悩み

【大人数が苦手な人見知り心理】内向性トラップに改善策4点

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

人数が3人から4人と、徐々に増えていくに従って人見知りが顕著になっていく。

気づけば何も話さず、その場にいずらくなり、いる意味がわからなくなり、人間関係の迷宮にイン。

「飲み会かぁ、ちょっとだるいな」ってなことが、「カラオケかぁ、確実に行かない」ってなことに。

人見知りは人数が増えれば増えるほど、人間関係の難しさを彩ります。

そこで、私自身が人見知りであることから理解した、大人数を苦手になる心理と、人間関係を改善する策を見ていかれてください。

  • 大人数が苦手なのはなぜ?
  • 大人数で表れる人見知り心理とは?
  • 改善策略とは?

これらを紐解き、「内向性と感受性に翻弄されないようにすればいいんだ」と知っていただく内容となっております。

人見知りにおける副作用は類稀な効果と利益を見出すので、潜在意識下ではなかなか手放せなくなります。

「社会的に人見知りは改善した方がいい」というルールと、自己利益の狭間心理は気づきにくいものですので、自己理解を深めるための一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

大人数が苦手な人見知り心理

大人数が苦手な理由

人数が増えれば増えるほど会話に入らなくなり、入れなくなっていき、苦手意識が芽生える。

大人数の苦手意識には、人それぞれにさまざまな理由があります。

  • その場を支配できない
  • アウェイ感が強まって不安になる
  • 会話の行き来の早さに付いていけない
  • 人前で注目されるのが嫌だから話したくない
  • 意味のない雑談になって、参加する意味が見出せない
  • 思考が巡りすぎて、何を言えばいいかわからなくなる
  • みんなの多様なエネルギーにて情報過多、整理不全発生

人見知りだからこそ大人数が苦手になる場合、上述のような理由が考えられ、人によって何が該当するか変わります。

しかし、全てに共通点が一つあります。

大人数の中に自分が納得できる理解がない

↑この内容のキーワードとなります。

人見知りが大人数を苦手になる理由は、納得できる理解がその場に見出せないから、と考えられます。

 

どうしてアウェイになっているのかわからない状態

納得できる理解が大人数という環境に見出せないとは、すなわち、どうしてアウェイになっているのかわからない状態です。

大人数に入った時、突然アウェイの世界にパッと切り替わるイメージ

空は紫色、どよ~んとした空気感、イノシシのにおい、ここはウガンダ。

「自分の中で、自分なりに把握しておきたい」という意識があり、安心感や納得感は常に自ら作ってきた軌跡があるために、安心を見出せない環境には急激に不安と恐怖を覚えると考えられます。

人見知りの傾向上、「わからない、理解できない、納得できない、そんなネガティブがもたらされる状態」に抵抗や違和感や嫌悪を感じます。

人数が増えれば増えるほどに理由もわからずアウェイ感が強くなり、「自分だけなんか違う」と認識が生まれます。

その場での過ごし方、対処法が見出しにくくなり、苦手意識が強まります。

 

人見知りは大人数でアウェイ度が強まる

上述の理由には、「自分で納得できる理解を見出したい」という心理があると考えられます。

この心理は自責がある人の大切な在り方。

人見知りの場合には、「納得できる理解がないと嫌なんだ」と気持ちが追加されます。

自責がありながら、これまでの生き方を自己納得と理解の創作によって進めてきた経験があるため、自分以外の他である外側からの影響には少し厳しい関所を配置します。

「通行手形を見せてください」
「よし、通っていいぞ」

他からの影響、他者によって与えられた環境では、関所での納得を見出してから自分をその場にいさせようとします。

2人、多くて3人ほど、気心の知れた人という条件下では関所が機能を果たします。

しかし、大人数になると人で溢れ、ましてやあまり話したことのない人もいれば、関所はドバァーンと粉砕します。

大人数になればなるほど関所の機能が果たせず、情報把握が難しくなり、ホーム創作となる自己納得や理解がなくなります。

理由の見出せないアウェイにパッと切り替わり、不安と恐怖心が出て来ます。

その場の空間や環境理解がなければないほどアウェイ感が強まり、大人数が苦手になります。

※人見知りなのに社交的な心理は、【人見知りに見えない人見知り】社交的なのに心を開かない人の秘密 をどうぞ。

 

