『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
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著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※本気で人生を変える方専用。
後悔を如何に使用するかにて、過去の醜態・罪・選択・過ちは暴れ続けるか、落ち着くかが変わります。
記憶はあらがいます。
記憶は学びを与えます。
消えないほどの後悔をした場合、記憶が記憶として定着せずに暴れます。
消えない後悔は距離を置き、一旦静かになるまで待つか、乗り越えて受け入れるかの道が分かれ、待った場合には遅かれ早かれ記憶との対面にて乗り越える時がやってきます。
「どの道乗り越える」とこういうことであるならば。
ここでは、後悔が消えない方に向けて、後悔を乗り越えるための考え方をお伝えします。
- 後悔が消えないとどうなる?
- 後悔が消えない経験にて実感したこととは?
- 消えない後悔と関わる大切さとは?
- 後悔を乗り越えるためには?
幾分と消えない後悔を味わった経験がありましたので、私自身の経験から理解した考え方を一つのご参考にしていただければ幸いです。
Contents
後悔が消えない
後悔が消えないのはなぜ?
「へっ、なんでこんな着ぐるみではしゃいじゃったんだろう」
「あ、ティッシュも一緒に買えばよかったのに、忘れちゃった」
「あわわ、とんでもない罪を犯してしまった」
人それぞれに度合があり、自分の中での尺度がある後悔。
消えるものは消えますが、消えないものはなかなか消えません。
後悔が消えない時、過去の行いが記憶として定着していないことでの感情や気持ちが発生します。
過去を見つめ直さないほどに今が幸せであれば、後悔へのフォーカス以上に今の生活へのフォーカスを強め、後悔が薄れて最終的に気づけば消えていたりします。
後悔が消えないのは、過去の行いにフォーカスする優先度が高いのかもしれません。
フォーカスする理由はおそらく一つです。
認められない過去の記憶が暴れています。
自らの過去の行いを認めないと記憶が暴れる
自らの行為として思考と行動があります。行為を認められない場合、記憶を記憶として受け入れたくない反発を作ります。
記憶が記憶になれない状態です。
木は木であるように、犬が犬であるように。
記憶が記憶になれないと二つのことが起きます。
- 過去の自らの行為を認めない
- 過去の自分を認めない今の自分を認めない
過去と今の自分、両方の自分を認めない結果が作られます。
犬に着ぐるみを被せるというレベルではなく、犬を猫にしようとした時に犬が暴れるであろうように、記憶は記憶になれないと暴れます。
暴れるというのはあらがいです。自らが記憶にしたい気持ちがあればあるほどに反発が起きます。
記憶にしたい真意があり、過去なんかどうでもいいと思わず、自らの行為に責任を持つ気がある人は後悔します。
今の自分が過去の行い(自分)を認められないのは不納得
後悔は過去の記憶に対するフォーカス。今という時間を使用して過去の行いを認めない感情や思考を味わいます。
心地悪くて苦しい気持ちです。
ここには不納得の認識があります。
何かしら選択を間違え、他者の意見に従ったミス、自らへの裏切り、歯止めできなかったことなどに対する不納得があり、今をおろそかにして過去に執着することへの不納得も作られます。
過去の自分、今の自分に対する不納得は蓄積すればするほどに苦しい気持ちを味わわせます。
後悔が消えないと罪悪感は許さない憎悪に変わっていく
私達人間は「自分を認める」ことがとても苦手な生き物です。
喜びがあれば容易に認められ、苦しみがあれば認めたくないのは欲求に忠実なさまであり自然です。
しかし、認めないで後悔が消えないと不納得は蓄積し続け、過去を思い出す度に無自覚で不納得を増やし続けてしまいます。
記憶の不定着が強まり、本来の記憶を思い込みや決め付けで全く別物に書き換える可能性もあります。
不納得に飲み込まれると後悔の罪悪感や苦しみの気持ちは、「絶対許さない」という憎悪になり、認めないモンスターが誕生する危険性があります。
後悔が消えない原因は自分との向き合い
認めるか否か、不納得を納得にするか否か、記憶を記憶とし受け入れるか否か。
これらによって後悔が消えるのか消えないのか、消すのか消さないのか、乗り越えるのか乗り越えないのかが変わります。
