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【真面目に生きるのは至難の業】壊れる前に疲れをリリース

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真面目さは非常に重要な自分との向き合い。

しかし、真面目を用いて生きる場合、コロッと話が変わります。

疲れ、ストレス、生きづらさ、最終的には壊れます。

原因は明確です。

ここでは、真面目に生きて疲れた時のために、疲れのリリース指南を残しておきます。

  • 真面目に生きるのに疲れるのはなぜ?
  • 真面目な人は壊れてしまう?
  • 疲れをリリースするための考え方とは?

これらを紐解き、「真面目で苦しむ場合には、明確な大前提を忘れているんだ」と知っていただく内容となっております。

私も含めて、疲れた時に見直す文書として、自らと向き合う内容を残したいと思います。

これは真面目な内容、一つの認識拡大としてご参考になれば幸いです。

真面目に生きると疲れて壊れる

真面目に生きるのは難しい

真面目に学校へ行き、精神を壊し、真面目に会社員として働き、自分を見失い、海外へ行き、ふざけはじめて、今に至る。

私の簡単な自己紹介でございます。

力不足かなんなのか、真面目に生きるなんて私には無理でした。

二度とそのような生き方をしようと思わない、そんな明確な意志があります。

幾分か大変貴重な経験となった、私の実践した「真面目ライフ」

真面目に生きるのが難しいのではなく、「真面目は合わないよ、合うはずないじゃん」と自らが教えてくれていました、ずっと前から。

にもかかわらず強引に真面目を貫き、自らを苦しめる所業、心がイタタ。

これを修行と言います。

修行は壊れると一段成長、とは言いたくありません。事実ですがリスクがありすぎますのでおすすめしません。

私が間違えた真面目さは、真面目を使うのではなく、真面目になって生きようとしたことです。

[自分+真面目アイテム使用]ではなく、[真面目な自分になる]という誤算。

真面目な自分として生きるのは誰しもに難しく、強引に押し切るとエネルギーが漏れ、矛盾を作り、拒否感と抵抗を強めてストレスを作り、疲れます。

疲れが溜まり続けると、ある日壊れてしまいます。

真面目を使用する自分ではなく、真面目な自分になることが、難しくするキーワード。

分解していきます。

 

どうして真面目な自分になると疲れるの?

「真面目」の意味を確認します。

真面目とは、
うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。
真心のあること。誠実であること。また、そのさま。
※コトバンク 引用

真剣、本気、誠実。

真っ直ぐに物事に向き合い、真摯に取り組む。そんなイメージがあると思います。

自分の外部にアイテム的に追加すると、「真面目な顔」「真面目に話をする」「真面目な人柄」「真面目に暮らす」などになります。

自分の内部に漬物のように擦り込むと、「真面目な自分」になります。

この真面目な自分、存在しないかもしれません。

 

真面目な自分は存在できない

真面目というスライムがいると思うとわかりやすいかもしれません。

スライムが口からムニュンと入り、「私はスライム(真面目)」

もう黄緑色。

この瞬間、パッと自分が消えていなくなり、スライム真面目さんが誕生します。

自分は自分でしかなく、自らでしか自らのことを認められません。しかし、スライムが入ると、「真面目なのが私」と認識できるので、自らのことを自らで認めようとしなくなります。

  • 真面目にルールに従う
  • 言われた通りにする
  • 社会的に善と言われる行動をする
  • 目上の人の指示に反しない
  • 正、善、良の社会性に沿う
  • 正義心を持って全うする
  • 我慢してでも、犠牲になってでも正しい行いをする

これらの思考や行動が作られ、[正・善・良]のルールに従い、誠実に正直に向き合います。

少し考えてみてください。

100億円の絵画を赤ん坊がバブーバブーとビリビリにしたら?

これは大正解花丸ですね。

しかし、真面目な自分になると、「そんなことは愕然と正しくない、シャープに良くない、やっちまったな」になります。

社会性というルールに誠実に向き合う真面目さです。

真面目な自分は、ルールに従うことで自らの思考や行動を作るようになります。

自分がいなくなってもいると思い込んで違和感がなくなります

存在しない自分が誕生すると起きるのが、真面目な自分を自分だと思い込ませて生きる(不調和を内側に抱える)時間。

知らぬ間に分厚い着ぐるみでお風呂に入っている状態。疲れる理由が表れ始めます。

 

