『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
・専門的に人を癒し、サポートしたい方
著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※本気で人生を変える方専用。
少し社会勉強と思い、普段は関わらない人々と関わってみたところ…
いい人そうで自己中な人がいても、そうだと気付くのは実害があってからになりがちなことがわかりました。
理由はおそらく言語化が難しいから。
明確に「そうだ!」と相手を特定しずらく、決め付けたくないが故かもしれません。
そこで、私なりに理解した心理や精神内情をお伝えし、戦闘力を数値化するように相手を特定しやすくなればと思います。
なんせいい人そうで自己中な人は、優しいふりをして利用してくるので気を付けたい対象です。
- いい人そうで実は自己中な人を知りたい
- 利用されないために対象の見抜き方を知りたい
距離感を保ち、関わりを見極めるご参考になれば幸いです。
隠れ自己中の内情暴き、始めていきましょう。
Contents
いい人そうで実は自己中
いい人で実は自己中な人の特徴14選
1,第一印象が花丸
「いい人そう」という好印を一番初めから掴み取ります。
笑顔あり、挨拶あり、気まずさなし、空気も読み、配慮も欠かさない。
自ら話しかけ、気まずさを作らない空気作りも率先するため、優しそうです。
2,外見至上主義
外見や周囲からの見られ方をとにかく気にします。
美意識が高く、ナルシシスト、自分大好き、自己愛過多、自意識過剰。
「何がカッコイイか」「どうすればキレイに思われるか」「どうやって可愛く見せるか」
話し方、姿勢、服装、におい、トレンド理解、趣味、職業、肩書…、周りからの評価判断を良好にするための行動と努力を惜しみません。
3,接客上手
堅苦しくない気楽な接客のごとく、まるで片手にお酒があるような関わりが標準です。
心を開かない、本性を見せる気がそもそもない前提で人と関わっており、日常的に接客しているかのようです。
声のトーンを上げ、張りを持たせ、適度な笑顔を染みつかせ、周囲を観ていると気付かれないようにしてよく観ています。
4,特別感が強い
自分を特別な存在だと思っています。
「一般とは違う、普通じゃないんだ、私(俺)の場合はそうなんだよ」と主張しているのが隠れていません。
自分の意見や主義を主張できないと強い反発を抱き、感情的になります。
5,善悪二元論者
正当化と否定意識が強い特徴です。
自分の主義主張に反したものがあると、「私が間違っているってこと?」という解釈をします。
自己愛の強さと特別感が故の反応と考えられ、全ては自分を中心に周っている自中説を提唱しているかのようです。
6,無責任
全ての取り繕いは自分にとっての喜び、満足、納得という利益を得るため。
自分の得たいものは何があっても得ようとします。
自己利益に対する主義主張が強く、得られるかどうかの確信を欲します。
欲しいものを得られれば突然いなくなったり、関係を切ったり、相手のことを一切配慮しません。
欲しいものを得た瞬間に人間性も性格もコロッと変わり、無責任な行動が多くなるのは自己中な人の目立つ点です。
7,自分の意見かのようにする話術
自分の意見に重みを持たす話し方をしますが、大概は他の受け売り。
他の意見や価値観をまるで自分のもののようにする話術があり、どこに重みを持たせるかの“含み”を会話に頻繁に入れます。
まるで重大なことを伝えるかの如く、しれっと偉人の名言を自分風に話します。
中身がなく、それを悟られないための在り方や接し方を徹底しています。
8,アドバイスや賞賛を強調する
基本的に人を見下しています。
見栄を張る性格があり、ネガティブプライドによる我の強さ。
自分を「勝、優、上」に仕立てないと不安と恐怖を感じるようで、常に“差、比較”を要します。
