なぜか惹かれる男性、なぜか惹かれる女性。
好感を持つ理由や動機に自覚がないけれど、確実に惹かれる何かがある。
男性と女性、それぞれ特徴的な惹かれる理由と仕組みがあります。
ここでは、なぜか惹かれる、なぜか気になる理解を、男女それぞれお伝えします。
「なぜか」と不明確なことには、男性と女性それぞれの意識の持ち方であるスピリチュアルに理解の紐解きがあるため、傾向として表れる精神や真意を見ていきます。
洞察とスピリチュアルな理解が、お役立ちできることを願います。
Contents
なぜか惹かれる男性のスピリチュアル

なぜか惹かれる理由
あの男性の何か、どこかに惹かれる理由がある。しかしわからない。
誰でも好感を持つような、とんでもなくハンサムで紳士的な男性がいる。その隣には特段容姿が目立つわけでも、タイプでも、お金持ちでもない男性がいる。
普通に考えればハンサムが良い。
しかし、なぜかタイプでもない男性に惹かれる。
このように比べるとわかりやすくなるのですが、“惹かれる”ことは思考がなくなります。
上記の話ですと、ハンサムさんを見た時は思考がガンガン、脳内に血が巡りまくる。
「眉毛の角度が良い、目鼻立ちがいい、金持ってそう、性格良さそう、趣味嗜好が合っていそう、一緒の時間があればああしてこうして、デートはここ行って、あんなことしてもらって…」と考えまくります。
この状態、言い方を変えると好き。惹かれているわけではなかったり。
一方、タイプでもないけど気になる、なぜかわからないけど好感、一緒に居たい気がする、なんかハンサムさんより良い。
多少は考える、しかしほとんど思考がなくなります。理由がわからないので感覚的で直感的になる。
好きとは違い、惹かれる。思考ではなく感覚。
なぜか惹かれる時には、思考が休まり感覚優位。
自覚がないのは思考的に好きな理由を見出せないことが考えられ、それは好きと惹かれるの違いを体感として物語ります。
好きと惹かれるの違いとは?
好きであることも惹かれることも、共に好感を抱いていることを意味します。
ですが、体感として好きか惹かれるかには、明らかな違いがあります。
- 好きの体感は、自らが喜びを感じる利益の確証
- 惹かれる体感は、自分を引き出される喜びや心地良い不思議さが混じった感受
誰かを好きになった時には、関わると嬉しい、一緒にいれるとワクワクして楽しい、見ているだけで喜びなど、なにかしら相手の存在によって自分が喜ぶ利益があります。
そのため、好きとは自分が喜ぶことの体感とも言えます。
一方、誰かに惹かれる時には、好きの体感はない(または少なく)、まだ見ぬ自分が引き出されるような、知らない自分になれるような、そんな自分であることを望んでいたことに気付けるような、見た目にはわかりにくい“自分を知れる”という喜びがあります。
それは喜びでもあり、不思議な気持ちでもあり、しかし心地悪くなく心地良いことに惹かれるポイントが。
自分でも気付かぬ求めていることを引出して、目の前で体感させてくれる。
知らぬ内に利益を与えてもらっていることに惹かれる理由があり、そこには気付かない潜在的な意識や、魂としての繋がりによる体感があります。
惹かれることは自らと相手の意識が繋がったことで引き出される(思い出したり気付く)喜び。
結構違いますね。
なぜか惹かれるスピリチュアルな理由
上述の内容から、惹かれることには自分でも気付いていない利益を引き出される恩恵感受があります。
どんなマジシャンか気になるところですが、意識と意識の繋がりによる真意の明確化、スピリチュアルです。
意識には表面的な顕在意識、内面的な潜在意識、俯瞰的な超意識があります。
シンプルに説明すると、
- 自覚して理由を見出す顕在意識
- 無自覚で理由を見出す潜在意識
- 無自覚で意識を統括する超意識(ワンネス)
※超意識はあらゆる意識を内包する全体との繋がり、魂としての役割や使命や目的を認識する源というイメージ
好きでも惹かれるでも理由がわかっている場合は、顕在意識。
なぜか好きの場合は、潜在意識。
なぜか惹かれる場合は、潜在意識+超意識
潜在意識と超意識にアクセスできる状態になることで、自分でも気付かぬ利益、真意を無自覚ですが体感します。
それは、何かを教えてくれるような、気付かせてくれるような、大切なことを思い出させてくれるような、心からの気付きと目覚めの喜び。
なぜか惹かれるスピリチュアルな理由は、潜在意識と超意識にアクセスした自分にさせてくれるからです。
そんな人って何やつか?
