心理と特徴

距離感がおかしい人の特徴13選【スペース確保の対処法あり】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

『DNAシフトセラピスト養成講座』

・セラピストになりたい方
・自己理解を本格的に始めたい方
・専門的に人を癒し、サポートしたい方

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※本気で人生を変える方専用。

「あのぉ、なんか…顔近くない?」
「えっ、今触る必要あった?」
「おーい、話してんのに2ⅿくらい離れてないかーい」

パーソナルスペース、あきらかにおかしい人がいます。

「今日はちかいっ!」
何ともはっきりとツッコんでしまっていたのを思い出します。

私が会社員として働いていた時、職場での距離感がおかしい人がいました。私の周りには多かった気がしてしかたありません。

「えっ、付き合ってんの?」
何度、話のネタとして言われたかわからないほどで、かく言う私自身、距離感がわからないタイプの人間でもありました。

ここではそんな経験から理解した、距離感がおかしい人についての詳細を紐解きたいと思います。

パーソナルスペースを確保するために、距離感がおかしい人の内情と対処法をお伝えします。

相手を理解することでお互いのためになれば幸いです。

距離感がおかしい人の特徴

距離感がおかしい人の特徴13選

1,距離感が近い and 遠い

極端、「もうどうしたの?」と聞きたくなるほどに近い時と遠い時の差があります。

人によってでもあり、日によってでもあり、「今日は近いね」「今日は遠いのね」

距離感の把握と、他者との境界線認識が希薄な特徴です。

 

2,他者認識力がない

大きな特徴となるのが、他者の立場や目線で物事を認識しないことです。

「この人はどう思っているのかな?」「この状況だったらこう感じているかな?」などの自分以外の状態や状況への考慮ができません。

 

3,想像力がない

他者認識力の欠如には、明らかな想像力のなさが見られます。

 

4,妄想と空想が激しい

想像力はないのですが、自分の事に関する妄想と空想は激しいほどに頭の中を巡ります。

自己概念(自分ルール)が強く、自らの世界が完全なる主観となっているために、自分の世界以外を基準に物事を見れない特徴です。

 

5,浮き沈みが激しい

情緒不安定な特徴です。

とんでもなくハイテンションで元気な時もあれば、ズーン、「今日はこの世の終わりですけど知らないんですか?」みたいな時もあります。

 

6,脆い

ツンツンしたらバラバラバラとなりかねない存在です。

脆さを知られないためにも強がりやプライドを固めることもあり、泣いたり怒ったりと感情の抑制や調整が難しい人です。

 

7,繊細

繊細でデリケート。

対処や改善をしない(自らを変化させない)特徴があり、傷つけられる時は思いっ切り傷つく覚悟があるかのように被害者になることを望む人もいます。

 

8,執着・依存心が強い

こちらが心を許す瞬間を見逃しません。

常にチェックするような監視癖があり、執着するチャンスを逃さないためにこちらの動きを把握し、つけ入る隙があればズズズとスライムの如く侵入してきます。

入ってきたらべったりして、ボディタッチが多くなり、完全に身をまかせるように委ねてきます。

突き放つことが困難になり、何だか悪いことをしているような気にさせる、被害者意識を利用した依存が特徴的です。

 

9,思い込みで作られている

自らの価値観も在り方も実際に起きた現実が材料ではなく、思考的に「こうだったらいい」「こうあるべきだ」と思えることで塗り固めます。

妄想と空想が強くなり、思い込みにて信じ込み、決め込むことで自分という存在が完成し、ルール作った世界に身を沈めて出てくる様子がありません。

 

10,距離感の近さが重要だと思っている

人間関係は[距離感近い=仲良し大正解◎]という思い込みがあり、一緒にいたくないと思えば極端に距離感を取ります。

あらゆることが極端に自分ルールで作られている特徴です。

 

