心理

【嫌いな人なのに?!】あえて近づき話しかける心理に重要な人間味

関わりたくないと思える嫌いな人。自らに不利益を与え、心地悪い気持ちすら感じてしまうので、なるべく距離を置いて見たくもない。

嫌いな人には強い拒否感があるために、関わりたくないのは自然な反応です。

しかし、あえて近づく人がおり、さらに話しかけている。

「正気の沙汰ではない?実は興味があるの?好きだったの?」と目を疑う矛盾の光景に思えそうですが、心理を覗いてみると非常に大切な行動であることがわかります。

ここでは、嫌いな人に近づく心理をお伝えします。

  • どうして嫌いな人に近づき、話しかけるの?
  • タイプが分かれる心理パターンがある?
  • 心理にある人間味とは?

これらの紐解きを知っていただくと、近づくことが本人のためになっており、工夫のある人間関係だとわかります。

嫌いな人と関わる際の一つの考え方としても、心理の理解がお役立ちできれば幸いです。

嫌いな人に近づく、話しかける理由

嫌いな人に近づく、話しかけるのはなぜ?

「どうして近づくのか?」の答えはとてもシンプルに、自分が嫌な気持ちになる時間を減らすためと考えられます。

嫌いな人であれば関わらなければ関わらないほど良く、善に思え、自分のためになりそうです。実際にそうだと思います。

しかし、嫌いな人と自分のいる環境によってこの概念は一変します。

プライベートで街中を歩いていた時に、しつこくナンパをして付いてくる寄生者がいるとします。

嫌な気持ちになり自分にとっての不毛な時間や、ネガティブをくらう不利益を被るために嫌い、関わらず二度と思い出すこともないと思います。

これが職場、学校、家族、友人グループの一人など、自分を含めた集団に属す人間が対象であると、関わらない一辺倒だった状態に、関わる選択肢が出て来ます。

今後も関わる可能性がほんの少しでもある場合、「嫌いだから関わらない」は正解や良しや善ではなくなります。

もちろん本人にとっては善ですが、集団構成された環境では、自分も他者も含めた状態に正解も良しも善も作られるため、物事の理解は自分だけでなく他を含めるようになります。

嫌いな人が職場におり、関わりは少なくても視界に入るなど、僅かにでも環境による接点がある場合、集団の中での自分を認知し、嫌な気持ちになる時間を減らそうとします。

そのための方法が、近づき、話しかけることです。

 

一体何のために近づくの?

職場での自分と、プライベートで自宅に一人でいる時の自分は別物になります。

価値観も在り方も優先度も理解の仕方も変わり、家では[自分=自分]であったのが、職場などの集団では[自分+他=自分]になります。

コンビニで寝そべりながら雑誌を読まなくなるように、集団意識であり、集団帰属の自分です。

集団に属する環境に嫌いな人がいると、何かしら関わる接点があるため、「嫌いだ」と嫌悪を剥き出したり、一切の興味をなくして存在を消す無視など、関わらない選択をするとあることが起きます。

集団を乱す因子を作ります。

最たる例が、いじめや無視です。

いじめは攻撃性を強く、無視は防衛性を強く持つ表れとして、集団の中で排他意識を作ります。

自分ではそのように意識していなくても、集団という環境は他と他の組み合わせで構成されているので、自然とそのようになっていたりします。

「嫌いだから関わらないように無視しよう」と決めるのは人それぞれの対処であり自己防衛として大切ですが、嫌いな人と廊下ですれ違った時に明らかな違和感が出ていたり、「なんだ今の不穏な瞬間は?!」と周囲に影響を与えたり、「あそこの関係性は良くないな」と逆に目立つようになったり、周囲からの評価対象にも影響が出るかもしれません。

興味を持ちたくないので考えもしたくない相手なのに、少し視線に入るだけで嫌な気持ちを味わい、なるべく距離を取ろうとしてキョロキョロし、オドオドして気まずくなったり、あえて強がる奇妙な自分が出てきたり、仕事の効率が下がったり、集団意識が低迷したり。

「嫌いだ」という認識は自らの在り方に抵抗を作る原因となり、集団の中では関わらないようにすることが自らを嫌な気持ちにさせてしまう可能性があります。

この不利益をなくすための行動が、近づき、話しかける。

人によってどうして近づくかの心理が分かれますので、詳細を見ていきましょう。

※どうして嫌いになるかの詳細は、嫌いな人にスピリチュアルな意味深│苦手、関わりたくない、会いたくない人の対処 をどうぞ。

 

