心理と特徴

【優しい理由12選】他人に期待しない人の優しさは本物

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期待という心構えは、時に利益を、時に不利益を作ります。

他人に期待する人もいれば、期待しない人もいます。

期待を他に向けることは、自分の興味(喜び)を他に求めているさま。

すると、他人に期待しない人は、自分の興味を他人に求めていないことになります。

これを紐解くと、「他人に期待しない人は本当の意味で優しい」とわかります。

ここでは、他人に期待しないからこその、本物の優しさを見ていかれてください。

  • 他人に期待しない人の優しさを知りたい
  • 他人に興味がない人とどう違うか考えたい

固定観念をピョンと放り投げる内容となっておりますので、一つの考え方となれば幸いです。

それでは若干辛辣な、期待しない現実世界へ向かいましょう。

他人に期待しない人は優しい

他人に期待しない人の心理

「あぁ、空からこんぺいとう降ってこないかな?」
「これだけ頑張ったから、部長から桜餅貰えるだろう」
「あのお店のプリン、きっとまだ残ってるはず、ルンルン」

期待することは、事前に脳内の空想を広げて、喜びや楽しみを拡大する知的方法の一つ。

全てに共通するのは、自分自身の興味を引き出すための他への着眼です。

「他」とは自分以外。

自己の喜びを認めるために他人にフォーカスする状態が、他人に期待する心理です。

なんでも
なんでも
期待によって喜びを増やす大切な思考戦略になりますが、自分の利益を他から得るための心構え、執着でもあるのは気になる点

現実が起きていなくてもワクワクニコニコ楽しめます。

現実が望んだ形でない場合、失望や落胆、悲しみや怒りを生みます。

ギャンブルみたいなものだと思うと、わかりやすいかもしれません。

これを他人にしないことは、はっきりした心の在り方が表れます。

『自分の喜び(利益)を他人に求めていない』

これを主軸に、いくつかの特徴が見られます。

 

他人に期待しない人の優しい理由12選

1,迷惑をかけない

他人に期待しない優しい人は自立しています。

自立は自力と自責と自律を重んじ、努力して成長する意志の表れ。

自らのことは自らでまかない、他者に迷惑をかけません。

周囲を配慮し、気遣い、言葉使いも考え、関わる人々のことを考えて接します。

あまりに期待しないため、「人に興味がないのかな?」と思える人もいますが、ちゃんと周囲の人々を捉えて一人一人に迷惑をかけない優しさがあります。

 

2,よく気がつく

他人に期待しない人には認識力が高い特徴があります。

物事を捉える際の認識材料の多さ、正確さ、質、情報取得速度のレベル。

洞察力、本質を鋭く見抜く力があり、周囲の変化や違和感などあらゆる物事によく気がつきます。

気づけるからこそ周囲をたくさん配慮でき、「おっと危ない」と本人も気づいていなかった書類の雪崩落ちを事前に防いでいたりします。

 

3,責任感が強い

良い悪いにかかわらず現実をしっかり認め、責任を持った自力の道を選びます。

「あの人を都合いいように変えよう、社会がなんとかしてくれる、政治が助けてくれる」などと期待せず、自分は何ができるか考えます。

「なにもできなくても周囲に迷惑はかけないようにしよう」と何かしら責任を持って行動し、人に見られなくてもゴミを見つけたら拾う、そんな表立たない優しさに繋がります。

 

4,自己尊重

他人に期待しない人が優しいかどうかの一つの線引きとなるのが、自らを尊重しているかどうかです。

自己尊重がある人は自らを信じて敬う気持ちがあり、絶対的な自信があります。

尊重していない場合、自信は自惚れや幼児的万能感となり、他者を見下し蔑む人もいます

尊重は真に自らと向き合い誤魔化さないが故の在り方であるため、自分を上に見せるのではなく、精神余裕として自信が表れ、優しさに繋がります。

 

5,個々の在り方を否定・批判しない

他人に期待しない人は単独行動や孤独を好みます。

一人でチャチャッとできてしまうので隣人を助けることができますが、助けません。

個々の在り方を敬い、執着や依存ではなくその人がその人自身の力や責任を育むことを大切にします。

意見や価値観、性格や人格、能力や才能を否定批判せず、個々の在り方を尊重する優しさです。

 

6,失敗や学びを与える

他人に期待しない人は自由を好みます。

制約も縛りも全部ぶち壊す解放ではなく、どんな状況や環境でも羽ばたく自分である(またはそんな自分になる)ことを重要視。

一人一人の自由を重んじ、個々の努力や成長、失敗による学びや気づきの機会を一切奪い取らない配慮をします。

他者のために失敗や学びの材料を疎かにさせない、そんな厳しさを兼ね備えた優しさです。

※期待しないメリットは、【着ぐるみ執着とお別れ】期待しない方がうまくいく仕組み をご覧ください。

 