11,関係性の主導権を握ろうとする

自分の中での家族像があり、何をしても許されるような関係性を作ろうとします。

夢想家のようで、ファンタジーの世界に引き込むかの如く、関係性の主導権を握ろうとします。

家族像に照らし合わせ、自らと関わる人のポジションを決めているように、自己世界を他者に投影させ、他者もその世界に入りきっていると思い込もうとします。

 

12,馴れ馴れしさとよそよそしさ

とにかく極端な特徴で、馴れ馴れしい時は、「あのぉ、夫婦ですか?」と思えるように関わります。

距離を近付けすぎるとパーン、風船が破裂するように敬語。突然よそよそしくなり、関係性をなくすこともあります。

言動に矛盾が多すぎてツッコミどころ満載の特徴です。

 

13,愛を知ると怖くなる

相手の懐には入らないようにしながら、入ったつもりになろうとする特徴。

本当に相手の内側を知るつもりはなく、愛を認知することに恐れを抱きます。

近付いて相手が心を本当の意味で開いた時にゾっとするような感覚になり、未知の世界に足を踏み入れることを止めて、突然関わりを終えたりします。

リアルな人間関係のやり取り、何が起きるかわからない駆け引きなど、心同士の関わりに恐れがあります。

以上が、距離感がおかしい人の特徴でした。

 

距離感がおかしい人の心理

距離感がおかしい人誰しもに共通するのは、自己愛の強さです。

自らを愛する認識があるために、自分の世界を全ての中心にし、甘えや執着や依存を全面的に許そうとします。

思い込みを強めて自らを正当化し、執着を許容しない人がいれば他者に責任を置いて、現実を見ないようにします。

被害者意識を強めたり、プライドで現実を誤魔化したり、悲しみや怒りにて事実を見ない、突然相手を突き放つなどをします。

他者からの愛を求めて止まない姿があり、自らが自らの愛を認めたいけどできない様が顕著に表れ、他者を利用するように関わる在り方を作ります。

自己愛の肯定、承認、受け入れを他者に対して強く望む心理です。

他によって自己愛の認知を取り図ろうとする矛盾行為によって、人間関係の嫌なことは見ない、認めない、知らない、誤魔化すといった状態になり、自覚しないように思い込みを激化します。

心理には恐怖と愛の入り混じりが考えられ、愛を欲するにもかかわらず実際に知ることに恐れがあります。

 

愛と恐怖の混在心理は癒着を生む

「愛されたいけど愛されることが怖い」という認識は、心ではなく頭(思考)を使います。

  • 思考的な愛を欲する行動として、自分ルールや思い込みにて距離感を近づける
  • 人との関わりにて起きうる恐怖から逃避する行動として、距離感を遠ざける

愛と恐怖を感じながら人と人の距離感を学ぶのが私達人間ですが、人間関係を育む経験を嫌がり、知りたいけど知りたくないジレンマ、好きなのに嫌いになるジレンマなど、自分の中での愛と恐怖の混在による矛盾と反発が常に衝突し合っている状態です。

極端に近付くか離れるか、近付いても懐に入ろうとする自分の姿が欲しく、実際に心の中に入るのは怖いということが起き、人の観察が多くなります。

「欲しい、けど怖いから要らない」という相反するものが同時にある状態を誤魔化す方法として、極端に近付くことでの癒着(ゆちゃく)が起きます。

異常に近付くことで自分の認識も他者の認識もしっかり見ずに済む。自分と相手の行為(外面)にて、深く関わっていると思える様(内面)を見出し、納得や満足を思考的に求めます。

癒着とは:自分と他の境界線がわからず、極端にくっつき依存する状態(自分と他の距離感認識がないために、自己概念、世界、感情を相手と同化させて混同する)

 

