『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
・専門的に人を癒し、サポートしたい方
著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※本気で人生を変える方専用。
いつからか本心を隠し、気持ちを出さずに人と関わるようになった。
心を消すことは難儀なもので、自己喪失するかインテリ仮面にて脳をどデカくして心を無視するかの大きな働きを要します。
心が消えないと本音を言わない自分に違和感や憤りを感じ、いつしか本音を言いたくて仕方なくなるかもしれません。
そしていざ本音ではっきり言ってみると、人が離れ、嫌われる。
「なんでやねん!」と一度はツッコむものです。
本音を話して人が離れ、嫌われることには、大切な気づきの意味が潜みます。
ここでは、大切な気づきを知っていかれてください。
- 本音を言うと人が離れていく仕組みとは?
- 本音じゃない本音をはっきり言うと嫌われる?
- 本音の使い方とは?
- 本音って一体なに?
離れていくことも嫌われることも、必ず原因があり意味があります。
これまで本音を言わないで来た場合には、本音が本音ではない可能性があるため、「本音とは何か?」の答えを探っていきましょう。
Contents
本音を言うと離れていく人
本音を言うと人が離れる仕組み
これまで本音を言わなかった人が、本音を言うようになると人が離れることがあります。
この場合、本音を言わない人だからこそ関わっていた明確な答えが示されます。
「本音を言わないあなたと関わっていたい」
「本音を言うあなたとは関わりたくない」
真意や本心同士の関わりを求めない。
ここには上下関係を壊したくない心理がありそうです。
本音は対等な関係になるので上下関係を欲する人は嫌がる
上下関係は仕事やビジネスでは大切な在り方です。
これを友人や知人との関わりで使用する場合、どちらかが利益を得てどちらかが損をする仕組みになり、損得勘定をする関係性になり、話し方や関わり方が一定で、変化をなくすルール固めになります。
上下関係の上、利益(納得や満足)を得て、主導権を気づかれないように握る側の人間は、突然対等な関係を求められると嫌がります。
対等な関係を作るツールとなるのが本音です。
もちろん上下関係でも使用できる本音ですが、これまで本音を言わなかった人の突然の本音は、自然と弱さや恐怖心のないさまが表れ、上だと思っていた人からすると「下」だと思えなくなります。
本音を隠して抑圧していた人だから関わっていた人は離れていく
不安や恐怖を抱え、勇気や覚悟を抑圧している人にとって、本音とは言うのも言われるのも怖いと思ってしまいます。
本音を言わないようにするさまは怯えのようにも見え、だからこそ関わろうとする人がいます。
自らより下だと思え、主導権を握られたり脅かされる可能性がなく、不安と恐怖を味わわず、勇気と覚悟がない改善をしなくてもいいと納得できる状態を得られるため、自らを変えたくない、変わりたくないと欲する人は、本音を隠して抑圧している人と関わろうとします。
本音を言い出したら下ではない、怖れを味わう、自らが変わらなければならない、利益がない。
もう本人にとっては嫌なことだらけ、関わり続けるのは不利益なので逃げて離れます。
本音を言って人が離れる時は喜ばしい
自らを変化させず、成長させず、上下で区分けし、下をキープさせ、下によって自らの利益を貰い、恐怖から逃げていないと思い込んで逃げ続ける。
このような人と関わる利点は、相手と離れる時のためだけです。
離れると明確にわかります。どれほど抑圧から抜けない環境に身を置いていたか、変化・成長できない関わりだったか。
人が離れるので多少の悲しみはあると思いますが、周囲の反応ではなく、既に変化し始めた自分自身にフォーカスする時間が始まります。
本音を言って人が離れた時に喜ばない理由はありません。
本音を言ったことは既に自らの抑圧による違和感を自覚し、変化と向上を作るために行動している意味であり、認識と行動が合致した人生が始まった意味です。
※嫌われてもいいと思う心理は、「嫌われてもいい」と思うために。心理は気楽かモテるかのどちらか をどうぞ。
本音を言う、はっきり言うと嫌われる
本音を言う、はっきり言うと嫌われるのはなぜ?
