悩み

【受けてばかりはご法度】優しい人が壊れる要因4つ『毒親+〇〇』

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

国が立ち行かなくなるほど重要な存在が日本にいます。

優しい人、いい人、もはや優しすぎる人。

我慢力で成り上がり、日本の象徴へと化身。

貴重な存在として他人のストレスと接待を受け持ち、陰ながら自己犠牲を払って他人のメンタルサポート、もはや忍者の後世。

うつ病でも人前では明るく、微笑みながら生きる日々、それは修行。

そんな優しい人は精神に支障をきたしやすく、心が壊れてしまいがち。

ここでは、優しい人が壊れる原因を紐解き、心との向き合いを深める考え方を見ていかれてください。

  • なぜ優しい人は壊れやすいか知りたい
  • 優しい人だからこその心のケア方法を知りたい

心が壊れた場合、修行終了の合図、次へ向かう段階です。

そんな私自身の経験から理解した内容、 忍者レベルを上げたい方のご参考になれば幸いです。

優しい人は壊れる

なぜ優しい人は壊れる?

北斗
北斗
私自身の経験理解を含めて、少しばかし赤裸々なお話から入ります。

優しい人は思いやりがある人とは違うため、明確に一線引きます。

利益を与える人であり、自己犠牲になっても他人優先し、心からの想いや慈悲があり、愛を持って生命エネルギーさえ奪わせる人。

利益を一方的に与えて損をしやすく、自分の精神をないがしろにしてしまうのが大きな特徴となる、『優しさ』

生きづらさの基になり、他人の依存や執着心を増やして人をダメにしてしまう力もある。

優しい人が精神に支障をきたしやすいのは一目瞭然。

精神的負担が多く、常に残業続きの徹夜状態では心が脆くなるからです。

優しい人が見えないところでしている仕事量は多すぎます

ちょっと挙げてみますと、

  1. 気使い、周りを気にしまくる
  2. 注意を張り巡らせてエネルギー消費量多
  3. 嫌なことでも相手のために自己犠牲、我慢
  4. 相手に嫌な思いをさせないために先読み、事前処置
  5. 自分のことは後回し、自らは抑圧して縛り、圧迫窒息
  6. 嫌われない態度、拒否されない言動、演技、接待に機嫌取り

まだまだこんなものではありませんが、既に忙しくて大変です。

「どうしてそこまでして優しくするの?」と思えます。

・断る勇気がないから

・嫌なことを味わわずに済むから

・不安と恐怖を回避する方が楽であり自分のためになるから

・自分を犠牲にすることが観念化して当たり前になっているから

・他人優先の在り方が根付いてしまったから

・可哀想な人に自分を投影しているから

・他人の苦しむ姿を見たくないから

人それぞれに優しくする、または優しくしてしまう理由があります。

しかし、人に優しくする(他人に利益を与え、不利益を与えない)行為を一人でまかなうことは想像以上に大きな対価を払い、心を壊してしまいます。

 

壊れる要因①:優しい人は心を使いすぎる

精神の余裕がなくなり、圧迫し、疲弊し、窒息するほどギュウギュウになると、私たちの心は壊れて精神疾患になります。

優しい人が壊れるのは、『優しさ』のために心の体力を消費しているからだと考えられます。

「この人の悲しい姿を見たくない」を初めとした、利益を与えたい、困らせたくない、慈悲、返報の気持ちなど、心からの想いを使うほど心の体力を消費します。

同じ優しい人でも心は用いずに思考的(脳)に優しくする人は、心の体力を使わずに思考体力を使うので圧迫はなく、精神に余裕を持っていられます。

心を使いすぎるのは愛が強いからであり、自己愛を一方的に与えている可能性があります

 

