然な様となり、誰に対してもネガティブな思いを抱かなくなります。

八方美人は優しすぎると勘違いされることはあっても実際に優しすぎるわけではありません。ここではネガティブ抑制の優しすぎるタイプを主体にご覧ください。

 

優しすぎると言われる

「優しすぎる」と言われることがあると思います。タイプによって意味合いが変わります。

演技の優しさの場合、疑いや物足りなさの意味があります。

八方美人は相手に身を捧げる形でありながら、相手を利用する状態です。

「これって本当に優しさなのかな?」という疑い。長く関われば関わるほどに事実が露呈します。

物足りなさを感じる人もおり、何もかもを許容して「うんうん」と認め、何も拒まないために刺激が生まれなくなります。

過度な優しさの振る舞いによって、優しさとは違う気づきと共に、相手の中身にアイデンティティや個の主体性がないために空虚に感じてしまうこともあります。

八方美人は相手に自分を利用させてあげることでもあるので、必ず上下関係になります。

親密な夫婦やカップルでも、上下関係の関わりは利用するか、利用されるか、利用させてあげるかになり、遅かれ早かれ違和感を本人も相手も感じます。

 

ネガティブ抑制が優しすぎると言われる意味は心配

もう一つのタイプが言われる場合、心配のニュアンスが含まれます。

「本当にあなたは優しい人だから、自分を犠牲にしてるんじゃない?」
「我慢してストレスを溜めてないかい?」
「もっと自由に自分の好きなようにしていいんだよ」
「自分を抑制し過ぎてるようで心配だ」

優しすぎる人に恐怖や怒りの感情が見られず、自己表現のない静けさ、常に相手を第一にする様、それにあらがわない涼やかな笑み、一度も見せない荒れから、気苦労を察するように、「心を開いても良いからね」と心配します。

 

優しすぎる人の心理

優しい演技の場合には、心理は優しすぎることではなく誤魔化しに関するものです。

  • 自分を誤魔化して相手に自分を利用させる
  • 否定されず、自己価値を見失わないようにする
  • 価値や評価を下げられないように、上げてもらえるように
  • 相手の言動を第一優先することで自分の存在確証にする
  • 失望や落胆されないように気を使い身を護る
  • 相手に期待してもらい、存在意義を見出す
  • ‥‥

全てに共通するのは、他によって自分を見出し、保ち、維持する目的です。

誤魔化しの心理には、「見たくない、認めたくない、知りたくない、味わいたくない」という目的があり、不安や恐怖から逃避するために自らを利用させ、相手を利用します。

自信と自尊がなく、不安や恐怖を抱える記憶を認めなければ認めないほどに、演技にて優しくなり、優しすぎるくらいに徹底して演じることで目的を果たそうとします。

 

ネガティブ抑制の優しさが過度になる心理

実際に優しすぎる人。

ネガティブな感情や思想をなくすように、自分の中から消そうとする心理があります。

消そうとする理由は、恐怖に対する免疫が少なく、愛を強く持つためです。

恐怖となる危険や苦痛や拒否したくなる様をとにかく嫌がり、恐怖に関係する一切を撤廃します。

しかし、記憶をなくすことはできないために撤廃できず、抑制という方法へ向かいます。

何かしら、「嫌だ、認めたくない、危険、怖い、苦痛」と思い感じる認識をなくすために押し込んで見えないようにし、自分の認識の陰側を抑制します。
※陰側とは恐怖、ネガティブ、愛に反すること

抑制する意志が強ければ強いほどに、ネガティブな感情や思考の認識がまるでないかのようになり、怒りも恐れも哀しみも感じなくなっていきます

実際には感じないようにしています。

「全く感じない」と思える状態まで抑制できるのが、優しすぎる人です。

 

優しすぎる人はHSP傾向で自尊が強い

HSP(Highly Sensitive Person)とは、感受共感性が高い気質を意味します。

敏感体質で生まれながらに感受性と共感性が高いために、他者の情報が自分のことのように受信されます。

この傾向があると、些細なことに恐れや危険や苦痛や拒否を感じやすく、恐怖を内包して苦しんでしまいます。

相手が嘘をついていることもわかってしまい、何もしていないのに陰側の認識をしてしまうイメージです。

耐え難い日常となるために自己防衛が働き、陰側の認識を抑制して自覚をなくそうとします。しかし、強引に抑制すると自己喪失や自己嫌悪などが起きるため、誰しもが対処できません。

