対処・解消法

無意識に人を利用する人の心理と対処【自然な利用には気づきにくい】

「なんか相手だけ得しているような」
「いい人だと思うんだけど、利用されているような」
「傲慢な人じゃないけど、実は使われてる?」

なんだか違和感を感じる人間関係。不調和の原因には、利用されている“感じ”がなんとなくある。

無意識に人を利用する人は、本人も気づかずに人を利用します。

「利用されている」とは気づきにくいために、意図せず関わる内に疲弊し、憤り、ストレスを作り、見たくないイライラしている自分になってしまうことがあります。

ここでは、無意識に人を利用している人の心理と対処法を見ていかれてください。

  • 無意識に人を利用する人とはどんな人?
  • どうして無意識なの?
  • 人を利用する人が表す人間関係の大事なこととは?

これらを紐解き、無意識に人を利用する人の心理によってわかる、人間関係における大切な相互理解を知っていただく内容となっております。

知らぬ間にイライラしたり疲れないためにも、対処法が一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

無意識に人を利用する人の特徴

無意識に人を利用する人とは?

無意識であることは自覚がない意味です。

自覚なく人を利用する人には明確なさまとして、自分にのみ興味があります。

興味が強ければ強いほどに、自分に利益を与える動機や欲があり、「自分」という存在を強く認識しようとします。

自分の利益を求めて行動するのは誰しもの基本動作ですが、自分にのみ興味があると、利益を得るために他者を利用することが起きます。

他者との共存環境である社会で生活している場合、自分にのみ興味を持てば持つほど、起きる行動が二つに分かれると考えられます。

自分にのみ興味がある人のタイプ
  1. 孤独になり自分を極める
  2. 自分を喜ばすために人を利用する

極端に言うと、森にこもる仙人になるか、社会の中で無意識に人を利用するかです。

孤独を選ばない人は他者との関わりの中で生きるため、意図せずとも無意識に人を利用することになります。

ここでお伝えしたいのは②、無意識に人を利用する人を一言で表すとこうなります。

自分にのみ興味があり、他者を認識できない人。

 

無意識に人を利用する人の特徴10選

どんな人かをよりわかりやすくするために、特徴を順番にご覧ください。

1,一方的に話す or 一方的に聞く

極端に話してばかりか聞いてばかりの特徴です。

自分にのみ興味があると、自らが満足するためか、自らが嫌な思いをしないために人と関わります。

満足狙いはポジティブな人、嫌な思いをしない不満足解消狙いはネガティブな人という傾向があります。

 

2,相手を知るための質問をしない

人を利用する人は傾聴力がない特徴です。

聞くスタンスは自らの利益のために接待するようなさまになり、極度にうんうんと頷いたり、聞いていますよアピールが強いです。

質問をしても自分が満足するための質問になり、相手を知るための質問をしません。

 

3,支配欲が強い

ポジティブ、またはポジティブになりたい願望がある場合、支配欲が強くなる特徴です。

あからさまな支配となる、自己愛性パーソナリティ障害や自己中心性とは別に、自分の思うようにならないと泣いたり怒ったりして、直接支配するのではなく相手に罪悪感や懺悔心を持たせる間接的なコントロールを狙います。

 

4,被害者意識が強い

ネガティブ、またはネガティブになりたい願望がある場合、被害者意識が強くなる特徴です。

スタンスが受動的で、自分から話さない、質問しない、行動しない、解明しない。

「自分から始めた」をなくして、責任を持たないで済む状態を優先します。

責められない利益を求める恒常化によって責任を持たなくなり、被害者意識が強まります。

 

5,対価を与えない

利益を貰うだけ貰い、対価を与える意識がない特徴です。

与えられたらお返しするなどの感謝の気持ちがなく、「ありがとう」と言葉で形式に則ることはできても、気持ちがないために感謝の意味を知らない人もいます。

 

6,人を敬えない、想えない

共に心を使用する気持ちがない特徴です。

心を実感する人は明確にわかるのですが、実感がないと心とはわかりにくく、人を敬っていると思考で思い込むために、心を使用しないままでも違和感を感じません。

これは、愛を知らない意味でもあります。

 

7,表面上はとてもいい人

「いい人だよ、うん」という表現がぴったりの人で、実際にいい人の意味が不明確な特徴です。

「優しいけど、何が優しいんだろう?」と考えると、笑顔、気を使う、体裁が評価できるなど、自分のために表面を取り繕っているさまが露になるので、あまり深く考えないでおこう(知るべきではない事実だ)という人も多いと思います。

 

8,迷惑をかけている自覚がない

自分以外に興味がない典型例です。

他者の立場や目線の認識がなく、自分から離れないために他者がどう思うか、何を考えるかがわからず、相手の認識を想像する概念がない人もいます。

想像する際には思い込みや決め付けになり、相手の認識は相手本人にしかわかり得ない理解がなく、認識に近づける努力を知らない特徴です。

 

