方法

メンタルが強い人の秘訣「気にしない」【強化は筋トレと同じ】

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気にしないのか、気にならないのか。

鈍感にならないように注意して、気にしない精神性を育んだ方がいいのか。

そんなものはどうでもいい。

これが『メンタルが強い人』です。

一般的にはメンタルと精神が混合されますが、本質的にはメンタルと精神は全くの別物。

メンタルとはあくまで心の在り方であり向き合い方、いわゆる心をどう扱い、晒すかの使い方です。

ここでは、そんな常識とは違う考え方を常識的にお伝えします。

  • メンタルが強い人の「気にしない」在り方を知りたい
  • メンタルを強くする方法を具体的に理解したい

メンタル強化にはエゴと本質があり、初めの一歩は常に「気にしない」

日本国家はメンタル必須環境ですので、ここでの考え方が助力になれば幸いです。

メンタルが強い人は気にしない

[メンタルが強い人=気にしない人]

「裸だっていいよね~」

海外を旅しているとさまざまなメンタル状態の人と出会います。

メンタルが弱い人、誤魔化している人、鋼のように強い人、そして精神力が強い人。

「気にする・しない」で区分けできます。

  1. メンタルが弱い人
    …気にする
  2. メンタルの弱さを誤魔化す人
    …気にする(気にしないふり)
  3. メンタルが強い人
    …気にしない
  4. 精神力が強い人
    …気にしない

「気にしない」はメンタルや精神を強くする重要キーワードです。

 

メンタルが強い人は何を気にしないの?

周りの目を気にしません

メンタルが強い人は自他を線引きし、自分のことは自分でまかないます。

線引きが差別になる人、他人に無関心な人もおり、良いも悪いも含めて他からの影響をスルーする力があります。

まるでかったい磁場にブワンと包まれています。

本人は気楽で、ストレスが少なく、余計な思考巡りがなく、快活な個人主義に走り、能力を高められ、社会的に生きやすくもなり、大切な人にだけ心を開けます。

一方、自分でまかなえないことがあると、例えば奥さんには強く言えないなどの人間関係や環境では、メンタルは瞬く間に弱くなります

 

気にしない=反応しない

周りの目を気にしないことは、周りからの評価や判断も気にしない訳ではありません。

メンタルが強い人の気にしないさまは、自己防衛に特化した防衛力の賜物であり、周囲の言動に反応しないことで成し得ます。

[気にしない=反応しない]

干渉しないことであり、他に執着しないこと。

自己愛が傷つくことを怖れてうずくまるのではなく、自ら傷つかないように責任を持って働くさま

反応しない人は、周囲が何を言おうがしようが「どうぞお好きに」と一線引いており、俯瞰しています。

 

精神力が強い人は何を気にしないの?

一方、精神力が強い人はメンタルが強い人の、「気にしない」からさらに一段階昇ります

精神力が強い(または精神性が高い)人は、自他を区分けた上で責任を持ちます。

「自分と他にはそれぞれに末路を作った責任がある」(アドラー心理学で言う課題の分離)を前提に、自らの思考と行動を自らで認めて責任を持ちます。

周囲の言動に反応しながらも、「この人にはこういう考えがあるんだ」と相手の立場になってそのままを認めます。

気にするかしないかは自分次第で選択自由、気にしたければ、「ちょっと待って、今の悪口の冒頭は何て言ったの?なんか今後の自分のためになる気がする」と掘り下げたりします。

自他を区分けることは差別とは違い、自分だけでなく他者もそのまま敬うさま(自分を敬わないなら他者も敬わない=嘘がない)であり、もし相手の言動に悪意があってもそのままを尊重します。

例えば、悪口や嫌味を言う人が目の前にいます。

精神力が強い人は、「この悪口はあなたのものだから、大切にしなよ」とお返しできます。

相手が発した責任そのものを持たせてあげる敬いであり、他者の責任をぶんどったり、横取りして自分が嫌な気持ちになりはしません。

「あなたが作ったものはあなたのものなんだよ」というイメージ。

相手の立場や思考になり、尊重でき、自分が持つ必要がない、または持っては相手のためにならない責任は断固持ちません

それは時に無干渉という愛の一つの形となり、どれだけ相手が辛くて苦しい状態でも干渉せずに距離を置く、そんな気にしないさまにもなります。

 