自らが自らに対してどう対応して、どう処理して、どう行動するかの在り方を表し、後悔とは自分との向き合いをわかりやすく表します。
後悔が消えないのは、過去の行いをした自分自身、または今の自分自身と向き合えていないと考えられます。
自らが自らを認めない、認めたくない気持ちが強ければ強いほど後悔は消えず、本当は認めたいのに認めないようにしていればいるほど後悔は消えなくなります。
後悔が消えないと起きること
自らを認めたくないほどの過去は、消したくてもなかなか消えないと思います。
私は子供の時の後悔が消えず、過去の自分と向き合うことができない時間を過ごし続けていた時があります。
その後悔のきっかけとなる人が死んだために、自らのしたことに対する不納得を納得に変える術が見つからず、見つかるはずもなく、「絶対に自分を許さない」と決めてしまいました。
記憶への執着と同時に、他者への執着。人を使用して自らの在り方を決め、硬く縛り付けて制裁を自らに食らわすことで納得を試みるしたたかな思考策です。
もちろんそんな目的を自覚しては不納得が増えるので、自らを苦しめることでまるで善だと思い込んで自己世界に陶酔します。
後悔と戦うと自らを苦しめ、耐えられなくなって逃げます。
まるで現実から逃げるように、誤魔化すように、逃避し続けます。しかし、記憶は記憶になりたいと叫んできます。追ってきます。なので逃げて逃げ続けます。
「後悔と距離が取れたかな?」と思えても、誤魔化して逃げ続ける状態はどこか気力がなく、「自分」という存在が空っぽになっていました。
後悔が消えないと、知らずの内に自らが自らを消していきます。
後悔が消えないことと向き合う
自分が消えていく時に実感したのは、消えていくことをさらに誤魔化すかどうかの選択でした。
後悔が消えないことを誤魔化すと、自らを消すか憎悪を生み出す可能性が出て来ます。
後悔は自分と向き合う機会を何度も何度も設けてくれます。
何度逃げても、誤魔化しても、自己喪失するまで何度も続けてくれます。
誤魔化さないで「後悔しているんだな」と、一度でも後悔に苛まれている自分を認識すれば向き合えます。
後悔が消えないことは自分と向き合えない表れでありながら、自分と向き合うための気づきの機会です。
向き合いによって解決への道が見え始めます。
※後悔に潜むサインについては、【後悔とはサイン】後悔ばかりする人に知ってほしい心理とスピリチュアル をご覧ください。
後悔を乗り越える
後悔との関わり方
後悔には大小があり、認められる度合、不納得を納得に変えられるかどうかの尺度があるため、チャチャッと消える後悔もあれば消えないものもあります。
消えないものは消えないほど強い記憶であり、記憶が暴れていますので消すことは困難です。
後悔と戦ってはなりません。自らを苦しめる基ではなく、自らと向き合うための機会です。
戦ったり消すのではなく、乗り越えるのが消えない後悔との関わり方です。
消せるものは消せる、消せないものは消せない。消せないからには消せない意味があり、乗り越えると得られるものがあります。
後悔の大切さ
自らとの向き合いは機会がなければできるものではありません。
多くの方は「自分」のことを知っていると思います。しかし、その自分とは「知っている」とは思えない存在だったりします。
自分を知るためには内観力を高め、認識力を高め、自覚を増やし、知覚情報を把握し、肉体、脳、心を認識し、外側からの自分、他者の認識する自分、全体として捉える自分を理解します。
もはや無限に広がる自分は思い込み以外には知ることができず、思い込んで固めた状態から自らと向き合い、少しずつ本質や真実を深めます。
これをする機会となるのが後悔です。
後悔によって自らを見つめ直し、向き合い、改善、対処する自分を育められます。
人間として成長し、変化し、進化し、向上するためには欠かせない大切なものが後悔。消せないほど強い後悔であればあるほどに、乗り越えることで得る何かがあります。
何かを得るために乗り越えていきましょう。
後悔を乗り越える考え方
後悔を乗り越える際には、二つの考え方があります。
- 過去を糧に今を認める
- 過去を糧に自らを高める
①過去を糧に今を認める
今にフォーカスすることで乗り越える方法です。
過去の自分を認めるのではなく、後悔にある思考や感情を噛みしめ、今を苦しみや辛さにせず楽しみや喜びにして幸せを作る糧とします。
幸せを作るために後悔は後悔として大いに感じ、思い、表現することが大切です。
