心理

【危険で大切】褒められたい心理│疲れた時に見直す承認欲求の使い方

褒められたい、認められたい欲求。

心理では承認欲求と言います。

「褒められたいな」と子供の頃には常に思っていたかもしれません。

この欲求が強くあると、褒められるためのエネルギー消費が著しく多く、疲れやすくなります。

承認欲求とは大切なものです。しかし、使い方を間違えると心身を疲弊させてしまい、他者に迷惑と不利益を与え、才能と能力が発揮されず、やる気がなくなり自己喪失、生きている意味を見失う可能性もあります。

危険性と大切さを含む褒められたい欲求。自らに恩恵をもたらす使い方にするためにも、詳細を見ていかれてください。

  • 褒められたい心理が表すものとは?
  • 褒められたくて疲れた原因は?
  • 承認欲求の危険性と大切さとは?
  • 疲れた時にはどうすれば?

これらを知っていただき、褒められたい欲求によってご自身を知る機会となれば幸いです。

褒められたくて疲れた時の一旦見直し。始めましょう。

褒められたい心理

褒められたい、認められたい承認欲求

承認欲求と言う、「褒められたい、認められたい、必要とされたい、愛されたい」と求める欲があります。

「褒めて欲しい」と求めるさまはとても自然に私達人間は抱きます。

求める時、心理にて二つの行動に分かれます。

  1. 自らが自らを褒めて認める
  2. 自らを褒めて認めるために他に頼る

自分で褒めるのか、他者に褒めてもらうかです。

 

自らが自らを褒めて認めると自己肯定感が高まる

自らを褒めることで、自らが自らに着目して物事を認識する状態になります。

主体が自分であり、自分自身を客観的に捉える目線です。

褒めることで自己肯定感が高まり、自らを尊重し敬います。

自らに責任を持って思考して行動して、自覚が増えて能力や才能を引出して高めることが容易になります。

自己愛を忘れずに捉え、自らを大切にするために自己対処、自己解決するための向上心、改善意欲を持ち、自らを高めようとするさまが育まれます。

自らが自らを褒めると自尊を育み、自らを大切にする意識を養える特徴があります。

 

他者に褒めて認めてもらおうとするとギャンブルになる

他者に褒めてもらう場合、自尊の育みではなく自尊を穢さないための行動になります。

自らを褒めて、認めて、必要として、愛してと他者に求め、褒められることで自らが自らを褒める材料を手に入れ、自他共に褒められます

もし褒められなかったら…、自尊が傷つき穢され、自らも褒められなくなります。

良い悪いが極端に変わり、他者次第で結果が左右されます。

ギャンブルのような褒めてもらう行動となり、他者次第で自らの満たしも納得も、行動も思考も価値観も観念も生き方も構築されやすくなります。

 

他者に褒めてもらおうとすると疲れてしまう

自らが褒める際にはシンプルに、「私よ、よくやった、頑張ったね」と褒めて喜び、自分を大切にする意識を養います。

マリオがコインをゲットした時のように、チャリンチャリンと都度追加される自尊心と自己肯定感です。

一方、他者に褒めてもらおうとする場合はシンプルさがなくなり、複雑になります。

どうしたら褒められるか?
何をすれば褒められるか?
何と言って褒めてもらおうか?
どれほど頑張ろうか?
どれだけ努力しようか?

さまざまに考え、褒めてもらうために働きを要します。

 

他者に褒めてもらうとエネルギー消費される

「働きと対価が見合わない」

過去の私の口癖です。

他者に褒めてもらう場合、思考が回り、計算し、企み、目論見、偽り、誤魔化し、演技し、行動し、自らの在り方を変え、主張し、誇示し、披露し、評価を求め、価値を求めるために頑張り、努力します。

一生懸命に働いて、「スゴイね」と言われて、「よしっ」

この「よしっ」とは一体何なのか?

褒めてもらった利益であり、求めていたものの結果です。

「足りねぇ」と思ってしまうと、過去の私の口癖が始まります。

私達人間はエネルギー体であり、肉体にも心にも体力(エネルギー)があり、消費したり、蓄えたり、循環して巡らせます。

身体を動かしたり頭を働かせればエネルギー消費し、自らに違和感や不調和があれば巡らないためにエネルギーが循環されず回復しにくくなります。

褒められたい欲求の働きは、雀の涙ほどの利益のために大きなエネルギー消費をします。

承認欲求が強ければ強いほどに、お茶碗一杯ほどのお米を頂き、半年分の農作業をしたかのような疲労。このような日々が続けば疲れてしまいます。

 

