人生哲学

「孤独のほうが幸せ」と感じる人の特徴【豊かさ&危険人物の可能性】

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孤独とは一体何なのか。

苦しく、寂しく、狂い、死ぬ。

嬉しく、楽しく、自由で、幸せ。

一方で頭がおかしくなり、幻覚や幻聴すら生じる精神影響。

一方で心から豊かさを感じ、強さや賢さにも繋がる精神向上。

孤独は人に豊かさをもたらし、危険人物にも化けます。

ここでは、孤独のほうが幸せだと認識する人の精神を深掘りし、豊かさと危険性に迫ります。

  • 孤独を幸せに感じる人の特徴を知りたい
  • 孤独のほうが幸せな人の豊かさと危険性を知りたい

深掘りは、「人間の基底は調和なのか自立なのか?」を考える機会になります。

孤独と幸せが組み合わさる仕組みの紐解き、一つの考え方としてお役立ちできれば幸いです。

それではガッツリ怪しい内容に入りましょう。

孤独のほうが幸せな人の特徴

北斗
北斗
孤独は辛いイメージが強いですが、実際に孤独を謳歌している人と関わると明確な違いが見られます。

孤独のほうが幸せな人と不幸せな人の決定的違い

社会的に孤独とはひとりで寂しく、苦しいものであるイメージが先行しているので、不幸せに繋がる嫌なものである人が多いかもしれません。

実際、牢屋で独房に入れられると怖ろしく、二度と味わいたくないと思うかもしれません。

が、そこで瞑想に明け暮れ、穏やかで幸せそうな人もいる。

同じ孤独環境でも幸せだと認識する人は何が違うのでしょうか?

一つ明確な大前提があります。

『幸せは勝手に降ってくるものではなく、自ら作るもの』

孤独に幸せを感じる人は幸せを自ら作っており、何も作らなければ…。

何も作らないとは感情、感覚、欲求に支配されている意味でして、ある種の純粋さでありながら創造性がない状態です。

起こる出来事や状況、状態や気持ちなど、あらゆる自分への影響(刺激)を受け入れるか拒否するかで、創造性有無は明確化されます。

要約するとこうなります。

孤独が幸せな人と不幸せな人の違いは、孤独であることを受け入れて、自ら幸せを作るかどうか。

この基盤によって、孤独のほうが幸せな人の特徴が見出されます。

 

孤独のほうが幸せな人の特徴

順番にご覧ください。

1,曖昧さがない

物事に対して受け入れるか拒否するか、選択が明確な特徴。

覚悟できる人であり、自分なりに考えてしっかり選択します。

嫌なものでも受け入れると決めれば、「どうせなら楽しくするか」と工夫して喜びに変えたり、不安を面白がったりと関わり方を定めます。

 

2,自立を重んじる

個を大切にします。

自らで立ち、感じ、考え、対処し、成長する人。

自らの思考と行動に責任を持つ特徴でもあり、執着と依存に厳しい自律と自戒があります。

 

3,本質を捉える

洞察力がある特徴。

考えることを重んじ、物事の本質を理解しようとします。

問題解決能力が高く、先見性と俯瞰性が高く、理解度が広くて深い人です。

 

4,自分と向き合う

自己理解、内省、向き合いを大切にします。

向き合いが深い人ほど自分に嘘をつけず、それを隠すために感情を急になくす人もいます。

自己コントロールできる特徴であり、感情を初め、欲求や在り方を調整し、人によってはキャラや人格を多く持ち、使い分けます。

 

5,自分のできることとできないことが明確

曖昧さがない一方、かなりテキトーでめんどくさがりな一面もあります。

自分のできることできないこと、したいことしたくないことの区分けが明確で、できないしたくない事柄は躊躇なく他者に助けを求めます。

道がわからなければその場にいる人にパパッと聞くように、めんどくさいから必要に応じて頼り、調和し、甘えられる人は孤独の楽しみ方が上手です。

 

6,自分の世界を重んじる

自己世界を尊重しています。

経験や実戦、これまで作り上げてきた価値観に観念に認識、自己世界を構成する材料や歴史(過去)を受け入れてきたからこそ、大事にします。

 

7,こだわりが強い

孤独で誰とも会わなくても、毎日ピシッと綺麗な洋服を着る。

冷蔵庫を開ける時だけクラシックダンス調。

おならは絶対に我慢しない、プープー。

こだわりを人それぞれに持ちます。

偏食である人もおり、考え方が独特な人もおり、感性は全く理解されないかもしれません。

誰にも理解されないのは当たり前であることを知っており、個々を尊重して無用な干渉をしません。

 

