対処・解消法

【依存されやすい訳と注意点】被依存に疲れてしんどい時の解消法

「く、このままでは共倒れだ」

選択の時、背負っている人を置いていくか、共に沈むか。

両方助かる道がない。そんな特徴を持つ依存状態。

依存されやすいと選択が難しくなり、依存者を突き放つことに罪悪感を抱き、まるで義務化された自己犠牲へ向かいやすくなります。

疲れて、しんどくなってしまう負担は、なんとしてでも対処したいところ。

そこで大切になるのが鬼の心、ではなく、注意点の認識です。

ここでは、依存されやすい理由と原因を紐解き、依存されないための方法をご覧に入れます。

  • どうして依存されやすいか知りたい
  • 依存と執着される違いを知りたい
  • 依存される自分を見直したい

依存は執着されるとは違う意味と内情があり、人間の怠惰を象徴するエゴの行く末を表します。

自分を護るのは自分であり、ご自身にその力があることを知る、そんな一つの考え方となれば幸いです。

依存されやすい人の特徴と理由

依存されやすい人の特徴

初めに特徴を一覧でご覧ください。

依存されやすい人の特徴
  1. 母性愛が強い
  2. 責任感が強い
  3. 義務感が強い
  4. 強がりで繊細
  5. 一人で何でもする
  6. 罪悪感を抱きやすい
  7. 何でも聞いてあげる
  8. 理想主義、強迫観念多
  9. 特別な存在でありたい願望
  10. 世話好き、管理癖、無自覚の縛りつけ
  11. 人から求められることに充足感がある
  12. 人に利益を与えることに刺激と満足感がある
  13. 親が依存されやすい人(または依存する)
  14. 頼れない、甘えるのが苦手
  15. 断れない
  16. 我慢癖

 

依存されやすい理由

たくさんある中でも依存されやすい人の特に目立つ特徴は、「自立に対する観念の強さ」だと考えます。
※観念とは物事の考え、信じ従うルール

責任感と義務感があり、「私はこういう人間であるべきだ、常識をしっかり守り、社会的に振舞い、正しい人間として生きていかなければ、そうするべきだ、うんそうだ」

「~しなければならない」という観念体系が強まり、一人で何でもする自立の過剰(アンバランス)が起きます。

「仕事をちゃんとして、一度やったら責任を持ち、社会的に恥ずかしい振舞いはせず、一生懸命頑張って努力する、そのために我慢もしなければならない、そういうものだ」

頑張り屋です。

少しのことは我慢して、責任を持って人と関わり、仕事をこなし、思ったことははっきり言う正義がある。

相手が何を求めているか知るために、よく聞き、よく引出し、よく理解する。

困っている人がいれば助けたい、優しく利益を与えたい。

頼られると嬉しい、求められるともっと利益を与えたくなる。

依存する側はこう思います。

「優しい、利益をたくさんくれる、頼りがいがある、甘えることができる、受け止めてくれる、嫌なことをされない、心配事がなくなる、安らかだ、もう眠っていいかな、見守っていてくれるでしょ、スースー」

はい依存されました。

強い自立がある上で相手に利益を与え、不利益を与えない在り方は、行動せずに利益を欲する人から狙われ、依存されやすくなります。

 

女性に多い、ダメな人を求める潜在意識

自立観念は、「優しく我慢強く、社会的に自立し、常識的に振舞い、弱い人を見守るスタンスで、一生懸命に頑張る、そうでなければならない」と念を強め、頼ったり甘えることが苦手になります

自立を強調する表れが起きます。

自立[++]状態のバランスを取りたくなり、心理は刺激と安静、真逆の欲求を同時に持ちます。

自ら立つ気がない人や立てない人の負担を無意識に欲し、[-]を追加。

依存してもらうことで自立のバランスを取り、自分という存在を安静させます。

女性に特に多いのが、自立や責任感を持つ自己像を壊しても、自戒の念に苛まれない存在と関わる刺激欲求と、それによってバランスを図る安静欲求の同時満たし。

常識的に振舞う必要のない人やダメな男性と関わり、突発的に非日常を味わおうとする人もいます。

エネルギー状態によって無意識に依存体質の人を寄せやすくなります。

 

