魔性の女は闇の力を使うことで男を虜にするため、魅惑も崩壊も極端に与えます。
それは、心が満たされる陶酔感と高揚感を含めた夢を見せ、魔性の女次第で幸福を見せるか奈落に落とすかが決まる。
夢とは幻覚。
目が覚めた時にはもぬけの殻、なんてこともあるとかないとか。
ここまで極端でなくとも、小悪魔的な魔性の女として適度に魅惑を与え、気付けば男が虜になり、気軽に操っている、なんて人もいます。
幻覚を与える度合は人それぞれにありますが、男を虜にする仕組みには天性と思しき操り捌きが見られます。
ここでは、魔性の女の天性たる所以を紐解き、魅了して忘れられなくするテクニックの詳細をお伝えします。
私は男ですので、男目線として、「これはスゴイ」と思える特徴と心理も併せてご覧ください。
Contents
魔性の女 天性

魔性の女は天性?
魔性。
意味としては、悪魔のような、人を惑わす性質。
「悪魔のような女」とは聞こえがとても悪いですが、魔性とは悪の持つ力であり性質ですので、善と対極します。
地獄と天国、悪魔と天使、閻魔と地蔵菩薩、闇と光、漆黒と光明…
闇サイドの性質を持つ女性が、魔性の女。
陰と陽の二極化のように、善悪の悪側として捉えると、魔性の女が持つ天性の力がわかりやすくなります。
天性の力は、人の意志を失わせることで男を虜にする。
魔性の女が天性かの如く男を魅惑することには、惑わしによる虜テクニックがあります。
天性だと思えるほどの魔性力は、虜テクをものにし、自然と男に使用する癖のような在り方に。
恒常化することで、才能として日々テクニックが向上するサイクルに入り、プロは匠となり、師となる魔性メンター。
魔性の女の天性たるテクニック
虜テク。
男を虜にすることは、言い方を変えると捕虜。
捉えて鳥かごにぶち込めます。
そんなことをしたいのかどうかは置いておき、手懐け捌きはお手の物。魅了して惑わし、気付けば笑顔で鳥かごに。
これが天性と称賛される理由です。
実情を言語化すると、このように若干悲惨な内容が含まれるので、賛同できる方、読み進めたい方のみご覧ください。
天性の虜テクは、やっていることは非人道的ですが、やられている本人は笑顔でホワホワ、「喜んで!」とかごに入っていきます。これが魅惑、誘惑の蜜の惑わし。蜜惑。
魔性の女の蜜惑はエサ。
天性の虜テクの真髄は、人の意志を失わせること。言い方を変えると、心を鷲掴むこと。
これが最も難しく、心を鷲掴めれば、後はエサをあげることで自由に人を操ります。
このように魔性の女のテクニックは、心を鷲掴むことから始まる意志の吸い取りストローチューチュー、かごの扉を開けて甘いエサで誘い込み、ガシャンッと扉を閉めて虜。
幸せな捕虜がいる。
強引に虜にしているわけではなく、恒常化しているテクニックにて相手を喜ばしながら引き付け、囚われていることに一切気付かせないほどの魔力があります。
なぜならば、鳥かごに檻はなく、あるのは出入口の扉のみ。辺り一変ピンク色。そこは既に魔性の女の中、幻覚の中。
天性のテクニックは匠な幻術を駆使した操り。
気付かぬ内に裸に首輪、魅惑の世を見せる惑わしです。
魔性の女の天性的誘惑
天性たる所以は他にもあります。
それは誘惑術に一般常識は通用しない、魔性の女自身のルールで縛る透明な紐。
実際に縛っているわけではないのですが、「あれ、なんで縛らないの?(縛ってよ)」と縛られていないことに違和感すら感じさせる魔性界の常識に飲み込みます。
意味わかりませんね。
これは、「モテる、好かれる」なんてどうでもいいと思わせる誘惑術でして、魔性の女はモテるわけでも、好かれているわけでもなかったりします。
明らかにモテている見かけがありますが、内情として起きていることは誘惑にて心を奪い、頭を支配する操り。
我を見失わせる魔性の力の本領発揮がここにあります。
魔性の女は操りポイントを熟知している
魔性の力は意志を見失わせます。意志とは動機であり行動の源、自ら喜びを作る動力です。
※反対に善の力は、意志を見出させる(自分を知ることができる)
意志がなくなることで、喜びは作るのではなく、作ってもらう執着が出て来ます。
そこで甘い蜜。いちころ、私のような男はキャー、ひとたまりもなくコロコロ。