求めた利益が得られなければ余計に疲れる

承認欲求を他者に求めると、他者に期待と執着をし始めます。

「これだけ欲しい」と求める期待値を作るようになり、応えてもらえないと失望感や欠乏感を抱き、「これだけなの?!」と利益への不満を募ります。

利益を求めれば求めるほどに、褒められなかった時のネガティブな不利益にフォーカスが強まり、あることが起きます。

自分自身の行動に着目するようになります。

ネガティブな不利益を作っている自分にフォーカス。
「一体私は何をしているんだ?」
「他者に執着して利益を求めて得られていない」
「これだけ働いているのに満たされていない自分とは」

エネルギー消費している状況に集中してしまい、より疲れを認識してしまうために疲れます。

 

褒められたい欲求の危険性と大切さ

褒められたい承認欲求の危険性

「疲れた」と感じる場合、褒められたいと求める自分自身の働きにフォーカスできます。

疲労は自らのエネルギー消費の多さ、循環されていない不調和、回復の遅れ、蓄えのなさを教える心身からのサインです。

「疲れた」とサインをキャッチできない人は、承認欲求による他者への執着を止めることができなくなる危険性があります。

欲求とは自らの満足や納得を求め、不満足や不納得をなくす利益追求への動力ですので、他者に欲求を向けることは他者を利用して蜜を吸う行為です。

利用概念が嫌な人は、褒めてもらった見返りとして感謝したり、ご飯をおごったり何なりと何かしら対価を払います。

しかし、他者に対するフォーカスを無視すると、自らが働いて褒めてもらっている前提があるため、「私は私によって私を喜ばせている」と思い込み、褒められても感謝も見返りもしなくなります。

他者を無視しながら他者を利用するさまになり、「自分の利益しか見えない」と認識が狭くなってしまう危険性があります。

犯罪心理へと続く可能性があり、認識がなくなることは自らの思考や行動を自覚できなくなり、他者に欲求を求める行為は行き過ぎると止めるものがなくなります。

 

「疲れた」と思えることで自己制御できる

危険性へ向かわないためのストップとなるのが、「疲れた」と疲労を認識する状態です。

利益にフォーカスする状態は欲求に飲み込まれて牛耳られた結果ですが、疲れの認知はまだ飲み込まれていないことを明確に意味します。

褒められたい欲求は自らの利益を求める動力であるために、自分で担うか、他者を巻き込むかで、自分の力を向上させる能力にもなり、他者に大きな危害や恐怖を与える力にもなります。

人間の欲とは使い方次第で善悪が極端に変わりますので、「疲れた」と感じた時は一旦休憩。ご自身を見つめ直すことがとても重要です。

一旦見つめ直すためにも、「褒められたい承認欲求は要らない」ではなく、「使い方を変えられる」という考え方を知っていただければと思います。

 

褒められたい承認欲求の大切さ

「褒めて欲しい」という欲は表現を変えると、「自分を愛したい」にもなります。

自分を愛していくと褒められることに喜びはあっても、「褒めて」とならなくなっていきます。

自らを愛するために自らを褒めて満たし、自尊を持ち、自己肯定感を高めます。自らを認めて受け入れる認識があればあるほどに自然と褒められたい欲求はなくなっていきます。

この状態になるために褒められたい承認欲求が重要です。

褒められたい欲求が褒められたいと欲求しなくなる仕組みでして、「如何に自らの欲を使って自らを満たせるか?」が使い方のポイントとなるのが承認欲求です。

 

承認欲求は自らを肯定するための力

「承認欲求とは何なのか?」の認識を変えるだけで、承認欲求は大切な使い方ができます。

承認欲求に大切さが生まれるのは、自分だけに集中する使い方です。

自分の中にある自分のための自分による自分を喜ばす欲(動力)が承認欲求。肯定に対するサインと気づきを得られます。

褒めて、認めてと欲する気持ちがあればあるほどに、「私は肯定されていません」というサインになります。

「ちょっと肯定足りていません」と自分が自分に教えてくれる承認欲求。

「あ、ごめんごめん、私はこのままでいいよね、今のままでいいじゃんね」と認めます。

「褒めてもらうために結構考えたな、行動してだいぶ働いたな、よく頑張ったね」と褒めます。

承認欲求とは自分を肯定させる力でありサインです。

※褒められることの詳細は、【本当は褒められていない】褒められても嬉しくない理由がある をご覧ください。

 

褒められたいと疲れた時の対処

褒められたい自分自身を知る機会

疲れた時の対処、承認欲求の使い方を理解するために、「褒められたい自分」を知ると役立ちます。

「自分とは一体何なんでしょうか?」

私達人間は自分を認めることが難しい生物です。

認められないと、「それじゃあ他者に認めてもらおう、褒めてもらおう」となります。

子供の頃は違和感もなく、心置きなく認めてくれと欲し、自らを知り、肯定し、自尊の確証を得るのが当たり前だったと思います。

褒めてもらうために行動し、披露し、評価を求めます。

「100点満点なんてスゴイね、よく勉強してたもんね」と言われればデレデレしちゃいます。

「ふーん、やるじゃん」と上から言われても多少は嬉しいものです。

これが無人島だったら、誰もいない孤独環境だったら、「褒めて欲しい」という概念すらないかもしれません。

他者との共存環境で生きている私達。人との関わりで自分という存在が作られ構成されているからこそ、他者からの影響を求め、喜びを求め、関わろうとします。

私達は一人では生きていない前提があり、一人では生きられない事実を知っています。

この事実を無自覚(潜在的)でも認識していればいるほど他者との関わりを重んじ、自らを愛そうとする欲が強ければ強いほど、誰かに褒められたいと欲します。

 