壊れる要因②:我慢力がありすぎる

北斗
北斗
我慢できすぎるのも壊れる要因になります。

嫌でも我慢できることは美徳であり、献身性と従順性を高められ、同じことをやり続ける力を育めるので、日本ではとにかく重宝されると思います。

しかし、我慢と忍耐は別物。
※忍耐は自制して耐える力、能力や才能

ここで言う我慢は本来の意味である、『我の慢心』

嫌なのに我を押し通す行為そのものは波動が低く、身を粉にし、潜在的に自惚れてプライドを高め、防衛意識と自己愛を強め、人間関係で一方通行を作りやすくします。

「ごめん、本当に悪いんだけど残業してもらえる…お願い!」
「(まぁこれくらいだったらできるし)いいですよ、全然…。」

「全然…」の先を知りたいところ。

「断られたくない、拒否されたくない、否定されたくない」といった嫌な気持ちを味わわないために、自分の欲求や感情を抑圧し、本音を隠して他者優先になりやすいです。

※我慢の本質は、【我慢してしまう癖をやめる方法】いつの間にかうぬぼれている?!をご覧ください。

 

壊れる要因③:自制がない

北斗
北斗
我慢トラップとなるのが、我慢できすぎる状態によって自制がなくなることです。

我慢こそ自制力の礎に思えますが、我慢できすぎると話が変わります。

なんでも解決する魔法にもなるため容易に我慢を使ってしまい、我慢するしないの線引きや調整が難しくなります

「我慢すればいいや」「そしたら解決する」「私が辛抱すれば誰も困らない」

固定観念が作られ、自らを抑圧して縛る癖、完璧主義や責任感の強すぎ、過剰適応といったさまにもなります。

誘われれば断れず、嫌なことでも我慢すれば嫌な気持ちを抑圧して誤魔化せるため、自分の感受や気持ち(心)への尊重がなくなります。

 

壊れる要因④:親(毒親)

心が壊れる大きな要因となるのが、親との関係性です。

親との関係性
  1. ヤングケアラー
  2. ネグレクト(放任)
  3. 私物化される被支配
  4. 洗脳を強要する家族
  5. 親がいない、養育者との不仲

主に毒親を初め、養育者との繋がりが少ない、または感じにくい生育環境や境遇

上下関係を作られ、親が上か、子が上にならざるを得ない状況。

特に幼児期に基本的信頼感を育める関係性ではなかった場合、親からの十分な愛や信頼を知らずに育つため、心に孤独を感じつつ生きなければならないハードモードにシフトします。

基本的信頼感とは、

乳児期(0~18ヵ月)に親など養育者に対する信頼を取得し、自分の存在を肯定的に捉えられる感覚。
※Wikipedia エリク・H・エリクソンの提唱した概念

自然と承認欲求と自己愛が強くなり、人と深く関わればトラブルが起こったり、依存と執着をする側にもされる側にもなります。

人間関係の調整が難しく、線引きが極端になる傾向があり、近すぎたり遠すぎたり。

違和感が嫌になり、当たり障りない社交的な関係や仮面を被った付き合いになりがち、気づけば笑顔が顔面に引っ付くか全く笑わなくなります。

我慢は必須アイテムとなり、手放せなくなります。

 

『自分を知りたい方へ』

自己理解は知識の習得だけでは本質になりません。
経験と実践を含めて理解がより深まるため、機会をここに提示します。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※自分を本当に変えたい方のみご活用ください。

優しい人が見直したい点

ポイント:防衛意識に難点あり

心理学には原因論と目的論の二つの捉え方があります。

※大まかな説明:物事の因果関係は原因(過去)を見るか、目的(内面の真意)を見るかの違い

原因論では、優しい人が壊れる原因は我慢と毒親の組み合わせと言えるかもしれません、が、

主体的に原因解明し、今後に繋げるためには目的論が重要ですので、ここでは目的論の捉え方をお伝えします

優しい人の心の壊れ方には傾向があります。

少しずつ精神をすり減らし、気づけば病んでいる状態です

遅かれ早かれの状況ができており、心の体力が日常生活の積み重ねによって減っていき、一人一人にある限界点を過ぎた辺りで兆候がでます。

わかりやすいのは、我慢できなくなること。

ストレス対処ができず、イライラしやすく、涙が勝手に出てきて、体が動かなくなり、アトピーや痙攣など内部の毒素が表出する人もいます。

心が壊れることで着目したいのは、“心の体力を少しずつすり減らす在り方”