9,他人に興味がないと思っていない

他人に興味がないとは違い、自分にのみ興味があるので、他人に興味がないとは認識しない特徴です。

人との関わりは自らの利益のためなので、他人には興味があると思う人もいますが、あくまで自分が得られる利益への興味であるために、目の前の人を目の前の人として深く知ろうとしません。

 

10,自信と自尊が希薄

最も大きな特徴は、自らを信じ敬う気持ちが希薄なことです。

ポジティブな性格の場合には、思い込みや決め付けにて自己世界を作り、抜け出ないで陶酔するようにこもり、他の世界を知ろうとする概念がなくなります。

ネガティブな性格の場合には、自己憐憫や自己否定にて自らを評価しないでいいと思える在り方を作り、責任を他に押し付けて自らを正当化して、「待ち状態」を貫きます。

以上が、無意識に人を利用する人の特徴でした。

※意識的に人を利用する人の特徴は、人を利用する人の特徴と心理に闇の末路│カルマが関わる利用されない大切さ をどうぞ。

 

無意識に人を利用する心理と対処

認識力がないといつの間にか人を利用する

自分のみにフォーカスが強いために、他を見る動機がない心理が考えられます。

フォーカスがあればあるほどに自らに興味を持って、欲を持って思考や行動する動機を見出します。

他者との共存環境で自分のみにフォーカスする行為は、他者を認識しない必要性があり、あえて自分のみを認識する動機になります。

この動機によって自己理解を深めて成長を図る道が表れ、孤独という完全に独りの状態を作り、人を利用する状態がなくなります。

森にこもったり、独りで山奥で住んだりなど、人それぞれに自己探求や、自己を極める成長や、人を利用せず他者に迷惑をかけない対処や思いやりだったりします。

責任を持ち、自らを律する人の在り方です。

この道とは違い、他者との共存環境で生きる選択をしたのが、ここでお伝えしたい無意識に人を利用する人です。

 

他者を認識できないと自然と人を利用してしまう

他者と関わりながら生き、繋がりながら構築されていく社会環境。他者のことを考えず、想えず、理解する意思がないと起きるのが、一方通行です。

相互理解・交流のない関わりは、無意識に人を利用してしまいます。

集中してパソコンをカタカタしている彼女の背中を見て、「ねぇ、今日の雲はUFOキャッチャーのカービィぬいぐるみみたいだよ」と言った時、「ちょっと今はやめてくれる」と彼女は集中力が切れて仕事ができなくなり、人を利用する結果となります。

別のタイミングでは、声をかけられた時に笑顔で会話が続くかもしれません。

パソコンカタカタ状態で話しかけていいのか、話すなら何を伝えるか、後にした方がいいのか、「自分のためか、相手のためか、はたまた自他共のためか」の認識があります。

相手のためになるかどうかは相手にしかわからないので、どれだけ他者の今の立場や目線で物事を理解しようとするかの、他者の認識に近づく能力を要します。

 

無意識に人を利用する人の典型例

上述の心理を見ていただくと、「あれ、実は私も無意識に人を利用している?」と思うかもしれません。

おそらく多くの方は人を利用しています。私なんかは常に利用していますし、利用されもします。

他者との共存環境である以上、人を利用しないというのは困難。ただ、自覚があるかないかで大きく問題点が異なります。

言われて気づく人は自覚がありますので、いくらでも自分次第で変えられます。

自覚がない人は無意識なので潜在的に構築され、自分で違和感を感じるのが困難になる、「当たり前」の状態があるかもしれません。

典型例となるのが、子供です。

子供は無意識に人を利用します。

 

認識力がないと人を利用するのが自然になる

子供は生まれてから年月が浅いので、日々たくさんのことを経験して学び、成長しています。

この状態には明確に認識力がありません。

物事を認識するには、自分なりの見方、捉え方、感じ方、考え方、知り方を要し、「自分なり=感性」の部分を学んでいきます。

自分へのフォーカスに全力になり、自分が楽しいからもっと遊ぼうとします。他者への認識がないので、もっと遊びたければパパが疲れていようと知ったことではありません。

悪意なく自らの利益にまっしぐら。

肉体が成育したとしても、認識力の育みがないと人を利用する在り方が当たり前になり、違和感を感じなくなります。

認識力を育む際には、見たくない、知りたくない、認めたくないことを認めて認識する大切さがあるため、恐怖や不安への抵抗が強かったり、認識から逃避したり誤魔化すさまが強いと、ストップがかかりやすくなります。

原因には、幼少期の環境や親との関わり、意志の強さ、自信と自尊有無が関わると考えられます。

※認識力の詳細は、【決定的に違う認識力】気がつく人と気がつかない人の特徴と能力 をどうぞ。

 