自尊が強い人であればあるほどに抑制にて対処し、完全に認識しないほどに抑え込むことができます。

自尊とは心であり愛を意味し、愛が強いことを活用して意志を持ち、喜んでネガティブを抑制する決意や覚悟を決められるのが特徴的です。

 

優しすぎる人は自己防衛のために優しすぎる状態が大切

ネガティブを完全に抑え込むことで、自己表現は基本的にポジティブ一辺倒になり、負の感情を抱かなくなります。感じるのは陽や愛に触発することに限定されます。

この様が激しくなればなるほどに、優しすぎる人になります。

優しすぎる人の心理は、優しい人なのですが相手のために優しくしているわけではなく、自己防衛でネガティブを抑え込む結果、良い印象となるポジティブを周囲に与えていることです。

ネガティブを一切与えないので、「優しくない」と思わせる人間性がありません。

優しさは優しさなのですが、自らを護る様が派生して人に危害を加える状態がゼロになり、優しいとは少し違う印象として、「優しすぎる、大丈夫かな?」と思われます。

しかし、「これって優しさかな?」という疑いではなく、いい人に対する心配です。

※優しい人の詳細は、本当に優しい人に強い秘密がある|好かれも嫌われもするサポート役 をご覧ください。

 

優しすぎる人はストレスに注意

優しすぎる人のストレス不認知

優しすぎることは気質や体質に合わせた自己防衛であるために、本人にとっては重要な在り方です。

演技であっても生きる術なので、人それぞれに大切です。

しかし、ネガティブを抑制する場合には一つ注意点があります。

ストレスを作っていることに気づかなくなる。

 

ストレスに気づかないと笑顔のまま不調が起きる

ストレスが作られる要因はさまざまにあります。優しすぎる人のストレスは自分との不調和や違和感の蓄積が要因に考えられます。

自己防衛は身を護り、恐怖を対処して自分を保ち・維持するために必要な働き。自己防衛が働くことは恐怖の内包と同時に、恐怖を認めず受け付けていない反発やあらがいがあり、自分に対する反発であり不調和を意味します。

しかし、抑制が強いと反発があるとは自覚しなくなり、自分の内側で起きている事実に気づきにくくなります。

どこかに不調和の兆候が出て来ます。

  • 肌が荒れる
  • 腰が痛い
  • 頭が痛い
  • 体調不調
  • 不調好調の波が激しい
  • 健康も精神も自己管理ができなくなる
  • 甘い物ばかり食べたりと依存が起きやすくなる
  • 不定期に眠れなくなる
  • 何が起きているかわからない心身状態になる
  • 感情表現ができない
  • 自分をさらけ出す方法を見失う
  • うぬぼれる
  • 相手が怒っても笑顔になっている
  • ‥‥

不調和の兆候は人それぞれにあり、さまざまに起きます。

ストレスを蓄積しながらも笑顔という状態になり、ストレスが多ければ多いほど本人は気づかぬとも、周囲の心配が多発します。

※親や実家でのストレス対処には、【実家はストレス製作所になりやすい】実家暮らしに疲れる時の心理と対処 をご覧ください。

 

優しすぎる人の内情

優しすぎる人は自己防衛を意識せずに稼働し続けています。

自己防衛は思考優位、頭を主体に稼働させるために、常に考え事や思考巡りが多くなり、疲弊しやすくもなります。

疲れてストレスを溜めているにもかかわらず、演技なく相手の言動や願望を許容し、拒まずに笑いかけてしまいます。

無意識なので自然とする行為、内情では自分を護るために思考が巡り続け、エネルギーを随分と消費します。

人と関われば関わるほどに、顔は笑顔なのに衰退することが起き、何が起きているのかわからずに心身不調にもなりかねません。

優しすぎる人とは、自己防衛にて自分の陰側を抑制しすぎる人です。

八方美人とは全くの別概念。自尊と愛が強いと、自らを抑制する力を意志にて強め、愛やポジティブのみを求め、恐怖やネガティブを拒む様が固く構築される内情があります。

※優しすぎると怖い印象を与える詳細は、【優しさの種類がある】優しい人が怖いのは不干渉か闇の配慮か。をどうぞ。

 

