方法

「波長が合う!」は勘違いの可能性大【本当に合う時の感覚&直感の真相】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ビビビ。

会った瞬間に良い友人関係になることがわかった。

合いすぎて即座に結婚、なんて人もいますね。

そんな波長が合う人、稀にいると思います。

合う人がいれば合わない人もいるのが世の常、できれば合う人と関わっていたいものです。

そんな時に役立つのが波長が合う感覚や直感です。

ここでは、波長が合う「感じ」にフォーカスし、本当に波長が合っているかどうか見極めるための理解をお伝えします。

  • 波長が合う感覚や直感を知りたい
  • 波長が合うと勘違いする注意点を知りたい

「合う」と感じることには、自分を感じたか相手を感じたかの大きな違いがあり、勘違いしやすい理由が潜みます。

関わってから、「ちぇ、結局合わないやんけ」とならないために、感覚感受の紐解きがお役立ちとなれば幸いです。

波長が合う感覚と直感

波長が合うとは?

波長の合う合わないに欠かせないことがあります。

『自分の状態と合致する人=波長が合う人』

状態とは健康、心理、精神など、自己の内外全てを含めた性質・在り様。

シンプルに、「ある時点での私そのもの」です。

自分の状態と最も合う人といえば、自分自身

もう一人全く同じ自分がいれば最も波長が合う人になり、究極的な安心を感じます。

波長が合うとは内面も外面もマインドも状態そのものが合う人であり、自分のように関われる人。

おならパッパしてもなーんもへっちゃら。

スピリチュアルな理解も含めると、意識レベルが同じであり、魂の距離感が近い人、精神性が同じ段階にある人を指します。

 

波長が合う感覚はあるけどない

そんな波長が合う人と出会ったり関わったりする際、「あ、合うぅ~」という感覚があるとかないとか。

お伝えしたいのは、「あ、私はこの人と合う」とならないことです。

この理由は、波長が合う人であればあるほど、何も感じようとしないからです。

究極的には同一の自分ですので、合うも合わないも合うのが当たり前の状態なので、あえて感じ取ろうとする認識がありません。

「そういえば、いっつも一緒にいるね」
「あ、たしかに」
「合うんじゃない」
「そうだね、なんでもいいけどね」
「ね」

スピリチュアルな理解では、ツインソウルやツインレイという魂の片割れに該当し、合うも合わないも出会った時にはわからず、多少時間が経ってから改めて認識すると、「私たちって合うね」となります。

※実際に合う合わないの話をすると、変な違和感を感じます(合うも合わないも合うのが当たり前なので)。

と言ってもこれは極論です

このように一体化できる相手を[0時点]とすれば、[100…5…1…0.5…0.1…]と近づくほどに波長が合う人でありながら、「合う」と感じなくなっていきます。

反対に、離れれば離れるほどに「合う、合わない」を認識しようとします。

少しややこしいのですが、私たちの人体は常にあらゆる部位やマインドが感覚を感じ続けているので、感じていることを実際に把握するかどうかの選択があります。

感じていることを感じていると捉えるかどうか、というお話です。

  • 合う人ほど、感じていても感じていると捉えない
  • 合う状態から離れていくほどに、感じていることを捉えようとする
  • 合わない人ほど、「この人は嫌だ」とはっきり感じようとする

※運命の人については、【運命の人?】一緒にいるとドキドキする心理とスピリチュアル をご覧ください。

 

波長が合う直感とはシンクロニシティのこと

感覚がわかったところで疑問になるのが、直感です。

「確実にあの人と合う直感があった」

直感は上述のように感じていることを感じていると捉える、そんな二段階がなく、パッと来たら直でパッ、一段階。

直感の場合に考えられるのは、シンクロニシティです。

シンクロニシティとは、

ユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」を指す。

「共時性」「同時性」「同時発生」と訳される場合もある。

※Wikipedia 参照

シンクロニシティに対するユングの解説は、共同体無意識という誰しもが心の奥底の意識で繋がり合っている考え方を基にします。

類似性や近接性を持ち、無意識領域で繋がり合っている関係や意味があると、表面的に偶然だと思えることが発生するというものです。

シンクロニシティは無意識では既に存在していることが表面化するので、「知っているけど知らない」という感覚が湧き出て、わからないことをわかろうとする人間機能によって感受を認識しやすくなります。