惹かれる理由は魂同士の繋がり
とんでもない念能力者かと思いきや、特別なことはない。しかし、惹かれる本人にとっては大切な人、魂同士が繋がれる人です。
それは運命の人でもあり、赤い糸かも。
スピリチュアルな理解では、過去世とカルマが大きく起因する関係の人です。
それは、ソウルメイト、ツインソウル、カルマメイト、過去世にて関わりが大きく、繋がりが太く、過ごす時間が長く、共に経験する機会が多かった人。
私達は一人一人、何度転生しているかわかったものではないほどの過去を持ちます。どれほど長い軌跡を歩み今に至るか、どれほど多くの経験を共にし、時間を過ごし、恋愛し、結婚し、別れ、喧嘩し、後悔し、死別し、傷付け合い、笑い合い、悲しみ、幸せだったことか…。
魂の記憶はなくならないため、潜在的に関わりが深い人と今世で再び出会うことで、好きでもタイプでもなく惹かれる、気になることが起きます。
さらに、実際に関わることで超意識とのアクセスを深め、使命や役割や目的、カルマ解消やしなければならないことを思い出すように真意が表れ、自分を知る利益を引き出される。
しかし、無自覚であるために不思議な魅力や心地良さとなり、惹かれます。
※なぜか惹かれる人の詳細は、なぜか惹かれる人の秘密にスピリチュアル│赤い糸は時に反省色?!をご覧ください。

なぜか惹かれる男性と女性別傾向
具体的に男性と女性の惹かれる理由をお伝えする前に、わかりやすくするために男女別のポイントを明確にしたいと思います。
男女別ではっきりと違いが表れるのは、肉体、脳、ホルモン、陰陽思想、本能です。
大切なポイントは、脳の違い、陰陽思想、価値観です。
男性は理論脳、女性は感覚脳と言われます。
さらに、女性は右脳と左脳の連動が上手で、男性は下手。この違いによって女性は認識幅が広く、柔軟で気付きに敏感。男性は一つを極める職人的認識。
中国陰陽思想では、男性は陽、女性は陰と言われます。
女性にとって大切な血は陰、血の中でも動脈は陽、静脈は陰。女性は静脈が血液量のほとんどを占めていますので、血との繋がりからも陰要素が強い肉体です。
陰と陽によって、ネガティブかポジティブか。これは悲観的か楽観的かの意味ではなく、静と動、死と生、月と太陽、冷と温、冬と夏、出すと受けるなど、二極化を表します。
肉体やホルモンや本能の性質が男女で異なることから、生活模様、他者との関わり、他者からの関わられ方も変わり、価値観が男女で変わります。
以上の違いから表れる男女別の傾向がこちら。
男女別傾向
- 男性は他者肯定、認められたい認識が強く、愛されたいと思う傾向
- 女性は自己受容、受け入れたい認識が強く、愛したいとも愛されたいとも共に同じくらい思う傾向
男性は他者からの評価や反応が喜びになりやすく、女性は自ら喜びを得るために求める認識が強く、欲が多くなる人も。
脳、陰陽、価値観の違いから、惹かれる男性と惹かれる女性のそれぞれの理解が見えてきます。
それでは、男女それぞれの惹かれる理由の詳細を見ていきましょう。
なぜか惹かれる男性と女性のスピリチュアル

なぜか惹かれる男性
男性が惹く人。
惹かれるのは女性か男性、だいたい女性かな。
女性目線にて惹かれる男性を見ると、なぜか惹かれる理由はとてもシンプルです。
直感的な判断で受け入れたいと思ったら惹かれます。
ポイントは受け入れたいと思ったか否かです。
女性は受け入れたい傾向があり、愛したい、愛されたいの両方。陰であり受け、凹凸の凹。
惹かれる際には、男性の言葉、行動、動作、容姿、性格、あらゆる外観行為を受け入れたいと思う潜在的な意識があります。
受け入れたいと思う見た目、色、清潔感、声、匂い、味、感触、性格、思想…。
