心理と特徴

メンタルが弱い人の『優しさ』は短命。【優しくする際は要注意】

優しさの一つ、「誰も傷つけたくない」

この優しさ、メンタルや気(エネルギー)や心の弱さによってかたどられます。

メンタルが弱いと攻撃的になる人もいますが、優しくなる人もおり、内向性質による知的な一時対処が見られます。

本人にとっては大切な生存戦略となりますが、長期的に見ると破壊をもたらす危険性があります。

そうならないためにも、私の理解していることを書き残します。

  • メンタルが弱いと優しくなる仕組みを知りたい
  • 優しいことの何が危険なのか知っておきたい

優しい人は世の中で重宝されますが、自分のための行為が優しさだと思われることで、なめられて利用され、ある時あることが起きる懸念があります。

注意喚起の内容となりますので、思い当たるものがあるか見極めて、一つのご参考にしていただければ幸いです。

メンタルが弱い人は優しい

メンタルが弱いと優しくなる仕組み

「優しい人」と聞くと、「強さ」を思い描くかと思いますが、

「弱さ」も該当します。

理由として考えられるのは、自分が傷つかないために誰も傷つけないからです。

これは内向きの考え方でして、自分が傷つかないために他者を傷つけるのが外向き、攻撃的な人になります。

メンタルや気や心が弱いと、心を傷つけられないように自己防衛が発達し、「私は誰も傷つけない、だから誰からも傷つけられたくない」と活動します。

嫌な思いをしないために、誰にも嫌な思いをさせない活動基準。

自己保身のために他者に嫌な思いをさせない結果、「あの人は大人しくて優しいな」と周囲は評価し始めます。

ここに日本の「恩徳、義理、我慢」の美徳観念が影響すると、「優しくしてもらっているから、あの人に嫌なことをしてはならない」と心理が働き、多くの人は優しい人に危害を加えないように接します。

気を使い合う関係性が完成。

相手を傷つけず、嫌な思いをさせないことで、優しい人になります。

 

メンタルが強い人と弱い人の優しさの違い

メンタルが強いか弱いかによって、「優しい」の類が大きく異なりますので、それぞれの優しさ内情をご覧ください。

メンタルが強い場合、優しさにはこんな特徴があります。

メンタルが強い人の優しさ
  1. 相手のために利益を与える
  2. 相手を知り、考え、理解した後の行動
  3. 相手の立場、認識、気持ちを配慮した上の行動
  4. 差別、区分け、上下優劣のない平等認識
  5. 思いやりや敬いによる愛の気持ち
  6. 自分の喜びを疎かにしない
  7. 叱咤激励の厳しさ、助け
  8. 自立や成長を促す

強さに基づく優しさは、相手を考慮した上で利益を与える発信行動です。

※強くて優しい人の詳細は、本当に優しい人に強い秘密がある|好かれも嫌われもするサポート役 をご参照ください。

メンタルが弱い場合、優しいと周囲が思うことに変わりありませんが、中身は一変します。

メンタルが弱い人の優しさ
  1. 自分のために相手に不利益を与えない
  2. 相手の言動、機嫌、気分を伺い、読み取り、受け取る
  3. 自らの立場、認識、気持ちを配慮した上での他者発信の受信
  4. 上下、勝負、優劣、高低ルールに則り他者を優位にする
  5. 嫌なことが起きないための取り繕い、その場凌ぎ、笑顔
  6. 利益(喜びや安心)ではなく、不利益(不安や恐怖)をなくす徹底
  7. 依存心と執着心を野放しにする甘やかし
  8. 怠惰を増長させる受け身、放任

弱さに基づく優しさは、相手を考察した上で不利益を与えない受信スタンスです。

両者の優しさで特に異なるのは、与えるか、受け止めるか

メンタルが弱い場合の優しさは、受動的に受け止める、相手の行為や欲を受け身で耐える受信特化。

※誰にでも優しい人については、【いい人の生存戦略】誰にでも優しい人は誰にも優しくない をご覧ください。

 

受信特化の優しさは心の防壁

受け身のスタンスになると、優しさは与える形ではなく、相手からの行為や欲求願望を受け止めることになります。

「あ~あ、なんかお腹減ったなぁ、ねぇチャーハン作って」

「は?てめぇでやれよ」なんてことは言いません。

「あのねぇ、朝からグダグダやってんだったら体も頭も腐っちゃうから、自分でやりな!」と時に厳しい優しさはメンタル強め。

「(え、人の作るとかダッル~と思いながら)そ、そうだよね、お腹減ったなら、なんか作らないとね」と受け止める優しさはメンタル弱め。

この行為、別名我慢と言います。

見逃せないのは、我慢強いのではなく、嫌々することに慣れている点

我慢する労力やストレス以上に、チャーハンを作らないことで起きるかもしれない不安や恐怖との対面(相手の怒りや不機嫌などによるネガティブな現実との向き合い)を拒否します。

