世の中にはとんでもなく理解し難い人がいますが、実はとてもたくさんいることをご存じでしょうか?
それは地底深くに住む、というのは冗談ですが、変人や変わり者と言われる人達は本当にたくさんいます。
ですが、その中でも不思議で独特な雰囲気を醸し出す別枠な人がいます。
言葉が見つからないので、ここでは不思議な雰囲気の人、または不思議な人と称したいと思います。
変人には変人の特徴がありますが、不思議な人には不思議な人の特徴があります。
世の中には自由奔放で社会的に理解し難い人がいますが、そこには社会的定義や常識を理解した上でのキャラ定着があるかと思います。
しかし、不思議な人とはまさに“不思議”なミステリー。
そんな謎人の特徴と、不思議な人と言われる理由に迫りましょう。
Contents
不思議な人の特徴

不思議な人の特徴16選
不思議な人と言っても、“不思議”の定義が曖昧ですのでわかりにくいと思います。
特徴を知ることで人物像が表れますので、順番にご覧ください。
1、わからない、そして一生わからない
何を考えているのか、どんな人なのか、わからない人です。
それは一生わかりません。わかりそうもありません。
2、わからないけど嫌じゃない
不思議な所以です。
わからない、知りたい、でもわからない。もうどうしようもありません、わからないものはわからない。
しかし嫌じゃない。
わからないけど関わりたい、見ていたい。そんな存在です。
3、不思議な人を考えると自分がわからなくなる
「あの人不思議だよなぁ、どんな人なのかなぁ?」
「家とかあるよね、そりゃそうでしょ。あえてホームレスかもね、いやまさか。でもありえそうな、かと言って相当なお金持ちかもなぁ」
「ん~どんな人なんだろう。しかし私はなんでこんなにあの人のことを考えているんだろう、そんなに知って何がしたいんだ?もしかして好きなのかな…いやそれはないな、じゃあなんでだ?あれ、私って何がしたいの?というか真意は?考えているの?考えさせられているの?私の実体はあるの?私って誰?好きってなんなのー」と。
4、気になるけど気にならないけど気になる
何だか気になるけど好きなわけでもない。興味はあるけど知って何になるかは謎。
「じゃあ何のために知りたいの?」
別に知らなきゃ知らないで良い。なのに気になるのは何故かわかりません。
好きなようで好きじゃないけど本当は好きです。しかし、好きになる理由や興味を持つ理由がないために答えがわかりません。
5、性格が一つではない
不思議な人は無表情な時もあれば、いつも笑顔な時もあります。
性格が一つだけでなく、場所や人によって変わり、さらに時間帯によってや曜日によっても変わります。
それは自分の中でのスケジュールが無意識にあり、体調や精神状態や心理状態に合わせた自分らしさを持っているためでして、常に変化し続ける様があります。
6、関わる人に見えない利益を与える
不思議な人は、関わる人の本性を露にします。
関わる人にとっては何が喜びかわからないまま、内側からフツフツとまろやかな甘いプリンのような歓びを無意識に引出し、見えない利益を与えます。
そのため、「何が嬉しいのかわからないけど笑っている私」と関わる人は不思議な印象を持ちます。
それがより関わりたい理由になり、ハマる人はハマっちゃいます。
7、何もわかっていない、というかわからない
不思議ちゃんや不思議キャラと言われる人がいます。こことは明確に線引きしたいのが本内容の不思議な雰囲気の人です。
何も考えず自らの喜びにひた走るタイプではなく、不思議な人は何も理解していません。
その理解は認知とは違い、自らの理解がないことです。
社会のルールや目の前の現実は肉体と脳にて把握するために認識はしています。しかし、自らの意志を持って、「なるほど、よくわかるわぁ」という理解がありません。
「そろそろお腹空いたから夜ご飯食べよっか?」
「お腹が空いたらご飯を食べるんだ、なるほど」という具合です。
8、何も気にせず、心を使用して選択と判断をする
物事の認識方法がそのままをそのままにする現実理解であることから、フラットな見方が主体な性格です。
そこに自らの意志であり信念を選択の基盤にし、他者の意見や反応、世間の評価や肩書きにて物事の価値を変えたり、発言力の差を人によって作ったり、損得勘定することがなく、「それをしたら楽しいか嬉しいか」といった心の気持ちにて判断します。
意志を尊重することで執着がなく、心がワクワクしたりドキドキと心地良いものを選ぶ考え方や生き方をする特徴があります。
9、ルール設定しないので固定観念がない
お腹が空いたらご飯を食べると理解しますが、自らの意志では理解していないのであくまで目の前の人の思考を認識して終わります。