認識力がなくても心があれば「利用」にならない

無意識に人を利用するのは誰しもしていますが、「ちょっとやめてくれよ」「利用するんじゃない」となるかどうか、人それぞれに違いがあります。

利用されると迷惑をかけられる状態ですので、不利益や不快な思いを与えられます。

利用されても相手を許せれば、不快な思いは瞬く間にパッと消え、利用されているなんて思うこともありません。

例えば子供と遊んでいて、疲れてしまったのに子供はそんなことには構わず、「もっと遊んで、もっとあれやって」と腕を掴んで上下にブルンブルン振り回し、腕の血のアップダウンでもはや感覚がおかしくなってきました。

「もうヤバい、利用されて迷惑だ」と思った時に、「お小遣いでアイス買って来たよ、一緒に食べよ」と言われると、涙を流して全エネルギー回復しちゃう。

自分のためでありながら、ちょっとでもこちらを想ってくれる気持ち、心からの敬いがあると、認識力がなくても利用されたとは思わなくなります。

アイスでなくても、「今日はありがとう、すんごい楽しかった!」と言われた時、心からの感謝を感じて、「遊んでよかった」となったりします。

 

認識力があれば人を利用しない。心の気持ちがあれば人を利用しても利用にならない

認識力にて他者に近づく物事の把握ができれば、人を利用することすらなくなります。

認識力は子供達のように日々の経験や理解、知識を吸収して学び、感性を育み知性を養いながら高めていきます。

一生かけて学ぶものですので、大人であっても人を利用してしまうのは当然と言えるかもしれません。

利用してしまっても自覚して改善したり、心の気持ちを相手に与えることで利用が利用ではなくなります。

敬いであり、心の想いであり、心づかいです。

心の気持ちがあることで相互交流が作られ、何が人を利用させているかがわかりやすくなります。

一方通行です。

相互交流のない一方通行は、遊び疲れて、気づいたら子供はそそくさと帰っている。

カーカーとカラスの鳴く声だけが響き、「もう遊ぶもんか!」と叫んでしまうことでしょう。

心のない子供がいれば、典型的な無意識に人を利用する人ですが、心があれば利用は利用ではなくなります。

この考え方にて、人を利用する人の対処法が見出されます。

 

無意識に人を利用する人の対処法

一方通行になる原因として考えられるのが、「認識力」「心の気持ち」の欠如です。

  • 認識力がないと他者のことを考えられず、関わるだけで人を利用する
  • 心の気持ちがないと他者を想い敬えず、人を利用しても何とも思わなくなり、自覚する動機がなくなり、許してもらうこともできない

両方共にないのが無意識に人を利用する人ですが、認識力がないのは誰しもに与えられた成長需要ですので、誰しも人を利用してしまう前提で物事を考え、関わりに意味を見出したいと思います。

対処法は、相手を見守る目線を持ち、自らの認識力と心の気持ちを高める機会にします。

関わらないという対処も大切ですが、自らをしっかり捉えて、現状の関わりに意味付けすると成長機会になるという考え方です。

 

人を利用する人によって自分の潜在領域を知る

私は無意識に人を利用する人と関わると、まるで自分を見ているようになります。

誰しもが人を利用していることを証明するように、心理を行動や言動にて表すさまは、自分の潜在領域を代わりに具現化してくれているように思います。

自分はどれだけ相手のことを考えられているか、相手のために相手を知ろうとしているか。

自分はどれだけ心の気持ちを理解しているか、心から自分と他者を想っているか。

自らを律するための見直し機会をもたらしてくれるのが、無意識に人を利用する人だと思います。

私達は誰しも未熟ですので、人を利用するさまが強い人によって人間関係の重要なポイントを知り、教えてもらう恩恵理解によって相手を許すこともできるかもしれません。

許すことで相手が自覚する機会になれば一石二鳥ですが、許す目的は自らを許す育みであり、自らの心の認知を高めるためです。

対処しながら自らを高められれば何よりだと思います。

利用が激しい場合には距離を取る必要がありますので、状態や状況は加味して対処されてください。

※人を利用して迷惑をかける真意は、人に迷惑をかけたくない常識と理想。「迷惑かけてもいいじゃない」 をご覧ください。

 

無意識に人を利用する人 まとめ

無意識なさまには悪意のない恒常化、当たり前の状態があります。

当たり前に人を利用すると自覚することが困難ですので、認識力と心の認知の重要性を物語ります。

誰しも当たり前があると思います。

人に大きな不利益を与えていないとなかなか気づきにくいですが、大小関わらず把握すると、一方通行は自らの状態や状況如何で頻繁に起きていたりします。

無意識な潜在領域は私達の真意を全て内包します。

誤魔化しも偽りもない純粋な自分の在り方が表れ、自分を深く知ることができます。

誰しもが人を利用している中で、何によって利用は利用ではなくなるのかに、認識領域と心の在り方が表れます。

故意に人を利用するとは違い、悪意なく利用してしまう状態ですので、私達人間にとって大切な理解を代わりに表してくれる大切な人だと思います。

といっても、あくまで着目は自分自身の気づきや成長にし、対処によって向上を図れれば良き塩梅かと思います。

心理の理解にて、関わる上での意味がもたらされる一助となれば幸いです。

それでは、無意識に人を利用する人のお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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