感覚的で直感的なので自覚がありません。しかし、自分の好みの五感を基に確認すると自覚できるものもあります。
例えば、耳が発達して音を聞くことが好きであれば、「あの人の声を聞きたい、聞いていたい」と思っていたりします。
匂いかも、感触かも、色かも…。
これらは、心理的で本能的性質に基づく潜在意識にて、好きになる、気になる場合です。
なぜか惹かれる場合には、潜在意識+超意識。スピリチュアルが入ります。
なぜか惹かれる男性のスピリチュアルな理由
心理的で本能的性質に基づく潜在意識と同時に、過去世や魂の記憶を思い出させる繋がりが起きていると考えられます。
過去世で多く長く関わり、記憶深い人、愛した人、夫婦、親友、家族などだった場合には、直感的に惹かれます。
今世では初対面でも、過去世にて繋がりがある場合には、会った瞬間に魂と魂の繋がりが起き、人によっていくつかの特徴的な反応が起きます。
- 直感的に関わらないといけないと思う
- 何度も会う、引き寄せられている偶然ではない感覚がある
- 心がドキドキし過ぎて自分が自分ではなくなる
- 気を使わない(使う気すらしない)
- 何十年来の友達みたいに仲良くなる
- 隣に居たくなる(同じ空間の共有願望)
初対面から引き寄せられるように関わる後、惹かれる理由がより明確に露になっていきます。
いくつか関わり方の特徴がありますので、こちらもご覧ください。
- 自分らしさがみるみる露になる
- 自分でも気付かなかったことを指摘される
- どうしても克服しなければならないことを露にされる
- その人の前でだけ何でも受け入れたくなる
- 一方的に尽くす
- 自分のパーソナルスペースが一切なくなり、相手のスペースに入っている
- 癒される
- 眠たくなる
男性から惹かれる理由のポイントは、女性ならではの受け入れの価値観が大きく起因します。
相手のスタンスや状況、行為や狙いを受け入れられる許容や懐の大きさが表れ、まるで昔ながらの男性のような寛大さや背中の大きさ的な状態。
これが本当の女性です。という姿になります。
スピリチュアルな理由には過去世とカルマが大きく起因し、過去の後悔や羞恥、根深く残る記憶や執着に触発する人(張本人や似ている人)と出会うと、精神圧迫や心理的に統率が取れず、とんでもなくドキドキしたりします(過去世関係なく現状の心理的要因の可能性も有)。
また、関わる時間が長く、深い良き関わりの記憶が多い人と今世にて再び出会うと、癒される兆候があり、深い関わりが圧倒的に多いツインソウルなどになると眠くなるほどです。
以上をまとめると、こうなります。
ありのままの自分が引き出され、受け入れたいと最も思える自己受容の場が男性によってもたらされることに、惹かれる理由があります。
※モテる男性と女性の話は、モテる人のスピリチュアルな秘密|鍵は男性も女性もこだわりなし をご覧ください。

なぜか惹かれる女性
次は、女性が惹く人。
惹かれるのは男性か女性、だいたい男性かな。
惹かれる男性とは打って変わって、惹かれる女性の理由は変わります。
感覚的に認めてもらえると思った女性に惹かれます。
ポイントは認めてもらえると思ったか否かです。
男性は理論脳で他者肯定を求めます。認められたい思いが強く、愛する以上に愛されたい。
陰陽の陽、凹凸の凸、動であり生、活動をモットーに、成果を上げることが本能的にも根付く人が多いです。
女性は愛したいし愛されたいの両方があるので、愛したいと思う動機や許容が広く、男性から愛されずとも受け入れられれば愛したいと思うことができます。
もちろん、受け入れたくなければポイポイッと捨てることも起き、主導権を握りやすい。手のひらでゴロゴロさせるやつですね。