メンタルが強い人と精神力が強い人の違い

メンタルが強い人と精神力が強い人には、明確に違う点が二つあります

メンタルと精神力の違い
  1. 自他の区分け
    ・メンタルの場合:線引き
    ・精神力の場合 :個々の尊重
  2. 責任を持つ
    ・メンタルの場合:自意識を強め、執着や依存しないさま
    ・精神力の場合 :自らの思考と行動の自覚、無干渉

自他の区分けは、個々の尊重になるのが精神力。

責任を持つのは、自立するもしないも執着依存するもしないも、全てわかった上で選択するのが精神力。

自他を区分けして責任を持つことで、人の傷を知り、成長を促し、必要な時にサポートし、必要な時に突き放ちます。

個々を尊重するからこそ共同体として調和でき、自他共々の成長や自立を俯瞰しながら協力や統合という合わさりもできます。

メンタルと精神は中身が全く別物です。

メンタルが弱い状態で精神力を強めようとしても、方向性や方法を間違えてしまいやすいので、二つは明確に分けます。

それではこれらを事前知識として、本題に入りましょう。

 

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メンタルを強くするポイント&方法

メンタルは誰でも強くできる

メンタルを取り扱う上で、メンタルなのか精神なのか、どっちを鍛えたいかで話が変わってきます。

言葉の中身を知らないと目的がブレやすくなってしまうので、初めにサラッと中身をご紹介です。

  1. メンタルとは
    ⇒心の在り方、向き合い(心の扱い、使い方)
  2. 精神とは
    ⇒魂、意識(心・肉体・脳・他の複合体)との向き合い

メンタルはシンプルに心がフォーカス対象です。

精神は魂や意識、自分の一部ではなく全てが向き合いの対象です。

精神強化は今すぐできるものではなく、一歩一歩段階的に学び、経験し、知識と知恵を共有した成長によってもたらされ、初めの一歩となるのがメンタル強化です。

ここでお伝えしたいのは、『メンタル強化』

何もせずに強くはなりませんが、行動と努力によって鍛えることができるので、筋トレと似ています。

目的を明確にするためにも、精神力の強化は一旦置いておきましょう

目的はメンタル強化。心の在り方を知り、自分らしく扱うこと。

それでは行きましょう。

 

「気にしない」ができればメンタルは強くなる

私がそうでしたが、メンタルが弱い状態ではとにかくあらゆることを気にします。

気にすることは気を使うこと

頑張りすぎる状態です。

エネルギー消費が激しく、自分を大切にすることから逆行します。

周りの目だけでなく、評価も体裁も、見栄えも化粧の仕方、歩き方や食べ方まで気にします。

それは自分ルールのこだわりではなく、周りの目を気にした矯正であり、誰のために生きているのかわかりにくくなっている状態かもしれません。

メンタルを強くするためには、気にしない状態に少しずつシフトしていきます。

方法はこちら。

[気にしない=反応しない]

反応しなければ、メンタルは強くなります。

「ひそひそ、あの人ってね」と嫉妬された時、反応するから嫌な気持ちになり、反応するから優越を感じて良い気持ちになろうと企みもして、エゴは増えていきます。

反応しない。本当にこれで終わりです。

しかし、反応してしまうからメンタルが弱まっている現状があると思います。

人によってはHSPやエンパス、感受性が強く、敏感で共感性が強いから反応せざるを得ない、なんて人もいると思います。

気にしないためには、反応してしまうメンタルを改善する必要があります。

 

反応してしまう原因:負のエネルギー

心を開いたり閉じたりが自由にできれば、感受性が強くても気にしなくなります。

問題は心の開閉が円滑ではない状態

一度開けば開きっぱなし、閉じれば閉じっぱなしだと、心との向き合いがなくなりメンタルは弱まります。

再度ですが、メンタルとは心の在り方(向き合い)です。

自分の心がわからなければわからないほど、いわゆる「なんでこんなに反応してしまうの?」が理解できないほど気にしてしまいます。

ここで最も重要な理解があります

気にしてしまうのは自己理解がないだけでなく、エネルギーの蓄積が大きな要因であること。

負のエネルギー。

スピリチュアル的に言うと、カルマです。

カルマがたくさん積まれている人は、負のエネルギーが浄化されずに心と体にのしかかり、ネガティブ、否定的、悲観的になる癖ができます。

本質的にポジティブに偏っている人ほど違和感が強く、ストレスを溜め、自分を見失いやすくなります。

これによって自己防衛は発動せざるを得ず、エゴ意識は嫌でも強まり、「怖い、嫌だ、否定されたくない、傷つきたくない」と怖れ、プライドを強め、自己否定が増え、自信がなくなっていきます。

