心理と特徴

【天才素質とひらめき】感受性が強い人は条件付きで頭がいい

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ビリビリッ。

あまりに静電気を感じるため、もはや物に触るのが恐くなった。

「へへ、恐いのがいいんだよな、バチッ、イテェ、へへへ」

感受性が強い人は敏感で繊細で刺激を識別する能力に長けており、物事を認識するための材料が多いので、出来事や変化によく気づきます。

本質を見抜き、感覚的に物事を網羅しているので、頭がいい印象を持たれることがあります。

実際のところ、どうなのでしょう?

感受性が強い人を洞察するとわかる、「頭のよさと天才素質」を見ていきましょう。

  • 感受性の強さに潜むポジティブな面を知りたい
  • 天才の素質がある考え方を知りたい

物事にはネガティブな面とポジティブな面が両方あって一つですので、感受性は生きづらさになることもあれば、誰よりも深く繊細に知る力にもなります。

ポジティブ面を把握するためにも、一つの考え方となれば幸いです。

感受性が強い人は頭がいい

感受性が強い人の特徴一覧

鈍感で大雑把な人がいれば、敏感で繊細な人もいます。

敏感で繊細な人には感受性の強い人が多く、
HSP(すっごいセンシティブな人)
エンパス(エネルギー吸収タイプ)
逆エンパス(エネルギー放出タイプ)である人もいると思います。

感受とは、「見る、触る、聞く、嗅ぐ、味わう、ピカーン、なんか…ここにいる」など、外界からの刺激を受け取り、識別すること。

感じて→知覚して→認知して→最終的に認識(または意識)する。

自分の外側からやってきた刺激が内側深くへ入っていく流れがあり、考える、知るなど、物事を本質的に認識する際の土台になります。

“認識”するための材料収集となる感受性は、認知(感覚・知覚)能力の高さを物語ります

感受性が強いことは、物事を本質的に知るための材料が豊富であること。

鈍感な人は何を食べても白黒の味、感受性が強いと口内がダンスパーティを始め、弾けるように多彩な味わいがパーっと広がる、みたいなイメージです。

そんな感受性が強い人、特徴はネガティブとポジティブがごちゃ混ぜです。

感受性が強い人の特徴
  1. 感受過敏で神経質、こだわりが強い
  2. 五感のどれかが特出して機能する
  3. 周囲の感情やエネルギーに翻弄されやすい
  4. 繊細で完璧主義、納得いくまで終えたくない
  5. 責任感が強く、他者の責任まで自分で負う
  6. 周囲の視線が気になり、気を使う
  7. 思考が止まらず、脳の暇がない
  8. 頭の回転が速く、洞察力がある
  9. 自他の境界線がなくなりやすい
  10. 縛られるのを嫌い、自由を好む
  11. 好かれたり嫌われたりが極端
  12. 過度に気を使う、利用される
  13. 知らないふりや演技が多い
    (人によってはズバズバ言うようになる)
  14. 自己世界にこもりやすい
  15. 不安や恐怖を感じやすい
  16. 利便性より自由を求める
  17. 都会より自然を好む
  18. 内向的
  19. 我慢癖

注目したいのは、「認知量の多さによる陰陽両面」です。

感度が高く、刺激の識別が優れており、知覚情報がとにかく多く、存在認知能力が高い。

一方で、環境次第で刺激が強すぎてダメージとなり、周りが気になって本来の能力を出せないほどに抑圧や縛りが増え、他からの重荷や抵抗や障害が多く、生きづらさや辛さを抱く要因になります。

ここでお伝えしたいのは、陰陽の陽側、ポジティブな面です。

認知量が多くなる感受性の強さ、知能発達に繋がる利点を見ていきましょう。

 

感受性が強い人は頭がいいわけではない

大前提、「感受性が強いからといって頭がいいわけではない」と考えます。

頭のよしあしは定義が幅広く、記憶力がいい、テストの点数がとれる、IQが高い、地頭がいい、頭の回転が速い、問題解決能力に優れている、経験豊かで柔軟に応用できるなど、多岐に渡ります。