距離感の調整ができない矛盾とジレンマの中にいる

心理が表す距離感の意味
  • 愛は他者に近付く距離感
  • 恐怖は他者から離れる距離感

愛と恐怖が同時発生することで、極端に近付いて恐怖を見なくするか、極端に離れて恐怖をなくすかをして、一方的に他者との関わりを求め、作ります。

本人にとっては常に自分の中での戦い、ジレンマの衝突が起きているために他者を認識する余裕はなく、この在り方が当たり前になると距離感の調整ができなくなります。

距離感がおかしい人は、愛と恐怖を同時に認識する心理があり、愛を抱くと恐怖が出てくる矛盾にいます。

※距離感がわからない人と上手な人の話は、人との距離感がわからないのは一点集中│上手い人の特徴は空間集中 をご覧ください。

 

距離感がおかしい人の対処法

距離感がおかしい人の内情

内情理解が対処するために大切な情報になりますので、これまでの内容のまとめとしてご覧ください。

距離感がおかしい人は好き好み、楽しくて心地良いから、距離を近付けたり離しているわけではありません。

愛と恐怖の混在、ジレンマの心理によって起きる行動です。

愛を強く欲し、恐怖を強く怖れる二つが衝突することで、癒着するか、距離感が異様に遠いかが時と場合によって分かれます。

時と場合に大きく関わるのが、相手となる人。相手の状態や状況、愛の有無、恐怖有無の人間性です。

誰かの愛が欲しいという以上に、愛というものを認知できることを求めます。

どれだけ愛を認知できそうな人がいても、恐怖を感じる人であっては関わろうとはしません。

恐怖とは、他者から否定される、自尊を傷つけられる、肯定されない、苦痛を感じる、嫌な気持ちになる、認めたくないことをされる、危険性を感じることです。

距離感がおかしい人は愛を認知させてくれる人、恐怖のない人、拒否されない人を見定めます。

優しい、押しが弱い、気を使う、強く言えない、断れない人などがターゲットになりやすいです。

特に癒着する際には、依存できるか否かをしっかり見定めて行為に及び、見極めるための観察は徹底しています。

生まれながらの気質や性質、障害と言われるもので距離感を構築する概念がない人もいるため、ここでの内容は一概ではありませんが、距離感を近づけたり遠ざけたりを極端にされると、否が応でも主導権を握られて翻弄されてしまいますので、内情を理解して対処することが大切です。

 

対処ポイント

距離感がおかしい人は、パーソナルスペースや境界線の認識が希薄で、認識するための基盤経験が少ないため、「距離感おかしいですよ」と言っても対処にはなりません。

否定されたと思えば距離感を極端に取り、反対に問題が増えてしまう可能性もありますのでご注意ください。

職場でも家でもネットでも同じ、自分の世界の中に他者を入れ込める認識が主体です。

これらから、対処ポイントがいくつか見出されます。

対処ポイント
  1. 距離感はこちらから保つ
  2. 執着させない
  3. 精神的自立を養う
  4. 主導権を握らせない

これらポイントから対処法が見出されますので、順番に見ていきましょう。

 

距離感がわからない人の対処法①:行動を自覚させる

一つ目は行動の自覚を促す対処です。

自分で何をしているか自覚がなく、嫌なことは自覚しないように誤魔化す癖があるため、行動を自ら抑制したり改める状態へ向かいにくい人。

相手から違和感や心地悪さを感じる行為があれば、そのまま言語化して伝えてあげます。

「ねぇねぇ、あの人この前渋谷で見たんだけどさ~」と仕事中にボディタッチ付きで話しかけてきた時。

「うんうん、仕事中に他者のプライベートを話しながら、私の肩を触る、それで?」

ここに感情は入れません。自動音声的に相手の行動を言語化してリピートする。

相手は「何それ?」と驚くかもしれませんが、何も言わずただ毎回リピートです。

すると距離感を保てます。

こちらから嫌な思いをさせているわけではないので、話したい場合にはいつも通り会話します。

重要なのは、相手が依存を試みてきた時に行動をリピートすることでして、「自覚した方がいいよ」などの意見も感情もなく、ただリピートして自覚材料を提供します。

※職場で距離感をとるべき対象については、【心理&対処法】不機嫌を表に出す人の企みを暴露 をどうぞ。

 

