心理と特徴

【執着されやすい人の共通点と特徴と原因】陰性質に解消の兆し

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「いっそのこと、ねりねりのパンにしてやろうか」

あまりに執着されると心の声に魔性が加わり、あらぬことを思いかねません。

執着とは囚われ。

相手を捕まえる気がないのに、意図せずに執着の的にされ、疲れ、ストレスになり、苦しんでしまう。

なぜ執着されるの?

対処するためにも原因を知る必要があります。

そこで、執着されやすい人の特徴と共に、ある共通点によって見出される原因を見ていかれてください。

  • 執着されやすい人の特徴を知りたい
  • どうして執着されるのか、自己内部を把握したい

意図せず執着される場合、執着心が強い人との無意識の引き合いが起きている可能性があります。

ご自身を知ることで対処しやすくなりますので、原因探究のご参考になれば幸いです。

それでは言語化を始めます。

執着されやすい人の特徴と原因

執着されやすい人の特徴16選

初めに特徴を順番にご覧ください。

該当数が多ければ多いほど、執着されやすい人となります。

1、献身的

他者や物事に尽くし、時に自己犠牲的になるほどです。

してあげることに喜びを感じます。

 

2、優しい

誰にでも優しくできる特徴です。

特に弱い立場や、傷を負う人に対して、「喜びを与えたい、笑って欲しい」という思いが強く、親身になって寄り添います。

 

3、自分の行為によって相手を喜ばせるのが好き

人に利益を与えることが喜び、そんな優しさです。

自ら与えたことで相手が喜ぶさまに満たしと刺激があり、喜んでくれる人であればあるほどもっと優しく利益を与え、その内に見返りを求めたくなります。

 

4、人への興味が薄い

優しく人と関わりますが、上っ面の付き合いに興味がない特徴です。

人に興味がない訳ではなく、欲をピアスのように飾り、我欲を満たす目的で関わってくる人に極端に興味がありません。

受動的であるため自ら心を開いて関わろうとはしませんが、心を開いて関わってくる人には興味を示し、自らの愛が出ます。

 

5、裏表がある

優しさが表の顔にあり、悲観的で否定的なネガティブ面が裏の顔にあります。

義務感と責任感が表の顔にあり、怒りや許せない気持ちにまとわれた裏の顔があります。

裏の顔を隠して人と関わることが多く、八方美人の特徴が表れます。

裏表のギャップが魅力となり、執着される要因にもなります。

 

6、理想の自分像であろうとする

自己支配欲が強い特徴です。

自らをコントロールして制御したい気持ちは、自分という存在を正義にします。

社会性に沿ったルールを守り、常識人として理性と良識ある振舞いをこなし、道徳的に人を敬い調和するさまを義務化します。

 

7、思い込みと自己ルールが強い

頭の中に描く現実と、実際に存在する現実のギャップが激しい特徴です。

夢想家で妄想家、自分の世界を凝視しながら外の世界を見ます。

自己世界へのフォーカスが強く、思い込みの勘違い、決め付けによる一方的認識が増え、それに気づかなくなります。

 

8、断われない

なんでも聞いてあげる特徴です。

相手に否があっても強く言えず、本心や本音は内に込めます。

損害回避傾向や回避依存の可能性もあり、「嫌なことを味わうなら逃げる、なかったことに誤魔化す、我慢する」になりがちで、不安や恐怖心と向き合わないことを優先します。

 

9、我慢癖

我慢力が強すぎる特徴です。

「相手を否定したり拒否すると心苦しい、相手の悲しい顔が見たくない。それならば自分が我慢する」となりやすく、相手に真意を表現できないことが多く、気を使う傾向があります。

 

10、世話好き

過剰なほどの世話好きです。

親であれば子の、ペットがいれば動物の、先生であれば生徒の世話をする優しさは、縛りへと変貌します。

優しさを与えることで自分の喜びが見出されるため、いつ何時でも世話をするための目線があり、集中力が散漫となったり、管理・監視している関わり方になりやすいのが特徴的です。