心理ポイント:人見知りの内向性と感受性

人見知りとは、人との関わりやコミュニケーションに不安や恐怖を感じる状態と言われています。

不安や恐怖とは、危険や苦痛や拒否したくなるさま。

「恥ずかしい、怖い、緊張する、注目されたくない、迷う、わからない、安心がない、アウェイだ」と思う時が典型例です。

私がそうだったのですが、恐怖心が出てくるのでなるべく人と関わりたくありません。しかし、社会の共存環境を選んでいる以上は関わらないのが難しく、不安と恐怖を対処しながら人間関係を作り、自己維持・保持・生存戦略を図ります。

嫌でも社会生活するためには頑張る必要がある人見知り。顕在的にも潜在的にも努力をたくさんしています。

不安と恐怖を対処する自己納得を作れるように状況把握し、人間関係を構築し、不利益をなくして、利益を見出せるように工夫します。

不安や恐怖に飲み込まれると心が傷つき、自分を見失う危険性があるため、無理にでも頑張って人間関係を凌ぎます。

人見知りは心を護るためにも自分のできることを精一杯する在り方を持ち、活用するのが内向性と感受性です。

 

人見知りになればなるほど自意識が強まり、内向性と感受性が高まる

不安と恐怖は誰しもが嫌がり拒否したいもの、「向き合いたくない」と自分自身に対する拒否を意味する気持ちです。

認めたくない、受け入れたくない自分が多ければ多いほど、不安と恐怖は増えていきます。

とにかく強い拒否を感じるものですので、心身こぞって自己防衛を働かせ、対処・改善のために働きます。

人によっては他者に執着と依存して、消してもらおうとするかもしれません。

しかし、一時凌ぎの誤魔化しや現実逃避にしかならないため、自分との向き合いを進める人ほど自分で何とか対処しようと努力します。

自責があればあるほど自分の世界にこもり、人間関係での不安と恐怖を出さないように、自己納得と理解によって抵抗や引っ掛かりをなくせるようにします。

自分自身を護るための活動によって、自らが自らを認識して捉え、自と他の区分け機能が高まり、自意識が強まります

自己納得と理解を作るために、内省と思考を育む努力をして、内向性が高まります

状況把握や理解促進のために、取得情報の量や質を高める内部努力をして、感受機能が高まります

他者に執着や依存という他力へ向かわない人は、自分でなんとかするために自己内部機能、特に内向性と感受性を高めます。

この結果、「自分が納得と理解を作る」という念(または自己ルール)が完成します。

人見知りの内向性と感受性機能は、気質や性質である先天的なアイデンティティでありながら、生存過程にて機能を強める意識や在り方や社会スタンスの影響があり、後天的なパーソナリティとしてもどんどん強まっていく考え方です。

※多くを語らない人の心理は、自分のことを話さない人の特徴と心理│そもそも何で話すのか? をどうぞ。

 

内向性と感受性が大人数を苦手にする

自己内部機能を高める能力や才能開花に繋がり、自分の見出しによる彩りが増えます。

たくさんの恩恵や利益があり、社会的に成功を得るためにも欠かせないものです。

しかし、その反面で大人数を苦手にする原因にもなります

内向性は自己内部に対する認識力を高め、自分で自分を認識する意識を向上させます。

感受性は感じる力を高め、自らの感じや、他者からの影響を受けた際の情報把握がしやすくなり、他から得る情報の量や質が向上します。

両方の力は思考体力をつける機会となり、知性を高める効果もあります。

「私は私」
「この自分が自分」

自意識が強まり、単独での働きに強味がありながら、集団での働きに弱味が表れます

「自分で理解納得できない」「意味がわからない」となる状況では、物事の対処が困難になる可能性があります。

大人数という関所崩壊シーンは、自己理解困難なアウェイの影響となり、まるで自分の世界にいたのに突然紙芝居の挿絵をサッと入れられ、別の世界に変えられるような。

自意識の強まった状態では、「集団で自分だけアウェイ」と認識しやすくなります。

全体としての捉え方ではなく、自分の世界の捉え方に偏りやすく、集団での人間関係における不安と恐怖の対処が難しくなります

人見知りだからこそ個の意識や能力が高まり、集団の意識や能力が育まれない状態です。

どちらがいいかは本人次第ですが、大人数は苦手になるという心理物語りです。

※内気な性格のアクセントは、「大人しい内気な性格を変えたい」2つの明るくする方法に極端な分かれ道 をどうぞ。

 