優しすぎる人に大切なこと

優しすぎる様で最もお伝えしたいことは、自分の意志によってネガティブを抑制しているため、自分にとっては重要な状態ということです。

何かに強要させられているわけではなく、自らがしている行動ですので、優しすぎるのが本人らしさです。

しかし一点、私の理解からお伝えしたいのは、無自覚にお気を付けください。

ストレスに気づかないと心身に不調が起き、特に自分の認識の制限が恒常化、当たり前になります。

[ネガティブなし、ポジティブありルール]が根付くと、とても楽しくて喜びが主体になる。

もう最高ですね。

と同時に、変化や成長しなくなる可能性があります。

変化するのは思考、記憶による能力向上や、新しい知識を得て頭を膨らませることに集約されます。

とても重要なのですが、偏りが続くと自尊の在り方は心や愛ではなく、「うぬぼれ」になります。

見栄やプライドを強め、意識や精神としての育みが遠のきます。

 

精神性を向上できる人が心を忘れていかないように

どうして意識や精神の話をお伝えしているかと言いますと、優しすぎる人は元々精神性がとても高いからです。

自尊が強いために心の認知を持ち、愛を持って人と接することができます。

他者を敬い優しく思いやり配慮する。本当の意味での優しさを持つ人が、ネガティブを抑制して認識が偏ると、「優しすぎる」状態になります。

ネガティブを抑制する行為は、過去の認められない拒否したい記憶の蓄積を意味します。

幼少期など、過去に何かしら陰を拒みたくなる経験があり、その時の自分や周囲の人を許せないと、自尊の強さがネガティブと記憶を抹消するかの如く働き、頭を使用する状態が加速されていきます。

思考はとても重要な人間のツールですので、思考を高め、脳の能力向上も大切です。

しかし、忘れないでいただきたいのは、無意識に疲れとストレスを溜め、心の認知が薄れていることです。

 

ネガティブも心も大切

ネガティブな不安や恐怖、危険に苦痛に終わり、拒否に攻撃に怒り、さまざまに嫌なものですが、私達人間にとって必要不可欠なものでもあります。

体調が悪くなるからネガティブを知り、体調が良くなるとポジティブを知るように、どちらか一方だけだと物事がどうして良いのか悪いのかの理解や意味が見出しにくくなります。

毎日同じ風景を見ていても、「今この瞬間に今の自分で見る」と心を使用します。すると、毎日同じように見える木も家も畑も電車もビル群も街並みも何もかもが違います。

頭を使用して見ると毎日同じです。なぜならば過去の記憶を基に脳が目の前の風景を作っているからです。

心を使用すると「今」のリアルにフォーカスします。同じ自分はおらず、同じ木も街もないことがわかります。

常に違うと飽きることはありません、当たり前になりません。すると感謝したくなります。愛、心の認知です。

ネガティブも心も大切です。

相手を拒まない優しすぎる人は、ぜひご自身の認識にあるネガティブも拒まないようにされ、ストレスとの付き合い方を自覚して緩和されてください。

※優しそうにしなくてもいい話は、愛想よくできないなら無愛想でいい│無は有の意味を教える をご覧ください。

愛想よくできないなら無愛想でいい│無は有の意味を教える愛想よくできないために努力し、苦しくなってしまう。 愛想は自他の行為ですので、自分のため、相手のためと偏れば形を逸脱します。 ...

