『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
・専門的に人を癒し、サポートしたい方
著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission
※本気で人生を変える方専用。
今日もあの人は家で、職場で、街中で怒っている。
あれはゴリラではない、サルである。
私達人間は誰しも余裕のなさによって憤り、自己保持する防衛のために怒りや攻撃性を用いることがあります。
が、中には人を威圧し、悪口を言い、人の弱味を握って否定し、精神を脅し、心を怖がらせ、暴力をふるう人がいます。
正当化した攻撃性を他者にぶつける人、いわゆる自己利益のために平気で攻撃する人です。
人間関係の害悪を作る存在であり、関わる際には注意が必要です。
関わらないに越したことはありませんが、家族にいたり職場にいたり、関わらざるを得ない状況もあるかと思います。
そこで、攻撃的な人の内面を露わにして、自身の身を護る対処策をお伝えします。
- 平気で攻撃的になる人の心理を知りたい
- 面倒な関わりから解放されたい
暴言や暴力など、一方的な威圧関係を作られると疲れ、傷つき、精神が虚弱化してしまいます。
ポイントはサルの飼育。
痛みや苦労を解消するために、対処する一助となれば幸いです。
Contents
攻撃的な人のかわいそうな心理
攻撃的な人の特徴一覧
ここでお伝えしたい攻撃的な人を一言で表すとこうなります。
「他責の執着者」
※他責な自分に執着する意
自らに起きたあらゆる事柄を他者によって認めさせる。
認められないことがあれば他者のせいになり、責任を放り投げるだけでなく押し付ける。
責任を押し付け、自らで認めないことに違和感がなく、もはや自分のためだと攻撃をも正当化するのが特徴的です。
そんな攻撃的な人の特徴を一覧でご覧ください。
- 思い通りにならないと怒りを周囲にぶつける
- イライラや不機嫌を周囲に知らしめる態度
- 感情的で衝動的、突然キレる
- 暴言と暴力で相手を劣等させ、マウント優越を得る
- 否定的に文句や悪口を言い、相手の弱味を握る
- 人を支配して利用する
- 許せない、怨念や嫉妬や憎悪が強い
- 己の存在や価値を否定されるとバグる
- コンプレックスと過去に対する強い執着
- 被害者意識、被害妄想を膨らませる癖
- 正当化意識と正義心を糧に開き直って攻撃する
- メンタルが弱く、打たれ弱い
- 気分屋で距離感が極端に近かったり遠かったり
- 愛着障害や自己愛性パーソナリティ障害の可能性有
- 人は使うか使われるかだと思っている上下関係主義
他責の執着者。
思い込みによる自己像と自己都合を凝視した認知の歪み、周りを一切見れなくなりながら自覚がなくなる無知、勝手に踊りながら踊らされていると思う狂気なさまがあります。
私達は自己防衛のためにも攻撃性を持ち、自らを護るために攻撃することがあります。
周りを見てから判断し、攻撃すれば後悔や反省など罪悪感に繋がります。
しかし、ここでお伝えする「攻撃的な人」は、正当化する理由を持っており、平気で攻撃します。
心理の紐解きを始めましょう。
攻撃的な人のかわいそうな心理
蔑みや皮肉ではなく、心から憐れみ、同情せずにはいられない心理から、どうしても「かわいそう」だと思わざるを得ない理由があります。
攻撃的な人は、他者を攻撃しながら、自らも攻撃します。
対象は自己の精神、自らを辛くさせて苦しめます。
矛盾と葛藤を作り出しながら、それに気づいていないのが大きな問題です。
因果応報によって後々返ってくる悪行の報いを量産しながら、自らを攻撃する無意識の内情。
自らを攻撃するとはどういう意味なのか?