 

11、自由を好む

気まぐれ、天然、依存しない、他とは違う個性、特別な存在、そんな自分でありたい願望が強く、定期的にひとりになることを好みます。

孤独は苦手であるため、期間を設けるなど条件付きのひとり生活や行動を好み、自由である自分を欲します。

 

12、自分だけのプライベート空間が好き

「誰も知らない、唯一無二、自分だけの場所」を好み、ひとり旅やキャンプなどの趣味があります。

プライベート空間を見つけるのが楽しみで、誰にも干渉されずにぼけーっとする時間を堪能します。

 

13、母親(父親)を利用する

心のどこかで、親を許していない念がある特徴です。

両親ではなく片方(母か父)に対して許せない気持ちを持つことが多く、表沙汰にはしません。

親に対する接し方が他者と極端に違い、自分のために一緒に買い物に行ってもらう、愚痴を聞いてもらうなど、無意識に利用する関わり方。

一般的にはフランクで仲睦まじく見えますが、実際には心を開いていなかったりします。

※利用しない場合、無関心の装い(本当は関心がある)によって一切関わらないようにしている人もいる

 

14、絶対的存在への依存心

「自分を捧げたい」と思う絶対的存在の登場を求める特徴です。

王子様の登場を待つかのごとく、献身的に尽くしたいと思える存在が現れると、極端に依存します。

悲劇のヒロインを演じる自己憐憫(れんびん)性があります。

 

15、求められることへの執着

人から求められ、必要とされ、愛されることをこよなく好みます。

求められないと自分の存在や価値を肯定できない特徴です。

 

16、愛のある人

愛が人一倍大きくて広い人です。

現状は自己内部に愛が抑圧されており、外部(他者)に放出するのが難しい状態ですが、天性の愛を持ちます。

天使のように柔らかく、温かく、安心で、朗らか。自分の奥底に大きな光が潜みます。

スピリチュアル的には魂が高次の存在であり、抑圧される現状から何を学べるかを試されています。

以上が、執着されやすい人の特徴でした。

※依存されやすい人の特徴との違いは、【依存されやすい訳と注意点】被依存に疲れてしんどい時の解消法 をご覧ください。

 

執着されやすい原因:ある共通点

世の中には魔性の女(男)のように、意図的に執着させる人もいます。

狙いを定め、選別して見極めた結果、ドンッと射貫くさまは、自分の思うように利用して、利益を吸い取り、絞りきり、おからにします。

利益を与えすぎて相手の自立を崩壊させ、依存させる人もいます。
※強気で優しい人に多い

しかし、意図せずに執着される場合は狙いを定めておらず、選別もしておらず、射貫く気すらありません。

ここでお伝えしている執着されやすい人は、意図せずにされる人。

意図して執着させるか、意図せずに執着されるかは真逆のさまを意味し、ある共通点がわかりやすくなります。

執着されやすい人の共通点は、無価値観。
※意図的に執着させる人の共通点は、自己価値観、自己評価の高さ

無価値観とは、自分そのものを過小評価し、否定する状態。

無価値観によって他責になる典型が、ストーカーや人を利用する人です。

しかし、他責ではなく自責である(自らのことは自らで責任を持つ)場合、無価値観による心の空虚を埋めるために優しさや我慢をたくさん用いて、自己対処して生きようと頑張ります。

存在肯定するために人に利益を与え、相手に嫌な思いをさせないために気を使い、自分を諦めさせて我慢します。

人との関わりが利益を与える働きになりやすく、相手を伺い、様子を見て、どう思っているか、どう思われているかを気にし、疲れやストレスが溜まりやすくなります。

優しさによる利益性、我慢による利用性の高さは、執着心の強い人のターゲットにされやすく、意図せずに執着されやすくなります。

無価値観がありながら、自責を持って頑張って生きる結果、執着されやすくなる、という考え方です。

無価値観は執着と依存を生み出す最たるものです。

※愚痴を聞かされやすい人の特徴は、愚痴を聞かされる人の傾向│標的にならないための心理とスピリチュアル をご覧ください。

 