 

優しすぎる人の心理とストレス まとめ

優しすぎる場合には、ストレスを感じずとも緩和する機会をたくさん設けてみてください。

優しすぎる状態に違和感も何も感じずに、喜びを感じて不調和を対処しながらの自然な生き方ができます。

同時に、ネガティブや心を認めて意識することもされてみてください。

気づかぬ内にストレスを溜めてしまうので、「優しすぎる」と言われることがあればぜひ合図の機会にしましょう。

八方美人など演技による優しさの場合、ストレスの自覚が明確にあり、我慢し続ける意識的な行為になり、改善するかどうするかは選択になります。

自覚がないと対処が困難ですので、優しすぎる人は些細な体調の変化や違和感、自分に対する不調和があれば、身体を休めたり、自然を味わったり、愛のある人と関わったりと、対処されてください。

優しさにはさまざまな形がありますが、優しすぎる人が持つのは心配される優しさ。

何かしら不調和を感じるからこそ周囲は心配してくれる。普段の優しさに対する優しさです。

心理にてご自身をより深く知り、自分への優しさを組み込む一つの機会と考え方になれば幸いです。

恐怖を知るから愛を学べます。恐怖を認めると愛が膨らみます。自分を認めると自分を知ります。

優しすぎる人ならではの在り方が、心身ともに調和をもたらしますように。

それでは、優しすぎる人の心理とストレスのお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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POSTED COMMENT

  1. さわら より:

    北斗さん
    ありがとうございます。
    ブログを遡りながら読ませていただいてます。
    そうなんです、なぜか外に発信した瞬間
    興味が引いてしまい楽しい事が薄れてしまうので
    日陰で自己満で生きた方がいいんじゃないかと考えていました。
    こちらのブログをグッドタイミングで知れました。
    エネルギーバンパイヤの話を読んで、関わっている人はそれかもしれないと思ったり、
    自分が逆エンパスやまたサイコパスにも当てはまる気もしました。
    サイコパスと言っても残虐な事や意味なく攻撃する様な事はするのもされるのも苦手なので違うかもしれませんが。
    しかし迷惑をかけられるのは毎回自己愛性人格障害気質の方だったりします。
    本当に状況や自分がひどい状態になる直前でん?おかしいと気づき離れると薄情だとか加害者扱いされたりひどい人間とされたりします。
    離れる前に傷ついて伝えても、です。
    今も距離をとったら怒らせようとしたり、嫉妬させようとしたり、憐れみをもらおうとされたり、実際は自分に酔って利用してきてばかりだった人から粘着されています。
    こちらのブログの中に反応する事が餌になると書いてあり不安、焦り、怒りからふーんに、変えるようにして実践中です。
    私はその人と長年いい関係でありたかったのですが。
    最初はすごい親しみで近づいてきて、真似をしたり利用したりします、不審な言動に苦しみ距離を置くと、怒り不安、罪悪感などを感じさせられる攻撃をされます。
    ほとんどは攻撃でなく分かりにくい受動攻撃です。
    分かりにくいから、やばい人と断定するまで長引きます。
    このパターンは同性限らず一度目じゃないです。
    逆エンパスと関係している事や精神的な事など
    じっくり読んで、学習したいと思います。
    長文すみませんでした。

    • 北斗 より:

      さわらさんは既に無自覚の潜在理解がある方ですので、心理とスピリチュアルの知識を深めるとご自身で気付けるタイプだと思います。
      自己愛性が関わる困難、ご苦労様です。自分の中の恐怖との関わりが鍵ですので、一歩一歩進みましょう。

  2. さわら より:

    断捨離を検索して、こちらに辿り着きました。
    興味深い記事ばかりで、恐らく逆エンパスだと思いました。
    よく真似をされたりアイデアで手柄をとられたりしがちです。
    真似されると不快に感じる性分でパクられたアイデアら真似された物に対してなぜか好きが減ってしまいます。
    読んでいて自己愛性人格障害の人からタゲられ利用されがちだと気付きました。
    インテリアや趣味などアイデンティティに関するものは、見せない様に気をつけたりするべきでしょうか。
    記事などで知れたら幸いです。

    • 北斗 より:

      さわらさんは人を気付かぬ内に惹きつけるタイプかもしれませんね。
      エネルギー概念を理解されると役立ちます。自分のエネルギーが影響していると意識だけでも持ってみてください。

      いくらでも見せて良いと思いますが、どうして自分の興味が喪失してしまうのかがポイントかもしれません。
      思い当たる内容があれば、書いてみますね。

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