心理と特徴

【芯が強いor我が強い】おとなしいのに気が強い人のタイプは天と地

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今日もあの人は静かに会議に参加、気づかれないようにクマのグミを食べていることを私は知っている。

「ちょっといいですか、この商品プランだと世間様を誤魔化すクソなアイデアになり、私達企業側の怠惰と甘えがはっきりします、違いますか?」

えぇっ、こんなことはっきり言う人だったの?!

黙ってグミを食べているおとなしい人、実はとても気が強く、物事をはっきり言う。

喧嘩になっても迷いなく仲裁したり参加したり、あのおとなしさはなんなのか気になるところです。

ここでは、おとなしいのに気が強い理由と特徴を紐解き、明確に分かれるタイプの違いをお伝えします。

  • おとなしいのに気が強い理由を知りたい
  • 天と地ほど違う「おとなしい」「気が強い」の中身を把握したい

気の強さには、おとなしくなるための経験則、自制力と忍耐力による抑圧が見られます。

一方、臆病を他者のせいにする化けの皮でもあり、両者は一切同じ言葉では括れません。

人間の内面を知るために、一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

おとなしいのに気が強い人のタイプ別特徴

おとなしいのに気が強い人のタイプ

タイプは二つあります。

おとなしいのに気が強い人のタイプ
  1. おとなしくて芯が強い人
  2. おとなしくて我が強い人

気の原材料が、[芯or我]で分かれます。

材料が違えば、同じ海鮮丼でも新鮮なお刺身がトロンなのか、かにかまみたいなのがペラペラなのか、価値や用途が変わります。

両者の特徴を見ていきましょう。

 

おとなしくて芯が強い人の特徴10選

一つずついきます。

1,マイペース

芯が強い人はとにかくマイベース。

自分のペースにて時間の使い方、自らの在り方、人との関わり方、人生の過ごし方を決めます。

おとなしいためにおっとりゆったりした人が多く、ほわほわしている印象からギャップを見出されることが自然と多いです。

 

2,自分軸が明確

自分軸がぶれません。

そのためにマイペースでいることができ、気の強さに繋がります。

周囲の影響に流されにくく、「みんなはそうしている」「それじゃあ私はどうするか?」と物事をしっかり捉えて判断します。

自分の意見が明確な特徴でもあります

 

3,柔軟に自分を切り替える

芯が強い人は自分が絶対的基盤にあるため、周囲の状況や環境に合わせて自らをポチポチっと切り替えます。

万が一周囲に翻弄されても対処できるため、「これ以上合わせると疲れるからもういいや」という具合にスーと合わせないこともできます。

「絶対に合わせないぞ!」ではなく、「別にどっちでもいい」という余裕があり、柔軟性の表れに芯の強い人らしさがあります

 

4,めんどくさがり

芯が強いだけでなくおとなしさもあることには、めんどくさがりが関係します。

「基本的にめんどうはごめんだよ」
「変にもてはやされるとダルイなぁ」
「目立ちたくないんだ」

ちびまる子ちゃんですね。

人間関係や仕事や勉強など、工夫次第で疲れなく対処できる物事に対して、浪費を嫌がります。

「これ以上断るとめんどうだから、一回飲み会に参加しとこ」と物事に応じた必然性を把握し、参加するからには楽しみます。

 

5,自他の境界線が明確

自分の問題は自分で、他の問題は他で解決する大前提があります。

助けや協力を求められれば状況に応じて手を差し伸べ、必ず自分自身での理解と状況判断を挟むのは特徴的です。

自分との向き合いが深く、内観や内省が得意であり、自分を誤魔化したり、嘘つくことを嫌います

 

6,芯は貫くが自己主張しない

はっきりと意見を表しますが、自己主張ではないのが大きな特徴です。

自らを自らで保ち、護るために、その時その場に合わせた自分の芯を貫きます

自分を他に表す、干渉する、影響させる、支配する、マウントをとる

自分を干渉から護る、嘘をつかない、誤魔化さない、意志を消さない

 

7,なんだか目立つ

過去の生育環境や経験から、厳しい中を生き抜いてきた人

それを表に出しません。

自己肯定感は低くても自尊がある、そんなさまが目立ちたくないとしても目立つ印象を醸し出します。

静かに隠れるようにしても、能力や才能の高さは自然と露呈します。

無意識に、根拠のない自信がオーラになっている表れだったりします。

 