7,愚痴を言わない

期待せず切り落とします。

ダメなものはダメであり、決意と決断が早く、いつまでもすがりません。

冷酷な一面に思われながら、愚痴や悪口を言わない特徴にもなります。

期待しない人にとって愚痴や悪口を言ったところでストレス発散の自己満足にしかならず、自立している人に我を満たす利益は必要ありません。

そのため、愚痴や悪口を言う場合は自分のためではなく周囲を喜ばせるための毒舌エンターテインメントにします。

自然と周囲を配慮して言わないか、楽しませるために言うか分かれます。

 

8,甘えるのは許し、無責任は許さない

誰もやらない嫌なことがあっても、誰かやってくれるだろうと期待しません。

「トイレ掃除は誰もやりたがらない、しょうがない、私がやるか」

嫌なことをすると誰しも不平等や不満を抱きますが、本当に優しい人は、「嫌々ではなく自分のためにやっているんだ」と自らを納得させる自律心があります。

自分のためだと認識できるため、「やりたくないならやらなければいい」と、やらない他人の気持ちと選択を尊重します。

それによって甘えたり、楽な道を選び怠けて退化しても、「やらなかったのは本人が選択したんだから、甘えて怠惰な人間になったところで自業自得だよ」と厳しくなります。

自らの意思で甘えたいなら甘えればいい、ただ他人によって甘えさせられたんだと無責任にはさせない。

個々の選択を排他せず、かつ、無責任にさせないために結果が悪くても自業自得を思い知らせ、責任逃れさせてこれ以上ダメな人間にさせない優しさです。

 

9,干渉しない

他人に期待しない人は不干渉です。

他人を変えようとしないので、押し付けや決め付けをしません。

強制や強要、相手を縛って思うままに支配するなどのエゴがありません。

他者承認欲求がなく、自己顕示欲や物欲など、他に執着や依存して自らを喜ばせようとしないので、人を利用しません。

不干渉は一見冷たくて厳しいですが、真に個の可能性と現実を敬う愛であり、本当の意味で思いやりと優しさを持つ人ができる所業です。

 

10,見守っている

不干渉の関わり方は、見守る優しさになります。

「まずはジャングルジムで好きなように遊んでみな、失敗も成功も自分で起こし、現実を捉えることが大切だから」と言う親は、子から離れながらもしっかり見守っている。

期待しないことは本人の成長と機会を邪魔しない尊重にもなるため、優しい人ほど遠くから見守っています

人によっては見守っていない素振りをしたり、突き放しますが、ちゃんと遠くで想い続け、必要な時を見計らって手助けし、厳しさも与えます。

 

11,影人

影の暗躍者であり、功労者であり、縁の下の力持ち。

陰ながら動き、サポートし、協力し、手助けしており、実質的に最も重要な部分を担っていたりします。

例えば、トイレの清掃員のように陽に当たりにくい役目。

トイレが汚れたままではメンタルが汚れ、外部環境に総じて仕事の効率も成果も、そして精神的にも落ちてしまい、何もできなくなる可能性すらあります。

見えにくくても実質的には核を担っており、表に立たない苦労を買って出る人は本当の優しさを持ちます。

 

12,辛い過去を乗り越えた

他人に期待しない優しい人は大事な過去を持っています。

厳しい過去を生き抜き、他人に期待せずに自力を成長させる道を選びました。

精神的に強いが故に自己を高め、辛い経験を乗り越え、心の余裕と自己尊重を手にしました。

強さは優しさの根本材料となり、精神的な余裕が幅広く個々をしっかり捉え、本質的に重要な内面に着目する能力を持ちます。

一時凌ぎではなく長期的に欠かせない部分と関わろうとするのが他人に期待しない人であり、優しさとなります。

以上が、他人に期待しない優しい人の特徴でした。

 

他人に期待しない人と、興味がない人の違い

他人に興味がない人の優しさは機械的

期待と興味の違いはありながら、興味がない人も優しいです。

しかし、優しさに違いがあります

他人に興味がない人の優しさは知的で、一方通行。

興味がないことで干渉せず、ノータッチ。

興味がないので失敗してもOK、相手を咎める意味を持たない。

興味がないので相手に謝られてもOK、許すも許さないもどっちでもいい。

一定の距離感を保ち、当たり障りなく、問題を大きくせず、余計を省くことに優先度を高めます。

暗黙の了解や常識やルールに則り、責任を曖昧にして追及しないことに、「優しさ」が見出されます

本人は優しくしているつもりはないのですが、相手が不利益を被らず利益を得た時に、「利益を貰った、あの人のおかげだ、優しいな」と思い、優しい印象が完成します。

他人に興味がないことで無作為に生まれる利益を周囲が見出す、本人の意思が関与しない優しさです。

 

他人に期待しない人と興味がない人の決定的違い

期待興味

期待なし:
「この桃、一個1,000円もするんだぁ、で、もう食べていいの、パクパク」
興味なし:
「この白トリュフは今年一の品、ふ~ん、ペヤングある?」

期待しない人は興味がなさそうに思えますが、実際には興味があるもないもありません。

自分の興味が沸き立つかどうかで人と関わっておらず、他人に興味がない人との決定的な違いがあります

  • 他人に期待しない人は興味ないのが当たり前
  • 他人に興味がない人は興味ないのは当たり前ではない

「興味ない」が当たり前か当たり前ではないかの違い。

人との関わりに負の点数が入るか否かが顕著になります。

期待しない人は初めから興味なしが通常であり、「この人とは関われないかも」と思っても、それによって人を枠から外したり、「関われない人」とフィルタリングして除外しません。