褒められたい人は「自分」の意識が広い

「自分」という存在への意識が強くあり、環境も含めて捉えることで一人では生きていないと心のどこかで認めます。

他者との共存にて自分が存在できている[自分+他(人や環境や社会)=自分]の認識。

自分という存在の捉え方が幅広く、自らを個として認識しながらも他者を含めて存在させる意識があると考えられます。

この意識があると、他者への執着や利用概念が強まった時に違和感や不調和を感じやすく、「疲れた」と自らへの抵抗や反発が多いサインが顕著になります。

褒められたいと欲して疲れたと認識できる人は、自分が他者との関わりによって作られ、生きている共同体です。

 

疲れた時は他者を認めて褒める

疲れた時は自分を見つめ直しましょう。

「自分とは一体何なのか?」

親、兄弟姉妹、人、生活環境、躾、教育、学校、仕事、社会性、常識、ルール、地球、自然にて作られ生きられている自分がいると思います。

この自分が褒められたいと欲することに意味があります。

[自分+他の自分]が褒められたい時、自分で自分を褒めるのが難しい場合には、自らの一部となっている他を褒めてみてください、認めてみてください。

それはそのまま自分を褒める意味になります。

自然と承認欲求を他者に求めることはなくなっていきます。

 

身近で褒めたい・認めたいと思える「他」から褒めていく

承認欲求の使い方は完全に「自分のみ」に着目します。

他を褒める際には、「自分の一部」だと思えるものを褒めます。最も身近なものから認めます。

  • パートナーか家族か恋人か
  • 友人か同僚か
  • 愛犬か愛猫か
  • 自家栽培のトマトかナスかミントか
  • 裏庭に生えている落ち着く木か植物か
  • 心地良くさせてくれる風か空気か
  • 素晴らしい影響を与えてくれる本か音楽か

「他」とは自分以外の全てが対象ですが、自分の一部と認められない他は褒められません。褒める必要もありません。

自分の一部と認められる、認めたいと思える何か。好きなもの、好きな人、大切な虫、重要な自然、有り難い歴史、知恵。

自分の一部を褒めて、認めます。

意識的に声に出して褒めてみてください。物事は前に進んでいきます。

疲れた時には自分の一部である身近な他を褒めましょう。

気づくと承認欲求の使い方は自分らしさにフィットし、自分を褒めて認めていることと思います。

※褒められるための演技に疲れる時は、キャラ作りに疲れたら合図と機会。自分を演じるキャラスキル向上意識 をご覧ください。

キャラ作りに疲れたら合図と機会。自分を演じるキャラスキル向上意識自分の個を作り、パーソナリティを認め、肯定材料を増やし、存在価値や意義となるキャラ。 人間関係ではとても大切な自分の在り方です。 ...

 

褒められたい心理と疲れた時に大切なこと まとめ

使い方次第で良い悪いが極端に変わるのが欲であり、自らの承認を求める欲です。

承認欲求という言葉は独り歩きすると負の印象を強めることもあります。

褒められたい欲はとても大切ですが、危険性も含めているため、自己認識を高めて自らの欲の自覚は欠かせません。

危険性を作るのは、欲が「我欲」に変換されるためです。

我欲とは自らを満たすために他者を要する欲です。

我欲は自責がなくなり、あらゆる責任の自覚を放棄し、他に執着して押し付けます。自らの思考と行動を自覚しなくなり、抑制も歯止めも付けられなくなり、止まらなくなります。

「疲れた」という認知を大切にされてください。

身体も心も常にサインを出してくれます。自らを最も愛し理解しているのは自分です。

しかし、無自覚の潜在意識も含まれるために顕在的に知っていると思えないトリックが私達人間にはあり、忘れたり気づきにくいところがあります。

そのために心理があります。

褒められたい心理を知り、自分という存在のサインや意識を知り、「疲れた」意味を知っていただき、ご自身に気づく内容となれば幸いです。

疲れたら一旦見直し。ご自身を見つめ直し、褒められたい承認欲求の使い方を確認されてみてください。

今日も何かを褒めていきましょう。

私はいっつも風を褒めます。
「風さんって素敵だねぇ、価値だねぇ、ありがとねぇ」

気楽にいきましょう。

それでは、褒められたい心理と疲れた時のお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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