『DNAシフトセラピスト養成講座』
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著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※本気で人生を変える方専用。
みなさんこんにちは!
今日もボリボリ書いていきますよ!
なんせ!いい天気だからっ、くぅ!!
……あぁ、ポジティブって疲れるなぁ。
偏る陽、もって5秒。
大切なポジティブですが、使い方を逸脱するとおかしなことに。
重宝される在り方ですが、実はポジティブ思考とは危険性を帯びています。
危険性を含めた上でポジティブになることに意味がありますので、ここでは何が危険なのかを見ていかれてください。
- ポジティブ思考のメリット&デメリットとは?
- ポジティブ思考の危険性とは?
- ポジティブの使い方とは?
これらを紐解き、「人間とは二面性を内包する生物なんだ」と知っていただく内容となっております。
片側への偏りは個性を喪失させ、意味を変える大きな力があります。
本質の逸脱を修正するためにも、現実認知を高めるポジティブシンキングタイムとなれば幸いです。
Contents
ポジティブ思考の危険性
ポジティブ思考の何が悪いの?
ポジティブに物事を考えることには、たくさんの利点があります。
- 明るく元気になる
- 健康的で活力的になる
- 人間関係の潤滑剤になる
- エネルギーを循環させる
- 行動力と能動性を見出す
- 楽観的に捉え、悩みをなくす
- 波動を高め、プラスを引き寄せる
- 人生を楽しく捉え、幸せ認知を増やす
私達人間は、男性と女性性、陰と陽、光と闇、愛と恐怖のように、相反する二極性を一つの心で内包しています。
誰しもに両面があり、さらに真ん中があり、真ん中がないのもあり、ポジティブもネガティブも両方を持っています。
ここでお伝えするのは、陰陽思想の“陽”。
人間の二極化である片側を司り、なくてはならない側面です。
ポジティブに物事を捉え、プラスに考え、認識に火をつけて、バイタリティを見出し、行動躍進する元気の源。
調和や協調、敬いや思いやりの愛の材料でもあります。
しかし、人間はポジティブだけでは存在していないので、プラスの側面のみにフォーカス、または執着すると、不具合が発生します。
不具合とは、陽に偏ることで逸脱する力の使い方。本質を別物に変えてしまいます。
使い方を間違えると起きるデメリット
ネガティブとのバランスを崩してポジティブに偏る状態が、執着です。
ポジティブとはプラスであるため、喜びや楽しみ、笑顔に幸せ、満足と納得など、得られる“利益”が多く、知らぬ間に感情と欲求に従い、自制する理由が見出しにくくなります。
利益を得るために、ポジティブに物事を捉えるようになります。
いたって普通のことを言っていると思えるかもしれませんが、「利益を得るためにポジティブ思考になる」と、執着によって自制がなくなり、デメリットが起きます。
- ポジティブ信仰による正否判断の強固
- ネガティブ排他が強く、恐怖心を抑圧
- 良いことは認め、嫌なことは認めない
- 利益事に執着し、物事を考える力が衰退
- 自分の意思がなくなりながら、気づけない無自覚
- 正義心、道徳心、倫理観による自己縛り
- 思い込み、決め付け、押し付けの強固
- 感情と欲求に支配され、自己コントロールを逸脱
- 現実認知力が低下し、非現実の空想にハマる
執着によって起きるのは、起きていることが現実ではなく、「こうあったらいいな」という願望や欲求による空想の投影を現実にすることです。
「笑っていれば幸せなんだ」と無理に笑うのが、典型的な例です。
非常に苦しく、精神保持が困難など、急速な一時対処を要するシチュエーションでは、空想でも妄想でも自己防衛が大切ですが、そうでない場合に行うと、知らぬ間に現実逃避が加速してしまう可能性があります。
ポイントは知らぬ間に現実を偽り、誤魔化し、逃避していることでして、本人が気づけないことに危険性があります。
ポジティブ思考を止める理由がなくなり、自己都合を現実にする、思い込みによって満足するさまに歯止めがなくなります。
