方法

【無自覚の特定】自己中だと気づかせる方法と対処法は『幸福』

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自己世界への陶酔を決めて自分勝手に振る舞う人。

まるで自分の認識が全てであるように、嫌なことがあれば誰かのせいになるご都合世界。

どうすれば関りを対処できるのか。

危害を加え、迷惑をかけているとわかってもらいたい。

「ねぇねぇ、あなた自己中だって知ってる?」

これでわかってくれればいいのですが、自己中心的な人には自覚がないという決定的な特徴があります。

そこで、「どうして自覚がないか?」を紐解くと、無自覚の根本原因がわかり、対処の道が開かれます。

ここでは、自己中な人の対処法として、自己中だと気づかせる方法をお伝えします。

  • 自己中な人が無自覚な理由を知りたい
  • 自己中な人を対処したい

関われば関わるほどに自らを苦しめてしまいますので、対処作戦を練っていきます。

ご自身を護るためにも、一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

自己中だと気づかせるための事前理解

初めに、作戦立てる前に欠かせない事前理解を深めていきましょう。

自己中な人は自覚がないの?

自分勝手でわがままな振る舞い、配慮や尊重なく、化石の心と思える頑固さは、変化も成長もしない不変を表します。

そんな自己中心的な人には、自己中だと自覚がある人と、ない人がいます。

自己中の自覚有無
  1. 自覚がある人
    自我が強い
  2. 自覚がない人
    自我がない(育んでいない)

自我の強さは、自分と他を区分けする能力(自意識)であり、自分のことを自分で認識する意識の強さ。

自己中であるのが当たり前の状態、自分が主体で中点、軸があり、意志があり、自分の意見があります。

これが自己中心性だと言われています。

パンを与える時、お腹を減らしている人に与えるのではなく、自分があげたいと思った人にあげたり、自分でパクッと食べちゃう。

自分へのピント絞りが強いために周りが見えなくなりやすく、干渉するつもりはなくてもいつの間にか他者を引っ張りまわし、巻き添えを食らわしていたりします。

結果的に迷惑をかけてしまうことはありますが、「あなたは自己中です」とはっきり伝えると、「なるほど、私を自己中に思う人もいるんだ」と捉えます。

多くの人から言われるほど、「そうか、私は自己中かもしれない、いや、自己中なんだ!」となり、とにもかくにも最終的には自分で決める特徴があります。

ここでお伝えしたいのはこの自我の強さではなく、自我がない人

自我が育まれていないと、自覚を徹底的に拒みます。

 

自己中を自覚しない理由:自分がわからない

前提に「自我がない(育んでいない)」を踏まえると、少しわかりやすくなると思います。

自我がないとは自分のことを自分だと認める意識がなく、自分と他を区分けする意識がない状態です。

極端に言うと、赤ちゃんです。

「私」という概念が生まれません。

しかし、生育と共に肉体が大きくなれば社会的には個人として特定され、内側で「私」と認識せずとも、周囲の外側は「個」を認識します。

他によって自分が作られ、継続されることで我が強まります。
※我とは他によって自らを認めようとする意識

親などの他者が、「あなたはこういう人間なんだよ」と決めて終わり。

それを基に自分なりに理解を深めたり、疑ったり、調整したり、変化させたりという成長段階がなくなります

幼児期から関わる親など身近な人々の教育、価値観、観念に基づき、自らの意志や認識を介入させずに生育すると自我がなくなり、周囲からインプットされた情報が絶対的になります。

自覚したくても自らでは認識できない。

俯瞰性や認識力がなく、他者の目線で物事を捉えるのはもってのほか。

どうしても他を要し、認めてもらい、褒めて、必要として、愛してもらわなければ自分の存在がわからなくなります。

 

自覚しない自己中な人の特徴一覧

自我がないと自覚がなくなると同時に、二つの選択が起こります

  1. 我慢する
  2. 我慢しない

他から作られることは自分として生きる意志の抑圧にもなりますので、我慢を選択する人はいばらの修行道へ入り、苦しみの対価として忍耐力と知性を高め、自制を極めて精神を強くしていきます。

同時に中身がなくなり、誰にでも合わせる八方美人や都合のいい人になる可能性があり、興味関心が薄れやすくなります。

我慢しない選択は、他から作られたままですが、生きる動力を抑圧せず、欲求願望を発散できます

他から作られた自分として思ったこと、感じたこと、欲しいものを求め、抑えずに発散する結果、自己中が表面化していきます。

そんな人にはこのような特徴があります。

自己中を自覚しない人の特徴
  1. 我慢できない
  2. 不平不満を制御できない
  3. 感情を自制できず、喜怒哀楽はそのまま垂れ流し
  4. 一度怒ると、抑えどころがわからず攻撃的になる
  5. 攻撃的でありながら傷つきやすく、メンタルが弱い
  6. 表面上は他から作られた顔、本性は欲求願望の塊
  7. 親の縛りが強く、自立できない、成長できない
  8. 自責がなく、嫌なことがあれば誰かのせいにする
    (人のせいにできなければ親のせいにする)
  9. 自分の意見がなく、社会ルールを基に正当化を狙う
  10. ルール解釈が自己利益の都合であり、間違いが多い
  11. 仕事できないが、できていると思い込む
  12. 想像力が乏しく、特別感や万能感が強い
  13. 妄想を現実かのように思い込む