真面目に生きると壊れる

自分がいつの間にかいなくなっているのに、そこには明確に真面目な自分がいる。

いないと気づけない結果、壊れる可能性があります

精神が破壊、神経症を患い、うつや精神疾患になり、自分がわからなくなるので生きる気力も失いかねません。

顕在的には自分として一生懸命活動し、人のため、会社のため、世のために働き、我慢も自己犠牲もしながら献身的なさまがあります。

潜在的には「自分はどこだ?」と終始、本当にずっと探し続けているのが現実だったりします

真面目に生きる人は根が真面目なので、「自分」との向き合いが無意識に根付いており、「自分がいない、もういいや」とならず、責任を持って探し続けます。

顕在的には別の活動をしながら、潜在的に本当に必要な活動をし続けているため、無自覚のマルチタスクになり、エネルギー消費が激しくなりながらエネルギー漏れも起きてドバドバ。

集中力が弱くなり、ルール従順思考にて自由を許さないセキュリティ体制になり、門番のように神経を使い続けるスタンスが構築され、エネルギー消費率も上がります。

不真面目な人や適当な人が目に付き、常に自分と他を比較して認識し、「良い悪い、正しい間違い」と評価判断。情報詮索にて思考過多、思考体力を継続的に消耗します。

自らを探す内部と、自らを正してルールに順じさせる外部に差ができ、自己認識に違和感や矛盾が増え、「私の価値は、存在意義は?」と自らを改めて見つめると、「真面目」以外の答えが見つからなくなっていき、不安や恐怖への抵抗力がなくなります。

自己ギャップによる矛盾はエネルギー漏れを加速させ、自己内部ではアラームが鳴り響き、不調和を解消しようとあらゆる機能が巡り、特に脳内自己防衛機能が働き、矛盾を感じる度に憤りがストレスのように溜まります。

疲れやすくなり、疲労感が蓄積した時、壊れてしまいます。

※真面目な人が損をする詳細は、【日本的真面目さの落とし穴】真面目な人ほど損をして報われない仕組み をどうぞ。

 

真面目に生きると壊れてしまう人の特徴11選

真面目さにて疲れやすく、壊れる人にはいくつかの共通点があります。

1,人の目を気にする

自分がどう思うか以上に、「この人にはどう思われる、あの人はどう感じる?」が主体。

目立つことを怖れ、自らを集団に同化させる癖があります。

周囲からの評価や判断が気になり、認識の主体は自分ではなく他である特徴です。

 

2,お願いされたら断れない

「No」と言えず、曖昧に事を流そうとします。

「飲み会だ?そんなものファッキン、あ、いえ、なんでもありません。少し遅くなりますが参加いたします…はぁ」

 

3,他者との比較

「あの人はこうなのに、私は」
「私はこうしているのに、あの人は」

あらゆる物事の認識は自分と他者のシーソー縮図。

ルールに反発せずに従う人ほど、「自分」を心のどこかで中心にしたい願望が強く、常に自分と他を比較し、上下、損得、正否、善悪と判断します。

無意識な自己肯定願望であり、自己価値を捉えるためにも比較を多用します。

 

4,利用されやすい

真面目にすればするほど、利用してくる人が現れます。

不真面目な人の後始末をさせられることはありますが、本格的で意図的に利用してくるのは、同じように真面目に生きて上の立場を得た人の傾向があります。

 

5,利用するようになる

利用されて損をしながら真面目さを貫き続けた結果、先輩や年配や上司などになった時、人を利用する傾向があります。

人によっては利用し返す行為を正当化します。

利用する対象は不真面目な人ではなく真面目な人に自然となり、その時、真面目な人はどうして利用しやすいかを客観的に知ることとなります。

 

6,我慢力が強すぎる

嫌なことを耐え忍ぶ力が強すぎる特徴です。

我慢の過剰は傲慢でうぬぼれ、密かな自己主張を意味し、「私はここにいる」と自らの存在意義や価値を見出す手法として、我慢を使うことで自らを見出す潜在的な行為になっていきます。

 

7,冒険心がない

開拓して新しいものを創る以上に、現状維持や安泰を望む特徴です。

不安や恐怖との向き合いが苦手な意味でもあり、自らとの向き合いが希薄な特徴です。

 

8,集中力がない

周囲の情報詮索が潜在的に根付き、周りの言動を即座に察知しようとする癖があります。

不安や恐怖緩和のために、周りの状態や状況を把握しておきたい気持ちもあり、一つのことに長く没頭や集中できない特徴です。

 