そこで、手っ取り早く全取りすれば頭がいいと言えそうです。

この場合、認識力がポイントになります。

認識力とは、自己認識、他者認識、全体認識にて、物事を本質的に知る力。

いわゆる自分という乗り物、肉体・脳・心(または意識や魂)を最大限使いこなす力。

認識する質が高く、幅が広く、量が多く、早い。全て揃っていればいるほど頭がいい人。

イメージは、初めて訪れた部屋に入った瞬間、早く多く正確に、状態や状況、その時の自分や周囲を含めて行為(記憶、思考、行動、判断など)するさま。

よく気づく人とも言えます。

感受性が強い人は認識するための認知材料が豊富です。

普段から感受し続ける経験によって存在認知能力を高め、認識するための土台が既に出来上がっていると考えられます。

それならば頭がいいと思えそうですが、認識力があるわけではなくその前提がある状態

土台はある。

あとは使いこなすかどうかでして、180Km/hの高速ストレートにブワンぺニャンな癖癖ナックルを投げられる肉体がありながら、野球を知らないかもしれません。

頭がよくなる可能性は高いと考えられますが、感受性の強さによる敏感性や繊細さがある場合、どうも認識力を高めることに抵抗を作る“あるもの”がネックになりそうです。

 

頭がいいかどうかの分かれ道

あるものとは、恐怖心”です。

恐怖心とは誰しもが嫌がる気持ち、[怖れ、未知、痛み、嫌悪、認められない]など、強い拒否感を抱く基です。

恐怖を味わうと、感受性が強くない人とは比べものにならない不安、苦痛、辛さ、「二度と味わわない!」と決意するほどの拒否感を抱きます。

さらに心の傷を負い、メンタルが弱まり、精神が壊れる可能性がギュンと高まり、一斉に自己防衛が本能的にも意識的にも発動する緊急アラームが鳴り響きます。

自然に恐怖心と距離を取るようになり、嫌なこと、不安で、認めたくない出来事があると、嘘や誤魔化し、現実逃避して自己世界に閉じこもりたくなります。

ネガティブに対する嫌悪が根付き、徹底防衛するかのごとく全身に鎧をまとい、「ネガティブは嫌だ、ドンッ」と自己世界の門に封印札を貼る勢いで縛りや抑圧が起こります。

感受能力はよりネガティブに過敏になり、感じないようにとフォーカスすることで感じる頻度が増える、そんな意識の集中によるジレンマが発生。

物事を感受してもより深く捉える“認識”段階へ向かう前に、「うわ、いらないっ、テイッ」と投げ捨てたくなります。

認知能力が高いと感覚的によく気づき、よく知っているさまがあります。

しかし、頭のよさを示す認識力の育みへ向かわない場合、価値創造や、自分の奥深くを使用した本質理解にはなりにくいため、感受性が高いから頭がいいことには直結しないと考えられます。

 

条件付き:感受性が強い人は頭がいい

上述の理解から、感受性の強さによって頭がいい人もいるとわかります。

恐怖心と関わる人です。

深く関わり、どっぷり浸かる、もはや恐怖を喜びはしゃぐ人は、頭がいいと考えられます。

マッドサイエンティストみたいですが、ジャムおじさんなんかも該当すると思います。

絵が可愛いので現実タッチに置き換えにくいですが、世の中を破壊しようと企むとんでもない悪者と戦うヒーローのために、爆撃雨嵐のど真ん中で、ウンセウンセと新しい顔をコネります。

もはや芸術パフォーマンスの域を超えたベーカリー、独裁者に命令されて面前で即興音楽を作る以上の震え、恐怖のど真ん中で自分の認知にこれでもかというほど集中するさまは、恐怖を喜ぶ精神にしか思えません。