『自分を知りたい方へ』

自己理解は知識の習得だけでは本質になりません。
経験と実践を含めて理解がより深まるため、機会をここに提示します。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※自分を本当に変えたい方のみご活用ください。

大人数の人見知り改善策

人見知り意識の改善ポイント

人見知りによる個人能力の高まりは超重要アイテムです。

着目は、大人数での苦手意識が反発となり、人間関係での不利益やストレスや疲れを作ってしまうことかと思います。

原因と考えられるのが、心理の核となる自意識の発達

とても大切ですが、「個」をとにかく強める発達進路の場合、他人への興味がどんどんなくなる可能性があります。

他人に興味がなくても何も悪くはないのですが、敬いや調和や平和があるかないかは別かと思います。

相手が大切な人達だったとしても、大人数になれば許容オーバーで敬えなくなるのが人見知りだからこその意識です。

人見知り意識は個の在り方を尊重するので、1対1であれば相手をしっかり捉え、意味を見出し、関わります。

しかし、大人数では相手をしっかり捉えることはできず、ましてや集団である意味が見出しにくく、関わる意味がわからなくなります

1人としっかり向き合うので、3人も4人もいる場合には誰に対して、何の意味を持って話せばいいのかわからない。

「この話はこの人には意味があるけど、あの人には意味がない」などと思ってしまうイメージです。

さらに、人前で注目されると突然、[自分1人:他全員]という縮図が脳内で構成され、一気にアウェイ感がドンッ。

個の在り方の強まりは能力や意識を高めながらも、集団に対して無意識に抵抗や反発を抱く在り方を作る。

そんな創作参謀となるため、改善ポイントは知らぬ間の反発認識の撤廃と考えます。

それでは、改善策が4点ありますので見ていきましょう。

 

大人数の人見知り改善策①:人見知りでよかった

一つ目の策は、人見知りの受け入れ。

受け入れると、集団への知らぬ間の反発がなくなります。

人見知りとは人に対する苦手意識ではありません。

人と関わる上で自分の中に不安と恐怖心が表れやすい状態です。

他者を毛嫌いする心理ではなく、不安と恐怖を自己対処する力の源です。

私自身も人見知りですが、人前でのスピーチや海外での講話機会があった際には、緊張そのものを大いに楽しむことができ、人見知りを受け入れたからこその力だと実感しました。

人見知りはとっても重要な、不安と恐怖と向き合うための力そのものです。

※人見知りが治らない時は、【本当は治さなくていい】人見知りが治らないのは甘えではなく「無知」をどうぞ。

 

大人数の人見知り改善策②:選択

二つ目の策は、大人数と関わるか否かを選択して決めることです。

「3人までならOK」
「友達ならOK」
「飲み会は行かない」
「4人でカラオケは意味が見出せないからパス」

こんな具合に事前に自己ルールとして決めると、人見知りである自分を受け入れやすくなり、上述の①にも繋がります。

関わらないならば関われない理由を伝え、それでも関わってくれる人がいればより感謝したくなるので、相手との1対1では敬いや思いやりを持った関係性を作れます。

もちろん、「そんな勝手な」と関わらなくなる人もいることでしょうから、それも踏まえた上での選択となります。

個の在り方を主張する策にはなりますが、その結果による関わる人の減少や孤独の可能性は、これまでしてきた自意識の発達行動を真に自覚する機会になります。

「これまでの人間関係は自分勝手だったのか、周囲を我慢させていたのか、自分を抑圧していたのか」など、自らがしてきた人間関係での活動真意が理解でき、それで良かったのかどうか、方法を変えるべきかどうかがわかります。

次のステップへ向かうための、道の明確化となる方法です。

 

