心理

【笑いを使用中】面白くないのに笑う人の心理に自己愛と自己防衛。

笑うとは人間の七不思議の一つ、自己表現に目的を含めた意味深な行為です。

笑うことで喜びや楽しみを表し、企みや妬みを覚え、劣等を退けて優越を感じ、恐れを誤魔化し思考を黙らせ、快感を味わい幸せを感じる。いろいろあります。

日常的に私達日本人がよくしている癖として、作り笑顔のニコッがあります。

しかし、面白くないのにアハハと声を出して笑う人がいます。使い方に疑問を抱かせる笑いです。

「笑い」の使い方に特徴があります。

ここでは、面白くないのに笑う人の心理をお伝えします。

私は過去何でも笑っていた人間で、随分と疲れてしまっていました。

面白くないのに笑う人には内情として笑う意味があり、目的がありますので、内部事情を把握する一助となれば幸いです。

面白くないのに笑う人の心理

面白くないのに笑う理由

笑うツボに癖。人それぞれに笑い方があり、笑う意味があり、目的があります。

笑う行為は本能的と思考的にあり、反射的に笑うこともあれば、思考的に笑うこともあり、ルール的に笑うこともあります。

  • 面白いから笑う
  • 愛想笑いや社交性としてその場しのぎの笑い
  • 企んでいる表情の笑み
  • 優越感を感じるための笑い
  • 嫉妬心や劣等感から他者の不幸を笑う
  • 誰かにつられて笑う
  • ‥‥

さまざまに自己表現となるのが笑う行為です。

面白くないのに笑う人は、面白いから笑う時の笑いを使用します。

すると、「今、どこに笑うポイントがあったんだ?」「馬鹿にしている?」「話しを聞いていないんだ」「誤魔化したいのかも」と周囲に違和感や疑いを作らせます。

面白くないのに笑っても、「これがこの人のツボなのかな?」と本当に楽しくて笑っているのであれば違和感を与えませんが、面白くないのに笑う人は面白いと思っていないことが周囲に伝わっています。

笑いの使い方に違和感を覚えさせるのが、面白くないのに笑う人です。

どうして面白くないのに笑うのか?
理由はとてもシンプルです。

面白い時の笑いによって起きる効果を欲するため。

 

笑いの効果を求める気持ち

さまざまな笑いがある中で、面白い時の笑いは楽しみと喜び、幸福と感謝に溢れます。

感謝を実感する人は少ないかもしれませんが、ユーモアや娯楽で笑わせてもらった時には、自分の知らない知恵の取得と、自分の中にない自己理解の深まりが起き、無意識に感謝を抱いていたりします。

笑いにはとても多くの効果があり、病気が治るという実験や研究があるほどで、肉体的にも精神的にもポジティブな影響を与えてくれます。

笑いの効果が多いために、笑いの使い方は多様化していきます。

笑いの効果を欲する気持ちが強くあると、笑いの使い方は異形を極めます。

面白い時に笑う効果を覚えると、笑うことで効果を取得しようとします。

この気持ちに心理が潜みます。

 

面白くないのに笑う人の心理

「笑いの効果を求める心理」
言い方を変えるとこのようになります。

効果を得たい気持ちが強ければ強いほど、面白い時の笑い方をそのまま反映するようにするため、必ず声を出します。

「アハハ」「バハハ」「ヘヘヘ」「ゲラゲラ」「ククク」

心理には人それぞれの内情があります。

面白くないのに笑う心理
  1. 自己愛が強い
  2. 自責がある
  3. 他者が面白いと思えない罪悪感
  4. 対等な関係を好む
  5. 自己防衛意識が強い
  6. ルール過多
  7. 自己嫌悪癖
  8. 自らを誤魔化す
  9. 優し過ぎてストレス過多
  10. 頑張り過ぎる

一つずつ中身を掘り下げます。

 

面白くないのに笑う人の心理詳細

1,自己愛が強い

一つ目の心理は、自らを大切にする意識の強さです。

大切にするために笑いの効果を欲し、欲が強いと笑いがとまらないほどになります。

 

2,自責がある

責任感があり、自らのことは自ら責任を持とうとします。

他者に執着したり利用するのではなく、自らなんとかしようとする表れにて笑いを使用します。

 

3,他者が面白いと思えない罪悪感

全く面白いと思えないほどで、どう頑張っても笑えない場合には無理矢理に笑います。

思いやりや気使いの表れで、笑えないと申し訳ないと思う罪悪感を抱きます。

 