そのため、思考ルールとして“ピピピ、お腹が空く=何か食べる、ピピピ”と記憶せず、「目の前のこの人はお腹が空いたらご飯を食べる」という一個人の意見として認識します。
それはルール設定のプログラミングがないことでして、固定観念がありません。
よって思い込みや決め付けもしません。
10、個人個人の思想や意見を尊重する
人の意見を否定や拒否することはなく、目の前の人の理解であり認識として尊重します。
押し付けや干渉がないことでもあり、不思議な人は一切の不干渉主義です。
それは人に関わらないということではなく、人の世界を変えようとしないことで、その人にはその人のその瞬間の認識があることを認め、ズカズカとぶち壊したりせず、あるものをそのままにします。
11、超平和主義
不思議な人は一切の攻撃性がありません。
これは時に行き過ぎて盾すらかざさないような人もいます。
そのままをそのままにするため、目の前の人が否定したり批判したり、罵声を上げたり泣いて同情を求めたり、どんな攻撃をしてこようがそのままジーっと観察するようにします。
自ら攻撃することはなく、あらゆる存在を平等に尊重します。
12、他の目が気にならず、情けをかけない
非情に思われます。
ですが思われたところで、「ふーん」と。
悲しい人や辛い人、苦労や過酷な状況を見てもふーん。
しかし、助けてと言われれば助けます。本人の意志を尊重するためです。
同情してアンパンを分け与えるヒーローがいればふーん。
「そういう人もいるよね」とも思わずふーん、助けるところを見てさらにふーん。
13、自らの意志を最も尊重する
不思議な人は自分の意志を何よりも尊重します。
何よりもなのですが物事に優先順位という固定観念やルール設定をしないため、結局自分も他者も同じようにして順位はありません。
意志とは自らの喜びを尊重する己の源のようなものでして、喜びを大切にするので自分を愛します。
14、頭が良いが直ぐに忘れる
不思議な人はとても頭が良いです。
しかし、直ぐに忘れます。
観念を作らないために何も自らの理解がなく、そのために物事は常に客観的に記憶します。
記憶する際は自らが主観的に経験することで長期記憶となり記憶の保持が容易になりますが、自らの理解をしないので常に短期記憶として保持して、翌日には全て忘れていたりします。
そのため、出会っても頻繁に会わないと忘れます。
同時に時間の概念がほとんどなく、10年前のことを3日前のように話したりもします。
15、あまり喋らないけど存在感がある
不思議な人には雰囲気があります。
それは“存在感”と“温かく受け入れられる感(拒否されない感)”です。
見た目が無表情の時もあるため、近寄り難いように見えながらそんなことない。
あまり話さない傾向があるので、近寄り難いように見えますがなんか受け入れられている感覚を与え、結構話す時もあります。
受け入れられている感覚は超平和主義と一切の攻撃性のなさ、そして個々の存在を尊重する不干渉の人間性から放たれるオーラとなります。
あらゆるギャップが温かいために何か惹かれる雰囲気にもなり、存在感を周囲の人の思い込みや思考的にも強く抱かせる特徴があり、モテます。
16、透明
最後の特徴となるのが、透き通った印象です。
不思議な雰囲気を醸し出す存在感の強さが透明という不可思議さ。
透けているように薄く見えるのは、眠っているように過ごし、浮いているような印象を与えるためです。
人間性にも透明感があり、思い込みや執着の無い様から汚れを感じず、言葉が汚くてもそこに悪意がないために綺麗な印象を与えます。
何より否定をしない様から、何をしても通用しない攻撃の無謀さを与える平和からの透明度です。
以上が、不思議な人の特徴です。
不思議な人の特徴一覧
特徴をまとめた一覧です。
- わからない、そして一生わからない
- わからないけど嫌じゃない
- 不思議な人を考えると自分がわからなくなる
- 気になるけど気にならないけど気になる
- 性格が一つではない
- 関わる人に見えない利益を与える
- 何もわかっていない、というかわからない
- 何も気にせず、心を使用して選択と判断をする
- ルール設定しないので固定観念がない
- 個人個人の思想や意見を尊重する
- 超平和主義
- 他の目が気にならず、情けをかけない
- 自らの意志を最も尊重する
- 頭が良いが直ぐに忘れる
- あまり喋らないけど存在感がある
- 透明
※変人とは全く違うことがわかりますので、変人の特徴は本当に変なのか?実は普通かもしれない21の気質 をご覧ください。

不思議な人と言われる雰囲気

不思議な人の雰囲気
不思議な印象を与えるのは“雰囲気”があるためです。
感覚的な話になるのでニュアンス表現になりますが、「不思議な人だ、うんうん」という感じではありません。