大人数の人見知り改善策③:一人旅をする

本当の意味で「個」を知るのが目的の策です。

日本に生まれて日本の社会で生きる以上、無意識な社会帰属前提の認識が定着し、自然と恒常化すると思います。こんなに安全で物事を考える機会が少ない環境は、私の知っている限りでは他にありません。

個を発達させても既に全体の中での個ですが、そうは気づきにくい環境だと思います。

私は個人主義者だと思っていましたが、会社員を辞めて海外を旅して痛感したのは、「まったく個ではなかった」ことです。

常に周囲には人がいる安心を得ており、社会制度や保障などのルールによって守られているために、無意識に安泰を感じていたと気づいた時、個を知らないと思いました。

全く違う環境、それは言語もわからず、ルールも馴染みとは別物、周囲に誰もいない場所で生活すると、「個」とは孤独or他に押し付けをしないと存在せず、常に他者との関わりが基盤にあるんだと知れます。

今の時期は難しいと思いますが、流行り病が治まった後は一人旅を選択肢の一つとしておすすめいたします。

他者との集団があるからこそ個が成り立っている、そんな個の素を知れます。

自意識があるからこそ集団への重きを認識した暁には、真に集団を尊重するための創作や工夫ができる。これが人見知りの利点だと思います。

 

大人数の人見知り改善策④:集団でのアウェイ緩和

最後の策は、日常的にできる方法です。

集団で自分だけアウェイになる認識をなくします

方法は、1人でも自分寄りだと思える人にフォーカスする癖をつけます

例えば、集団に入った時に自分以外が全員アニメオタク、みんな頭がいい、みんな同世代、みんな同じ国。

嫌でもアウェイを感じますが、こうでなくてもアウェイを感じてしまうのが人見知りです。

そこで、誰か自分と近いと思える人を意図的に探します

似ている、同じにおいがする、同じ意見を持っている、思考体系がクンクン。

自らが相手に集中して認識する行為は、個の発達による無意識の集団抵抗を緩和させ、アウェイを感じた時にその人に集中すると、アウェイ感も緩和されます。

自分の世界からチョロッと抜け出る認識は、人見知りにとって何が大切かを知る経験にもなると思います。

フォーカスは自分ではなく相手。

「この人の何が自分寄りかな?」という目線で探します。ない場合には探して作ってみます。

自己認識から他者認識へのシフトは、個から集団への意識変化となり、徐々にアウェイ感に対する不安と恐怖の対処がしやすくなっていきます。

個の能力を活用した先にあるのが集団での能力向上。人見知りだからこその成長理解がそこにあります。

※集団行動への抵抗内訳は、【集団行動への反吐感に意味アリ】気持ち悪いと思う人は真に協調できる をご覧ください。

 

人見知りと大人数の関係性 まとめ

人見知りとは欠かせない能力向上アイテムであり、与えられた個の神髄だと考えます。

個を知るためには集団を知る必要があり、個の在り方は集団の中で如何に個々人をしっかり捉え、創作として何を作っていくか、作れるのかを示唆します。

他を排他すると戦いが起きるのが個です。

他を尊重すると平和をもたらすのが個です。

人見知りは自分という個を明確にする大基盤。中身がなければ戦いにも平和にもならず、起きるのが支配と占有、執着と偽りです。

ぜひ、不安と恐怖と向き合うための力の源である、人見知りの価値を見出されてください。

自意識の発達において、大人数が苦手なのは当然だと存じます。

場数を踏んで慣れてしまえばいいのですが、それは人見知りの特性を活かしにくい脳のホメオスタシスとなり、人間の成長を止める可能性もアリと考えられます。

おすすめは人見知りだからこその改善策。個を伸ばしながらも集団の有難さを知り、認識を自分から他者へ向ける力の拡大。

「人見知りだからこそのありがとう」を味わう。

大人数だからこその個の能力アップ、集団に対する気づき、感謝、現実の深みの認知。

あらゆる機会を活かすための考え方となれば幸いです。

それでは、人見知りだからこその大人数との関係性のお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

『心理とスピリチュアルの学び場』

誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

POSTED COMMENT

  1. 8 より:

    北斗さん
    嫌なことには嫌だという意思表示って大事ですね。
    とっても過ごしやすくなりました!
    ありがとうございます(^^)/

8 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です