8,考え方が柔軟

思い込みや決め付けに気づける特徴。

一つに固執せず、その時その時の感覚、感情、欲求に応じて答えが変わります。

よいものは取り入れ、よくないものは取り入れないけどよいとわかれば即座に取り入れます。

意見がコロコロ変わることもありますが根底は一貫しており、自分軸や信念を強く持ちつつ、調和や協調も大事にします。

※思い込みと決め付けが激しい人の場合、孤独という闇に幸せを感じ、危険人物になる可能性があります(詳細後述)

 

9,自分を知りたい

知りたい欲求が強い特徴。

自ら働きかけるため、経験を増やし、学びを得て、理解を探求しようとします。

反対に、孤独が不幸せな人の場合、自分を知って欲しい願望が強い特徴になります。

 

10,自由人

孤独を愛する人は自由を愛します。

「自由という何もない真っ新であなたはどう生きる?」を問われるため、自由人は能動的に創作し、開拓していきます。

実際に多くは安心と安泰、不安と恐怖のなさを求めるので、自由や幸福を求めるのはマイノリティ、孤独に幸せを作る人は極めて少数です。

以上が、孤独のほうが幸せな人の特徴でした。

 

孤独のほうが幸せな人の豊かさ&危険性

極端に分かれる孤独の幸せと不幸せ

実際に孤独になってみると、他者との関りがないので寂しい気持ちになるかもしれません。

自然なことです。

しかし、寂しいから不幸になるかどうかは一人一人違います

寂しい気持ちに支配され、何も作らず見つけず気づかないと不幸は身近ですが、寂しいからこそ何かを作り見出し気づこうとする人は幸せが身近。

「寂しいこの気持ちがいいんじゃないか、ぐへへ」という人もいますし、「痛い感覚とは脳が痛いと思い込んでるだけなんだ」と探求したらエゴの脳内ルールでしかなかったと事実を知る人もいます。

作る意識がなければ、感情や欲求(不平不満)に従い、[嫌な気持ち=どうしようもない不幸]と決め込んでいるだけで、実際には不幸であるかどうか定まっていない状態を味わっているだけかもしれません。

と、こんなことを言っても、どうしても辛く感じてしまうものですので疑問が出ます

 

「孤独によって辛く不幸を感じるのは、他からの一切の繋がりを認識できなくなるから当然」と思えますが、実際はどうなのでしょうか?

他からの繋がりがなければ目を瞑って自らと繋がることが可能です。

目を瞑れば過去の記憶があるため、他者と記憶を通じて繋がるのもあり。

ジャングルで誰もいなくとも、あらゆる木、植物、虫、動物、雲に風まで、あらゆる自然という他と繋がれます。

見えない世界、意識にエネルギー、ブラックマターと繋がる、そんな不思議な世界でなくても、あらゆる他と他の共存、組み合わせで私たち一人一人の“個”があるため、常に自分次第で何かしらと繋がれます。

こんなことを考えると、孤独を幸せにするも不幸せにするも自分次第な気がします。

それではどうして幸不幸が人によって極端に分かれるのか?

考えられることがあります。

孤独とは何もない真っ新だからです。

 

自由を好きな人ほど、孤独のほうが幸せ

孤独のほうが幸せだと認識するのは、自由を好きだからだと考えられます。

自由とは何もない真っ新な台地が提供された状態。

孤独と全く同じです。

しかし、孤独は外的な要因を含めるので入口だけ自由と違います。

例えば、人との繋がりがない、周囲に人はいるのに孤立、こんなに犬がいるのに私のとこだけ来ない、みんなだけパートナーができて私はポツン。

寂しい、悲しい、辛い、苦しいと何を感じようが人それぞれですが、その後に待っているのは真っ新で何もない自由。

自由には孤高も絶望も、恐怖も愛も何もかもあり、何もありません。

ボリビアのウユニ塩湖、目を瞑って3秒、パッと目を開けると何もない台地に早変わり。

真っ白な平面が無限に広がり、終焉は見えない。

「あれ、ここまで来たジープもない!」

何もない、塩湖ですらない、ボリビアはもともとなかったのかもしれない。

「はい、あなたは何する?」

これが孤独であり、自由です。

孤独は最高の遊び場にもなり、頭がおかしくなる狂い場にもなります。

受け入れずに拒否、「最悪なシチュエーションだ、もう帰れない、ってかここどこだ、どうやって生きればいい、食べ物は、飲み物は、塩?いや塩すらない、あーあああああ!!!」