自分の意見や気持ちを優先せずに、我慢や責任負いを優先するさまは、利益を得るための勇気以上に、面倒なし+不利益を得ない防衛意識

心を徹底的に護る優先度の高さがあり、我慢、責任感の強さ、完璧主義、自分への厳しさ、被害者意識、自己憐憫(れんびん)性、内向性質、受動スタンスを使用して、相手の行為や欲求を受け止めます。

関わる人はこう思います。

  • 「なんでも聞いてくれるいい人」
  • 「嫌な気持ちにならないから関わりやすい」
  • 「傷つく懸念がないから心を開いて頼れる」
  • 「接待されてるみたいで心地良い」
  • 「気使いがあって優しい」

正直な人はこう思います。

  • 「利用できる」
  • 「これは優しさではない」

人と関われば関わるほど利用してくる人が増え、不利益を得ないための防衛活動が増え、心を護っている現実と同時に、メンタルを弱いまま維持する自己保身が恒常化します。

脳は、「人と関わる+嫌々する+心を護る」のセットをホメオスタシス(生体恒常性)が癖にします。

人と関わることで心を防衛するため、利用されても関わり続け、より優しいと思われます

ここでお伝えしている優しい人は、優しすぎる人とは違います

優しすぎる人は我慢強く、我慢しなければならなかった成育環境によって、我慢を必要なものと自覚した上で行為します。

メンタルが弱い優しい人は、我慢した方がいいと思って我慢ばかりしてきた過去があり、我慢を必要なものと自覚するのではなく、嫌々することに慣れた脳の不変やホメオスタシスによる在り方。

※似ている言葉ですが、内情と在り方が全く別ですので明確に区分けします。

 

メンタルが弱い優しい人の注意点

優しいと思われるほどなめられる

弱さに基づく優しさは、自己防衛にて心を護るための接待活動になっていると知っていただきました。

「それじゃあ、心を護るのをやめましょう」なんてことには絶対なりません。

心に恐怖心が蓄積しているからこそ、心と向き合わずに護る働きへ向かうので、本人にとって意味や理由がある大切な在り方です。

問題は、優しいと思われるほどなめられることです。

なめられると被利用が増え、メンタル強化や改善に向かいにくく、コバエが大量に群がります。

なめられるのはよくありません。

なめられないためにも、メンタルが弱いがゆえの優しさの注意点を知っていただければと思います。

注意点は、「私は優しくしている」「相手のためになっている」と思うことの危険性です。

優しいかどうかは他者が唯一決められます。

にもかかわらず、「優しい」と思う場合、心を護るための不利益回避が、相手の行為や欲求願望をいいように受け止められているからだと考えます。

言い方を変えると、「相手のために上手く気使いできている」と思うに値する実績が成功体験となり、脳が「いいね!」して在り方をガッチリ記憶します。

「優しさを相手のために与えている」と自覚する場合、受信特化の優しさをやめられなくなる可能性があります。

心を護れるので大切な行為ですが、実際には護っているのではなく脳の恒常性に基づいて、従っている可能性があります。

いわゆる、今でも未来でもなく、過去に生きている意味。

過去に生きると起きるのは不変、何も変えられなくなります。

心の防壁による人間関係の受け止めが続き、時に利用され、時になめられ、そのまま月日が経過し続けます。

すると、ある時あることに気づきます。

※メンタルが弱い人の甘えは、【心が弱い人は努力しない?!】メンタルが弱い人の甘えとずるい真意 をご覧ください。

 

弱さによる優しさの注意点:突然豹変する

これは私自身ではないのですが、私の幼い頃の知り合いに起きたことです。

優しいと思っていたその人は、メンタルが弱い人でした。

常に受け身で、なんでもかんでも受け止め、言われるままにお金を貸し、物を与え、「はいはい」と頷き、無償接待します。

疲れやストレスを蓄積しながらも優しくし続け、周囲には利用する人が多くなり、なめられていました。

月日が流れたある日、この人は気づきました。

心が真っ黒になっていることに。

この瞬間から、この人は人に優しくしなくなりました。

あからさまに態度が変わり、虫を見るように人を見ました。

人からお金を借りても、平気で返さなくなりました。

これ以上心を護る必要がないと思ったのでしょう。

誰も傷つけず自らも傷つかないための優しさは、長期的には生きないと考えます。

優しくすることは心のエネルギーを消費し続ける状態であり、使い切る前に精神疾患やうつなどによって心に休息がもたらされれば幸運、もたらされなければ心が黒くなるまで使い切り、闇落ち、人が変わります。