9,計画的

事前の計画性があり、完璧主義傾向です。

スケジュール管理、マネージメントに長けている特徴で、マネージャー適正有です。

 

10,責任感が強い

自意識が強く、自らのことは自らが責任を持って認めたい人です。

人を責めやすく、自分のことも責めやすく、責任感が良いも悪いも自らを縛り付けます。

 

11,典型的日本人

海外の人の典型的な日本人のイメージに該当する特徴です。

「ポライト、カインド、クワイエット、オモテナシ、イエ」

日本が外交する光景です。

以上が、真面目に生きると壊れてしまう人の特徴でした。

 

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真面目な人の疲れをリリース

疲れないための理解:真面目にはなりきれない

真面目なさまにはメリットとデメリットがあります。

  • メリットは現状維持による安泰ゲット
  • デメリットは個性の喪失による変化創作の厳しさ

どんなことにもメリットとデメリットはあるので、実際これらはどうでもよかったりします。

重要なのは、真面目な自分になる際にはメリットとデメリットを知らないといけないことです。

私の理解では、知らないと真面目になりきれず、疲れる最も大きな原因になると考えます。

しかし、知った時に広がるのが、真面目になりきれない現実。

どの道、真面目にはなれないという。

この世はルールのはびこる共存社会。真面目になるためには既存の他の意見や社会性を基に、「これは正しい、これは悪」と誠実に向き合う材料をインプットします。

いざ真面目になっても、別のルールがあれば元のルールを破らなければならなくなり、そんな繰り返しが終始起きます。

絶対的正のルールは存在せず、場所や状況、国や人が変われば真面目は変わるため、真面目とは自分の外側に装飾する一時アイテムにはなりますが、「自分」そのものを真面目にすることはできません。

例えば、日本では真面目は社会的価値がありますが、海外へ行ったら全く異なるルールに基づき、真面目は驚くほど価値にならず、「むしろ柔軟性がなくて固い、無駄」となる国が多々あります。

疲れないためにも、「真面目になりきれないから疲れる」と知る前提理解があります。

実際に真面目になる場合は善も悪も両方必要になり、一般的な真面目なイメージとはかけ離れます。

真に真面目になると、陽と陰、光と闇、愛と恐怖など、二極化の両方を持ち合わせ、愛の一面があれば、恐怖を喜ぶ笑うセールスマン的な所もあります。

 

真面目はなるものではなく、使うもの

「真面目に生きる」
これはできません。

できないものを強引に押し切ると、違和感や不調和の矛盾の中を生き抜く必要があるいばらの道、疲れちゃいます。

「真面目を使う」
これができます。

一時的な外部アイテムとして、「テレテレッテテ~、真面目ぇ」

  • 今日は真面目に仕事する
  • 今は真面目な顔をする
  • あの人の前では真面目な話し方をする
  • この場所では真面目な姿勢で座る
  • ビール瓶の蓋ポンッの時だけ真面目な口をする
  • おしゃぶり昆布を食べる時は真面目に味わう
  • ‥‥

使うと疲れません。

スライムを自分の中に入れると事実に気づきにくくなり、思わぬ損失や失敗、辛いことが増え、疲れてしまいますので、外側にいてもらいます。

※普通に生きると疲れて壊れてしまう詳細は、普通に生きるのは超能力的に難しい|変人どころの騒ぎではない生き方 をどうぞ。

 

疲れのリリース法は考え方

疲れとはエネルギー不足です。

不足には漏れや消費量・率が関わり、なにより重要なのはエネルギー循環できない何かがあること。

不調和です。

自分の内部と外部にギャップができると不調和が起き、元々の真面目さがあるために自らを誠実に諦めず探し続け、エネルギーをより消費してしまいます。

私達は教育や躾にて、自分がいない頃合いをはかられ、スライムを飲み込むように言われてきました

人によってはゴボゴボゲホッとなり、「あぁもうこれだけでいいよ」と許される人もおり、真面目になりきる前に難を逃れます。

人によっては自分を変えられることに耐えられず、途中で投げ出して個性を強める己の道を進みます。

人によっては海外へ行ったりと環境を変え、真面目になる以上に大切な道を見つけて歩みます。

我慢できてしまう人は全部ゴックンと飲み込めちゃう。さらに自分を変えてルールをたくさん入れ込んでも耐え続けられる。

真面目な人には意志の強さがあり、精神力がある人は我慢強く、辛いながらも耐えられます。

強さは時に頭を固くします。

スライムを飲み込んだ真面目な人は、自意識や我慢や強さなど、気質や人間性も含めて疲れる仕組みができていきます。

疲れないため、または疲れをリリースするためには、考え方を追加して認識を広げる大切さがあります。

私自身、真面目さによって完璧主義になっていき、堅物で思い込みが激しくなり、頭はカッチカチでした。

改善できたのは自分のいた世界を抜け出た時。特に海外へ行った時は、明確にスライムがゴボゴボと口から出て来て驚きました。

海外でなくても現状の世界から外を知るには考え方が重要になりますので、おすすめの理解を最後に書き記しておきます。

 