どうしても必要なのが受け入れ、そして創作。

現実を見て、受け入れる。そして先に進もうと思うかどうかで過ごし方も楽しみ方も極端に変わります。

孤独のほうが幸せな人は、この何もない自由を受け入れ、楽しみ、幸せを作る遊び場、好き勝手にできる人です。

 

要注意:孤独な人は危険人物にもなる

北斗
北斗
社会的には危害や迷惑になる可能性があるので注意点としてお伝えします。

自由を堪能できるかどうかが問われる孤独ですが、実際に謳歌すればいいというものではなさそうです。

なぜならば、孤独を自由と受け入れられることは、豊かな部分だけでなく悪の自分と向き合う決意と覚悟ができる意味でもあるからです。

例えば、私はアマゾンやアラスカにてジャングルを一人彷徨っていると、完全なる孤独を感じました。

ニュージーランドのバックパッカーズホステルで多くのドイツ人達と生活していた際、私は全く英語が話せなかったので関わる人はおらず、集団の中で孤立し、孤独を感じました。

孤独を感じてから自由に辿り着く前には辛さがあります。

この辛さを味わう時、「孤独とは嫌で苦しいものだ」という受け入れ方(決め付けを前提にした自由の許容)をすると、自由は恐怖と闇に覆われた世界になります。

「ははは、大いにこの世を拒絶し、私を独りにしたことを否定してやる」と受け入れ、純粋に悪の心を受容した在り方が作られます。

アマゾンやアラスカの森にいた私は闇の世界を作り、何もかもの恐れから全てを破壊していいような気持ちになったことがあります。

ドイツ人達の中で相手にされない私は恐怖の世界を作り、「この人達の存在が邪魔だ、どうしようかな」とどす黒い魔人を召喚しかけました。

悪態を付いて人を脅したり、威勢よく騒いで強さを誇示するような誤魔化し、まやかしではなく、シンプルに恐怖を喜ぶ危険人物になります。

悪人であり、サイコパスになり、危険思想を基に実際に危害を加える罪人になる可能性もあります。

自由とは恐怖も愛も、悪も善も、闇も光もどちらもある世界だからこそ、孤独を何か一つの偏りだと決め付け、思い込んで受け入れた暁には、暗くネガティブな世界を真っすぐに純粋な心で作ります。

恐怖を喜ぶ本質的な悪であるため、怖れることや怖れさせることを楽しむ危険人物を生み出す可能性もあるのが自由であり、孤独です。

 

最後に:孤独のほうが幸せだと感じる本質的意味

幸せになるも不幸せになるも私たちの選択であり、自らの作り上げという考え方を見てきました。

これはどちらに良いも悪いもありません。

孤独に豊かな気持ちを作れることは、受け入れと創作性があり、自らと向き合う強さと自立、責任と自由を重んじる意志があります。

孤独を不幸にすることは、拒否があり創作性がなく、自らと向き合わず、責任がなく、自由を好まないさまがあります。

しかし、不幸にすると言っても捉え方を変えると、自由は好まずとも見える世界、物質や他者との関りを好む在り方かもしれません。

人間は一人で生きるものではなく、他者と関わる条件の基、調和と協力、時に執着と依存を必要なものとして共存する、そんな考え方も人によってとても大切です。

私たちの基底にあるのは調和か自立か、人によって、民族によって違います。

一人一人観念も目的も違うため、「孤独は嫌なもの」と決めてかかることはある民族にとっては生存戦略になり、他と協力しながら集団生活を営む礎になります。

このことから一つの考え方としてお伝えしたいのは、孤独で幸せな気持ちを作れる人は、個を前提に他と調和できる人。

基底に自立を持ち、その後に調和を作る人、両取りのいいとこ取りスタイルです。

自立するからこそ他と真に調和でき、個を重んじながら集団での在り方を模索し、作り、変化させられます。

変化することを前提にした在り方ですので、成長や進化を見据えた人間発達であり、先見性と俯瞰性のある全体を見ながら己も尊重する生き方。

知的生命体の価値観であり、今この瞬間の心地良さや利益以上に、他者も未来も含めた全体利益を見越した在り方。

これからの時代に必要不可欠なものであり、柔軟に状況を鑑みた上での真の調和の姿、だと考えます。

理解を広げるためにも、一つのご参考になれば幸いです。

孤独を謳歌できる方は、より幸せ創作を極め、考えられないほど極上な幸福を感じていきましょう。

でも危険人物にはならないで、ということで最後までありがとうございました。

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