潜在的にお互いが繋がり合っている前提(または意味)があるため、両者共に合う感覚を抱き、とても波長が合う人であり、運命の人や関わるべき人だと考えられます。

さらにスピリチュアルな概念を含めると、カルマ解消のために関わるべき人であり、過去世で良いも悪いも因果を残したがために解消しなければならない相手の可能性もあります。

どちらにしろ関わることに重要な意味があり、深く関わりたい相手だと示唆します。

※心が繋がる感覚については、【心が繋がっている感覚】魂同士を繫げるかは自分次第だと知った日 をどうぞ。

 

「波長が合う=良い」ではない

これまでの内容からお伝えしたいのは、「波長が合うからなんなのか?」の理解は一つではないことです。

合うという感じには二つの捉え方があります。

  1. 合うという感覚
    …安心感
  2. 合うという直感
    …意味の見出し

この二つは「合う」のそもそもの意味が違いますので、一つずつ見ていきましょう。

 

①「合う」という感覚の中身は、バイアス

感覚的に合う合わないを捉える場合、[合う=気が楽、何も隠さず関われる、拒否感や恐怖心がない]など、自分らしくいられる安心感が大きな基準になります

安心感はあればあるほど、「私は安心している」と認識しなくなります。

硬直が取れて緊張がなくなり、「この人とは合うな、合わないな」という感覚を感じようとするマインドが消えていきます

自分の心身に合う食事ほど、「美味しい、合う」とわざわざ認識せず、ただ無心で堪能するようなイメージです。

このことから、「絶対合う!」と認識が強ければ強いほど、意図的に合うと思いたい心理状態を表します。

「私たちって合うよねぇ」「そうだよねぇ」みたいなダンスグループがいれば、それは合うのではなく合わせている。

合うと思いたい、思った方がいいとする心理バイアスがあり、相手に対して類似性や親近感を持ちたい、持っていた方が身のため、または比較による思考的判断。

「合う」と感じている訳ではなく、自分そのものを相手と合わせたいかどうか判断した、という考え方です。

相手に合わせたい気持ちや思考があるほど、「この人とは波長が合うぞ」となります。

相手に合わせたい気持ちや思考がないほど、「なんか合いすぎて怖い、嫌だ、気持ち悪い」となります。

 

②「合う」という直感の中身は、重要な意味や理由

直感の場合、[合うから良い、悪い]のルール、思考の介入がなくなります。

シンプルに感受のみですので、良いも悪いもルールに当てはめた概念はなくなります。

すると残るのは、[合う=で?]

直感がシンクロニシティという考え方では、[合う=関わる意味がある]

関わるべき人であり、お互いのために関わる何か理由があるからこそ、「この人と波長が合う」と直感します。

シンクロニシティ、またはスピリチュアルでもいいのですが、無意識や魂領域で既に繋がっている理解があると、関わる意味や理由があるからこそ心が「合う」と直感します。

意味や理由は人それぞれです。

お互いに心のどこかで意識しており、「相手のあれを学ぼう」「相手を見つめて自分を見直そう」と思い合っているかもしれません。

人によっては魂の繋がりが強いソウルメイト、今世で同じ目的を果たしに来た人同士かもしれません。

もしかしたら前世でとんでもない悪いことをしてしまい、今世でカルマ解消するために関わらなければならない相手だったり。

運命の赤い糸で結ばれた人であり、出会った瞬間に結婚するかもしれません。

そして、結婚してから関わり合う意味が強まり、一緒にビジネスを始めたり、お別れしたり、人生が加速します。

直感の場合、「波長が合うから何なんなの?」というお話ですので、関わることにどんな意味や理由があるか、そんな自分や相手を見ることとなります。

[合う=良い]ではないので、合うから何なのかを見出すことに直感の役目と意味があります。

 