感受性のネガティブ面と深く関わり、大いに受け入れる人は認識の基盤である認知能力を最大活用できます。

抵抗や邪魔がなくなる意味であり、感受によって認知するあらゆる存在(エネルギー、意識、波動、質量)を際限なく捉えられます

みかんを食べて、「味が濃くて甘くておいしい」ではなく、「うわっ、噛むほど溢れてくる、溺れるっ、はぁっ、うっ、苦しいって幸せ、私はみかん」と。

もはやみかんの世界に入るほど、そのみかんという何かを感じとり、感受性の本質的な力を研いで洗練します。

感受に一切の抵抗がなくなった時、目の前のそのもののエネルギーや感情をただ感じるだけでなく、「この人は自分と繋がっている」と、他を自分の一部として感じます。

自分のことであれば自然と敬い、受け入れ、大いに知りたい感じたい。

より感受する目的が無意識にでき、鋭く、多く、明確に、幅広く、豊かに認知材料を増やします。

その先にあるのは、喜んで受け取った情報をより深く正しく理解したい気持ち、認識段階での力の育みです。

勉強するのを楽しみ愛する人ほど、テストの点数がとれるように。

技術を磨く鍛錬を楽しみ愛する人ほど、技能発達するように。

芸術を楽しみ愛する人ほど、クリエイティブになるように。

あらゆる行動継続や努力には、恐怖心を受け入れたり乗り越えたりのプロセスがあり、物事の理解を楽しみ愛する人ほど頭がよくなるわけではなく、楽しみ愛することが出来る人ほど頭がよくなります

恐怖心との関わりは、頭をよくするための材料活かし率のバロメーターとなり、ネガティブで拒否したくなる気持ちを受け入れる人ほど、感受性が強いからこそ頭がいい人になる、という考え方です。

 

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感受性が強い人は天才肌

感受性が強い頭のいい人の共通点

恐怖心と仲良しな人ほど感受性を上手に活かし、頭がいい人になる。

そんな人には共通点があります。

孤独です。

孤独を愛して謳歌する感受性が強い人はずば抜けて頭がいい、と考えます。

天才発明家として知られるニコラ・テスラ氏は、このような言葉を残しています。

独りになれ。
それが発明の秘訣である。
独りになれ。
アイデアが生まれるのはそういう時だ。

by ニコラ・テスラ

音楽家ジョン・レノン氏の言葉もあります。

君が独りの時、本当に独りの時、誰もができなかったことをなしとげるんだ。
だから、しっかりしろ。

by ジョン・レノン

こんな素敵な言葉もあります。

孤独であることは救われることである。

by レオナルド・ダ・ヴィンチ

孤独は認識力を育む最良の選択かもしれません

認識力を育む材料となる認知(知覚、感覚感受)は、誰か他者と関わらなければならないわけではなく、自然、植物、動物、虫、菌を初め、大気や宇宙など、あらゆるエネルギー、意識、波動、質量、いわゆる自分以外の他(外界)との関わりに常に存在します。

あらゆる存在認知を感覚、感情、感性、直感、第六感、霊感、意識を用いて受け取り、孤独という育み環境によって認識力を洗練、成熟させていきます。

自然を敬い、自問が増え、大人しくなり、自由を求めて、心身を余すことなく活用します。

無駄なくシンプルに。

感受性が強いからこそのポジティブな恩恵は、底知れない“知る力”です。

※頭がいい人が孤独になる理由は、【頭がいい人は孤独になる】人間関係の本質を教えてくれる見本 をどうぞ。

 

[感受性の強さ+孤独=天才の誕生]

孤独によって無駄がなくなると、重大な恩恵があります。

エゴがなくなることです。

エゴとは他によって自らをあえて認めようとする意識。

我であり、我欲、物欲、他者承認欲求、支配欲など、あらゆる執着や煩悩を増やす意識。

エゴがなくなっていくと、頭がいい人は進化を遂げます。

天才の誕生です。

 