依存されやすい人と執着されやすい人の違い

ここでお伝えしているのは“依存”ですが、似たニュアンスに“執着”があります。

依存
:他のものに頼って生活または存在していること。
※コトバンク引用

執着
:一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。
※コトバンク引用

依存は、おんぶにだっこしてもらう親と赤ちゃんの関係性。

執着は、壁から半身でじーっと見ている人と見られる人、そんなイメージです。

依存される執着されるは、どちらも他を惹きつける何かがありますが、大きく異なるのは依存する側のだらけ具合

怠惰を引き出すか否かです。

  • 依存される人はだらけて安泰したい人が寄る
  • 執着される人は行動して満足したい人が寄る

依存されやすい人は、自立した上で優しさを与えたり、責任感があって頼れるさまがあり、甘えたり寄りかかっても包み込んでくれる安心があります。

まるでフワフワのソファ、中華まん食べ放題。

なんでも包み込んで受け止めてくれる天使。

依存者はスライム化のトロトロ。

気づけばスヤスヤと眠り、「もう動きたくない、ご飯食べさせて、あーん」と目を瞑りながら口を開けています。

自ら立つことも忘れる夢の中、「安心だ、安泰だ、何の心配もいらない、することは一つ、この人に頼って寄りかかっていればいいんだ」

依存されやすい人は、行動力を無効化して怠惰を誘発する力があり、自立からかけ離れた怠け人が寄り付きます。

 

執着されやすい人は自己愛欲求を誘発する

一方、執着されやすい人は真逆です。

怠惰をなくすほどに、行動力を誘発します

優しさを与え、我慢して断らず、責任や義務感があり、相手を魅了して惹きつける価値の高さがあり、執着者は一方的に価値を利用して利益を得ます。

美しい人を自分のものにする、なんて具合に強い我欲と自己愛を引出し、「如何にこの人を利用して利益を得られるか」にフォーカスして、行動して付きまとい、見続け、狙います。

まるで残飯を狙うハイエナかタヌキか、「欲しい欲しい」と欲まみれになって必死に利益を狙います。

執着は行動して欲を満たす力ですが、依存は行動しなくなる怠惰

何を求めてどんな人が寄って来るか、全く異なります。

 

依存されると疲れる、しんどい

依存される時に起きていること

私達の多くは依存して生きていますので、依存が悪ではなく、社会的な安息や、利用して利益を得る方法、責任逃れの方法にもなります。

一人で生きられないからこそ依存して自らを存在させ、他と関わり調和を図る動機にもなり、共依存にてお互いにすがる、ある種の仲睦まじい姿を作ります。

赤ちゃんが生きるために親に依存するように、状況や環境によってはなくてはならないものです。

問題は度が過ぎる場合かと思います。

親に依存しすぎると身体だけ大きくなって心や精神が成育せず、自立できなくなってしまうように。

自ら物事を考えることも作ることもできず、他からの影響のみで存在する結果、認知が歪んで現実だけでなく自分が存在せず、そのことに気づく由もなくなります。

自分として存在できなくなり、不満と欲求を強めて物でも人でも依存する。そんな欠落をあえぐ形相になります。

ゴータマ・ブッダの残した言葉、「おこたりなまけるものは死者と同じ」に該当します。辛辣です。

依存される時、おこたりなまけるものに依存されていることが大きなポイントになります。

背負ってあげているその人は、降りる気がない

「すやすや眠って可愛いものよ」と思える時が関の山。

一時の夢が覚めて現実を見た時、重荷を背負い続けることに疲れ、しんどくなってきます。

家電量販店のマッサージ機、無料でブルブルブル。

「あ、もうこんな時間だから、夜ご飯を作らないと」と見返りも払わずに帰る、そして毎日来るのが執着者ですが、依存者はこうです。

「あぁぁぁ(きもちいぃぃぃ、てんごくぅぅぅ)」と言いながら居続けて気づけば閉店時間。

マッサージ機が人間だったら疲れます。

依存される時に起きているのは、降りる気がない人と、降ろさない人の関係性。

 

依存されやすい人が注意したいこと

おんぶしたままでは疲れてしまいます。

「しんどいな、もう嫌だな、負担が大きいな」と思った時、はい手を放して、背中からズドーン、いっちょあっがり、バイバーイ。

とならないのが依存されやすい人、やろうものなら罪悪感が出てきます。

どうしてなのでしょうか?