自我を育まず(または育めず)、我慢ではなく欲求発散を選択するさまは、厳しさではなく怠惰(脳の自然状態)を求めたさまと考えられます。

恐怖心と向き合わない逃避を意味し、本人にとっては存在を保持する重要な自己防衛となります。

この理解によって、自己中だと気づかせる方法が見出されます。

 

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自己中だと気づかせる方法

実践に入りましょう。

自己中だと気づかせる方法①:代理自己理解

黙らせる対処法となるのがこちらです。

方法は、「なんで?」と相手の行為の中身(意図、理由、目的)を追及します

自己中な人が本領発揮するのは、欲求願望が発散できなかった時です。

思い通りにならない、不満が作られる、我慢しなければならない状態。

この時に追及します。

  1. 思い通りにならない時、「なんで思い通りにならないと怒るの?泣くの?なんで?」
  2. 不満感を抱いた時、「どうして不満だと文句言うの?行動しないの?考えないの?考えてみるとどうなる?」
  3. 我慢を強いられた時、「どうして我慢すると人に当たるの?我慢させられていると思うの?」

本人の変わりに行為の中身を明確化させてあげるのが、追及の目的です。

本人が知る行為の目的はただ一つ、「我慢せずに欲求願望を発散する」とシンプル。

行為の外枠はあっても中身がわかっていない状態です。

根本的に自分のことがわからないと、「なんでわからないの?」的に質問するとまるで自己否定されている感覚になり、反発されてしまいますのでご注意ください。

気づかせるには相手の行為を代わりに追及して、理解を促します。

例えば、みんなでカラオケ、ラララー。

ピッ。

友達が歌っているにもかかわらず止めて自分の歌に切り替え、自己世界の押し付けが始まります。

本人は押し付けているなんて思っていません。

「もう十分じゃないかな」と思った、それ以上は我慢になってしまう、それじゃあ欲求を抑えず発散、周囲はチーン、本人はウララー。

歌い終わって、「ねぇ、次は誰が歌う?楽しいねぇ!」

「(全員)はぁあ?!」

「パンパン、一旦ストップ、今の見直しましょう」
「まず、Aさん(自己中な人)が突然みんなの歌を止めました、この理由を考えましょう」
「おそらく、飽きたんじゃないかな」
「うん、そうかも、または歌いたい気持ちが急に出てきたとか」
「Aさんはあの時、あのピッってやる時と前、どういう気持ちだった?」

本人に要所要所を確認しながら、本人も含めて追及していきます

実際、本人に意志や意思の理解は見込めませんので、確認の要点は感情や感覚です。

[1:1]よりも、[自己中な人:追及者複数]の方がはかどります。
※マンツーだと本人がすぐに我慢できず逃げる(怒りや制御不能になる)

 

自己中だと気づかせる方法②:リピート

もう一つの方法は、相手の発言を真似て繰り返します

クレーマーの対処にも使えます。

例えば、「この缶詰美味しくない、なんで買ってきたの?!」と自己中発揮。

「その缶詰美味しくないんだ、買ってきた理由を知りたいの?」と応答。

「だからそう言ってんじゃん、すごい不味くて嫌な気持ちになった!」と来る。

「だからそう言ってると思うんだ、不味いと嫌な気持ちになって、その嫌な気持ちを私に伝えたいんだね」と応答。

「なんなのいちいち、めんどくさいな、イライラする!」と来る。

「今はめんどくさくなったんだね、イライラしていると伝えた、それをちゃんと聞いたよ」と応答。

「…」無言になる。

「…今は無言になったね」と応答、という具合に相手の言動を繰り返して、伝えてあげます。

目的は上述の方法①と同じく、行為の中身の明確化ですが、より相手の発言や気持ちをそのままの言語で示して、自然と自覚しやすくするのが狙いです。

自己中を発揮される度にリピートしますので、鍛錬のいる方法になります。

 

自己中だと気づかせる方法③:幸せになる

本質的に気づかせる方法がこちらです。

具体的には、[自己中:自己中ではない]の違いを知ってもらうことが大切です。

「あなたは自己中ですよ」と伝えたり、認めさせる以上に、自己中ではない人との違いを本人が知ることで気づきやすくなります

この“違い”とは、人間性です。

自我の育みがなく、自分のことがわからない前提があると、どれだけ何を言っても認めませんし、自己都合の社会ルールで正当化しますので、白色をエメラルドグリーンにもできます。