8,自制心が強い

思考、感情、能力、才能、認識を上手にコントロールできる特徴です。

感性と知性も調整できますが、これらは自己内部で解放して一人遊びに使います。

幼い頃は友達がコロコロ変わる人であり、さまざまなタイプの人々と関わる幅広さ、知性の高さ、経験値から、俯瞰性と柔軟性も高い人です。

 

9,厳しい目線

鷹のように鋭い目線は全体を俯瞰し、時に厳しさとなります。

自らが厳しい中を生き抜いてきたからこそ、少しも頑張らない人、問題に意識を向けない人、自らの問題から逃げ、嘘をつく人、平等性を重んじないずるい人に、強い違和感を感じます。

厳しさは愛でもあり、邪悪さには本気の剣にもなります。

悪と対峙すると自己内部で抑え続けた悪が出てきて、誰よりも怖い本領を発揮します。

 

10,ユーモアセンスが高い

闇を遊ぶ人であり、映画の結末はバッドエンドや微妙な感じが好きな人。

ひねくれ者という中途半端ではなく、ひねひねくれたうねり者でもあります。

一見関わりにくい印象を与えますが、実際に関わるとサービス精神があり、人を楽しませようと努力します。

口が汚く、物事をはっきり言う時もあり、正否・良悪のルール縛りが強いと聞くに堪えないこともありますが、より認識をフリーにするとどこにも攻撃性なく、気楽にブラックジョークを堪能できます。

以上が、おとなしくて芯が強い人の特徴でした。

 

おとなしくて我が強い人の特徴10選

芯の強さが我の強さになると、特徴は一変します。

1,抑圧のルサンチマン

ルサンチマン
:弱者が敵わない強者に対して内面に抱く、「憤り・怨恨・憎悪・非難・嫉妬」といった感情
※Wikipedia 引用

怒り、嫉妬、復讐の気持ちが強く、社会や強者に否定的で攻撃的。

過去の生育や生活環境から劣等感と抑圧された縛りの強さがあり、基本的に怒りを表面化しないように隠します

 

2,自己防衛主体

利益の概念は喜び以上に、「不利益がない、恐怖がない、不納得がない」である特徴です。

損害回避を目玉に自らを抑えて生きる結果、静かに従順におとなしくします。

 

3,平気で嘘をつく

嘘をつくのが癖である特徴です。

社会性による良心になっている人もおり、嘘によって人間関係を円滑に進め、不具合や煩わしい誤処理をもみ消します。

おとなしくて我が強い人は自己利益を得るために嘘をつき、不利益が発生する懸念があれば嘘でめんどうをなくします。

 

4,負けず嫌い

負けず嫌いには異様な雰囲気があります。

「自分の存在価値や意義を脅かす懸念があれば、何があっても負けは許さない」

嫉妬や怨念になり、負ければ相手の悪口や陰口、人によってはバレないように陰湿な攻撃をします。

 

5,攻撃性

支配、独占、マウント、他者承認欲求、否定思考、自己愛が強く、攻撃性がある特徴です。

他者に対して一切尊重がない意味でもあります。

普段は怒りや攻撃性を出さずに我慢し、不納得なことがあれば現実と向き合わずに逃げる選択をします。

しかし、一度怒りが露わになると自制できず、防衛一色では納得いかず、人の幸せや得を許せず、何かしら損害を与えようとふっかけます。

 

6,自分軸がない

自分軸がなく、意志や意見がありません。

かといって他人軸にはなりたくない拒否があり、我によって自らを主張する結果、否定や批判にて相手を傷つける特徴です。

結果的に対人関係でトラブルが起こりやすく、基本的におとなしく事を荒立てない防衛スタンスになります。

 

7,自己主張にて正当化を欲する

他からの影響に翻弄されやすく、他の言動に一喜一憂し、感情の起伏が他次第になります。

「自己否定されている」と思えば我が出て主張し、不納得や不満足という反発が動力になります。

 

8,自他の境界線が曖昧

自他の線引きをしているつもりになる特徴です。

実際には自分を他者によって認識。

他と自分を区分けないことで、自然と他への執着と依存が強まります

突然甘えたり怒ったりと情緒が不安定になり、自らの問題と向き合わないことで自分勝手になったり、自己愛性を強めて支配独占に向かい、人をもののように使う人もいます。

 