この意志の喪失、男の心理や行動学を熟知した熟練の賜物でして、幼い頃から養われた才能、まさに天性です。
言い方を変えると、男の人それぞれの自信と自信のなさの両面にドンッと突くような、接し方や関わり方、話し方や触り方をする。
頼る・甘える・委ねる・信じる・認める・受け入れる、さらに、褒める、焦らす、否定するを混ぜ込めてこねこねすることで、自らのための行動を→魔性の女のための行動にする才能。
操りポイントは、人の強みと弱みを極端に引出し、認めて否定してを繰り返す緩急にて心をガシッと握り潰す。
後は誘惑に目力、フェロモン、性的喜び、興奮、刺激を込めることで、コロコローと。
そこは既に魔性の女の中。
魔性の女の天性は欲の大きさ
誘惑にて操ることができるのは、幼い頃からの環境や才能の育みがありますが、何より大切なことは欲の持ち方に起因していることが考えられます。
天性の誘惑は、欲の大きさ。
これは、自分を喜ばす自己愛の強さ。
自分自身でも喜びを作りますが、常に物事の見方は、「私が如何に喜ぶか」です。
しかし、喜びを努力して見出しながら生きてきた経験の豊富さがあり、何でもかんでも満足や納得があればいいのではなく、舌が肥えているように頭が肥えています。
ちょっとしたことでは喜びにはならず、魔性度が高くなればなるほどに、「ここぞ」というタイミングを見計らうようにターゲットを絞り、一気にたたみかけます。
この時、豹変します。まさに豹、動物化。
魔性の女の天性は、動物的、本能的に行動するほど自らの喜びを得る欲が強いために、自然と養われるものと考えられます。
※魔性の女の正体について詳細は、魔性の女にスピリチュアルな魔の性格|闇の力は魅惑と崩壊をもたらす をご覧ください。

魔性の女の生まれつきは欲
魔性の女にもさまざまなタイプがいます。
魔性度合によって小悪魔的な、小魔性的な可愛いく魅力的な感じにもなります。
極度の魔性の女=典型的な人には、上述の欲の強さが隠し切れない様があります。
生まれつきかどうかで言えるのは、欲の強さ。
特に自らを喜ばすために刺激を求める欲が強く、さらに刺激を欲するあまりに、人間関係の美しさと汚らわしさを共に混ぜ込めて味わうアブノーマルで奇怪、独自性を持った喜びの抽出行為があります。
心理の理解からでは、幼少期の生活環境に愛の欠落や、肯定をされず無視や放任による間接的な拒否の中で育ったことが考えられ、若年時から年配の男性と関わる機会が多いことも人によってあると思います。
幼少期にて共通している環境は、人から利用される人間関係の多さがあり、常に相互交流を偽った一方的な利用があり、それに準じて自らも人を利用して喜びを見出すようになると、自己愛性が強くなるとも考えられます。
生まれつきの欲の強さがあり、さらに人によっては生育環境による自己愛を求めざるを得ない人間関係の経験にて、人との関わりで自らの喜びを見出す術を学びながら、魔性の性質を自らの内から引き出した。そんなことがあくまで可能性ですが考えられます。
魔性の女の特徴

小魔性の女は人気者
魔性度が減ることで行き過ぎない小悪魔的な存在、小魔性さんになります。
小魔性の女は魔性の女とは違い、同性から嫌われず、妬まれます。
「いや、どの道ー」という感じですが、人気にもなります。特に男性を魅惑するテクニックは同性から重宝されますし、男目線から見ても適度に手のひらでコロコロして欲しくなるものです。
この小魔性の女、魔性の女とは全くもって違うタイプです。
心を鷲掴み潰す。そんなことはしません。
人の意志をなくす。そんなことはしません。
魅了し尽くして飲み込む。そんなことはしません。
人生崩壊するまで弄ぶ。そんなことはしません。
するのは、心を掴み、甘い蜜をあげることで自らの喜びを増やすこと。魔性の女と共通しているのは、欲の強さです。
魔性の力の使い方、度量、独自性、自己愛、創造性、意志、恐怖との関わり方、人生経験、どれをとっても魔性の女とは比べられませんが、より関わりやすい存在となり、男受けも良くなります。
魅惑と恐怖を併せ持つ、淫蜜な匂いと執着を引き出すほどの惑わし、あっぱれな崩壊、見捨てっぷりはなくなり、より近しい存在として男心をこちょこちょして、ささやかな勘違いや、束の間の癒しを与えてくれる小魔性の女。