人が離れていったことを喜びました。
この後、本音を言う頻度は高まっていくと思いますが、注意点があります。
本音はいつの間にか異形を極め、本音が本来の意味を逸脱した時、嫌われる原因になります。
逸脱は自分の意思がない本音になっている状態です。
自分の意思がないと本音はエゴになる
抑圧されている時は自然と反発を取り払おうと意思が出ます。心の声が出て、本音は美しい叫びとなります。
この叫びから自分の意思が消えた時、攻撃性を含んだ自己主張の雄叫びになります。
本音を言う頻度が高まり、言いたいと思えば言い、言いにくいことをはっきり言う。自らに抑圧があった過去があればあるほどに、同じ過去はご免だと抑圧せず、ストレスを感じず、違和感を感じないために本音を作ることが起きます。
「自らを苦しめる抑圧なんてしていない、したくない」と主張するために本音を言う状態です。
あえて本音を作る状態は、本当の気持ちや意見とは別に、「自分を主張したい(抑圧したくない)」という心の叫びとして、行動にて抑圧しないようにするのではなく、思考にて抑圧をあらがうために本音を言う目的ができます。
思考には世間のルールや他の意見などのあらゆる他の情報が詰まっている私達人間ですので、あらがうために思考を働かせると認識と行動が一致しなくなります。
「これが本音」と思う認識ではなく、「抑圧したくない」という本当の本音の認識に気づかなくなると、他の情報を主体にした思考によって本音を作り、自分の意思がなくなります。
自らが自らを認める状態ではなくなり、自分への認識が希薄になるからこそ自分をあえて見出そうと主張が激化します。
意見をはっきり言ったり、自分の意見であるように強く誇示したり、自らの存在を主張します。
この意識をエゴと言います。
本音を主張し始めた時、本音ではない本音になり、嫌われる
本音をあまり言わない環境や、そういった人が多い社会であれば、本音は他者への影響力が強く、誰も言えないことをズバッと切り裂く剣になります。
真実を表す正義の辛口にも、応援したくなる悪口にもなります。
本音を言えない他者は喜び、「よく言ってくれた」「かぁスカッとしたねぇ」と。
「これが本音だ」と思い込んだり、他の情報や反応を基にあえて作る場合、本音は自然な自分の意見や気持ちではなくなり、主張する形に一変する。こんな場合があります。
本音を主張する場合、「本音=自分のおもい」ではなくなります。
主張は剣になり攻撃になります。抑圧していたことで被害にあった人は、本音で攻撃する人を見て自分を投影したざまぁという蔑みや、気が晴れたという納得をして喜びますが、圧倒的に嫌われることが多くなります。
本音をはっきり言って嫌われる典型は、自分以外の他である社会性や常識、権利や法律をかざして正当化を主張するものです。
「これだけ仕事しているんですから、今直ぐに給料を上げてください」
「飲み会なんて今の時代ではくだらないので、私は絶対に参加しません」
「カラオケなんて家で歌っていればいいんだから、金の無駄だね」
これらは本音のようですが本音ではありません。
自己主張であり、スピーカーを使った意思のない選挙演説になってしまいます。
好かれる本音は自分の意思がある
本音にははっきり言うも言わないも概念がありません。タラタラ言っても本音、トロトロ言っても本音です。
本音はいつの間にか他を主体にした正義・正当の主張となってしまうことがありますが、ならない人もいます。
本音を本音として言う人は好かれます。
好かれる本音には必ず自分の意思があり、認識と行動が一致しています。
上述の正当化主張の場合には、
「私はこれだけの仕事をしています」と実績を相手にわかるように伝え、
「給料が上がるに値する価値がある」と自分の気持ちを伝え、
「課長に言って上がらないのであれば、どうすればいいでしょうか?」と解決しようとします。
「手を挙げろ!」と木製の銃をかざして思考を押し付けるのではなく、本当に給料を上げたくて、上がるに値する仕事をしている認識と意思があるので、給料を上げるための行動に向かうのが本音です。
「ん~、私もわからないから、一緒に給料上げるための方法を考えようか」と課長と一緒に行動する進展もあるかもしれません。
飲み会がつまらないと思えば、「私は集団が苦手で反吐が出てしまうので、みなさんが悪いとかではなく苦しくなってしまうので行きません」と伝えます。
離れる人がいれば喜び、「一体一だったらいいの?」などの意見を言ってもらえれば、気が合う人とだけ行く人間関係の広がりにもなります。
カラオケに行かないで一人で歌いたければ歌えばいいことなので、自らが納得するために他者を攻撃する必要はありません。
自ら始めている攻撃は相手から攻撃を返される原因になり、本音に反論されて怒ったりすると、周囲からすれば一方的に攻撃して怒る人なので味方が付く理由がなくなります。
意思のある本音として相手を攻撃したければ、「カラオケ行くなんて、あなた達のあほさ加減を呪いたくなるわ」と言って喜べば、抑圧しない美しい本音です。嫌われるけど嬉しい限りという人はこれですね。
