悩み

何でもできるは何もできない?!器用貧乏は悩みにも強みにもなる

物事をそつなくこなし、常に平均の上を行く。

何でもできる器用さは、何でもできすぎる自惚れと、何もできない貧乏さを兼ね備える中点です。

迷惑にも悩みにも強みにもなる中間に位置する何でもできる状態。認識を変えるだけでどちらにも行けます。

何でもできることはその通り、何でもできます。しかし、「あるもの」がないと何もできないに一瞬で変わります。

器用貧乏になっている場合には、原因や詳細を把握し、何でもできることを強みにされてください。

そんな理解と気づきの一助となれば幸いですので、何でもできる器用貧乏の悩みと改善方法をご覧ください。

何でもできるは何もできない

何でもできるは何もできない意味

何でもできる人は物事を器用にこなす特徴があります。

そつなく、もれなく、相手の要望を理解する能力を持ち、言われたことを記憶し、言われたとおりにできる正確さを持ちます。

記録力だけでなく認識力が高く、周囲の認知が幅広く、先読みに配慮、予想と予測にて動き出しの一歩目をサッと出し、相手のことを考えて先読みしている素振りを隠しすらもします。

人の真似をするのが得意で、飲み込みが早く、気づけば追い越して上達し、常に平均以上をオールラウンドにゲットする。

どんな習い事やゲームでも、直ぐに覚えてみんなよりうまくなってしまうタイプ。コツや重要ポイントを捉える認識力があるために、何をさせても要領がよく、苦労量を節約して習得できる才能や能力があります。

何でもできる人は捉え方を変えると、「何にもできない」になります。

「何にも価値がない」という意味です。

「何でもできても、それが何の価値にもなっていない」

価値にならなければ、「何でもできるは何もできない」と思われることが起きます。

 

何でもできる人とは?

何でもできる人をわかりやすく表現する言葉があります。

  • 器用
  • 器用貧乏

器用貧乏とは、
何事も一応はうまくできるために一事に徹底できず、かえって大成しないこと。また、そのような人。
引用 コトバンク

器用さによって要領も記憶力も認識力も高い様があります。

器用さを使用すると何でもできます。そのため、何でもできる人は器用さをアイテムとして使用します。

器用さが生まれた時からある才能所持者もいますが、後天的に育んで手に入れた能力の人もいます。

どちらにしろアイテムとして、物事をうまくこなすために使用することで何でもできる人になります。

 

器用貧乏は器用さを使用する意識を持たない特徴がある

同じ何でもできる人でも、周囲に与える印象が一変するのが器用貧乏です。

器用貧乏は器用であり、一つの事に徹底せず、継続せず、努力しない特徴があります。

一つを極める状態にはならないため一つの形として成立せず、自分のものになりません。

一つを極めないのは器用な人にもいますが、何も自分のものにならないのが器用貧乏の特徴となり、「器用さを使用する意識」がない傾向があります。

何でもできるのですが何も形にならず、周囲に与える印象がなく、「結局何ができるの?」となってしまうことがあります。

 

何でもできるとは、周囲に与える価値

器用な何でもできる人と、器用貧乏な何でもできる人。

両者は同じ器用さを持ちますが、器用さを使用する意識があるかないかの違いがあります。

器用さを使用する意識を持たないと、行為に価値と影響が生まれない。

器用貧乏な人は何でもできても価値が生まれず、「何もできない」と思われてしまいます。

要領よく仕事をこなし、人間関係を作り、手先の動きが細かく、細微な認識にも強い器用さ。何でもできることは周囲に影響を与えます。

「この人スゴイ」
「こんな風になりたい」
「ムカつく」
「気に食わないから嫌い」
「自分が劣っていると思われるから離れよう」
‥‥

良いも悪いも他者に影響を与えるのが何でもできる様。何かしら価値があり、影響があります。

価値や影響を作る際には、自らの才能や能力を使用して行為し、継続し、努力し、表現し、創作します。

価値や影響をいくらでも作り出せるのが器用さ、何でもできる人です。

しかし、何でもできているのにそこに価値や影響がないと、周囲は「あれっ?」となり、「何もできない」と思える目立ちが起きます。

 