魔性の女は同じ女性から敬遠されがちですが、小魔性の女は女性からの人気も高く、見習うべくテクニックとして、男を翻弄する術を知ります。
魔性の女との違いがわかりやすくなると思うので、それぞれの特徴を下記にてご覧ください。
魔性の女と、小魔性の女の特徴
初めに魔性さん。
- 自己愛が強い
- 自分を敬うが、他者を敬う認識がない(または乏しい)
- 人をおいしく調理できる思考派で頭が良い
- 自らの魅力を熟知して自信がある
- 自由奔放で関わりに緩急と強弱を作る(褒めて焦らす的な)
- 男性の心理的弱点を熟知している
- 目力がある
- ターゲットの前では豹変する
- ターゲット以外の前では魔性だとわからない
- 切り替えが激しく、急に冷たくなる
- 演技上手で、人の洞察力に長ける
- 洗脳方法を知る(または無意識に使用している)
- 匂いのある独自性にて世界観が独特
- 創造性が高い
- 主導権を握り、テリトリーに飲み込むのが上手
- 利益(刺激の喜びや満たし)に貪欲で、主導権を握られると消える
- 悪意なく人を崩壊に陥れる
- 善には向かわない(悪を極める)
次は小魔性さんです。
- 自分が可愛くてしょうがない
- 男は誰しもが助けてくれると認識している
- 苦労をあまり知らない
- 男の多い家族の末っ子
- お嬢様
- 男性が喜ぶポイントをパターン化して把握している
- 魅惑以上に、助けたくなる雰囲気を出す
- 独自性以上に、自由な様に魅力がある
- 独自性以上に、強気な様に魅力がある
- 許されるポイントとタイミングを知っている
- 自己愛以上に、他者から愛されることを求める
- 自己価値を高めるために人をあえて弄ぶ
- 主導権を握れないと機嫌が悪くなる
- 利益(刺激や癒しの満足と納得)に貪欲
- 弄んでいることに気付かれた上で関わられる(利用されることもある)
- 善に向かう可能性も、悪に進む可能性もある
魔性と小魔性では度合が変わることから、激しさに差が見られます。
魔性の女は男を熟知する天性の環境と、自然と養い続けている才能から、闇の匂いを強めて魔の力を使います。
そんな魔の力によって関わる男性は、意志がなくなっているにもかかわらず新しい自分を発見するような喜びを抱き、あらゆる甘味な誘惑にて、そこが既に魔性の女の中であることに気付くこともないほどです。
このようにまるで幻覚を見せているように異の国へ誘い、女性の魅惑をふんだんに提供して、人間関係の血と汗と甘みと緩みから刺激という名の満たしを創作します。
気付けばそこには、心も頭も鷲掴んで溶かした飴細工がビヨンビヨンと伸びながら、あらゆる幾何学模様と色彩豊かな虹色ワンダーランドを披露する。
目が覚めた男性はおそらくインドで真っ裸。
恐ろしい人だ。
その反面、小魔性の女は好き勝手に楽しむ遊園地。怖がられることも嫌われることも少なく、たまに恥をかかして怒らせる程度。
男を惑わし利用するテクニックとして重宝される大切な存在です。
幻覚の効力が弱ければ夢見心地も浅いですが、適度な顕在状態で意識を持って関わり、恋愛テクニックとして自らの喜びを作る男女の関わりが促進されます。
どちらも闇サイドの力ですが、一時の甘い誘惑で包み込むように、わたあめに包まれた白い物体は海に沈むか、公園のベンチに置いてかれるか。
公園がいい。そんな違いがありますね。
魔性の女に大切な特徴:匂い
最後に、魔性の女に欠かせない匂いの特徴をお伝えします。
魔性の力を発揮して男を操るためには、喜んで魔性の女の中で虜にします。
その際に大切な蜜の一つに“匂い”があります。
嗅覚に限った意味ではなく、“独自性”という、男が取り込まれたいと思うような、唯一無二の世界観です。
独自性によって不思議な雰囲気と魅力が増し、より虜になりたいと思わせる匂いとして、魔性の効力が強まります。
独自性は自らの意志と認識を作る創造性であり、他に干渉されても翻弄されず、自らを尊重するように意志を貫く強さです。
常識やルールなどの社会性に飲み込まれて自分の意見も認識もない、ということのない特徴は生まれつきの個の確立があります。