4,対等な関係を求む

主導権を握らせないために笑います。

面白くないのに笑う場合には、「主導権を相手に与えたくない」のではありません。

自らも主導権を握る気が一切なく、誰も主導権を握らない対等な関係を求める心理です。

 

5,自己防衛意識が強い

自らを護るために笑う人もいます。

シリアスで残酷なシーンや、受け入れられない現実があった時に回避する自己防衛が働き、自覚なく笑います。

敏感体質な傾向があり、不安や恐怖を感じると身が持たないために自己対処を試みます。

 

6,ルール過多

面白くないのに笑う人は、人を笑わせるのが得意です。

それに気づいていない人も多く、知性があり頭の回転が速い特徴を持ちます。

思考過多によってルールが多くなり、自らをルールで縛り、笑うことで相手に違和感を与えている認識がなく、周囲が見えなくなります。

 

7,自己嫌悪癖

自己嫌悪や罪悪感を抱く癖があり、他者ではなく自らを悪にします。

物事を悪い方向に考える癖もあり、ネガティブ優位な様の対処として笑いを使用し、拒否したく認めたくないことが起きた時に笑うようになります。

 

8,自らを誤魔化す

笑うことで事実を有耶無耶にできるため、認め難い現実があれば自らを誤魔化すために笑います。

自覚するように笑い声を出し、「これは笑っている状況だから良いことだ、何も悪くない」と思い込もうとします。

 

9,優し過ぎてストレス過多

優しさが行き過ぎると、自分のために他者に優しくする状態になります。

ストレス過多を表し、疲れすぎていると自分に言い聞かせるように笑いを使用し、笑う行為が薬のようになります。

本来の優しい人間性が疲れにて逸脱している状態です。

 

10,頑張り過ぎる

頑張り過ぎて自責がある人は、笑おうと頑張ります。

何とか自分を保とうと、恐れを対処しようと、気を使おうと、思いやろうと、自分を大切にしようと頑張り、ネガティブの解消とポジティブな効果をもたらす笑いを使用します。

※面白くなければ笑わない人の心理は、愛想笑いができないことに意味がある│人間性が恩恵になる笑いの使い方 をご覧ください。

 

面白くないのに笑う目的

面白くないのに笑う目的

何もおかしくない、面白くないのに笑う人は、無理に笑っているわけではありません。

癖のように笑いを使用し、無自覚の時を除いて、本人も実際には笑っていないことを知っています。

もちろん周囲は百も承知ですが、「なんで面白くないのに笑っているの?」と聞いてくる人はそうそういないために、周囲に気づかれていないと思い込む人は多いかもしれません。

笑いを使用する際は、心や体から湧き出るような自然な笑いではないため、思考的に作る笑いになります。

[笑う影響を受けて→自分の中で把握して→反応して表現]という自然な様ではないため、ルール作るプログラミングがあります。

  • あの人が話し終わったら笑う
  • お偉いさんの話し中は終始笑顔
  • 機嫌を取るために高笑い&大笑い
  • 楽しそうに話していれば笑顔と笑い声のダブル
  • 誰か失敗したら笑ってその場を流してあげる
  • 静まる状況になりそうな時は笑う
  • 気まずい雰囲気を払拭するために笑う
  • ‥‥

思考の笑いはルールを作るので順序は要りません。要るのはルールです。

ルール立てて笑いを使用する際には目的が人それぞれにあります。

笑いを使用する目的
  1. 喜びや楽しみのポジティブな気持ちを得る
  2. 不安や恐怖のネガティブな気持ちを味わわない
  3. 愛を欲する
  4. 自己ルールの押し付け

自己愛と自己防衛に基づき、笑いを使用します。

自然な笑いではないため、意味と目的を持ち、明確に自分のために行為します。

 

笑いを使用する人は「自分のため」だと思わない

私が完全にそうだったのですが、ルール作って笑う人は、「自分のために笑いを使用している」とは思いません。

「そうは思いたくない」という気持ちもあり、「他者のためだ」と思い込もうとする気持ちもあります。

ルール作ると自らの思考に飲み込まれ、何が真意かわかりづらくなってしまい、周囲に気づかれていないと思えば、ずっと笑いを使い続けます。

相手を思いやる気持ちも明確にありますが、思いやる方法が自己理解でしかないため、結果的に自己ルールを押し付けることになっているとは気づきにくくなります。

 

笑いを使用すると

おかしくもないシチュエーションで笑う心理は人それぞれにさまざまです。

共通しているのは、面白い時の笑いを使用することで、シチュエーションにそぐわないと周囲に違和感を与えてしまいます。

笑いの使用は、ルール内(記憶)認識になるため、実際に今目の前で起きているリアルに気づきにくくなります。

「笑う」という行為は良き効果がたくさんあり、その記憶を基に使用すると、[笑うこと=良いこと]と固定され、行為の効果や利益に着目し、笑うに至る過程や笑う行為そのものを着目しなくなります。