※本音を言って好かれる人の詳細は、はっきり言う人は好かれる。特徴と嫌われる人との違いは本音有無 をご覧ください。
本音の使い方がある
無自覚にいつの間にか作っているために、本音のすり替わりに気づきにくく、本音をただ言っているだけなのに嫌われてしまいます。
嫌われないためにも、自らの本音が本当に本音として機能しているかを確認することが大切です。
本音をはっきり言って嫌われる場合、自己主張を自覚する機会になります。
あえてはっきりと本音を言うさまには目的として、「主張、正当化」があります。
行動に繋がっているかどうかが、本音が正しく機能しているかの見極めになります。
目的がなんであれ、例えば、「お金が欲しい」という本音がある時、お金を得るための行動に向かっているかどうかにて本音かわかります。
思考だけ主張したり、言いたいことをただ言う場合には、本音を作っています。
作った本音はお金が欲しいのではなく、お金がない現状の不満を解消したかったり、不安感を味わいたくない欲だったりします。
※答えを欲する際の質問の仕方や言い方や文言でも本音(本当に回答を求めているかどうか)はわかります
自らの願望や欲や思いなどを自覚しているかどうかが重要で、認識を自覚していればいるほどに本音は行動へ向かいます。
本音は言えるか言えないか
何を本音だと思うかは自由ですが、本音を正しく機能させる場合には本音とは何かを知っていると役立ちます。
本音は作るものではなく自然と表れる認識です。
本音の意味は、本当の心であり気持ちであり、本心からの言葉。
本音とはあえて意図的に作るものとは違い、既に心にあるおもいと考えられます。
少しわかりにくいかもしれませんが、単純に「本当はこれを言いたいんだ」というのが本音ではありません。
もちろんそれが本音であってもよく、何も悪いことはありません。ただ、「抑圧の発散、ストレス緩和、居酒屋でやるやつ」と言う方がわかりやすいかもしれません。
本音は言うか言わないかではなく、言えるか言えないかです。
心であることから、本音とは信頼であり、自らを信頼していればいるほどに自然と表れます。
信頼には自らの認識と行動の一致があり、認識の自覚があるからこそ信頼し、行動もできます。
本音を言うためには認識の自覚が大切でして、自らの思考や価値観や観念やルールなどの内側であり心理を知っている意味であり、自分のことを知っている意味です。
自らを知り、信頼がある人は本音が言えます。
自らを信頼していればいるほどに本音しか言わない人もおり、本音を把握して言う言わないを関わる人や状況に応じて使い分ける人もいます。
※本音を言わない心理は、【本音を言わない男と女】本心を表さない心理に意味と目的がある をご覧ください。
本音を言うと離れる、はっきり言うと嫌われる まとめ
本音は言えるか言えないかであり、自分を信頼しているかいないか、認識を自覚しているかいないかと知っていただきました。
自らの信頼度は、願望や思考でもたらされるものではありません。
信頼度は自らが行動によって築き上げるものです。
「信頼したい」という思いは心の気持ちではなく脳の思考であり、信頼したいと思えば思うほど、願えば願うほど、行動しなければしないほどに主張が強まります。
本音を知るとどれほど行動が大切かわかります。
行動するためには自らを知り、認識を知る前提があり、自責という自らの思考と行動を自覚する育みがものを言います。
一旦、情報が横行する今をポイッと放り投げてみましょう。
大昔、情報があまりない時は、自らの経験か周囲の人の経験を直接教えてもらい、知恵を頭に詰め込んでいきました。
実体験にまさる意思はありませんので、意思のない情報が少なく、思考も行動も自覚しやすくなります。
空虚な情報の中で生きるのが今の私達の時代ですので、意思は直ぐになくなるのが自然だと思います。
「なんとなく理解している」というのは完全に意思がないと思ってください。何も知らないと思った方が自分のためになります。
認識を明確にし、知らないものを知らないと認めると、自らの意思にて理解する一歩目へ向かい、理解を深めて自覚を増やすと、「お金が欲しい」と本音を言った瞬間に行動している自分になります。
意思があるからには、本音に攻撃性があれば本当に攻撃したいと思っています。
攻撃性がなければ剣で切りかかるような言い方や表現はせず、自分なりの認識を持って表現し、行動します。
人が好きであれば、「本当に好きなんです」と言う認識と行動の一致は、明確に心の気持ちとして相手に伝わります。
本音を言える人になると好かれます。
人が離れる、嫌われる理解から、本音の意味と大切さを知っていただければ幸いです。
奥深い人間の中にある本音は、自らの信頼を表す光です。
毒づいても光、それは本人にとっての光というお話です。
それでは、本音を言うと離れる仕組みと、嫌われる理解を終了します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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