北斗
北斗
目的論的解釈では、自分のために優しくしており、優しくすることで自らを守っていると言えるかもしれません。

自分自身を抑えて優しくなることが防衛になっている状態です

優しい人が壊れる原因は、防衛の空回りと矛盾。

この防衛スタンスはストレスを溜め、疲れやすく、一人の時間がないとおかしくなる、突然消える、縁を切る、人間関係リセットなどにならざるを得ないので、アップデートを要します。

 

防衛スタンスアップデート作戦

心の体力を費やして他人のケアをすることが、自分の防衛になっている状態。

[心の体力消費 > 心の体力補給 = 壊れる]

[心の体力消費 < 心の体力補給 = ヘルシー]

自分を守るために他人をケアする防衛なので、優しくすることが半ば強制されるスタンス。

北斗
北斗
このスタンスを見直すのがこの内容の狙いです。

優しくすることで自分を守れているので、突然優しくするのをやめる必要はありません。

見直したいのは補給

補給の仕組み

心の体力消費=他人のケア(言動、感情、欲求など他人の声に順ずる)

心の体力補給=自分のケア(自らの心の声に順ずる)

自分の心の声に従うことで補給できます。

真の防衛に入りましょう。

 

優しい人だからこその心のケア

優しい人だからこその心のケア

優しさは本当に大切で大きな価値、誰しもができることではありません。

その理由となるのが、心に重きを置いた人間性です。

心から想い、感じ、反応する。

だからこそ他者との関り、日常生活では些細なことでも心の体力を使います。

自分のケアが欠かせません。

ケア方法は防衛意識のアップデート、自分の心の声の尊重です。

北斗
北斗
自分の真意である感情や欲求を抑圧して後回しにしているので、心の声は感情や欲求を解放して隠さないことだと思いやすいですが、実際は少し違います。

優しい人の心の声は、“直感”です。

どれだけ他人に優しくしてもOK、心の体力を消費してもOK(初めの内は)。

自分の直感に従う頻度を増やすことが、心の体力の補給になります。

 

体験談:直感に従うだけで補給される

北斗
北斗
わかりやすくなればと思うので、体験談をご覧に入れます。

心が壊れていた時に大きな助けとなったのが直感でした。

私の場合、言われたことを断れず従っていた時があり、受け身でエネルギーを消費し、気を使って相手に与える一方、遅かれ早かれ壊れる道すがらでした。

学生時代は学費と生活費のために深夜バイトをしていた私。

当初は週2日だったのですが、次第にシフト量が増え、22:00~6:00までが~9:00までに。

週4日に増えてバイト後の早朝は直接学校行きになり、さらに夕方17:00~22:00までも入るように。

最終的には学校がない時は朝・昼・夜とバイトしており、学校は1遅刻無欠席で卒業。

常に後手後手、先を取られて断れず、嫌々我慢の日々。

もぬけの殻、廃人でした。

こんな時、私を助けたのは直感でした。

「あぁ、本屋に、行くか…ポテ」とコンビニ廃棄を食べる力なく床に落とし、無気力にブイーンと原付で本屋へ行きます。

「あれ、なんで本屋に来たんだっけ、ま、いっか」と薄目なまま、本を見ているのか見ていないのかわからずウロウロし、何も考えずに本を取ってそのまま購入。

「瞑想入門…なんだこれ?」と後から気づきますが、とりあえず読み、実践。

とにかく直感をないがしろにしないと、訳もわからず先に動いていました

訳はわからなくていいんです。

こういったことを繰り返していると、私は少しずつ元気になり、エネルギーを取り戻して活力的になり、心は回復していきました。

我慢して利益を与えるような自意識の強い人間にとって、この在り方こそが回復であり、補給であり、エネルギーを循環させる方法。

当時はわからなかったのですが今ならよくわかります、直感に従うことが自分の心の声に従う状態でした。

 