いわゆる、人を上下左右で区分ける概念がありません

一方、興味がない人は誰しもに興味がない訳ではなく、同じように個を尊重する人には興味があるので、人間に対して若干の期待値があります。

興味がない対象に負の印象が認識され、自己内部で関わることが一生なくなるくらいの除外設定が起き得ます。

反対に、関われる人には興味があり、本来の人懐っこさや、本質的な温かさが表れ、極端に違う関わり方になります。

 

深掘り:優しさの違い

不干渉によって周囲が利益を見出し、「これは優しさだ、実はあの人は優しいんだ」と思われるのが、他人に興味がない人の優しさです。

期待しない人の優しさは、相手のために不干渉になります

相手が見出す以上に、期待しない人自身の与える利益が明白になります。

この利益が、「見守り」です。

  • 他人に期待しない人の優しさは、他人を見守る不干渉
  • 他人に興味がない人の優しさは、他人をそーっとする無関心

お昼寝している親しい人を見て、静かに微笑んでいるのか、静かに離れるか、というイメージ。

見守る不干渉は、相手のためを想った敬いの形

直接与える温かい気持ちや、心の開きがあり、心の繋がりを見つけてくれながら、本人が自分の力で歩いて喜びを作れるように、距離を置いてくれます。

成功だけでなく、痛みや失敗も本人にとって大切な経験だと俯瞰して、本当に困った時にはしっかり手を差し伸べてくれる優しさ。

他人に興味がない人も個々を尊重しているからこその不干渉であり、寝ているのであれば、「本人が寝たいから寝ているんだろう」とその人の認識に自己都合を押し付けないように離れます。

どちらも優しさであることに変わりませんが、違いによって期待しないことの意味がわかりやすくなると思います。

 

優しい人かどうかの見分け方

期待しないも、興味がないも、どちらも不干渉による優しさです。

不干渉とは相手そのもの、個々人を尊重するからこその在り方、「私は私、あなたはあなたの人生があり、あなたに起きる出来事はあなたのためのものだよね」のさまです。

時に冷たさにも受け取られながら。

期待しない人の優しさは、執着しないで生きるための、自立を促す成長の見守りがあり、厳しさもあります。

期待するからこそ厳しくもなりますが、厳しくする目的は、自分の満たされない気持ちを満たすためなのか、相手の成長を真にもたらすためなのかの違いがあり、見たいのは中身、本質です。

不干渉の優しさは、本当の意味での他を想う心配りであり、とても難しい優しさだと思います。

冷酷な目も必要で、手を差し伸べたくても差し伸べない強い気持ちも必要です。

この優しさにはとっても顕著な特徴があり、本当に優しい人かどうかの見分け方があります。
※どうすれば期待しない優しさを育めるかの方法にもなります

見分け方は、自分の方法を押し付けないかどうか。

自分のやり方、考え方、ルールを押し付けず、見守る人は本当に優しい人です。

「期待してないから勝手にやれ」ではなく、本人が考える機会を与えたり、聞かれるまで言わないで見守ったり、提案して本人に合うかどうかを決めてもらいます。

その人にはその人の価値観、観念、歴史、生き方、考え方があることをしっかり尊重し、自他の境界線を持ちます。

期待しないからこそ自己都合、自己ルール、自己認識、自己世界を押し付けません。

親と子の関係など、押し付けないといけないこともありますので、自覚が難しい立場の人もいますが、押し付けだと気づいた時に、認めてやめられるのが期待しない優しい人。

精神を育む重要な行為となる優しさ、期待しないで他を他のまま捉える不干渉は、「いつでもどこでも喜びや幸せを自分自身で作る力」を高める恩恵となります。

 

他人に期待しない人は優しい まとめ

「押し付けずに見守ることは、本物の優しさになる」というお話でした。

この内容は、私の母親を題材にしています。

小さい頃は全く理解できず、「誰も私を助けてくれない」と悩み続けるほど、厳しい不干渉でした。

優しさだと気づき難く、過去の記憶を思い返すと、「あ、遠いけど見守ってくれているじゃないか!」なんて、やっと気づけたりします。

他人に期待しない人は時に、何でも一人で頑張り、自分に厳しすぎる人になり、他人に厳しくもなります。

すると、「見守り方が望遠鏡レベルに遠くて、到底優しさに思えない」なんてことも。実際にそう捉える方は多いと思います。

しかし、本質的な優しさがあり、遠くてもしっかり見てくれているのが、他人に期待しない人です。

期待されないからこそ自堕落に陥ることもありますが、真に優しさがあれば無意識に伝わっており、いつの日か人それぞれに気づいて明るみになるのかもしれません。

結果的に人間性や精神を育み高めさせてくれる恩恵は、不干渉にある。

期待しない大切さを知る一つの考え方となれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

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