『自分を知りたい方へ』

自己理解は知識の習得だけでは本質になりません。
経験と実践を含めて理解がより深まるため、機会をここに提示します。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※自分を本当に変えたい方のみご活用ください。

波長が合う勘違い

勘違いしやすいケース①:自己フォーカス

感覚的な「合う」には、誰しも勘違いしやすい罠があります。

上述でお伝えしたように、波長が合う人であればあるほど「合う」と感じません。

「この人は合う」と感じる場合、真っ先にわかるのは、その感受を認識している自分がいることです。

「合う」と認識したい自分がいる状態。

今この瞬間に耳の後ろでフヤフヤする感覚があっても気づいていない、ということは、認識する場合は意図的に認識しようとする自分がいます。

これが意味するのは、「波長が合う」と認識するのは、自分の感じている感受を自分のために表沙汰にしているさま

自分が感じたものを、自分で感じ取り、自分に感じさせるさま。

自分へのフォーカスが強い状態です。

この場合、「波長が合う」の真意は別にあり、ほとんど勘違いで終わる可能性が高いです。

実際に関わっても、「あれ、違った」と数回会って終わり。

自分の情動だけ高まり、関わる度に相手との差が徐々に明確になる。

安心感がなく、常に相手を気にしたり、自分の喜びを求めたり、緊張状態がある。

あれぇ、合うと思ったんだけどなぁ、おならしても気にしちゃうなぁ、なんて。

こんな経験は誰しもにあると思います。

合う合わないは本人が決めることなので自分にフォーカスするのは当然ですが、合う合わないは相手と自分が同じ状態(または同じ意識レベルや魂や無意識での繋がり)かどうかなので、相手のことを感じ取らなければわかりえません

「合う」とは、自分ではなく相手の健康や心理や精神状態を感じ取って、さらに自らの状態と照合して初めて感じ取れるもの。

ややこしいですが、真意はシンプルです。

「この人のことを知りたい、理解したい」と相手にフォーカスが向いていなければ、「合う」の真意は幻想です。

無意識も含めて相手を知る意欲がないと、バイアスが思考をバボンと占領し、[合う=私が関わりたい、他の人よりは合う]という一方的認識になってしまいます。

「この人は合わないな」も同様で、相手側にフォーカスして心を寄せないと、実は合う人なのに関わらないという勘違いも起こります。

波長の合う合わないは、相手にフォーカスして相手側を感じ取らないと、勘違いになる可能性が高まります。

 