この答えが、他責に対する執着です。
他責に執着すると自己都合の世界で縛られる
自ら責任を持たないことは、自らの思考と行動を認めて自覚しない意味ですが、これだけでなく責任を他に置きます。
すると、「やりたくない、嫌だ、認めたくない、心地悪い」と思うことをする際、「嫌なことをさせられている」という捉え方をします。
攻撃的な人の脳内では、[我慢=嫌々させられた]になります。
他責に執着すると、思い通りにいかないことが全て我慢や抑圧になるだけでなく、「させられている」という被害者意識を生みます。
私達は他者との共存コミュニティで生きていますので、思い通りになることなどあまりなく、思い通りにするためには責任を持って創造する必要があります。
他責であれば他者によって自分の思い通りのビジョンを現実化してもらい、作ってもらう必要があるので、人を利用することになります。
下僕や従順な奴隷など、言うことをなんでも聞き、さらに自分より有能な人を付けていても思い通りになることは少ないので、結果的に毎日我慢させられる人生となります。
「これだけ責任を持って我慢してやってる、言いたいことも言わず、家族のために、チームのために、社会のために、はぁはぁ」
自己世界の思い込みに縛られながら、自覚がなくなります。
生きることそのものが辛くなる縛りの世界に浸かります。
自ら余裕をなくす無自覚の活動
常に称賛、褒めてもらい、必要だと言ってもらい、愛していると証拠を提示してもらいたい。
「これだけ頑張っているのに誰も褒めない、感謝してこない、我慢してあげているのに、迷惑を被ってやっているのに、どうしてだ!」
他責の執着者は、自己世界にこもりながら自己都合の解釈を貫き、我慢して被害を被ってあげていると思うことで、攻撃を正当化します。
感情のままに攻撃する自分を止めるものがなくなり、コントロールする意志がそもそもなくなります。
本人にとっては真っ当な怒りであり、我慢の限界による余裕のなさからの攻撃。
これまでは大人しかったとしても、一度攻撃が始まれば常に余裕のない状態に達したサイン。平気で攻撃するようになります。
認知を大きく歪め、自らを苦しめるルールで世の中を見ていても、それに気づけなくなります。
自覚がないと問題点がわからない、他者のせいにしかできない、対処不可、余裕はどんどんなくなっていきます。
できることがあらがい、反発、攻撃、他者利用、なんとかして。
どうにもできない中でもがき続ける暴れ模様が攻撃する人の心理、かわいそうなさまになります。
※特徴と心理詳細は、攻撃的な人の特徴に潜む心理と末路【タイプは危険人物or生きるため】 をご覧ください。
攻撃的な人は上下従属する「サル」
「おいサルよ、草履を温めていたのか?」
これを言った有名な人を、後世ではボスザルと言います。
攻撃的な人は上下関係の絶対主義に浸かり縛る。そんな特性があるかもしれません。
平気で攻撃的になる人に注目すると、上の地位や立場を築くと待っているのがハーレム、金銀財宝に溢れ、称賛と欲求満たしに溢れたヒエラルキーのトップ。
ボスザル、またはヤンキーの縮図と同等です。
上下関係はサル界の掟であり、進化を歩んだ末の形。
トップになればなるほど生活と肉体に余裕が生まれ、心にも余裕ができるので落ち着いて優しくなっていくのは自然です。
しかし、下位に行けば行くほど待っているのは地獄。
他責の執着があるので、「下になりたくない」「上でありたい」という願望はこうなります。
「誰かを自分より下にすればいい」「上になるために弱者を作ろう」
弱い人を狙って攻撃し始めます。
攻撃することで下にならずに済み、心の崩壊を防ぐ他責の策をとります。
頭も心もバグる寸前ですが、攻撃性によって他者を痛めつけ、弱らせ、反応を味わい、支配し、従属させることで、心の安息を一時得ます。
刑務所でプリンが出てくるのと同等の効果があります。
上になれず、自責なく、自ら思考を使えず、クリエイトできず、我慢できず、自覚できず、思い込んだ世界を見続けるサルは、「私は責任感があり、我慢強く、自分の意見がはっきりしており、みんなを助けている」と思いながら下を求めます。
上には媚びへつらい、ヘラヘラと愛想笑いを繰り返し、「我慢してやってるんだ」と思う気持ちを下にぶつけます。