現実ではなく結果が欲しい状態となり、周囲を見る余裕がなくなります。

「笑うのは自分のためにも他者のためにもなる」というルールを作ると、現実に対して笑う様が逸脱するため、自己世界から抜け出さずに他者と関わっている印象を与えます。

 

自己愛に基づく笑いの使用は、目の前の人を無視しかねない

自己防衛のための笑いは、恐怖を対処する自らのための行為として、自由に効果や利益を得ます。

自己愛に基づく笑いは、必ず他者に対する行為ですので、笑う要素がないのに笑うと、「んっ?!」と何かしら違和感を与えます。

違和感は、「何か恐れているのかな?」「疲れているのかな?」「無視しているのかな?」「馬鹿にしているのかな?」と疑いを与えます。

目の前の現実に対して笑っていないのは、周囲からすると直ぐにわかるため、笑いの使用には、「相手のため」という優しさの目的を持つことは困難になります。

 

面白くないのに笑う人との関わり方

笑っているわけではなく、自分の中でのルールに基づいて良き効果をもたらそうとするのが、面白くないのに笑う人です。

他者を支配する気も主導権を握る気もなく、その場をその雰囲気を笑いによって良きものにしようとします。

ですが、自己ルールの概念が強く、現実に対して笑うのではなく、笑う効果による結果を欲する状態があります。

意味もなく笑っているわけではなく、相手を無視しているわけでもありません。自己防衛か自己愛のどちらか、または両方が人それぞれに強いため、周囲が見えずにルールの中で生きる特徴があります。

関わる際には、心理や内情の理解が大切で、「何に笑っているのかわからない状態」に揺さぶられないことがポイントです。

 

関わる際は笑っている状態を把握する

面白くないのに笑っている時、翻弄されないためにも、状態を見分けると関わりが気楽になります。

  1. 自己防衛意識に基づいて笑っているのか
  2. 自己愛に基づいて笑っているのか

シチュエーションは明確に二つに分かれます。

自己防衛は不安や恐怖を感じる状態。気まずさや雰囲気の悪さ、緊張して強張り、自信がなくなる環境、誰かがミスをした時、認め難い状況や出来事が起きた時です。

自己愛は楽しみや喜びを感じる状態。面白くて笑顔がある人との時間、緊張がなく安心、恐怖を感じない環境、認めたいと思える状況や出来事が起きた時です。

シチュエーションによって、笑いを使用する目的が二極化するため、どちらの状況か、どちらに基づいて笑っているのかを把握すると、翻弄されなくなります。

心理や内情が見えると関わり方がわかりやすくなると思いますので、ご参考にされてください。

※いつも笑う人の心理は、いつも笑っている人の過去に笑顔を作る心理|人間には正当な企みがある をご覧ください。

いつも笑っている人の過去に笑顔を作る心理|人間には正当な企みがあるニコニコ笑っているのか、眉間にしわを寄せて怪訝にしているのか。明らかに笑顔の方が人のためになり、自分のためにもなります。 しかし、...

 

面白くないのに笑う人の心理 まとめ

面白くないのに笑う心理には、自己防衛と自己愛の強さがあります。

自責が加わることで、自ら笑いを使用して苦しみを対処し、喜びを増やそうと頑張ります。

根が優しく気配りができる人ですが、現状に疲れやストレスがあると笑いの使用が多くなり、周囲が見えない自己ルールの押し付けという空回りが起き、違和感を与えます。

笑いのツボやポイントは人それぞれですが、明らかな違和感を与えることには、本人が本人自身に違和感を抱いていることを意味します。

面白くないのに笑ってしまう人は、笑いを使用している自覚が大切です。

自覚によって周囲を見る余裕ができるため、より自分と他者を含めて現実を認識し、笑いを使用する改善に繋がります。

自責が強いと、他者を誤魔化すのではなく自らを誤魔化して対処することも起き、周囲に気づかれていると思わないように笑いを使用し続けます。

そのため、周囲の人の一声、二声、いえ三声が重要になり、ふんわりと優しく自覚を促すように伝えてあげると本人のためになり、今後の関わりを気楽にするためにもなります。

お互いの理解が深まり、お互いの共有となるために、心理を知ってもらえれば幸いです。

それでは、面白くないのに笑う人の心理についてのお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

笑いの使用は大切な行為ですので、自他のために使用していきましょう。

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