「居たよね?」みたいな。
「今日会った人との会話って夢…じゃないよね?」みたいな。
「不思議な人だなぁ」というよりは関わった自分を不思議がる、そんな印象を与える人です。
実体として存在する物体認知以上に、不思議な人の空間に入ることで不思議さを感じる感覚的な何かがあります。
そこに“雰囲気”をもたらす人間性の秘密があり、こちらです。
不思議な人は宇宙人。
・・・
半分冗談ですが、半分事実だと私は思っています。
地球人として生まれていることはたしかだと思いますが、地球の認識が薄い。しかし、知能や意識状態が高く、地球の概念に適応しているという具合です。
表現はややこしくなってしまうのですが、次元状態が地球に合っていない様子がありながら、そこには高い意識を持ちながら地球を敬い、今居る環境や関わる人を大切にする人間性があるために分け隔てなく人と関わるような人です。
言い方を変えると、人を馬鹿にすることができるほどの知能も理解も認識幅も俯瞰性もありますが、一切そういうことをしない人です。
その絶対的な余裕から“不思議な雰囲気”が醸し出されます。
これはスピリチュアルな話ではありませんが、宇宙人という言葉がわかりやすいためにこのようにお伝えしています。
平和主義な宇宙人という具合です。
不思議な人とは宇宙、いえ、人と関わる際に絶対的な余裕を持つ人
※初めからおかしなタイトルですので、読み進められる方のみご覧ください。
不思議な人と言われる理由
不思議な人は、「あなた不思議な人だね」と言われても一切動じません。
「ふーん、そうなんだ」以上。これだけです。
他者が、社会が、常識が、ルールが何を言おうが自分の理解ではわからないので、あくまで知った、記憶した、「あなたはそう思うのね」と“認識”します。
それは現実を現実として、目の前の人が言ったことをその人の発言として認める作業のようなもので、自分が飲み込まれることもコントロールされることも利用されることも洗脳されることもありません。
自分で理解していない情報を鵜呑みにしないので他者に感情移入も同情もせず、非情に見えるのに雰囲気に平和からの余裕、受け入れてくれる感があります。
不思議な人と関わりたいと思わせるのではなく、関わりたいと感じさせる心からの情動を周囲は自然と感じます。
「あなたは不思議な人ね」
もう言わざるを得ない。
そこに悪意を入れることはできない。
「だって何か良い人だよこの人」と感じる。
悪口言いたいけど心の真意が出てくる出てくる、「あなたは不思議な人ね(掴めない、わからない、自分をさらけ出される、いや、でもなんかこの人なら良いかも、解放)」みたいな。
不思議な人と言われるのは、不思議な人の雰囲気から言わざるを得なくしています。
不思議な人に対する何かしらを表現したい。何もわからないけどこれだけは言える、「あなた、不思議な人ね」
ニコッ。
「不思議ー」は止まりません。
不思議な人の精神が強いとか弱いとか判断できない
不思議な人は本当に何を言われようが気にせず、雰囲気から攻撃したくてもできなくなるような人です。
「ブッダか!」という感じですが、何か悪意を持って言われたとしても一切気にすることがない精神を持ちます。
自分の理解できることしか脳にインプットしていないので、他者の意見や反応や評価を気にして自らが傷つけられる概念がなく、恐怖がありません。
恐怖は脳の本能的なものから、新しいことをする際や未知に対する恐怖がある程度で、心を守るためにエゴを作り防衛意識を強めるというような自分を護るための恐怖がありません。
一般的な常識が通用せず、精神を強めることでの人間としての強さや恐怖に飲み込まれず対峙する勇気などではなく、無用な思考から見出す恐怖を持たず、恐怖があってもそれを受け入れる許容と意志があることで恐怖を気にかけることがないという人です。
怖がらないし動じない、理解できない様や楽しむことへの奇怪性があり、一般的な認識として社会通念を持っていればいるほど、常識を観念化してルール設定の多い脳を持っていればいるほどに不思議な様への理解ができず、「不思議な人」と言われる理由になります。
不思議な雰囲気を持つ先天的と後天的なパターンが共にある
不思議な人は生まれた時からの気質や特性として、物事を認識しても観念化しない人がいます。
この場合、幼少期や生育過程にて一般とは違う見方をされることが多く、障害や疾患だと決め付けられることがあります。
その際は辛い経験をしながら成長し、経験と共に思考的な強さも兼ね備えていきますが、幾度も重なる思い込みや決め付けから他者との関わりに煩わしさを憶え、攻撃性がないので人と関わらない環境を選ぶ人もいます。