勘違いしやすいケース②:相手が合わせている

そもそも波長が合う人とはレアです。

「趣味が同じで、家庭環境が似ており、自分にしかない意見だと思っていたのに、この人も同意見を持っていた」となれば、脳は合うと思いたくなります。

しかし、合う合わないは相手と同じ波長かどうかですので、自分のみの認識では成り立ちません

例えば、赤ちゃんと母親。

合いそうですが、波長は合いません。

血が合う、細胞が合う、遺伝子が合う、食生活が合う、観念が合うなど、たくさんの合うがありますが、波長は合いません。

波長が合う場合、赤ちゃんか母親のどちらかが相手に波長を合わせる調整を要します。

赤ちゃんと同じように自由になり、時折お粥をぶん投げて一緒にケラケラ笑い、おしっこをぶちまけて泣き叫ぶといい塩梅。

もちろん演技なし。

同じようにミルクをチュパチュパ飲むということではなく、同じ健康、心理、精神状態に合わせると波長が合います。

このように、自分の波長を相手に合わせて変えられる人がいます。

柔軟で寛容で、認識力が高く、許容が広い人は、相手に合わせて波長調整できます。

八方美人、優しすぎる人、または聖人や仙人が典型例。

「合う」と思わせられている(または思わせてもらっている)状態です。

実際には合っていないため、合わせる側次第で人間関係のピリオドが決まり、突然いなくなったり、近づきすぎると長続きしないなどの関係性になります。

合わせられている場合の「合う」は勘違いであり、自分だけでなく相手も気楽で安心しているかどうかを思いやるなど、相手に合わせないと関係の持続性はなくなります。

※合わせる側の詳細は、【八方美人の末路は極端】3タイプ別行く末は『聖人or不幸or腹黒』をどうぞ。

 

勘違いはとても大切

波長を合わせるのは高度な行為です。

相手と同じ波動域にする必要があり、その後に相手側の健康や心理や精神状態に合わせて自らを適応させ、関わり方を工夫し、主に俯瞰スタンスにします。

このような人はコミュニケーション能力が高く、認識力と傾聴力が高いので、関われば気楽で安心で、攻撃性も排他性も感じず、「合う」と思うのは自然です。

勘違いですが、このような人と関わることはとても大切な理解向上に繋がるチャンスです。

相手の波動が高い場合、高く合わせることはできません(即疲れたり自分を見失う)ので、合わせる人は自らの波動域を下げて波長を調整します

するとこういう関わり方をしてくれます。

  1. 話をよく聞いてくれる
    (話す人に合わせる)
  2. 話をたくさんしてくれる
    (話さない人に合わせる)
  3. 相手に知恵を与える
  4. 相手に喜びを与える
  5. 相手に敬いを与える
  6. 相手に厳しさを与える

何かしら利益や気づきを与える関わり方をします。

常に一方的に貰っている感覚があれば、合うのではなく合わせてもらっている可能性が高いので、相手にしっかり着目すると大切なことがわかります。

相手をちゃんと見ていないことです。

特に感覚的な人に多いかもしれません。感覚とは自らのみが認知する絶対性があるので、感受を重んじる人ほど、いつのまにか相手側を捉えずに自分のみにフォーカスします。

これは利点もありながら汚点も多く、この内容で言うと、「合う、合わない」の勘違いが増え、失敗や後悔に続きます。

勘違いとは相手を捉えていなかった、相手側になっていなかった、自分側のみにフォーカスしていたと気づくための経験そのものです。

人間関係を躍進させるために重要な経験となり、勘違いするからこそ「合う、合わない」の感受を精査でき、本当の意味で合う人と出会うチャンスを広げられます。

もし勘違いした経験があれば、ぜひ今後のために活用していきましょう。

 

まとめ:波長が合う感覚と直感と勘違い

  • 波長が合うとは自分の状態(健康、心理、精神)と合致する人
  • 波長が合う人ほど合うのが当たり前であるため、合う感覚を認識しない
  • 強く認識すればするほど、相手と合う自分でありたい気持ちや、他との比較によって思考的に自己判断した表れ
  • 「合う」と強く感じる場合は直感であり、シンクロニシティによるもの
  • 直感は無意識や魂領域で相手と繋がりがあり、お互いに関わる理由や意味がある
  • 直感ではない「合う」は、自己フォーカスによるバイアスが介入し、勘違いの可能性が高い
  • 相手を知りたい、理解したい気持ちがない場合、「合う、合わない」両方共勘違いになりやすい
  • 自分が合うのではなく、相手が合わせているケースがあり、勘違いになる
  • 勘違いによって相手をしっかり見ていなかったと気づく機会になり、より良い人間関係の発展に続く

波長が合う人と出会うにはプロセスがあります。

プロセスが抜けると出会えない、または出会ってもお別れがあり、それぞれに不足したものを探し求め、取得する宝探しが始まります。

プロセスの一つとなるのが自己理解。自らの感覚と直感を見定めるためにも、一つのご参考になれば何よりです。

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。

『心理とスピリチュアルの学び場』

誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です