責任感や義務感、ルール縛りに強迫観念、親への従順性、不信感、自分への無価値観などさまざまな理由が考えられますが、特に着目したいのがこちら。

降りる気がない人を背中に乗せた経緯があり、潜在意識は無自覚ながらもある事実を把握しています。

「自ら依存させたような気がする…」

「大丈夫?ほら背中に乗りな」と言ったような、言ってないけど示したような…。

人間同士の依存するされる関係性は、わかりにくいですが必ず両者の結託があり、片方だけでは成り立たない人間関係の一つの形です。

依存させる気がなくても、怠惰を求める人に怠惰を与えた瞬間、依存される側が最終契約サインをボンッ。

依存関係は、される側に全責任が置かれる理不尽な契約

注意が大切です。

注意点は、利益を与える以上、必ず見返りを求める必要があること。

一方的な利益与えは、怠惰を誘発する自己犠牲になりやすいです。

タダでサービスすることで最終的に対価と見返りを得る、そんなビジネス手法ではなく、タダで与えて終了、for what?

優しさは調和であり、相手を喜ばし、自らも喜べる大切な行為ですが、一方的に与える場合は形を変えます。

スピリチュアル的に言うと、カルマ(因果)は自分発信で作られるため、自分が責任を持って解決する以外の道がありません。

優しさを与え続ける(相手に利益を与える)行為は、見返りを求めないと一方的に負担を被り、疲れてしまいます。

利益を与え続けることが相手の依存性を高め、自らの怠惰を引き出す副作用があり、依存されることに依存する、そんな共依存も起きますので要注意です。

 

依存関係の危険性

依存はドラッグやお酒のようにわかりやすい危険性を持ちますが、人に関しては少し違う危険性があります。

共依存が深みに入ると怠惰は怠惰を呼び、被依存者の負担はどんどん増えていきます。

片方に寄りかかって、ずっと空を見ながら中華まんをバクバクッ。

ズシズシと重くなり、気づけばブクブク太ってる!

依存関係の危険性は極端に片方の負担が大きくなると共に、「あぁ、よく太ったね、可愛い可愛い」となでなでする可能性があります。

依存されて喜ぶ状態。

必要とされて喜ぶのではなく、利用させることで必要とされている、「私がいないとこの子はもう、しかたないな」と捉える認知の歪み、お互いが利用し合うことによる刺激と満足取得の関係性に。

外身は仲睦まじいですが、誰も責任を持たずに自分のために利用する状態は、何か不具合が起きた時に加害者と被害者になりやすく、血と肉を争う地獄絵図が何枚も完成します。

共依存しないためにも依存される側が頑張る必要があり、すると「疲れる、しんどい」と一方的に重荷を味わう無賃強制労働、自己犠牲を払うことになってしまいます。

少しでも気を緩めれば共依存、阻止するためにも疲れ続け、いつか限界が来ます。

遅くならない前に、自分の身は自分で護りましょう。

※自分の話ばかりされて疲れる時は、「さすがに疲れる」。自分の話ばかりする人の心理と対処法 をご覧ください。

 