他者を模倣して自らを消すこと以上に、個々に存在する一人一人の在り方を尊重し、自分は自分である世界観を持つことは、常に自らが作り出す意識を持つ人間性を表します。
独特な考えや意見を持ち、他者に押し潰されない強さや、苦痛を恐れない恐怖との関わり方の理解があり、生まれながらの個を大切にする気質と同時に、人生経験が豊富な特徴です。
創造性の高さ、個を尊重する気質、独自性からの特有の匂いが、魔性の女の大きな特徴でありながら、天性たる所以を醸し出します。
良さげな特徴の反面、他者を敬う概念が乏しく、あくまで自らが喜ぶために甘い蜜を使う、人の利用概念があります。
根本が闇であるために“魔”は拭えませんが、魔を欲する人にとってはお互いに利益を生み出す関係性になります。
蜜を貰う男は魔性の女に牛耳られ、「何でもしてあげたい」と幻覚によって思うことはあっても、心から愛することはないかもしれません。
なぜならば、魔性の力で心の意志を消しているため、操りには心理やメンタルなど思考的に感情を使い、人間行動学に基づく関係性に則るから。とそんな理解です。
魔性の女の天性と生まれつき まとめ
生まれ持った天性となる気質に性質。
私達は誰しもがあらゆる天性を持ちますが、魔性が天性であることは考えにくく、幼少期からの生活環境、人間模様における経験が魔性を呼び起こす爆薬になる、という具合の話です。
最終的に魔性の力を使うか否か、そこには環境にて培った人格と価値観があり、そこに天性の欲の大きさ、個を尊重する在り方が混ざり合うことで、悪の力は闇感を強めてさらに育まれていきます。
悪は人を見失わせます。
善は人を見せます。
それは闇と光のように、自らを目くらますか、光をあてて指し示すか。
悪がないと善がわからないように、光がないと闇がわからないように、お互いに大切なものです。
闇は恐ろしいですが、目くらました時に行く道がわからなくならないように、自らのかごに入れて虜にしてあげるのが魔性の女。
後は煮るなり焼くなり好きにして。とはならず、笑顔でかごへ向かう男性は、魔性の世界を見ることで新しい自分が引き出されるように思え、興奮と歓喜を含んだ幻覚は、見たことも味わったこともない空間を夢見心地で堪能させます。
既に火の中、手の中、懐の中。着飾る色気が漂う時間は、空間湾曲と共にぐにゃぐにゃと。
それが魔性。気付いた時には夢の中、心を牛耳る女の手。
覚悟を持って、一度関わると楽しい世界が広がっているかもしれませんね。
男目線からの洞察として、魔性の女の天性と特徴からわかる理解が、何か役立つ内容であることを願います。
魔性の力を得るまでには、あらゆる経験と自然な努力の積み重ねによる才能が潜む話。
人として奥深くなるには、それ相応の過去と経験と努力があるもんですね。
ズバリ、小魔性の女は私の事ですね。
周囲から ”魔性の女” に見られてきた私ですがその自覚さえなく
”違うんじゃないか?私はもっと穏やかなはずだけど・・”と
感じていました。
”魔性の女”と言われる度、同じ女でも他のニュアンスがあるのでは?
と思い続けていました。
とてもしっくりくる素敵な記事で、とても感動しています。
ありがとうございました!!(^_-)-☆
うーん
多かれ少なかれ 人を惑わすのはあんましよくないなあと。
後悔している点は 正直ある(笑)
少々ではなく、大反省会です。
惑わす系統じゃなくても、すべてにおいての欲って ほんと大変です。
ないと、生命としての危機なのかもしれないけれど、
自分の欲で人を傷つけて、正気に戻ったときに、ほんとごめんって
なにやっとんねんうちって、一人でいるときになぜか涙が溢れてくる状態
になったことがある。
無に帰れたら、無になれたら、誰も傷つけることはないのにな。
いや、過去の繰り返しをみてるんだったら、どうにでもこうにでも
せめて、人のためになるようなこと、大きなことはできんかもしれない
けれども、しようかなあと思う。
最近は 優しいとか真面目だとか、勘違いしてくれるひとが(親友は面白い っていってくれるけれど)
多いけれど、ほんとは、日々自身の心と向き合わないと
人を いつの間にか 傷つけてしまうから、慎重になっているだけで
少しでも油断したら、大変なことになるってことを忘れないでおきます