嫌いな人に近づく、話しかける心理

嫌いな人に近づく、話しかける心理パターン

近づく理由の共通は、「自分が嫌な気持ちになる時間を減らすため」

この上で、「嫌な気持ちって何?」が人によって違うために、いくつかの心理パターンが見られます。

大きく分けるとこのようになります。

嫌いな人に近づく心理パターン
  1. 恐怖対処
  2. 集団意識を重んじた努力(またはめんどくさいのが嫌)
  3. 自分への興味が強い

一つずつ見ていきましょう。

 

嫌いな人に近づく心理①:恐怖対処

一つ目の心理は、恐怖への抵抗感が強く、自己防衛のためにあえて嫌いな人に近づきます。

嫌いな人とは不利益になる、「嫌だ、知りたくない、味わいたくない、認めたくない」と拒否したくなる何かを与えて来る存在です。

全く仕事ができないのに上司であり、ミスの責任を部下に押し付けるような人がいるとして、そんな人を嫌いだと態度をあからさまに出したり、関わらないようにすると、何をしてくるかわからない不安を抱きます。

ストーカーに拒否感を露わにしたら何するかわからないというイメージです。

嫌う状況や状態は人それぞれに違いますが、「私はあなたが嫌いです」という表現や態度には明確な相手への拒否があり、「嫌いだ」と相手にわかるようにすればするほど、拒否を伝える主張をあえてする状態になります。

チョコボールを投げつけるというレベルではなく、石を投げるようなものであり、相手に反発を抱かせる原因になるため、どんな反応をされ、何が起きるかわからない未知への恐怖心が表れます。

自己防衛が働き、恐怖という嫌な気持ちを味わわないために「嫌い」という素振りは表さず、相手に気づかれないようにし、危険性をなくすためにあえて近づき、話しかけます。

 

自己防衛は恐怖対処をする距離感創作になる

危険や苦痛や拒否させられる状態をなるべく回避する自己防衛には、より相手を知ろうとする心理も考えられます。

あえて話しかけて、相手がどんな人間かを探ることで、「何するかわからない」という未知の恐怖が緩和され、事前予測しやすくなります。

相手の言動への対処もしやすく、相手を丸裸にするほどに知っておけば、距離感を保つのも容易になります。

スパイみたい。

思考的で理論的な作戦計画を立てる人。仲の良い振りをしながらメモ書きちょちょいという具合に、「ふむふむこういう性格か、この人は何にも怖くない、ああくればこうして対処しよう」と手玉に取り、関わりの主導権を握ります。

恐怖対処の心理は、嫌いな人との嫌な時間をあえて味わうストレスを得る見返りに、安心感を自ら作れます。

嫌いな人とは仲良さそうに話していてもストレスが蓄積するため、嫌いな人がいないところでは愚痴や悪口が多くなる傾向があります。

 

嫌いな人に近づく心理②:集団意識を重んじる努力(またはめんどくさいのが嫌)

二つ目は、集団帰属という環境をしっかり認識している人の心理です。

集団で構築される職場や学校や家族や友人グループなどでは、嫌いな人がいても本能的な反応として攻撃的に排他したり、無視して嫌なものはなかったことにする行為は、集団を壊しかねません。

自分だけの環境ではないために、周囲の他者や状況を鑑みて認識し、何が生産的で、効率的で、無駄をなくし、めんどくさいことをなくせるかを考え努力します。

嫌いな人への対応は、お互いに衝突や反発を生む障害を作らないようにし、良好だと相手が思える関係性を演じることで不具合やめんどう事を減らします。

集団の中での自分という認識がはっきりしている心理であり、他者も含めて物事を捉え、理解し、判断し、行動できる認識力の高さを物語ります。

地頭が良い人だと考えられます。

 

嫌いな人になど興味がない

この心理を持つ人は、認識力があるリーダータイプであり、周囲を鑑みた上で最善を出そうとします。

特徴的なのは、人の興味有無を明確にします。

あの人には興味がないとしても、この人には本当に心からの興味を持つという具合で、自分と他を明確に区分けして人を認知して、自らの意思を持って興味を見出します。

「めんどくさいのが嫌い」という傾向もあり、嫌いな人であれば二度と考えることもないほどに興味がなく、認識がはっきりしてメリハリがあります。

「嫌いな人に興味を抱く訳がない」と極端に言うとこのような人もおり、いじめや無視する概念すらありません。

その上で集団としての自分を認識すると、「嫌いな人とかどうとかはめんどくさいな」と捉え、自我を押し付けず、ストレスを溜めずに、集団として生産的(またはめんどくさくない状態)を作るために、自らを主体にしたまま在り方を柔軟に変えて対処します。