しかし、人間性の違いは自己の内面であるため、誤魔化しも思い込みも通用しません。

この人間性が表れるわかりやすいものが、「幸福、豊かさ」です。

自己中が発揮されるのは、恐怖心と向き合えず、向き合う気がないさま。

現実逃避して嫌なこと、認めたくないこと、拒否したいことから目を背け、欲求や願望などの欲するものや気持ちにのめり込み、恐怖心を味わわない対処となります。

極端に言うと、自己中になるとは幸せではない状態ですので、こちらが幸せそうにしていると気づきやすくなります

普段から幸せそうにすることも大切ですが、気づかせるためには自己中が露呈した時がチャンスです。

「もうちょっと、なんなのー!イライラ」と自己中になった瞬間、

「私って幸せ~、で何?怒ってんの?私は幸せだけどあなたは怒ってんの?Anyway 幸せ~」

 

ポイント:自己中との違いを見せてあげる

自己中を気づかせるとは、人間内部への結構な踏み込みでして、気づかせようと干渉することは、自己中な人にとって恐怖心と向き合う懸念や危険信号です。

あまりに踏み込むと、恐怖心と向き合えないのに対峙してしまうので、泡を吹いてパニックになる、攻撃するなど何をするかわかりません。

自己中だと気づかせるのは難儀であり、気づかせる方が疲れてしまいます

このためにも、干渉や押し付けをしないように自他の問題を切り分け、恐怖心を相手に与えないことが要チェック。

ポイントはこうなります。

自己中発揮された時、

  1. 相手に同調せず(自他を線引き)
  2. 上下区分けなく平等に接し(上からも下からもいかず)
  3. 人間としての在り方の違い(自立、自責、自制、幸福度…etc)を見せる

①,②が基盤となり、③にて自己中な人とこちら側(自己中ではない状態)の違いを明るみにする

③の違いを増やして見せてあげると、対処に役立ちます。

こちらが冷静な状態であればあるほど、こちらと相手の熱量の違いで自ら気づきやすくなりますので、人間性(内面)の違いを相手のために見せるスタンスが肝となります。

 

結論:自己中な人の対処法は関わらずに幸せになる

自己中な人との関わりで大切なことは、相手以上にこちら側だったりします。

代理になって追及して気づかせてあげることも大切ですが、疲れて自己犠牲にもなりかねませんので、覚悟を持って深入りしたい人限定です。

重要なのは、如何に幸福になるか。

如何に自己中な人との雰囲気や在り方、自制や自立、自責や人間性の違いを見せられるかです。

見せつけるのではなく、見て気づいてもらうようにするスタンスが対処法になります

自己中とは他律と他責に正当化と自己利益フォーカスのまぜまぜでして、実は私達誰しもが持っていたりします。

例えば、客人宅に訪れる際、粗相のないようにお菓子かなんかを持っていきます。

反対に客人が訪れた際に、短パンとアロハシャツで何も持って来なかった時、「はぁ、ちょっとどういう神経してんのよ」と不満が表れれば、まさに自覚のない自己中の典型例です。

常識やルールなど他によってインプットした良心や倫理や道徳の他律を基に、自らの在り方を正当化し、自己防衛にて恐怖心と向き合わない事前対処を済ませる。

自分のためでありながら、他者からお返しという自己利益がないと不満が募り、我慢できない結果、欲求願望から文句が出る。

お菓子を出さない方も自己中、出されない方も自己中。

このように自己中とは基本的に自覚が難しく、私達は誰しも時と場合に応じて自己中になっていたりします。

自己中に気づくとは、自己中な行為や状態はもとより、自分という存在そのものの自覚を増やす意味です。

自我を育むかどうかは幼児期の環境がどうあれ本人の問題であり、親との関係性が根深くあると考えられ、他者が介入するかどうかは関係性次第です。

自分のことを思うならば関わらない一択であり、自己防衛はとても重要です。

さらに、自己中な人は自我がない分、我(エゴ)や超自我(スーパーエゴ)を強めた在り方ですので、関われば関わるほどにこちらも我の影響を食べることになり、体は徐々に緑色になっていきます。

お伝えしたい対処法は、なるべく関わらないこと。

関わる場合にはこちらが幸せになって、“違い”によって自らの所業に気づいてもらえるように振る舞う。そんな考え方がよい塩梅かと思います。

 

まとめ 自己中だと気づかせる方法

  • 自己中な人には自覚がある人とない人がいる
  • 自覚がない人は自我がない(育んでいない)
  • 自覚がないのは自らの行為の意味や目的がわからないから
  • 自我を育まず、我慢しない選択をすると、自己中が表面化する
  • 我慢や不満が表れると感情や欲求を発散し、恐怖心と向き合わない逃避に徹底し、自己中になる
  • 自己中だと気づかせる方法は、本人の代わりに行為を追及する、本人の言動をリピートして自覚を促す
  • ポイントは相手に同情せず、上下区分けせず、人間としての在り方(自己中と自己中ではない状態)の違いを見せて気づいてもらうこと
  • 幸せになってあげると気づきやすくなる
  • 関りに距離を取りながら、「自分の中にも自己中がある」という目線をもちながら、自らを成長させ豊かにすることが自他のためになる

自我意識という自分の基盤に着目した内容でした。

私達には成長段階があり、自我があってもなくても成長は続きます。

そのための前提が自我意識であり、自立と自責の中核となるとても重要な認識の礎。

自己中だと気づかせる方法論から、対処する手がかりになれば何よりです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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