負とは重たいエネルギー、悪いものではありませんが心が埋まっていき、扱いにくくなります。

反応してしまうのは、負のエネルギーが蓄積しているから。

することは一つ、カルマの解消です。

 

メンタルを強くする具体的方法:カルマを解消

カルマ解消といっても、何か悪いことをした訳ではありません。

何をしたのか。

気にしました、反応しました

自分を護るために周囲を敵にして、干渉して、執着してきました

気にするための反応は全てカルマになり、負のエネルギーを溜め続けます。

カルマを解消するには、ネガティブを自発的に作っていることを認めた上で、ポジティブを作る働きによって成せます。

メンタルを強くする具体的な方法は、自らネガティブを作っていると認めてから、楽しいことを自発的に作る。

「日常を楽しむために行動する」

負のエネルギーを増やさないようにしてから、ポジティブを作ることで正のエネルギーを増やします。

これによってメンタルが強くなり、気にしなくなる度に蓄積した負のエネルギーは自然と解消(浄化)されていく仕組み。

メンタルが弱まっていると、ポジティブになるのではなく、ネガティブを回避することにフォーカスしたくなるのが自然です。

とても大切ですがメンタルは強くなりませんので、同じことを繰り返してしまう可能性があります。

自発的に日々の生活を楽しもうとする姿勢、行動が重要です。

『メンタル強化=ポジティブの創作性+行動努力』

この方法は、「ポジティブが一番!」なんてものでは一切ありません

ネガティブを作ってきた人にとって、ポジティブ作りへの変換がメンタルを変える。このためにポジティブが材料です。

過去は消えません。生み出した以上は責任は自分にあり、どれだけ他者の影響に起因していても、負のエネルギーそのものを生み出せるのは本人以外にいません。

気にしたり反応したことで自ら生み出した負のエネルギーを認め、ポジティブに楽しく、喜び、嬉しくなり、何かを好み、愛すると、負のエネルギーは解消されながら、正のエネルギーが積まれていきます。

これを筋トレのように続けると、メンタルは強くなり、気にしなくなっていきます

どうして気にしなくなるのか。

自分を喜ばすことに集中し、優先順位の低い(気にする必要のない)ものに興味が薄れる(執着や干渉する意味がなくなる)からです。

 

日常的に心掛けたいメンタルケア

実際にポジティブ作りをしていくと、こんなことを思うかもしれません。

「やっぱり周囲を気にして、反応してしまう」

これは当然ですのでご安心ください。

メンタルを鍛える際、これまでの自分がいなくなる訳ではありませんので、気にします。

しかし、カルマを作っていることを忘れてはなりません。

いくら鍛えても同時進行で負のエネルギーが増え続ければ、ダイエットでジョギングした後にケーキを食べるみたいなものです。

これをなくすためにも、[気にする=カルマを作っている]と認識する大切さがあります。

この上でおすすめしたいのは、「反応しない」と常に意識すること。

「反応しないように過ごそう」と意識する癖を付けます。

すると、もし反応したらすぐ気づけます。

「あの人は今私のことを話してたかも、はっ、反応してる!」

「最近皺が増えてきたかな、はっ、反応してる!」

気にしている自分に気づけるので、その時点でカルマ作りを止められます。潜在的に行ってしまうので、随時気づいて止めることがとても大切なメンタルケアになります。

カルマを積まない努力はメンタルを強める上で欠かせません。

ポジティブを作る努力も欠かせませんが、プラスを作ってもマイナスが止まらないと相殺されてしまうので、マイナスを止めることは何よりも重要です。

この努力、一切妥協なし。

 