その結果、嫌いな人にあえて距離を取らず、あえて関わらないようにせず、あえて話しかけないようになどの、「あえて」をしないさまになります。

嫌いな人にあえて近づき、話しかけようとする意図はなく、反対となるあえて近づかない、話しかけないことでのめんどくさい影響や反応や結果を作らない人です。

根底には、[嫌いな人=不利益を与えてくる人]には一切興味がないので、あえて関わらない時間を作ったり、あえて関わる工作をしたりせず、関わる機会があれば関わる人です。

※職場の嫌いな人への対応は、職場の嫌いな人には話さない?対応は無視以上に距離感創作 をどうぞ。

 

嫌いな人に近づく心理③:自分への興味が強い

三つ目は、嫌いな人の「人」が不明確な心理です。

自分への興味がとても強く、「自分の喜びが興味の全て」と言わんばかりに明確。

あからさまに態度や感情が出る傾向があり、自らの喜びに重きを置くために気持ちや感覚の体感フォーカスが強く、「嫌いな人に嫌なことをされた」というよりは、「私の中でとても心地悪い気持ちがある」が認識のほとんどになります。

嫌なことを味わい相手への嫌悪を抱く以上に、自らの心地悪い体感で認識を終え、誰に嫌なことをされたか知らないという人もいます。

純粋に他者に興味がない(または自分の興味に全集中して他者への重きがない)と考えられます。

これは極端な例ですが、前日に職場で喧嘩になるほどの言い合いをしても、対象が○○さんかどうかはどうでもよく、今朝出社した時には何もなかったかのように挨拶や会話を喧嘩した相手にします。

「昨日ある人にコーヒーかけられて、最悪でしょー、本当にあの人嫌い」とそれをした張本人に言うイメージです。

この心理を持つ人でさらにポジティブで楽観的な場合、「他者に興味がない」とは思っていないことが多く、人といるのが好きで人との関わりを好みます。

「人」が誰であるか以上に、関わりで自分が喜び、満足し、納得したかがフォーカスのほとんどです。

最強パターンといいますか、「私の気持ちや心地はいい感じ?」という体感メインで、他者への認識に興味がなかったりします。

嫌いな人の「人」の部分が抜けてしまうために自然と抵抗がなく、近づき、話しかけているというものです。

※嫌いな人に態度が出ている人の心理は、嫌いな人にあからさまな態度が出る人、出てしまう人の心理と改善 をご覧ください。

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嫌いな人に近づく、話しかける心理 まとめ

誰しも嫌いな人には近づきたくないものです。

腐った漬物がより酸味を増し、「おぉ、なんか自然と漬物っぽくなったぞ」と興味を持つのは変人くらいなもので、多くは自然な反応として距離を取ろうとします。

しかし、環境が変われば、集団帰属地であれば、なかなかそうはいかないかもしれません。

嫌いな人に近づかないというのは本能のような働きと考えられ、そこに思考を含めて対処し、より自分の不利益をなくそうと行動するのが、嫌いな人に近づく人です。

自分の興味が強く、他者に興味がない人は特別枠であり、相手に着目がないのでもはや誰を嫌っているか興味ないということも起きますが、それ以外の心理には恐怖対処と集団意識の認識理解による工夫が見られます。

まるでスパイのように、自我を押し付けずあえて嫌いになる必要もないように。

自我があればあるほどに、「嫌い」という認識が強まります。

人を嫌うのは自我を押し通そうとするからであり、自分が正しいと思うからであり、自分を大切に想いたいからであり、そんな自分を認めてより大切にするために嫌った後の処理も工夫して行動して対処します。

ストレスが溜まっても嫌な気持ちを味わわずに済むことや、相手への興味がないと明確にしてあえてを作らないことが、集団の中の自分のためになります。

嫌いな人に近づく心理には一つの重要な人間味があり、自分が集団という他者との関わりにて構成されていることをよく知っていると考えられます。

無意識である人が多いと思いますが、他者を忘れず、度外視せず、自分だけを見ず、他を含めて自分を把握し、他の存在を忘れないようにする認識。

これを社会性と言い、認識の幅広さを物語ります。

自分の見栄えや体裁のためではなく、気持ちや在り方として他も含めた環境で「自分のため」を作るさまがあり、考えて工夫して自分に見合わせた対処を見出すのは、思考を活用した人間らしさそのものに思えます。

心理における考え方として、嫌いな人に近づき、話しかけることの真意を知り、よりご自身の理解が深まる内容となれば幸いです。

それでは、嫌いな人に近づく心理のお話しを終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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