依存解消方法:見返りを得る

依存するされるの関係性は、利益を与える側ともらう側がおり、利益を与えなければ事が始まりません。

依存される側が全ての責任を負う理不尽な契約である考えでは、利益を与えて依存された瞬間から、与えた見返りを得るまでが一つの出来事です。

利益を与えた以上は、見返りを得て完結。

現段階で見返りを得ていない場合、見返りを得れば依存された行為が終わり、依存されなくなります。

もしかすると、既に見返りを得ている可能性もあります。

例えば、悩み相談を聞き入れたがために始まった依存行為。

話が終わらないだけでなく、「○○が私の代わりに言ってくれない、○○じゃないとダメなの、お願いお願い」と頼られると、「仕方がないな」とまんざらでもない。

例えば、仕事を教えたはずなのに、何度も聞いてくる部下。

「これはこうですか、これはどうすれば、○○さんが確認してくれれば心強いです」と責任を持つ気のない擦り付け行為に、「まったく心配性なんだな」とまんざらでもない。

この場合、自らが依存していることになりますので別問題(依存しないためにどうするか)です。

依存される問題の解消は、見返りを得ていないことが前提になります。

見返りを得る方法はシンプルです。

人に頼る回数を増やす。

依存してくる人に頼り、話し、聞いてもらい、甘えます。

人に甘えたり頼れるようになると、依存される関係は解消し、依存されなくなります。

 

依存解消方法のポイント

依存をやめさせる方法をストレートに言うと、「利益を与えない、我慢しない、断る」ですが、これには勇気と覚悟が要ります。

できないからこそ依存されてしまいますが、根本原因の解消は精神を育む一歩一歩の道であり、今直ぐにできることではありません。

そこで、「できないことを克服するために活用しちゃおう」ということで、

頼る、甘えるができるように、依存してくる人を練習台にします。

見返りを得ようとしても依存する人は何も与えはしませんので、こちらから見返りを求めます。

「いつも聞いてばかりだから私の話も聞いて」と。

そっけない素振りやめんどくさがられれば、「なんで聞いてくれないの、どういうつもり、一方的に利用したいだけ?」と思えるので、ここで我慢が出てきます。

「練習だ」と思うことで、我慢しないで言ってみるチャレンジになり、とにもかくにも自分のための見返りになります。

依存とは一方が寄りかかって自分のためにする行為ですので、WinWinにするためには相手を利用し返すことになります。そういう関係性が依存です。

しかし、利用されたから利用し返すでは、いつの間にか相手に依存する可能性があり、依存される人にこのやり方は合いません。

あくまで既に与えた分の見返りを求めるだけですので、依存せずに足りない部分を補うチャンスにでき、頑張り屋で責任感のある人におすすめの方法です。

依存してくる人ではない人に頼り甘える場合は、対価を払うこと(感謝やお礼などお互いが納得する相互理解)をお忘れなく。

利益を与える優しさは、とても素敵なメリットとなる人間性なのでそのまま。

依存されやすいスタンスのデメリットとなる我慢、頼れない、甘えられない、何でも自分でやってしまう(自立観念)などを改善する機会にできます。

 

依存されやすい人の特徴と解消方法 まとめ

タバコでも食べ物でも人でも、依存には怠惰というナマケモノが住み食います。

怠惰モノは依存できる人を狙い、寄りかかりながら負荷を与え続け、すやすやと眠ります。

依存されやすい時、頑張りすぎている、そしてそれに気づいていない可能性があります。

自らを理想に近づけ、責任感と我慢力を持って社会を生きるさまは大切です。しかし、頑張りすぎると自立に必要な部分、「他」が欠けてしまいます。

自立とは自らの力で強く凛と立つことではありません。それは自分軸や信念です。

私達は自分と自分以外の他で存在しています。

木が伸びた時、根っこと土の繋がりがないと倒れて朽ちてしまいます。

人間の基盤は自+他。

他の追加は依存ではなく、自らに欠けているものを自ら把握して、克服すること。

頼り、甘えましょう。

我慢せず、断りましょう。

頼るとは信頼。

甘えるとは協調。

我慢しないとは自分を信じることです。

依存はいついかなる時もあるため、問題点として見えにくいですが、「疲れた、しんどい」が明るみにするサインです。

ぜひサインを掴み、依存させないために活かしましょう。

依存は自立を、執着は自分を教える。

土台となる依存を知るご参考になれば幸いです。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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