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執着されやすい人のスピリチュアルな理解

執着する人と執着されやすい人の合致

無価値観によって自己愛を基にした生存維持活動が起き、自らの存在を肯定して価値を得ることが目的になります。

自分の責任を放棄した時、他にすがり、頼り、利用し、蝕む以外の道がほぼなくなります。

思考も行動も、人生そのものの責任を持たないことは、自分が何をして何を考えての行動を一切認めなくなり、他のせいにして他に基づいて他を出発点にします。

他に責任を置きながら自己愛による利益願望が強いと、執着心と依存心が強く、他者を狙うように寄生します

これに狙われるのが執着されやすい人。

ここに陰陽思想を当てはめると、執着する人は無価値観の陽(ポジティブ側)と考えられます。

陰(ネガティブ側)となるのが、執着されやすい人。

陰陽の合致は執着心の強さ。

すると、執着されやすい人も執着心が強いの?と思えます。

強いです。

が、他者に対する執着ではなく、自らに対する執着と考えられます。

自らのことは自らで責任を持つ意味である自責があると、自分に対する着目が強くなり、潜在的にあることが起きます。

「どうして無価値観なのか?どうしてこうなったのか?」と原因を無意識に追及します。

無意識に探し出す思考の癖や観念ができ、過去の記憶を凝視するようになります。

過去の記憶への執着です。

自己世界にこもり、自分へのフォーカスがさらに強くなります。

それでいて現状の苦しみや生きづらさをなくすために、人から求められるように利益を与え、優しさと我慢によって自分という存在を認められるように活動が増えます。

自己フォーカスが強まりながら無価値観を対処する結果、とにかく優しくして、我慢します。

狙われます。

自らにフォーカスしながら人に利益を与える状態は、他者からどう思われて何を狙われているかの、他から自分に対する認識が疎かになり、隙が多くなることで執着されやすくなります。

執着心が強い相手を褒めようものなら、何でも聞いてあげるものなら、お互いの願望が一瞬で合致します。

 

陰性質のメリット:解消の兆し

陰陽の考えを当てはめると、執着されやすい状態がわかりやすくなると思います。

陰性質
:静、凹、受、待、自己、拒否、恐怖、闇、月…etc

※陽は動、凸、発、入、他、肯定、愛、光、太陽…

私達人間は陰にも陽にもなり、両方のバランスを取ることもできます。

無価値観が陰に傾くと自己否定が顕著になります。

陽に傾くと自己から他にシフトされる、無価値観は他責や自信過剰、見栄や自惚れ、嘘やエゴが顕著になります。

陰はとにかく自己にフォーカスした状態です。

自己内部にこもりながら行っているのは優しさや我慢であるため、自分の世界を中心にして他者の反応を伺います。

自らが意図的に行ったことに対する相手の反応はよく見れるのですが、他者を他者目線で捉えるのが難しくなり、意図していないことの反応や影響がわからなくなります

例えば、裏表が知らぬ間に魅力になっている。

優しさを与えると、「心を開いてくれた」と思われる。

気を使ったり我慢することが利用される隙になっている。

何でも聞いてあげて愚痴すらも聞いたら、利用価値以外の何物でもなく、相手はヨダレを垂らしている。

自分へのフォーカスはとても大切ですが、無価値観が根底にあると自己ルールの見方が強まり、他者側から捉える認識が欠け、元々の愛の強さによる心の空白を埋める頑張りが大きな利用価値になり、執着されやすくなります。

しかし、現状が陰性質であることに意味があります。

執着されやすい原因である無価値観の問題を特定し、解消へ向かいやすいです。

陰性質は拒否や否定性を兼ねますが、自己内部に着目することで、どうして執着されやすいかを自己理解できます。

 