エネルギーを使い切らないためにも、利用されない、なめられない、いわゆる優しさを与えなければならないと思う状態をなくす必要が年々出てきます

これが上手くできないと強制的に人間関係を突然シャットダウンしたり、身内にだけ冷たく当たる、無作為に人の心を傷つけるなどが起き、一時凌ぎのさらに一時凌ぎがどんどん続き、問題の本質が隠れていきます。

しかし、優しい人にならなければ心が護れず、月日が経過すればするほど、どうにもこうにも行かなくなる可能性があります。

弱さによる優しさはリスキーと考えます。

イメージは、戦国時代でありながら戦うことを放棄して、誰も戦わず誰も困らない夢見る空中楼閣(ろうかく)、遅かれ早かれ夢の世界は壊れていく。

闇への豹変をなくすために、「今、心を護る一時対処をしているんだ」という自覚が大切です。目的を明確にすると真に意味をなす本人のための行為になります。

※メンタルが強い人の詳細は、【鋼メンタルの見本】嫌われても平気な人の特徴&気にならない理由 をご参照ください。

 

メンタルが弱い人の生き方

雑多な世の中。

理不尽で不条理な出来事は山ほど起きる世界です。

そんな中では、優しさではなく攻撃に走る人もいます。

フィジカルな暴力や暴言により、強制力と言う名の張りぼてた強さを得て、弱いがゆえの攻撃的在り方ができ、人々の迷惑と危害の上で芋を食べる人生を構築します。

優しいと思われる人は、外に向かわず内にこもります。

それによって心を護りますが、同時に心のエネルギーも消費します

同じ在り方を続けると、遅かれ早かれエネルギーが枯渇してしまうので、生きづらくて苦しくなります。

心と向き合うことでメンタルや精神そのものを強くできますが、心に恐怖心が蓄積している状態では困難ですので、本格的に始める前の下準備が欠かせません。

そこでお伝えしたいのは、少しでもエネルギーを消費しない生き方です。

心とは開いたり閉じたりできますが、なくしたり消したりはできません。

常に自分のどこかにあるため、生きている以上は心を閉じても誰しもエネルギー消費します。そのために喜びや愛によってチャージできます。

問題はエネルギー消費を速める影響の多さ

利用してくる、なめてくる人々と関わるのは、今直ぐにやめましょう

「孤独が嫌であるために、心を護るためにも誰かと関わりたい」という人もいると思いますが、人に執着すると心のエネルギーは早急に減少し、さらに関わった人からなめられて利用されると、あっという間です。

自分のために、心を護るために、自己防衛のために人に優しくしている場合、「それは優しさではない」と言ってくれる人が優しい人であり、関わるべき人です。

そんな人を探すことそのものが、受動を変える行動発起にもなり、真に与える優しさを知る活動にも繋がります。

関わる人を変えて心を護り、行動によって自らを変える、という考え方です。

 

メンタルが弱い人は優しい まとめ

我慢は大切ですが目的がないとメンタルが弱くなり、内向性質によって優しく思われます。

心と向き合わずに封じ込めるとメンタルが弱くなり、心を護るために他者からの損害をなくす努力の結果、行為が受信的な優しさになります。

このことからわかるのは、本当は自分軸がはっきりしており、能動的に自ら行動できること。

ただ、カタツムリのように内に向きすぎているのが現状かもしれません。

メンタルが弱いと自己肯定感や自信がなくなり、「私にはそんな、」と卑下や自己否定を抱きやすくなりますが、本当は知っていると思います。

自己保身でも受け身でも何でも、人に利用されることは価値があるという明確な表れ。

利用してくるならば、手のひらで転がしてコロッケにしてやってもいいんです。

しかし、問題はなめられることです。

なめられるとよくありません。

心のエネルギーが一気になくなります。

疲れる、ストレスが溜まる、自分を見失うのではなく、闇落ちすると戻って来るのが難しくなり、唯一の可能性が光りを持つ他者次第になり、そもそも戻って来る気がなくなります。

それもまた世の常ですが、せっかくこの記事を読んでいるのであれば、心のエネルギーをなくさないために、関わる人を選ぶ大切さを知っていただければ何よりです。

優しくする対象は選びましょう。

人に迷惑をかけず、不利益を与えない在り方は、人々を尊重して受け入れる愛に変えられます。

包み込む温かさになり、人の心を開く大いなる力になります。

そんな人と関わりたい。なめる人など辺りに皆無。

メンタルの弱さは私達日本人のほとんどが経験するプロセス。誤魔化さずに認め、一歩ずつ成長していく時、弱いからこその経験が全て意味を持った価値となります。

そんな時が来ることを祈ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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