良い面にフォーカスして、負から目を逸らす現実逃避的な自己満足に陥ることは、ポリアンナ症候群とも言われます。
ポジティブ思考の危険性
危険性としてお伝えしたいのは、無自覚の自己削減です。
ポジティブに偏ると、知らぬ間にネガティブを排他してしまいます。
ネガティブとは“陰”。
ポジティブの反対側に則し、心の反面を担います。
利益に執着が起きると、不利益なことに強く反発したくなります。
嫌なこと、危険で苦痛、不安で恐怖、怒り悲しむことを拒否したくなり、そのように考えるのはもってのほか。
あえてポジティブ思考になる心理が働き、より無自覚の内にネガティブをなくす抑圧が起きます。
脳内に入り、欲求を満たすためにポジティブの力を使う状態。
心の反面をなくそうと削減する働きは、自らの半分を無理矢理隠すようなものでして、思い込みと決め付けによって物事をプラスに捉える思考になります。
「そうあるべきだ」
「ネガティブはダメ」
「ポジティブを邪魔するものは悪」
「幸せがいいに決まってる」
「ポジティブがいいんだ」
「これが正義なり!」
人間関係で押し付けが起き、主張してポジティブを肯定し、ネガティブを排他、または距離を取るように避けます。
この在り方が強まれば強まるほど、ポジティブ思考を正とすればするほど、ポジティブの使い方は欲求満たしになりながら、本人は気づきにくくなります。
無自覚の思い込みと決め付けと押し付けは、正義心、正当化、プライド、自惚れ、支配欲、顕示欲、執着、依存、無知をもたらします。
「これが現実だ、これが自分だ」と思ってやまない、現実を捉えられないこと(自分の思考と行為)に気づけなくなってしまいます。
ポジティブ思考の危険性は、ポジティブな力の利益に執着すると起きる、現実逃避(または自己陶酔)による非現実化(現実制限)の無自覚です。
言い方を変えると、感情と欲求に飲み込まれて自己都合の世界しか見れなくなる、妄想の迷宮入りです。
※ポジティブすぎると疲れる詳細は、ポジティブな人に疲れる時にわかること【度がすぎる陽と合わない陰】をどうぞ。
ポジティブ思考のタイプと使い方
ポジティブ思考の3タイプ
現実制限の危険性があるポジティブ思考には、デメリットもありますがもちろんメリットもあり、総括して3つのタイプがあると考えられます。
- 自責者によるポジティブ
- 他責者によるポジティブ
- そのままのポジティブ
一つずつ見ていきましょう。
①自責者によるポジティブ
自ら責任を持って思考、行動できる人がポジティブに偏る場合です。
普段の生活では人や社会や自然との関わりなど、他との出来事が千差万別に起きるので、良いこともあれば悪いことも起きます。
抱きたくなくても負の感情は発生します。
そんな時、自責があると陰も陽も起きたことを起きたままに認めて、自覚します。
しかし、ポジティブ思考に偏る自責は少し違います。
責任が強くなりすぎて、認められるものと認められないものを区分けする念を作ります。
認められるものはしっかり認める反面、認めたくない嫌なことが起きた時に、頑張りすぎて破裂したり、責任が強すぎて心が重荷をこらえきれなくなり、恨みや呪いにも進展します。
自ら首を締めてしまう自責の念。
だからこそポジティブ思考で、認められる良いこと、満足、喜び、楽しみにフォーカスして、現実を強引にでも変えたくなります。
しかし、自責があればあるほど、「起きているけど見たくない」という自分を自覚するため、少しも認識しないようになかったことにしたくなります。
ネガティブな現実を抹消する逃避。
現実逃避によって認められるプラス事に偏り、無理矢理にポジティブを探す沼にハマってしまいます。
正義、道徳、倫理観に囚われやすく、自らの思考を持つことや、柔軟に許容を広げるのが困難になります。
「認められない、拒否したい、嫌だ、怖い、危険」と思うことと直面できなくなり、自己内部のネガティブ側面を封印する抑圧が起きます。
抑圧は負のエネルギーを作り溜め続け、自らが自らを縛り付けて、恐怖心と向き合えないメンタルを作っていきます。
ポジティブになりたいからポジティブに考えることが、自らの心を弱くするメンタル構成をもたらし、ネガティブを受け入れられないポジティブが誕生。
「いい人」と言われる気を使う人、八方美人、自制できない頑張り屋に多い兆候です。