9,自分に対する問題意識が薄い

おとなしくて我が強い人は、自らを変える意識が薄く、変化・改善・成長しにくい特徴です。

嘘への自覚、心の痛み、羞恥心や自らへの疑心がなくなり、あらゆることに自覚がなくなり、自己都合の見たい空想妄想世界を主張し、現実逃避が癖になります。

 

10,おとなしくすることが生存戦略

他のせいにすることで煩わしい外部影響をなくします。

自分ルールに閉じこもり、思い込みや妄想に浸り、自己都合の世界を主張する結果、「おとなしくする」になります

しかし、人と距離感を近づけようとする際、執着と依存が出てきておとなしくしません。

自覚なく人を利用する結果、他者の普遍的人間性を尊重せず、動物やぬいぐるみ、地球外生命体や特別なペットのごとく扱う人もおり、内面と外面が分離して自己愛と悪を強めていきます。

以上が、おとなしくて我が強い人の特徴でした。

 

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「おとなしい」と「気が強い」の人間味

おとなしくしているか、おとなしいか

静か、穏やか、逆らわない、落ち着いている、大人らしいなどの意味で使われる、「おとなしい」

おとなしくしている人と、実際におとなしい人の違いはあまりに大きいです。

私達は社会的にいくつも顔を使い分け、嘘を嘘だと思わず、人間関係のために多用し、本音と建前を混ぜ込め、社会ルールに適応して、生きる屍を頭から削る日々を過ごしていたりなんなり。

電車に乗れば、ヒャッホーと網棚までアスレチック登り、手すりで体操選手のようにクルクル、上半身を垂直にして足をピーンと前に伸ばしたい。

そして誰しもの夢である、網棚ベッドを今日の宿泊場にしたい。

けど、現実は違います。

静かに空いたスペースにチョコンと座る、以上。

おとなしくすれば誰の迷惑にもならず、問題は起きず、従順であれば嫌なことがない。

私達はおとなしくしたければおとなしくなれます。

本当はテーブルに足をドンッと乗せて、ソファにもたれながら、「Sushi is nice,haha」と言いながら、ぎこちない箸の持ち方でテレビを観ながら楽しみたい。

でも、おとなしく、クチャクチャせず、正座、背筋を伸ばし、顔は真っすぐより30℃上に向けて、さぁお食べ、モグモグシャンシャン、モグシャンシャン。

「こら、音楽を作るんじゃない!」ヒエェ

不利益を嫌がればおとなしく演じられます

しかし、実際におとなしいかどうかが本質です。

※おとなしい人のタイプについては、大人しい人は嫌われるかモテるか極端【大人しい人のタイプ別特徴】をどうぞ。

 

我が強い人はおとなしくしている人

気の中身が芯ではなく我である場合、おとなしい人とは違い、おとなしくしている人になります。

ルール従順であり、自己防衛優位の生きる術。

演技、誤魔化し、嘘です。

聞こえは悪いかもしれませんが、これは社会的に生きる上で欠かせない処方術であるほど大切です。

嘘を嘘だと思わないほど多用しているのが私達。

「この化粧、どうかな?」

「はは、ゴッホの絵画でも顔に張り付けてるみたいだね」なんて言ったらどうなるか、「うん、さ、最高!」と調和や共感をかたどるためにも欠かせません。

しかし、過剰化すると我が強まります

ルールや他の情報、他者の影響に翻弄されるなどで自分がなくなり、他人軸になりながらそれを認めず、まるで自分軸があるかのように振る舞う。

こうなると自己主張がピストルの弾になります。

自己世界を他に押し付ける形になり、それを邪魔するようであればピュンピュン。

この内容なんてもってのほかです。

普段はおとなしく損害回避、事を荒立てずに我慢

しかし、自己の存在保持に邪魔があったり、反発したい不納得が起こると我を主張

我は他律、他責、他力の象徴であり、恐怖心から逃げ続けるが故の意識ですので、おとなしくしていたのに怒る状況になると、「怒らせる方がいけない、こっちはわざわざ我慢して静かにしてやったのに」と被害者意識と他責が爆発します。