器用貧乏の悩み

何でもできる器用な人が何もできない貧乏になる

「何もできない」と思われてしまうのが器用貧乏です。

できているのに価値がなければ行為の意味が空虚になり、影響がないために凄みがあるのに消えてしまいます。

器用貧乏は価値を作るのが苦手な特徴があり、器用さを周囲に利用されることも起きます。

行為として何もできていないわけではなく、明確にできているのが事実です。価値がないので何もできないと周囲に思われるだけで、着目するべきは器用さを自覚していないことです。

価値がないと思われるのは、何でもできる本人が価値を見出さないからでして、周囲の人が器用さを利用すると、利用価値が出ます。

悪い人に使われるスゴイ人というイメージです。

器用人が貧乏人になるのは、自らの価値である器用さに気づいていない、器用さというとんでもなく凄い物を持っていると気づいていないことが原因です。

宝の持ち腐れは周囲から利用されたり、悩みになります。

 

器用貧乏は努力したくてもできなくなる

器用貧乏になると、何でもそつなくこなせるので物事に興味が湧きづらくなります。

物事の習得に苦労しないため、継続力や努力の動機がなくなります。

ですが、努力できないわけではありません。

努力する意味がわからないことに悩みがあります。

この悩みの本質は全く別の場所にあり、何でもできるのに何もできないと思われる原因の核、悩みの基となるのがこちら。

器用貧乏は自尊心がない可能性があります。

 

自尊心がないと向上心も努力もできなくなる

幼い頃から強制や強要、否定されて好きなことをできない、自らを大切にしようと思えなくなる経験が多いと、自尊心が奥底へ隠れていきます。

自尊心がないと自らを敬い大切にする気持ちが湧かなくなります。

器用さの自覚がなくなり、使用している意識もなくなり、継続する動機や、努力して向上する意味が見出せなくなります。

周囲に褒められれば動機になるのですが、自ら欲を持って「もっと上手くなるぞ!」という気持ちではないため、周囲の反応や評価がなければ、継続する意味がなくなり終息。

周囲の人ができないことをしても、誰かに否定的なことを言われるとシュン、行動動機が消えます。

器用貧乏の悩みは、努力するための動機や意味となる欲を見出せないことが考えられます。

※才能と努力に気づかない話は、才能がない、わからない人こそ理解できる│透明な努力には気づきにくい をご覧ください。

 

器用貧乏は欲が少ない

器用な人も欲が少なく、器用貧乏はさらに少ないです。

欲の少なさは活力の衰退にもなり、「努力しなくてもそれでいいよね」と思えてしまうことにさらなる悩みが積まれます。

欲が少ないと自らの行為や結果に価値を作る意志が減り、主張も誇示もせず、淡々と上手にこなし、自覚して行為して結果を作ろうとはしなくなります。

例えば、1㎜の折り紙の鶴を作っても、「できた」と隣に居た人に見せて、フーと吹いて終わり。もうバスケをしていたりします。

行為の結果から価値や影響を作ろうとしないため、周囲に与える印象がなくなります。

せっかくの価値を無駄にしているように思う人もおり、「何もできない」と協調するように印象を持つ人もいます。

 

器用貧乏の悩みは自分を愛さないことにある

欲がないのは自尊心のなさに直結します。

欲とは自分を喜ばし、納得や満足のため、不納得や不満足の解消のための動力です。

欲がなければ何か食べようとも、生きようともしないので、生命の源、力の根源でもあります。

その根源となるのが自尊、自らを愛す敬い、大切にしようとする想い、心のことです。

努力とは「自分のため」という欲に基づいて忍耐や向上するための行動。欲がないと努力する動機も意味もないため、行動するのが困難になります。

努力したくないから怠けた人間になる人もいると思いますが、器用貧乏は全く別概念。努力したくてもできない状態です。

※我慢できない時は、忍耐力がない人の改善は逃げる力の活用。鬼ごっこが強ければ辛抱不要 をどうぞ。

 

器用貧乏の改善

器用貧乏で悩む際に確認したいこと

器用貧乏とは負の印象がありますが、悪い意味ではありません。悩みになる場合には、いくつかのことが一時的に欠けている状態を表し、それを戻すと器用な人になります(または戻ります)。