具体的に:優しい人は徹底的に直感を大切にする

壊れないために必要なのは、心の体力の消費と補給のバランスを保つこと。

重要なのは消費したら補給すること。

優しい人だからこその心のケア方法は、補給を必ずする責任を持つこと。

具体的には、直感に従うほど心の声によって生きる自分になり、自然と解放的かつ主観的になれるため、直感によって選択・決断・行動する頻度を増やします

これは本当に些細なことでも役立ちます。

例えば、車を運転している時。

「あ、なんかこっちの道がいいと直感が申しておるぞ、じゃあ行ってみよう」

いつもの帰り道でも、直感があればそっち。

その道が遠回りだろうが行き止まりだろうが、なんでもいいんです。

心の声に従ったことに意味があり、既にチョロンと補給されています。

「うーん、どっちの鮭がいいかなぁ?」
「直感はこっちだと申しておる」

「なんだか急に温泉に行く直感が」
「よし行こう」

「出かけるのは明日がいい気がする」
(翌日)「ザーザー、って雨やないかいっ」でいいんです。既に心の声に従った自分になっているため、チョロンと補給されています。

「お、今日の夜ご飯はラーメンだと直感が申しておる」ならラーメンを食べる。

「ねぇ、美味しいお寿司屋見つけたんだけど一緒に行かなーい?」と誘われれば行けばいい、ただラーメンがあったらお寿司屋でラーメンを食べましょう。

やるなら徹底的に、かつこれまでの優しさも忘れずに、ただただ直感を尊重し、今日もListen up。

精神的にお伝えすると、我慢できすぎる優しい人は自意識(自分と他を区分けする意識)が強い人です。

自分そのものの在り方や人格、性格や気質など持っているものを重んじます。

自分そのものであることがエネルギーを飛躍させ、癒しの力をもたらし、愛を強く認知させるので、考え方を大衆的ではなく自然的(または女性性的)にする大切さがあります。

 

注意点:感情と欲求の声と混合しない

後手にならないために直感を使うと同時に、注意点があります。

直感を、抑圧し続けている感情と欲求の声と勘違いするとおかしなことになります。

感情と欲求は大切ですが、我慢にて抑圧している前提があると、どれどれ、「好き勝手やりてー!解放させろー!」という類の声が聞こえてきます。

嫌々我慢している時はエゴなので、感情や欲求に耳を傾けてもエゴの声。

反発や抵抗、否定や批判、悪態ついた悪口や泣き言を言いながら、自分をあやし可愛がるために、「ああしたい、こうしたい」と言う傾向があります。

直感は理由も理論も関係なく、物語りの共通性も繋がりもなんにも要りません。

ただ、パッと浮かぶあれです。

寒いのに、「水シャワー浴びてみよう」とか言い出すあれです。

直感に従うことで自分の声に耳を傾ける癖がつくので、そこから自分の意思、抑圧のない感情と欲求へ広がっていくのが狙いです。

そのためにも、混合なく直感から徹底的に聞き、行動することから始めてみてください。

 

最後に:優しい人は壊れる

自分の心の声が広がるとそれだけ心の補給になります。

優しくするためにも補給が第一。

補給できるほど、それは自分の声をキャッチして心に従うほど、たくさんの優しさをみんなに与えられます。

まずは精神に余裕を。

それが私たち一人一人の責任です。

まずは防衛を見直してアップデート。

その後、下記のように必要に応じて環境を変えたり、内面を成長させることで一生涯心をケアできます。

  • 我慢しない
  • 自然と共存
  • 親との関係修復
  • 一人の時間を増やす
  • 自然と関わりヒーリングにてエネルギーを蓄える
  • …etc

これらも大事ですが、初めは心の補給が絶対です。

まずは自分を第一に、ですが、在り方を突然一変させるのは困難ですので、『補給』に着目して変化していきましょう。

ご自身の心の声を聞き、行動して変化を作っていく一助となれば幸いです。

最後までありがとうございました。

『心理とスピリチュアルの学び場』

誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です