距離感がわからない人の対処法②:肯定して否定しない

二つ目の対処法は精神的自立の養いを活用します。

否定は絶対にしないようにしましょう。極端に関わり方が変わり、まるで離婚夫婦みたいになりかねません。

自分の意見を持って相手を肯定することが大事でして、自尊を相手に披露する対処法です。

自信満々の人に癒着はまずできません。

「狙ったターゲット間違えたかな?」と思わせることに繋がり、自信を持って自分の意見を作れるようにすると、相手から少しずつ距離を取り始め、仕事に支障なく距離感を保つ対処に繋がります。

相手のために認めて褒めてという肯定ではなく、あくまで自分を示して自分を確立するために相手を肯定することがポイントの対処法です。

 

距離感がわからない人の対処法③:ツッコミを忘れない

ツッコミは距離感に関してです。

愛のあるツッコミは要りません、悪意のある否定ツッコミもNG。少し笑ってツッコむくらいが丁度いい感じです。

「ちかいねー、なんとも、ハハー」
「いや、遠ーいー、今日はそんな気分ですかー、ハハー」

主導権を握らせないためのツッコミです。

否定ではないので、あくまで事実に対して自分が思う反応をして、「距離感気づいてます」というニュアンスを含めるためにツッコミが活用的。

私は常にツッコんでいたために、執着は一切されませんでした。

ツッコミを入れると、自分の世界の中に他者を入れ込んでいる状態が壊れ、「この人にはこの人の世界がある」と意識してもらえるため、執着の対象にはならず距離感も保てます。

以上が対処法でした。

※嫌いな人の対処は、職場の嫌いな人には話さない?対応は無視以上に距離感創作がおすすめ をご覧ください。

 

まとめ:距離感がおかしい人の特徴と対処法

距離感とはスペースと線引き概念です。

自己防衛意識が強まると、人それぞれのスペース領域が広がり、言葉一つ一つにまで領域を持つ人もいると思います。

特に男女になると、自然と男女関係を意識するのが人間の性質なのか、そのように思う人もいるので距離感の保ちは人それぞれに複雑で大切。対処のためには相手を知ることが第一です。

職場という社交性を重んじる場所では、当たり障りなく、テキトーに社交辞令をする人もいれば、真剣に仕事にも人間関係にも向き合う人もいて、さまざまな年代や状況や価値観の人が入り混じる環境ですので、何より大事なのは如何に自分の距離感を自ら保つかになります。

私達は他者に寄りかかりながら、寄り添いながら、個々に立って生きているので、共存と自立のバランスがあります。

距離感がおかしい人は自立の育み中のため、人間関係の場では同情や共感欲求空間となり、利益となる関わりがわんさかしているため、執着や依存が共存や共有という思い込みにもなります。

自立を持つことは、他者の影響が前提の社会で如何に自分を確立するか、「距離感がおかしい人の存在があっても自立できるかどうか」というトライアルかもしれません。

自立を貫くにはまずは自ら立ちますが、そこから維持、さらに向上していくことが自立になりますので、距離感を保つ対処がご自身のためになれば幸いです。

距離感がおかしい人の内情も理解しつつ、自己の成長にもなる対処がご参考になることを願います。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

『心理とスピリチュアルの学び場』

誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

POSTED COMMENT

  1. あばば より:

    いつもブログを読まさせていただいております。

    自分自身、距離感が分からない人になっていないかと不安なのですが、距離感が分からない人向けの対処法などはありますでしょうか。

    • 北斗 より:

      こんにちは。
      距離感がわからない場合、考えて人と関わることが大切です。
      人を信用しない決意、人の意見を聞くために関わると、自然と考えることができ、さらに自他の線引きも育めます。

      • あばば より:

        すぐに返信していただき感謝です。

        なるほど、さっそく日々の生活に取り入れてみようと思います。

        ろくでもない若者ですが、これからもブログを読んで内面を成長させていきます!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です