それに気付かれず、かつ、自分を正当化して優れた存在だとみなすために、アドバイスと賞賛を強調して使います。
「私はアドバイスができる人間なんだよ」
「私は人の優れた点も認められる寛容な人間なのだ」とスピーカーで演説しているのかと思えてきます。
9,人によって態度が急変する
人を癖のように[上下、優劣]で差別認識しています。
上下どちらの判断をしたかによって関わり方や態度が変わります。
店員さんへの態度が悪く、実はすごい人だとわかった瞬間にコロッと手のひらを返します。
意見も同様でして、コロッと何もなかったかの如く相手に合わせたりと、中身のなさが露呈します。
10,他人への関心有無が極端
わかりやすい特徴が“他人に無関心”になれることです。
判断基準は“自分に利益があるかどうか”の一択。
利益を得られる対象であれば関心を示し、利益を得られない対象であれば無、まるで存在しないかのごとく。
自己利益がなければ関与する気や心がないさまであり、過去の経験による闇の一面が垣間見えます。
それは仮面の表と裏であり、明るい時だけでなく闇の暗い時ですら自分ではなく仮面であるのが特徴的です。
※優しいと思われる理由は、【日本の優しさ】他人に興味がない人が優しいと思われる仕組み をご覧ください。
11,逃避的快楽主義者
自分にとって不都合なことは認めない性格です。
いい人そうで自己中な人は不安と恐怖に対する免疫がありません。
※それと向き合わないので自己中になる道が増長される
嫌なことは誤魔化すか逃避、そして誤魔化しや逃避していると自覚しないように自らの認識も誤魔化して逃げます。
結果、行き着くのが刺激・快楽に逃避する。
快楽によって特別感を味わいつつ、さらに恐怖から逃げられるため、脳をまやかして認知を歪めることを喜びます。
人によっては刺激嗜好が論破の人もおり、モラハラやDV傾向があります。
脳汁を出すことにひた走るのが象徴的です。
12,急に荒れる
機嫌を自分で取れない特徴であり、気分屋な人もいます。
感情コントロールができないだけでなく、自己コントロールができません。
そのように自覚しないために普段は知性を用いて、自らを正しい人間として制御しています。
が、不安や恐怖など自分が向き合えない現実を前にすると、暴れ出します。
例えば、自分の失敗で周囲に迷惑をかけ、謝らなければならない時、いい人そうなのでしっかり謝る造形やさまを表します。
しかし、相手のために謝っている訳ではない自己中であるため、相手が許してくれない場合には逆ギレする、そんなイメージです。
13,気が緩むと素行が悪い
このタイプの人間にとって、気の緩みは本性の露呈ではありません。
抑圧し続けている自分の一側面の露呈であり、他人に無関心になれる自分が現れます。
平気でルールを破り、路上にゴミを投げ捨て、店員さんに横柄な態度を取り、法律をも破る可能性があります。
素行の悪さは自己中の露呈であり、気が緩むとこうなるので普段のいい人ぶる時は疲れやストレスを溜めていることがわかります。
そのため、疲れやストレスを自ら作っており、外面を取り繕う余裕がないと直ぐに素行が悪くなります。
14,平気で嘘をつく
嘘をついても恥や罪悪を感じない特徴です。
相手の気持ちを意図的に変えるために自分の気持ちはコロッ。
相手の行動をコントロールするために自分の性格はコロッ。
不都合なことを誤魔化すために自分の認識をコロッ。
生存戦略として嘘つくことを正当化している表れであり、恥も罪悪も感じないのでそもそも改善することができず、嘘が自分のためになっている状態。
虚しさを感じないように、徹底的に自分を誤魔化し続けた逃避策の一つと言えるかもしれません。
以上、いい人そうで実は自己中な人の特徴でした。
※優しい人との違いは、【要見分け】優しそうに見えて冷たい人・優しくない人・優しい人 をご覧ください。
いい人そうで実は自己中な人の見抜き方
いい人そうで実は自己中な人とは?