感受性が強い人は天才の素質がある

感受性の強まりによって、敏感で繊細になっていきます。

目の前にあるエネルギーを感受する時、それが目で見えなければ静電気のように気づく人と気づかない人がいます。

存在を認知する能力が高い人は、心身感受によってあらゆる情報をキャッチします。

孤独が拍車をかけ、より明確に無駄なく受け取ります。

孤独かどうかは条件ではありませんので、孤独にならずとも恐怖心を受け入れ、ネガティブの大切さを知る人は、本当に細かくて微かなエネルギーも感受します。

そんなさまは、[自分:自分以外の他]であるこの世の二極化の繋がり認知

感受性を鋭く豊かに持つ人ほど、この世、この宇宙、いわゆる「他との繋がり」が強い人と言えそうです。

他との繋がりが強いことはエゴ(我)が少ないさまであり、自らを敬う上で、利他心を持って全体を敬います。

エゴが少ないことは女性性が高いさまでもあり、「感じる」に重きを置き、物事を受け入れ、現実に自己都合を挟まず、そのままをそのまま捉え、創造性を育みます。

感受性とは他と自分を繋げる力であり、自分と外界が繋がっていると真に知るための必須認知の基。

繋がりがもたらすのは、直感、ひらめき、セレンディピティ。

繋がりが光を灯し、心が熱を持ち、肉体が活力を抱き、知能が踊るように抵抗なく遊びます。

天才による、「他との繋がり」を重んじる言葉があります。

成功者になろうとするのではなく、むしろ価値のある人間になろうとしなさい。

by アインシュタイン

あらゆるものは、他のあらゆるものと関連する。

by レオナルド・ダ・ヴィンチ

「他との繋がり」を認知する力が感受性であり、最大限活用するための抵抗撤廃により、天才と名が付くのかもしれません。

 

ひらめきをもたらす感受性

ノーベル賞を受賞するような頭がいい人や天才は、突然のようにパッとひらめき、大発明を見出す人が多いようです。

アインシュタイン氏の「奇跡の年」

無名時に三本の論文を突如発表し、物理の考え方を一変させたと知られています。

2000年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹氏の研究は、ある間違いをきっかけに考えを改め、判明に繋がった過程があったと知られています。

2018年にノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶(ほんじょ)氏は、自らの業績を「偶然の発見」と言い、周囲の人々を初め、他との繋がりを重んじた結果なのかもしれません。

例をあげるときりがありませんが、突然の発見、運による結果、間違いによる産物が多々あります。

「私がこうした、我が我なり、グワハハハ」という人は少なそうです。

ひらめきを重んじる天才は多く、有名な言葉が残っています。

天才は、1%のひらめきと99%の努力である。
(1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄である)

by トーマス・エジソン

天才とは、99%の努力を無にする、1%のひらめきのことである。

by ニコラ・テスラ

ひらめきを初め、直感やセレンディピティがもたらされる人は、感度・感覚・感性の陰陽を共に敬い、他との繋がりをしっかり認知します。

感受性が強い人は天才の素質があり、感受性の使い方(自分そのものの扱い方)によって本領発揮され、直感やひらめきがもたらされる。

そんな洞察です。

※感受性の塊みたいな人については、【無意識の最適化】ぼーっとしている人は特に頭がいい訳がある をご覧ください。

 

まとめ 感受性が強い人は頭がいいのか、天才なのだ

・感受性の強さにはネガティブな面があり、ポジティブな面もある

・感受性によって存在そのものを認知する能力が高く、頭がよくなる土台がある

・頭のよさとなる認識力が高いわけではないため、感受性が高い人は頭がいいとは言えない

・ネガティブ面を受け入れる恐怖心がポイントとなり、「他との繋がり」を認知する性質や能力となることで頭がいいと言える

・能力は既にあるため、追加を頑張るのではなく、抵抗をなくすことが重要になる感受性が強い人

・抵抗や邪魔をなくし、感受性を最大限活用できた時、頭がいいだけでなく天才になる可能性がある

・ひらめき型の天才素質を持ち、エゴをなくすことで多大な価値になる

天才への道はひらめきにあり、ひらめきは他との繋がりにあり、他との繋がりは恐怖心にあり。

全ては努力と行動にあり。

恐いものがなくなるのではなく、恐いという気持ちも大切にして、自分の一部として受け入れた時、天才バカボンになれるかもしれない。

そんな考え方が、ご自身の性質や能力を今一度見つめる機会となれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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