大いに間違えたと認め、大いに恥かいたと認め、大いに辛かったと認め、大いに罪悪感を感じている自分を認めます。
過去の後悔した罪悪感を感じ続けるのではなく、「私は罪悪感を感じているんだ」と認め、過去の自分ではなく今の自分が認識する後悔を認めることにフォーカスします。
過去を糧にして今の自分を認める方法となり、喜びを自らが作れるようになった時、気づけば後悔を乗り越えています。
認める自分が増えると、自信や自己肯定感の高まりとなり、後悔がもたらす恩恵の多さを知ることと思います。
認めるための方法は自己解決以外にいくつかありますので、一覧をご参考にされてください。
- 後悔している気持ちを洗いざらい吐き出す
- 誰かに後悔の気持ちを聞いてもらう
- 自分の弱さとプライドを自覚する
- 後悔して良かった点を見つける
- 後悔するだけして泣く、バンバン泣く
②過去を糧に自らを高める
成長にフォーカスすることで乗り越える方法です。
過去の失敗、間違い、辛さ、苦しみ、あらゆる認められない自分と向き合い、自らの感情と欲を把握します。
強引に嫌な記憶と直面させるのではなく、後悔にある悔しさ、起こしてしまった過ちを起こしたくない気持ちや欲にフォーカスし、二度と同じことをしない自分になる材料にします。
「二度と後悔しない!」と強く決意する糧になります。
過去を消さず、過去があるからこそ今の自分を奮い立たせ、育み高める動力になります。
辛いことがあっても、苦しいことがあっても、絶対に後悔したくない気持ちは信念になり軸になります。
過去の辛さを使用して自らを高めると、後悔を乗り越えると共に「主体性」を得られます。
後悔の強い念を糧にすると、自分が完全なる主体となり行動して経験を積む動機を持ちます。
※辛い気持ちとの対面によって奮い立たせるので、人によって向き不向きがある方法です。
後悔を乗り越えるポイントは自覚
二つの考え方には共通したポイントがあります。
「過去を如何に今のために使用するか」という捉え方。
このためには「自覚」が最重要です。
後悔とは今を使用して過去の自分を認めない、今起きていないことから不納得を作る行為です。
自らを苦しめ、今という時間を消費してしまうため、後悔を乗り越えるためにはこの状態の自覚が大切です。
今後悔している自覚は、現状の自分の在り方、時間の使い方、目的をはっきり見せ、自覚によって後悔の念が少し落ち着いた時に、乗り越える方向へ歩み寄る段階へ進みます。
消えないほどの過去であるため、後悔するのは必要な時間です。
物事の進みは人それぞれですので、ゆっくりでも大丈夫。一歩ずついきましょう。
せっかくの辛い時間、経験の一つにして自らを高める動力源となれば良きかと思います。
※辛い経験の活用については、辛い経験は優しさを育む機会を与える│人の悲しみを知る優しい人 をご覧ください。
消えない後悔を乗り越える まとめ
消えないのは現状の自分では認められない、不納得を納得に変えられない意味です。
自らを成長させることで認めて、納得に変える力を得られます。
この力が、自信であり自己肯定感であり主体性です。
全てに共通するのは、自分が自分を認めているか否か。
誰も自分という存在を知りません。この世で唯一認められる可能性があるのが自分です。
成長は失敗や間違いを認めたらもたらされるものではありません。認めると成長する基盤が作られ、その後に自らの意思と行動によって成長が人それぞれの速度、度合、頻度によって進みます。
後悔の気持ちは自らをストップさせ、変化を拒み、行動を抑止します。
重要なことは記憶を記憶として定着して経験にするか否かの選択です。
後悔が記憶として定まった時、後悔は後悔としての意味が発動し、自らと向き合う機会を与えてくれます。
あとは、向き合うか否かの選択のみ。
進むか留まるか。
後悔の心地悪さは進むための気持ち。ストップして味わい続けるのではなく、「この気持ちを乗り越えよう」と先に進むための動機与えです。
ぜひ、心地悪さの先へ向かいましょう。
乗り越えた時の自信、自己肯定、主体性は、自らを主観にして自らの人生を自らが彩り創る力となります。
後悔とは戦わず、大切な記憶として乗り越える。そんな一助となれば幸いです。
それでは、消えない後悔を乗り越えるためのお話を終了します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
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