②他責者のポジティブ
自らでは責任を持たず、思考や行動を自覚せずに他に頼る人の場合です。
ポジティブ思考になることは、物事を肯定する意味。
「今日は鳥の糞が頭に落ちたんよ」
「F〇ck and Sh〇t!」となりそうですが、あえてポジティブ思考にする場合はこうなります。
「は、天からのクリームソース。運がもたらされた~」
嫌なことが起きたら瞬時に良いことに紐づける思考は、自責者であれば現実逃避ですが、他責者の場合には自己正当化(または自己陶酔)になります。
自らを正当化する意識が強くなり、他のルールや他者との比較、社会性による常識、またはそれらに反発して反対意見を持つなど、他に執着が起きます。
自責者であれば起きた感情と向き合いたくないので、苦しむか逃げますが、他責者の場合には、“他”にフォーカスした認識を事前インプットしておき、「良いことが起きた、これは幸運だ、プラスの兆しだ」などと捉えたくなり、過剰な自信や自惚れにもなります。
着目ポイントは、否定するつもりがなくても、ネガティブを拒否することです。
ポジティブをより肯定するために意識的に拒否する人もおり、「世間的には良いことでしょ、比較したらポジティブがいいじゃない」と他を引用した押し付けが強くなります。
着目が他(外部情報)であるため、現実が起きた時は即座に脳内に入り、他との比較や天秤勘定が起きやすく、ネガティブをないがしろにして、ポジティブを過剰に際立たせます。
他の情報を主体に、「プラスが起きたんだ」と言い聞かせて利益を得ようと自己暗示します。
これを日常に置き換えると、“無自覚の利用(悪意のない無尊重)”になります。
他者を利用し、他の情報を利用し、ルールを利用し、常識の反発を利用し、自らの利益を得るためのポジティブ思考。
利益が見出せないと、ネガティブのせい、誰かのせいにするのが特徴的です。
幸運がなければ、「なんだよ、占いなんて当たらないじゃないか、使えない」となったり、良いことだけ言う人を信じようとします。
ポジティブかどうかではなく、利用価値があるかどうか、いわゆる自己満足を重要視して周りを見ない在り方です。
認識の成長がなくなり、年齢を重ねるごとにデメリットが顕著になるタイプです。
③そのままのポジティブ
最後のタイプは、ポジティブをポジティブのままにします。
ポジティブ側面として誰しもに存在する陽を、肯定ではなく受容するのが特徴的。
自らの一面であり一部として受け入れます。
思い込み、決め付け、押し付けがなく、他者を励ます際にはポジティブを主張・正当化するのではなく、その人にもポジティブな側面があることを促し、教え、サポートし、見守ります。
心配するのではなく、温かく見守るように、他者を他者として敬い、思いやります。
行動や能動性である陽要素を必要とする時を見極め、新しいことを始める際の爆発力、伸ばし時の解放力として、ブースト的に使用します。
力の使い所を理解した上でポジティブになり、躍動や楽観を必要とする時にプラスに考えます。
例えば、鳥の糞が落ちてきた時には、「ありゃりゃ汚れちゃった。ま、洗えばいっか。と思ったらちょうど雨、運がいいなぁ」
現実に対して、自らの在り方を当てはめるために使うイメージです。
二人でのBBQに合わせて少し明るくし、五人でのBBQに合わせてかなり元気にする。といったように、既にある現実に合わせたポジティブの使い方。
ポジティブ思考によって現実をコントロールしたり、利益を狙うとは違い、自分に内包する明るさや楽観性、活力や躍動、行動や発信を、今目の前の状態や状況に合わせます。
ポジティブに考える自分をたくさん知っている人であり、既に存在する現実のプラス面にたくさん気づける人。
素敵な人です。
ポジティブ思考の使い方
陽の性質には、[凸、動、発、生、押]など、プッシュプッシュする力があります。
前に進むために停滞を壊し、無理矢理でも進める力。
思い込み、決め付け、押し付けが起きやすく、思考をポジティブにする際は知らぬ間にプッシュプッシュ。
他者にだけでなく、自分に対してもプッシュプッシュ。
この時にネガティブはプルプルと引く力があるので、自制や調整など、コントロールする基盤力になります。
プルプルだけでは引き過ぎて自分を見失ってしまうので、両方欠かせないのが私達人間の性質、プップルです。