一方、後天的に不思議な人になる場合もあり、何かのきっかけや経験にて“気付く”ことで覚醒されるように不思議な人になります。
それは過去の経験を基に、あらゆる観念化が激しさを増して我が強まり、自分らしさと大きくかけ離れた際に転機としての限界突破や十分な経験過程を終了したことでの目覚めのようにチーン、別人になります。
突然一変する訳ではなく、何かを思い出していくように日に日に不思議な雰囲気が醸し出され、チャーシューを作っているかのように雰囲気という香りが炙り出ます。
不思議な人との関わり方

おそらくですが、不思議な人自身はこの内容を見ることはないと思います。
そのため、不思議な人が周囲に居る場合の関わり方をお伝えして、この内容を終わりにします。
不思議な人との関わり方
不思議な人に害はなく人気になります。独特な雰囲気があり、否定や拒否をしない個々の尊重からモテます。
しかし、どう関わっていいかわからない人が多いと思います。
何を考えているかわかりませんし、時間帯によって性格が変わるのでどれが本人かわかりません。
ですが安心してください。
何もわからないので何も考えずに人と関わり、悪意も敵意もなく、誰しもを平等に尊重してくれます。
すると、不思議な人は鏡のようになります。
不思議な人と関わることで、自分の内側を全てリピートされるように、自分で気付いていない認識が映し出されるように表れます。
まるで自分自身を目の前にしているかのようです。
さらにその映し出される自分は、自分の見たくないことではなく内側にある敬いや愛の受け入れやすい面です。
不思議な人は相手に恐怖を見せません。
自分の中に隠してしまい込んで蓋をしているものを引き出したりせず、隠したいものはそのままに、出したいけど出し方がわからないものは、「出したいけどどうしたらいいかわからない」と鏡のように表現されるため、出したいものに気付くことができます。
不思議な人と関わる際は楽しみや喜びを見出すように、自分の良い面を強調するように関わることがおすすめです。
それは、内なる愛が尊重によって心地良くさらけ出され、そこに恥ずかしさも周囲を気にする恐怖もなく、見たい自分をありのままに認識して解放的な一面が表れます。
不思議な人と関わる際は何も隠さず、自分を知る時間のような、秘められた素敵な一面を強く認識する機会にすることが可能です。
恐怖を持つ場合は不思議な人と関わると自虐行為になる
鏡のようにそのままを映し出し、それは己の内面までも表すために、自分の人間性や状態次第で見たくないものを見ることにもなります。
それが恐怖です。
「見たくない、知りたくない、隠している、隠し通す決意をした、認められない、認めたくない」などど誤魔化し拒否し続けている記憶があり、その状態を持ったままの人間性で不思議な人と関わると、自らの我の強さとエゴによる見たくない姿を見せられることになります。
不思議な人には何も悪意はありませんが、そのままを認識することで、“恐怖に苛まれている、事実を認めない、現実から逃げ続ける姿”をお返しするように反映します。
「怖いんだ」「見たくないのはなぜ?」「自分を否定するように思うんだ」と平気で言ってきます。
知らぬ間に利益を与えてくれる不思議な人
不思議な人はどこまでいっても不思議です。
不思議であることに嫌味がなく、何故だか理由はわからないけど関わることに心地良さがあり、気付かぬ内に無意識の利益を貰っていたりします。
それが、自分の知らないことに気付かせてもらえる利益です。
知りたかったこと、嬉しい人間性、認めたいけど認められなかった記憶の整理など、抵抗として心のどこかで引っかかっていたことが解消され、知らず知らずに関わりの中で喜びを与えているのが不思議な人です。
直接関わらずとも、外から見ているだけでも影響のある“雰囲気”を持ち、思考的にではなく感覚的に理解できる不可視な世界が空高く広がり、不思議な人の良さを心で感じることでどこかに印象強く残り、「その感覚が悪くない」と。
不思議な雰囲気のある人 まとめ
不思議な人は雰囲気を持ちます。
何も考えず自由に自分の好きなことに一心不乱なタイプとは違い、何もわからずに自分を持って心のままにという不可思議さを持ちます。
私は海外を旅して周っていた際、本当にたくさんの人々に出会いました。
世の中にはさまざまな人がいますが、その中でも“不思議な人”は飛び抜けて独特の雰囲気を持ちます。
その雰囲気は独特過ぎるために、地球外のものかと思わざるを得ません。
一体どこからやってきたのやら、今日も宇宙人は世界中のいたるところに居り、日本にもたくさんの不思議な人が居ることでしょう。
わからないことに心地良さがある。世の中にはわからない方が楽しいこともあるもんです。
そんな人が不思議な人、という話でした。
最後までありがとうございました。