一見いい人なので、関わり始めは自己中だと思いにくいです。
目を合わせて笑顔、人の話を聞き、相手の要望にも応え、実際に優しくもします。
全ての目的は、自分にとっての利益を得るためであるのが、いい人そうで自己中な人。
しかし、自分の利益取得が主旨であるため、利益を得られないとわかった瞬間に態度が急変したり、利益を得るために意見をコロッと変えたり、その際に当事者を考慮しなかったり。
とにもかくにも象徴的なのが、無責任であること。
態度急変、気分屋、人に合わせ、意見を変えるのは無責任だからこそですが、いい人そうで自己中な人の場合、自分の喜び取得と不利益回避に対する執着の強さがプラスして際立ちます。
自己愛の強さであり、自分に対する強い執着。
これによって得たい利益を中心に物事を認識し、他の何よりも優先し、結果的に責任に対する認識が消滅します。
自己都合の見方でしか物事を認識できなくなり、「何が悪いのか?何を反省すればいいの?」
事が起きても何もわかりませんので、キープゴーイング。
無責任な人は自分の思考や行動の自覚がないため、自分が人を利用していると思っていない人すらいます。
いい人そうで自己中な人とは、自己利益に過剰な執着をしている無責任な人。
人を見下し、利用することに恥も罪悪も感じず、問題認知がない。
いわゆる、自分の“意思”を失った人(失っているからこそ失ったことを認めない執着の有り様)です。
※自己中の内情詳細は、「一体どんな育ち方してきたの?」自己中心的な人の大きな課題 をご参照ください。
隠れ自己中とは、自己愛に支配された成れの果て
「自分を喜ばせなければならない、満足させなければならない、不納得のままではいけないんだ」
・納得いかなければ強く拒否して自己愛を擁護しなければならないので、否定的で批判的になる
・満足させなければならないので、平気で嘘をつき、認識を誤魔化し、人を利用しても恥を感じない
・自分を喜ばせなければならないので、人をコントロールしてエネルギーを奪い、相手が苦しんでいても自己愛の興奮にしか関心がない
自己愛に支配されると、何があっても不安と恐怖から逃げることを優先します。
周囲がどうあろうが苦しもうが、普段は見栄を張ってカッコイイことを言っていようが、自分が向き合わなければならないことを前にしたら一目散に逃げます。
そして、逃げたと思わないように自分を誤魔化し、騙します。
自己愛に支配された人は、自己愛が納得するために行動し、自己愛が不納得にならないために認識を偽ります。
知性を用いることができる人は、自己愛を撫で可愛がるために“いい人そう、優しそう”な仮面を選んだ過去があるのだと考えます。
※自己中の対処法は、【無自覚の特定】自己中だと気づかせる方法と対処法は『幸福』をご覧ください。
利用されないために:見抜き方
「ちょっといいかな」と無理に仮面を取ってはいけません。
これは無礼で、攻撃になってしまいます。
関わらないのが得策ですので、見抜き方がお役立ちになればと思います。
見抜き方はこちら。
伝えた時の反応でわかります。
「あなたにはどうして自分の意見がないの?」といい人そうで実は自己中な人の場合、怒り出します。
反発的な反応になります。
自己保持が難しくなります。
※関わらないのが得策ですので、相手を傷つけるのではなくあくまで確認を目的にしてください
反発されるので、優しく、棘なく聞くのがいいと思います。
「どうして自分の意見がないの?」
自分の意思がないとは思ってもいない、見栄とプライドが許しません。
自分のことを正しいと思っており、優れた人間であり、特別だと思っています。
しかし、潜在的に自認しているからこそ“怒り”という自己愛の反発が起きます。
見下している相手を利用する人であるため、見下していると思っていた人からのこの発言は性根が露呈します。
※別の見抜き方については、【特徴と見抜き方を厳選】人当たりがいい人の裏顔は信用できない をご覧ください。
最後に:いい人そうで実は自己中な人
社会的な優しさとは即席で完成する脆いものです。
情報過多の今の世の中、情報を集めてそれっぽく演じれば優しい人になれる簡易なものでもあります。
外面と内面、人と関わるからには両方理解する大切さがあります。
いい人そうに見える、優しそうに見える、「だから何なのか?」とその先を覗いてみたらなんと、
自己中でした。
これは化けの皮ではなく、社会性と言えるかもしれません。
それだけ自分を見失った状態でも世の中を“普通”に生きていく、そんな観念縛りの多い環境です。
人それぞれにあらゆる生存戦略を図り、人を利用し、利用していないように誤魔化し、もはや被害者面する人もいます。
自中説を正当化して生きている人の世界は、自己愛を満たして不納得にさせないことが何よりも優先される特異なものです。
自分は正しい存在で、上であり、優れており、勝っていなければならない支配化。
アドラー心理学には承認欲求の奴隷という言葉がありますが、自己愛の奴隷にも気を付けたいものです。
本人の問題は本人のものでしかありませんので、関わる際には危害を被らないように見抜いて線引き。
そのための一つの考え方としてご参考になれば幸いです。
それではありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。
深い人間性の洞察にいつも興味深く拝見しております。今回のこのテーマ、もしや自分が当てはまっているのかもと少し怖くなってしまいました。
関わらない人認定されるのは悲しいので、改善していくためには、できることはやはり内側を見つめていく事ぐらいでしょうか?
こういった人間性をもしも持ち合わせているかもと思った場合、どうしていけば改善していけるのか、何かお考えやご意見があれば聞かせていただけると嬉しいです!
こんにちは。
私の理解では向上や成長に最も重要なのが、認めたくないことを認めることです。
これを精神性と言います。
「怖さ」を感じているのであれば、自覚して認めることは恐怖との対峙であり、物事の始まりになります。
この一歩を進めると、その後の物事は自然と付いてきます。
幸あることを祈ります。