上下関係に縛られたサル脳は、人間であることをフォルムだと勘違いし、本質的な人間面を忘れている可能性があります。
人間にはサルのような動物面がありますが、極端に偏ると本物のサル化しているかもしれません。
※余裕がないと自然と攻撃的になる原因は、【サル化現象】余裕がない人の攻撃的になる原因と接し方 をご参照ください。
無自覚の動物園ライフ
「他責、執着、サル」という言葉をたくさん使用しているのには訳があります。
三つの言葉から連想するのは、「動物園」です。
自覚なく自己都合の世界に生き、無意識に自ら余裕をなくし、自ら対処できなくなり、結果的にできることが他者のせいにして攻撃。
これらのさまが表すのは、徹底的な縛りと制限を作り、さらに自らを我慢させて抑圧しながら、その上下従属世界に執着して不変を貫いていること(変わろうとしない)。
檻の中でバナナが出てくるのをジーッと待っているさまと同じ。
自らを自覚なく動物園に入れている状態だからこそ攻撃的になる、という考え方です。
出る気がなく、檻の中にいる自覚もなく、制限と抑圧を作っていると気づかず、ただ「バナナくれ」と言い続け、くれなければ余裕がないので暴れる。
余裕がない理由は明白に、檻(縛り)です。
縛りの中では誰しも打たれ弱くなります。
自由に身動き(認識)できず、自己対処の術が攻撃と他責以外にないためです。
が、それに気づいていないと、被害者意識だけが増長され、疲れやストレスが溜まり続け、あらがわなければ精神が崩壊する中で、限界がやってこないように攻撃にて一時凌ぎ、メンタルはどんどん弱まります。
そして孤独になった時、誰も関わってくれなくなった時、本当に何もできなくなる可能性があります。
なんとも厳しい自己世界は、既に因果の報いかなんなのか、見方を変えると自分に厳しすぎることの無知という大矛盾です。
※怒りのエネルギーについては、【怒りのエネルギーが強い利点&汚点】すぐ怒る人は頭が悪い訳ではないと知った体験 をご参照ください。
攻撃的な人の対処法
事は佳境でございます。
対処する際のポイント:飼育
かわいそうな内情を把握すると同情したくなるかもしれませんが、攻撃によって傷を付けられ、損害や損失が発生することを忘れてはなりません。
関わりには注意が必要です。
対処は一貫して関わらないこと。
しかし、家族や職場などどうしても関わらなければならない場合は、気楽に関わり、無用な面倒をスルーしたいものですね。
そこでおすすめしたい考え方は、飼育員になることです。
相手を蔑み、下に見る、または飼育技師などのお話ではなく、相手の心理を把握しながら傷つけず、こちらも傷つかない人間的策略ですのでご安心ください。
関わる際のポイントがこちらです。
- 冷静に、押し付けない、上からいかない
- ポジティブに褒める
- おいしいエサを与える
- 攻撃性のなさ、忠誠心を見せる
- ボスや強者としての意見を伺う
一つずつ見ていきましょう。
対処法①:冷静に、押し付けない、上からいかない
まずは冷静さをキープします。
理解と理性がなくなると戦いに発展してしまうので、こちら側だけでも冷静さを保てるように頑張りましょう。
この上で把握しておきたいのは、攻撃的な人はヒエラルキーの上位でない限り余裕がなくなる仕組みの中で生きていることです。
上位以外は自然と余裕がなくなり、もともとの他責が相まって、納得いかないことをされると怒って攻撃的になります。
ということは、納得いかないことをしなければ攻撃的になりませんので、相手自身を変える影響を与えないのがポイント。
押し付けず、主張せず、凸せず、上からいかず、偉そうにせず…、あらゆる相手を変える言動をやめると、攻撃性を出させずに関われます。
飼育員の心得ですね。
対処法②:ポジティブに褒める
二つ目は、相手に余裕を与える方法です。
褒めます。
しかし、媚を売ったり愛想笑いすると、不納得を作る押し付けになるのでご注意ください。
目の前に猫がいると思ってください。にゃーにゃー
「あなたは大切な存在だよ、かわいいなぁ」と頭を撫でる時、とてもポジティブに相手を大切にする気持ちがあると思います。
これを人間にもします。
といっても頭を撫でてはいけません。「よくできましたねぇ」と上からいかず、押し付けず、あくまで大切にする気持ちで関わり、褒めます。