男性は受け入れではなく肯定、しかも自己肯定ではなく他者肯定にて求めることが主体。それを正当化するだけの行動をする前提の陽、価値観があります。
そのため、男性は愛されることで愛したいと思う、愛されなければ愛することは少し困難な傾向があります。
※なぜか惹かれる女性はこれかもしれません。魔性の女にスピリチュアルな魔の性格|闇の力は魅惑と崩壊をもたらす

なぜか惹かれる女性のスピリチュアルな理由
男性は理論脳であり、右脳と左脳の連動があまり上手ではないために認識幅が狭く、物事の違いや変化に気付きにくく、柔軟さ以上に一つを貫く強さが売り。
自分の才能や能力を発揮して披露、肯定されて愛されることを望むために、懐は女性に比べると小さく、背中も粛々は仕方なし。
思考的に物事を考えて取り進めるため、惹かれる理由も顕在的に自覚しようとします。
しかし、肯定される(または肯定してくれそうな)姿を無自覚で認識した場合、惹かれるスピリチュアルな理由があります。
認めてもらうことを目的にした価値観から、肯定されることで自分の存在を確かめ、生きている意味や目的や使命を引き出すことに、魂との繋がりによる喜びを自然と体感します。
他者肯定によって自分の価値や存在意義を見出す活動は、目的を逸脱するとエゴによる現状の不安や恐怖回避、利己的に他者を利用して我欲を解消して蜜を吸う姿にもなりますが、それらは思考的で顕在的な狙いです。
スピリチュアルである潜在的で超意識に基づくと、他者肯定は自らの存在に意味を見出すという男性ならではの思想的な理解へと導きます。
そんな理解から、なぜか惹かれる女性のスピリチュアルな理由が判明します。
なぜか惹かれる女性は、今世での生きている意味や目的や使命を引き出してくれる人です。
なぜか惹かれる男性
・・・ありのままの自分を引き出し、自己受容を深める機会を与える
なぜか惹かれる女性
・・・肯定によって生きている意味や目的や使命を引き出し、行動動機を与える
※魅力的な人の話は、美しい人の魂に神秘の美学|本当に美しい人には心と艶がある をご覧ください。

なぜか惹かれる男性と女性 まとめ
スピリチュアルな概念では男性も女性も性の概念はありません。
ですが、ここでは意識を基にした男女別の傾向として、この世でのそれぞれが抱く思考と心の兼ね合いによる、惹かれる理由を知ってもらえれば幸いです。
男性と女性それぞれに肉体も脳も心も違い、陰陽、価値観、目的、求めるものが大きく変わります。
そのために、他者肯定を求めるか、自己受容を求めるかの違いが作られ、愛されたいのか、愛したいし愛されたいのかの価値観からの惹かれる理由が見られます。
私達は社会性や時代背景を基盤に生きているため、「男性はこう、女性はこう」といった固定ルールを持ちたがりますが、それは男性主体の時代背景に基づいていると考えられます。
ルールの上では誰しもが自然と仮面を被ることになり、心からの真意は見えにくくなりますが、何が女性らしく、何が男性らしいのかは、男女が合わさることで見えたりします。
陰と陽は二極化、二つで一つの一元化にもなります。惹かれる人と合わさることで一つになる人もいれば、独りで一つになる人もいます。
惹かれるとは心との繋がり、魂との連動。
自分を知るか、生きている意味を知るか。
男女で共々、男で両方、女で両方、人それぞれです。
共に大切な意識は常に無自覚でわかりにくいもの、ですが確実にあるもの。
惹かれる気持ちがあれば、大切な時間を目の前の人と共有でき、自分を知るか、生きている意味を知るか、何かしら重要な気付きが引き出されます。
無自覚だとわかりにくいものですが、「なぜか」という認識が既にたくさんの意味を含めていると気付く内容であることを願います。
それでは、惹かれる人との素敵なお時間を。