執着されやすい時に最も知りたいこと

これは私が執着されやすかった経験から理解したことです。

付きまとわれたり狙われることが多く、高校生の時は怖いおもいもしました。

女性が怖くなってしまったこともありますが、自信が付いて行動力が強まった(陽に傾いた)時、意図的に執着させることができる、なんて魔性性にも気づきました。

両方を体験してわかったのは、どうして執着されるかの答えでした。

それは無価値観の紐解き。

「どうして無価値だと思うか?」の答えであり、「どうして記憶に執着するか?」の答え

記憶への執着はあらゆる過去を鮮明にストックします。

記憶を辿ると、ありました。

死に物狂いでも一切力にならなかった無力の記憶

「これ以上の力はない」と思えるほど全力を出して、何も起きなかった記憶。

それは、「いでよ、キントーン!」と本気で信じて叫んだ、あの夕方の落胆ではなく。

「どれだけ死に物狂いで本気で訴えても、微塵の反応も影響も興味も示されなかった親(または近しい人)」の記憶。

子供とは凄まじいほど全力です。

親が喧嘩すれば、この世が終わると思うほど恐怖心を感じ、それを止めようとすることは死を覚悟するかのごとく選択です。

にもかかわらず、喧嘩は止まらない、何の影響も起きない、反応すらない、無視

注いだ力が多ければ多いほど、捧げた心が大きければ大きいほど、あまりに大きな無力の自覚が起き、もぬけの殻になるほどの“無”を味わいます

なんせそれが全力、これ以上ない全て。大きくなってからの無意識に加減する本気ではない、心からの本気。

が、無。

心を開ききるほどの全力の訴えが無効化される。そんな関わり方をされた瞬間、人によってさまざまなことが起きると考えられます。

怒り、許せない感情、怨念、絶望、虚無、落胆、壮絶な諦め、自信の総串刺し、人生の塩酸舐め。

私の場合、意識が抜けました。

亡霊のように存在感が消え、自分の存在が薄れた状態は、諦めと落胆への執着。

過去の記憶への強い執着は、自らを認めることができないほどの何か、それは怒りへの執着か、諦めか、落胆か、信頼の欠如か、心を開く動機の喪失か。

全て執着を物語ります

何かにしがみつき、自らをあえて囚われさせる、無力を認めたくない記憶、心を開ききったのに無視された記憶への執着。

 

執着されやすい人の特徴とスピリチュアル まとめ

囚われたのは頭でも肉体でもなく、心です。

強い記憶への執着は、思う存分に心を開き、全力で愛を注ぎ、人のために捧げた意志の強さが、無力で終わった時に発生します。

心を開くような記憶でなければ、無価値観という大きな空虚は作れません。

全身全霊、全てを捧げた力は、弾けずにしぼむ特大花火。

それが現実、起きたことは起きたこと、過去は過去ですが、幼ければ幼いほど瞬間瞬間を生きているので、無効化されるほどの無反応や無影響、一切敬いのない関わり方、存在していないと思える関わり方は、完全なるノックダウンで床にドシンドシン。

私達人間は記憶で構成されています。

精神、メンタル、認知、知覚、観念、意識は記憶です。

記憶にはあらゆる引っ掛かり、生きづらさ、辛さ、執着、依存、そして幸せの基があります。

執着は自己都合で認識を変え、記憶を湾曲させる術となり、一時の利益を生み出す大切なものです。

しかし、本質を見えなくするのも執着。

見えなくてもそこに確実にある以上、遅かれ早かれ対応する時がきます。

もしかすると、多くの人は死ぬ直前かもしれません、それもできないかもしれません。

向き合うべき記憶が判明すれば、もっと早く解決できます。

執着されやすい時、見るのは自分の深い所、記憶。

記憶と向き合い、現実は現実と受け入れた時、執着することもされることもなくなります。

本当の意味での人との関わり、幸せの認知、愛が始まります。

そんな希望へ向かうためのご参考になることを願います。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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