そこで、ポジティブの使い方を知っていると役立ちますので、簡単にですが力の詳細をご覧に入れます。
局地的に使うブースト機能が主
物事を稼働させ、行動して変化や動きを作るのに適しており、何かを始める際のブースター機能となります。
ボートで言うと、エンジン始動時の大きな力がポジティブの使い方です。
ボートが動いている状態そのものだと思い込むと、使い方の逸脱になりますのでご注意ください。
躍動してグルグルと力がみなぎると、アクセルを押し続けたくなりますが、その瞬間にポジティブはポジティブではなくなります。
実際には初めの始動時や、スピードを上げたい時、大きな力が欲しい時など、局地的な一部分に使われる力がポジティブです。
常にポジティブではエンジンがヒートアップするので、調整して、維持して、保持する、フラットな状態が重要です。
※フラットのためにネガティブ(陰)を要する
目指すのではなく、自然となっているのがポジティブ
ポジティブ思考とは利益を認識するために大切な方法ですが、利益を得るための執着になると、現実逃避や他責にハマってしまう危険性があります。
ハマってしまう例としてわかりやすいのが、スピリチュアルの変異かもしれません。
スピリチュアルな人にはポジティブな人が多いです。
ポジティブに物事を考えることで、波動を高め、引き寄せを発動し、現実化の速度を速める。
利益にフォーカスしたり、ネガティブの沼から出ること(不利益や抵抗の撤廃)には大切ですが、利益を得るためにあえてポジティブ思考にすると、人間は執着が強まります。
するとスピリチュアルそのものの意味すら変える力となり、ポジティブになって良きことを起こす、願いを叶えるなど、利益を得るアイテムとしての洗脳教材にすらなります。
目指すものではなく、そのままをそのままにした時、自然となっているのがポジティブ。
物事を美しく見て愛そうとするのではなく、物事が美しく愛しく見えるのがスピリチュアルであり、プラスもマイナスもどちらも欠かせないことを知る学びによって、心や精神がキュッキュと磨かれます。
既に有る現実を捉えることに意味があり、自らの陰性と陽性を認める作業をしていくと、ポジティブ思考の自然な側面が表れます。
ポジティブとは、起きた現実を喜ぶことで、次へ次へと進んでいく力。
喜ぶために現実を認める前提があり、そこにネガティブが関わります。
ネガティブがあるからこそポジティブが活き、ネガティブを肯定するからこそポジティブが使える、そんな心の構造です。
※スピリチュアルの危険性は、【見極めポイント】スピリチュアルの危険性は大切なことを教えてくれる をどうぞ。
ポジティブ思考の危険性 まとめ
私自身、ネガティブに偏っていた時には、なるべくポジティブ思考を努めていました。
なかなか気づきにくいものですが、良かれと思ってしていることが現実逃避と、認識の制限作りになっていると知った時、蓄積し続けていた違和感が解放される感覚がありました。
理想も大切ですが、歪みを作りやすい点は見逃せません。
なぜならば、私達人間とは不完全で未熟な生物だからです。
現実は常に絶対的です。
そのままをそのままにすることであり、認識を自然にすることに現実があります。
自己内部に確実に存在するポジティブとネガティブを、自分に合わせて活用するさま。
ポジティブを使う時には、喜んで現実を認めるために発揮されてください。
お花を見て綺麗だと思わなければ、思わない自分を大いに認めることにポジティブがあります。
空を見て美しいと思わなければ、思わない自分のネガティブを認めることで、ポジティブが出てきます。
悪があるから正義が成り立ち、恐怖があるから愛が作られ、闇があるから光がある。
無があるから有があり、二極によって個性が生まれ、一元化によって共同する。
私達人間に欠かせない両極のバランス。
世間的に肯定されやすいポジティブですが、使い方を間違えると別物に成り変わりますので、危険性を知り、自らに合わせた使い方を考える機会となれば幸いです。
それでは、ポジティブ思考の危険性についてを終了します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。