注意点①:誤魔化しはご法度

最後に注意点を二つお伝えします。

メンタルを強める上で、『誤魔化し』は完全NGです。

心の在り方であるメンタルにおいて、嘘や誤魔化しは心に通用しないだけでなく、向き合いを拒む動機付け、逆走します。

カルマを自ら積み上げている自覚は必須です。

負のエネルギーを積み上げて悪いことなんてありません(むしろネガティブとは精神力向上時に最も重要な基盤であり経験になる)。

メンタルが弱い原因を自らに付帯させることがポイント。

メンタルが弱いこと自体を認めず、気張って強がり、自惚れや自意識過剰、虚言しながらメンタルが強いと思い込むケースがあります。

人によってはポジティブ至上主義的な固執が起こり、よくわからない思想にハマったり、心を誤魔化すための感情と欲求依存が深まるので要注意です。

 

注意点②:決めつけはご法度

もう一つ、「メンタルが強ければ心は傷つかないぞ」などの決めつけは本気で邪魔です。

メンタルとは心

心は十人十色。

メンタルが強い様相は人それぞれ違います

天然のように気にせず、執着せず、独自性を活かして自由にする人もいます。

個の意識が強い人は、気にするのではなくこだわるようになり、我が道を行きます。

他者との共管や調和を重んじて、気にしないところと気にするところを明確に切り分けて、人間関係を楽しむ人もいます。

メンタルが強いとは、「心に傷を負わなくなる」といった摩訶不思議や、感情を殺して何も気にできなくなるのではない。

心と向き合い、心の使い方を知ることでして、自分らしい心の在り方をする状態です。

心と向き合う状態では、自分の心が何よりも優先されることを知ります。

人によって他人に無関心になり嫌われやすくもなります。

個を特化したり、心の距離感が近い人のことだけ気にしたり、状況に合わせた調整をするようにもなります。

精神力とは違うので、あくまえ初めの一歩がメンタル強化。

次に精神力が待っていますので、メンタルを強めてから奇妙な精神世界も楽しみましょう。

 

まとめ:メンタルが強い人は気にしない

「まずは自分の心を大切にする」

これがメンタルを強める真意であり、気にしない核だと考えます。

気にしないとは反応しないこと。

私たちは何かと他に揺さぶられ、影響を受けやすい環境で生きています。

特に日本は周囲あっての自分である人が多いと思いますので、それが共同体という調和なのか不安メンタルなのか、向上する上で自覚は常に欠かせません。

メンタル強化は心の防衛強化だけでなく、心を大切にする意味。

初めからメンタルが強い人などいません。

初めからポジティブに生きられれば、負のエネルギーによる重さがないだけでメンタルが強いとは意味が違います。

現に、ポジティブしか知らない人が精神力を鍛えることは不可能です。

精神とは陰と陽の両方で成り立つ地球ならではの意識。

これまで陰であれば、もう次の段階へ進んでいいと思います。

とにかく楽しく喜びに溢れた豊かなチャプター。

ポジティブを自ら作り、主体的に楽しむ章。

そんな始まりの一助になれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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POSTED COMMENT

  1. 森の小人 より:

    北斗さんこんにちは。
    しばらく落ちてましたが、落ちてる自分に落ちているとわかりました。
    きっかけがどうあれ感情を生み出しているのは自分…ってあたりにハッとしました(゚ω゚)
    その感情を生み出した自分こそがそれを受け取る責任があると、また一つやっと理解できたかもしれません。
    多分、どこかで、落ちてる気持ちを誰かや何かのせいにしようとしてる自分に対して、それじゃあ本当には自分を大切にできてないことを教えてくれていたんだなぁと思いました。
    少しずつメンタル回復、ほんとに無駄なことは無いなぁと、また思います。
    北斗さんの素敵記事に助けられてます。
    本当にありがとうございます!!

    • 北斗 より:

      森の小人さん、こんにちは。
      いつもありがとうございます。

      自覚が増えるのは、自分との向き合いが進んでいる証ですね。
      本当に何よりです。

      どんどん行きましょう!

      • 森の小人 より:

        北斗さんお返事ありがとうございました。
        私は初めて就職する時からずっと、長いこと、“人に添える人になりたい”と思って働き生きてきましたけど、今思うのは、何より最終的には“自分に添いたい”のかもしれません。
        それがわかるまでずいぶん長いことかかりました。だけどわかって良かった。
        今の社会の中で夫婦の契約を結び子供を持っている責任と、できることをして自由に生きたいと望む心のしっくりくる生き方を模索しているんでしょうね。
        北斗さんの記事に背中を押されています。
        本当にありがとうございます・:*+.\(( °ω° ))/.:+

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