「許せない」と執念を生み出しやすく、「おとなしく演じることは、自らに嘘をつき続ける行為である」なんて自分のしていることがわからなくなります。

言い合いや危害発生などトラブルが起こりやすく、社会生活ではおとなしくしなければ自分が苦しむ生き方になります。

我が強い人の気の強さは、現状の自分に対する抗いであり、社会や他者への反発。
※基を辿ると自己愛の抑圧、親の意識影響がある

怒りを蓄積する日々となり、自らの存在を主張すると共に怒りを発散。

執着と依存心が強い心理から、距離感の近い人には怒りを我慢せずによりぶつける傾向があります。

 

おとなしくなれる人は恐怖心を乗り越えた芯の強さの象徴

演技ではなく人間性としておとなしい人は、幼い頃から抑えつけられ、耐え忍び、自制力と知性を身に付けてきた人。

いやいや我慢するのではなく、耐えることを自らの力にした人。

恐怖心を乗り越えてきた強い人を意味します。

恐怖心とは不安や恐怖の感情を初め、危険や無知や痛みなど、「認めたくない、拒否したい」と抱く気持ちです。

誰しも嫌なものですが、何か自分の外側にあったり、誰かが持って見せてくるものではなく、自己内部にのみ存在する気持ち。

おとなしい人は恐怖心という自分自身と向き合ってきました。

逃げるのも誤魔化すのもできますが、向き合ってきた結果は自立であり自責、自制であり自分軸。

さらに内向性や自律の高めとなり、自己理解や自分軸の強化に役立ち、マイペースという形になっていきます。

自分から逃げずにきた人は辛い経験と対価に、芯を強め、絶対的な信念を得ます。

信念は自らを敬い尊重する土台となり、抑圧によって自己肯定感が低くなったとしても、そのままの自分を受け入れる自己受容があります。

この結果、卑下ではなく謙虚になります

自らを蔑みも過小評価もせず、そのままを受け入れた上で主張せず、押し付けず、かつ決め付けず、静かに状況を見守るようにおとなしく全体を俯瞰します。

縁の下の力持ちであり、表に出ずとも本当に能力の高い人。

日本人だからこその力だと言えると思います。

静かに自分のするべきことをしながら、助けを求められれば手を差し伸べ、おとなしく全体にじんわり広がる力強さがあります。

それに気づく人もいれば、気づかない人もおり、本人はどっちでも気にしません。

※気(エネルギー)が強い人の詳細は、エネルギーが強い人とは何者?│関わると癒されも疲れもする仕組み をご覧ください。

 

おとなしい人の気の強さは、抑圧を解放した本来の状態

おとなしい人は日常的に抑圧がデフォルトになっていると考えられます。

幼い頃から抑圧されてきた経験が多いと、周囲に合わせることが多く、自らも自らを抑える癖が無意識に付きます

友達のテストの点数が低ければ、自分もあえて低くする。

バスケが得意な人に勝負を挑まれ、勝ちそうになればわざと負ける。

そうやって生きてきた経験は、忍耐、自制、知性を育みます。

同時に抑圧が癖になり、本来の力を持ちながらも発揮しなくなります

常に気を抑える状態、オオカミが狩りせずに草ばっか食べている状態です。

気が強いのに抑える結果からもおとなしくなり、羊に化けている訳ではなく、「別に肉食べなくてもよくない?」となります。

そんな草食ウルフは、ある時に抑圧を解放します

満月、というのは冗談ですが、

逆境です。

追い詰められた時、苦しい時。

そして、他から自分を抑圧される時です。

自らが自らを抑圧するのは構いませんが、他からの抑圧には黙らない、肉食化、ガルル。

他からの詮索、干渉、攻撃、危害、縛り、制圧、強要、不変対応、誤魔化し、嘘、我欲の押し付け

芯が強い人は自分軸を壊そうとする影響があると、抑圧を解放して一斉に気を強めます。

気の強さは抑圧の解放による本来の発揮であり、恐怖心と向き合ってきたことによる精神的な強さです。

また、孤独など一切抑圧が不要になると、本来の強い気を解放して別人のように明るくなります。

そんな本性を見れる人は少ないですが、本質的にはポジティブを強く内包するネガティブ好き、面白くてユニークな人です。

余談:抑圧をなくすとおっとり穏やか、象のように心の大きな人になっていきます。

以上、おとなしいのに気が強い人の内情理解でした。

お役立ちとなる内容であれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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