日常的にするのではなく、「家のため、誰かのため、部署のためにしてくれたんだ」などと思える行動をしてくれた時です。
些細でも大切でした、「あ、お皿をシンクに入れてくれたんだ、ありがとう」「こういう気づかいは助かる」と褒めると相手に余裕ができ、攻撃しなくなりなります。
対処法③:おいしいエサを与える
栄養素の低いものやジャンク、簡単な保存食ではなく、栄養価の高い美味しいものを食べると心に余裕ができます。
または、たまにでいいので相手が喜ぶものを与えると関係性は気楽になります。
この気持ちがあると上述の褒めが上手になります。見返りを求めてはなりません。
対処法④:攻撃性のなさ、忠誠心を見せる
攻撃的な人は上下関係の中で生きているので、どうしても上下、勝負、善悪、正否、優劣で捉えます。
「私は下で劣っている、価値がない、存在意義がない、何もわかっていない」と思うことが嫌だからこそ他責に執着しますので、一切否定しないのがポイントです。
ハンズアップして攻撃性のなさをポーズするように、「あなたを否定しません」という意思表示が対処法です。
「否定しません」と表現しては、「まるで否定できるみたいじゃないか、モー」と怒り出します。
意思表示は忠誠心であり、「あなたを裏切らない、嘘つかない、正直である」というさまを態度や行動で示します。
「あなたを裏切らないよ」と直接伝える以上に、態度で間接的に伝え、相手自身で理解してもらうと、お互いに張り詰めた雰囲気がなくなり、関わりはグッと気楽になります。
対処法⑤:ボスや強者としての意見を伺う
相手のことばかりにフォーカスしていては接待のようになり、こちらが疲れてしまう可能性がありますので、これを一番重要な対処法とします。
最後の方法は、相手を上にしつつ、手のひらで転がして泳がせます。
上っ面で、「私はボス(上、強者)だ」と思わせておき、押し付けず、上からいかず、さらに褒めることもでき、こちらの思うように相手を操れます。
具体的には、大事なことを決める際や、わからないことがあれば意見と答えを求める。
教えてもらうスタンスで関わります。
「あなたの意見が大切なんです、あなたにしかわからないの、だってボスであり強者だから」と間接的に伝える効果があります。
相手はまんざらでもありません。
「さすが、あなたにしかわからない」と褒める必要はなく、アドバイスを求めたり、答えを伺う行為そのものが存在肯定と価値の称賛になるので、お手軽&おすすめです。
※攻撃的な人を虫的に捉えた内容は、攻撃的で支配的な人のスピリチュアルな見方│人を苦しめたい宇宙人?をご覧ください。
攻撃的な人のかわいそうな心理と対処法 まとめ
飼育能力は相手の内情、立場、状況を踏まえた上で、相手を大切にする方法です。
如何に相手を知るかにポイントがあり、生態と心理の把握が欠かせません。
攻撃的な人は他責に執着するため、自分の喜びに準じて他者を攻撃しますが、根底には自分ではなにもできないことへの怖れと不安があると考えられます。
成育環境にて自責を育まず、自らの力で理解せず、物事を認識せず、現実を創造する能力を成長させなかった場合、一人では何もできなくなります。
同時に、親子間の愛情コネクションが上手くいかないことも、他責の大きな要因になるかもしれません。
現実を見る力がなくなり、自己対処、解決ができず、現実を認められない時に自己愛が叫ぶようにバグが発生します。
自ら制限を作り、抑圧によって縛りを増やし、自覚がなくなると怖ろしいことが起きています。
自分の首を自分で締めながら生きている。
かわいそうに思えますが、リスクがある反面、ヒエラルキーの上位に立った暁にはあらゆる他からの称賛、利益、価値をもらえるので、ギャンブルのような可能性の選択があります。
そんな内情を把握していただくと、関わりは気楽なものになるかと思います。
相手のことを大切に思った時、自らを傷つけず、さらに相手自身が傷つかないように導くこともできます。
聞こえはあれですが、飼育能力は他者認識力そのものであり、相手の立場や思考や気持ちを知り、寄り添うためのものです。
よりご自身を護り、他者を配慮した関わりのご参考になることを願います。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。