真面目すぎる時に大切な考え方

少し作文風にお付き合いください。

「私達人間はとにかく未熟である」

未熟さの塗り重ねによって作られる社会は、これまた未熟。

未熟だからこそ新しく創り、試し、知識を合わせ、アップデートし、進化や進歩を育む道がある。

真面目さを自分に対してではなく、外側の他やルールに向けて持つと、大きな社会と言うバックアップに身を寄せて、安心感を得てから責任を置いて沈黙してしまう。

誰しも自分を知らず、自分がいない、にもかかわらず、私達は自分を自分だと思い、私を私だと信じ、存在させる。

「自分がいない、未熟である、だからこそ作っていく」

真面目な時に振り返るのは自分自身。見つめ直すのは自分自身。自分がいない時は「従う」ではなく「作る」。

真面目だからこそ未熟、真面目だからこそ自分がいない。

だから物事を学び、自分を知れる。これが真面目を使う時の始まり。

するとスライムが口からゴボゴボゴボってね。

 

真面目に生きると壊れる まとめ

これはいたって真面目な内容です。

肉体疲労とは違い、真面目だからこその自己ギャップは精神の疲れであるため、蓄積すると壊れかねない危険なものです。

自然にヒールされない疲れは、常にケアする必要があります。

真面目さを使用することで真剣に疲れのケアと向き合い、自らの疲れを取るための行動、覚悟へ向かえるのが、真面目な人の強さです。

ぜひ選択と覚悟を明確に行動されてみてください。

この内容は気づきのきっかけでしかありませんし、戯言で終わるかもしれません。重要なのはこの後の動きです。

真面目にはなるのではなく、使いましょう。

自分とは、何か演じたり、思い込んだり、着せたりする何かではなく、常に内側に存在する確たる芯、意識です。

未熟な私達は自分を模索して探し続けます。自分だけではわかりにくく、自分とは他を含めて存在するため、他との関わりによって疲れと真面目に向き合う大切さがあります。

一旦深呼吸して、自らと向き合うきっかけとなれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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POSTED COMMENT

  1. tsuiteru より:

    なぜ、こんなにも疲れやすいのか、生きづらいのかの答えになる、名文でした。最後の考え方の部分が理解できず、お教えいただきたいです。

    「私達人間はとにかく未熟である」
    未熟さの塗り重ねによって作られる社会は、これまた未熟。
    未熟だからこそ新しく創り、試し、知識を合わせ、アップデートし、進化や進歩を育む道がある。
    →前提条件として分かりました。

    真面目さを自分に対してではなく、外側の他やルールに向けて持つと、大きな社会と言うバックアップに身を寄せて、安心感を得てから責任を置いて沈黙してしまう。
    →真面目さは、自分に対して使うのはいいが、外側に向けてもつと、弊害が起きる

    誰しも自分を知らず、自分がいない、にもかかわらず、私達は自分を自分だと思い、私を私だと信じ、存在させる。
    →私たちが自然にやっていること。このこと自体には善悪はない、との認識で合っていますか?

    「自分がいない、未熟である、だからこそ作っていく」
    真面目な時に振り返るのは自分自身。見つめ直すのは自分自身。自分がいない時は「従う」ではなく「作る」。
    →この文章がよく分かりません。真面目を自分に対して使う時の留意点、といったことでしょうか?

    真面目だからこそ未熟、真面目だからこそ自分がいない。
    だから物事を学び、自分を知れる。これが真面目を使う時の始まり。
    →つまり、真面目を「自分に向けて」+「使う」ぶんには、問題はない、という認識でよろしいでしょうか?自分に真摯に向き合うということは悪くはない、ということですよね?(自分に向き合うと疲れてしまいそうなのですが…?)

    するとスライムが口からゴボゴボゴボってね。
    →この文章もよくわかりませんでした。スライムは、口から出ていったのでしょうか?入っていったのでしょうか。多分出ていった、ということですよね?

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