上述のように悩みになる場合、器用さを生まれながらに持っている才能だと考えられます。

成育と共にあらゆる経験をして、知恵を学び、育み向上することで取得する能力としての器用さを持つ人は、自らの努力にて器用になっているので欲があります。

器用貧乏になる場合、努力せずとも器用さがあるために、器用な人間と周囲には言われて認識していますが、自ら器用さを使用していると自覚がありません。

無意識(または先天的)にある才能の場合には、自らの行為に自覚が減る点が改善ポイントです。

器用貧乏を改善する際には、「何か行動する」のではなく、「自分を知る」ことが重要です。

小さな頃から器用さがあるかどうかを一度確認されて、「器用さを使用している」と自覚があるかどうかも確認されてみてください。

もし該当する場合には、下記の改善をご覧ください。

該当しない場合に考えられるのは、器用さを持つことへの安泰や甘え、自信過剰や自意識過剰など、自信(自尊ではない)が過大している状態が考えられ、欲や行為への価値を自分だけでなく他のために使用することが重要です。

 

器用貧乏の改善①:器用さの自覚

改善には器用さを自分自身で認識することが大切です。

私は器用さの才能があり、器用さを使用して、器用にこなしていると自覚します。

自覚によって物事をこなす際に、自らの才能や能力を使用している意識を持てるため、「何でもできるは何もできない」と言われることがなくなります。

他に自慢するためではなく、あくまで自分で認識し、自覚を増やすことが改善方法です。

 

器用貧乏の改善②:自らの強みだと認識

器用さを才能や能力だと認識します。

仕事をこなしても、言われたことをしても、あらゆる器用さのある行為に自責が起き、価値や影響を見出す意識が芽生えます。

「この細かい作業には私の器用さが使える」となると、自分の強みとして認識され、より価値や影響が行為に付帯され、周囲から重宝されます。

 

器用貧乏の改善③:自分で生きている実感を増やす

「私は私として生きているんだ」と実感できる時間を増やします。

自分という存在認知を増やし、自らの行為によって周囲に与える影響や価値を自覚すると、欲が見出されます。

継続や努力ができるようになります。

生きている実感に役立つのは、感覚と感情です。

より感覚にフォーカスして、今何を感じているかを体感するようにします。

風が吹けば進んで感じるようにし、ご飯を食べれば味覚を、感触を、音を、においを感じ、料理もよく見るようにします。

感情表現を増やし、感じたことは抑えずに出す意識を持ちます。

怒れば表現し、怒ったと。
喜べば表現し、喜んだと。
悲しめば表現し、悲しんだと。
楽しめば表現し、楽しんだと。

感じて、表現し、それを自覚する一連を増やすと、さらに欲を見出すことができます。

 

器用貧乏の改善④:自分を大切にする意識を持つ

最後は、自尊心を見出すことです。

これは時間がかかり難しいことですが、一歩一歩確実に改善されますので、「自分を大切にする」と意識することが大切です。

「自分が自分を大切にしている」という見方が重要となり、自らを客観視するように扱い、敬い、最終的には愛すると、自尊心のある器用な人になり、自惚れず貧乏にならず、明確な強みとして認識されます。

 

何でもできる人は何もできないのか まとめ

何でもできる人は何でもできます。

ただ、行為の価値や影響がないと、「何もできない」と思われる要因を自ら作ってしまいます。

重要なのは器用さの自覚と使用です。

何でもできる器用さはとにかく価値があります。そのため、自惚れにも貧乏にも簡単になります。

器用な人が自惚れると嫌われます。
器用な人が貧乏になると利用されます。

自惚れは影響があり、貧乏は影響がない。そしてどちらも価値がない状態です。

器用さは自分を喜ばすための価値にもなります。それ以上に大切なのは他者を喜ばすための価値にすることです。

価値を広げるためには、「自分の強み」としての自覚が必須。自らが器用さを使用して、価値を作っている認識が、自分も他者も喜ばす力となります。

世の中には一つを極める人がたくさんいます。一つを極めると、価値は自分だけの喜びでは収まらなくなり、周囲に、社会に、世の中に喜びをもたらします。

極めるのも大事。多種多様に広範囲に価値を作れるのも大事。

私達の時間は有限ですので、どこにフォーカスを向けて価値を作るかには限界があります。器用さがあれば価値を作る範囲が広がり、好きなことや得意なことがあれば極める選択肢もあります。

とにかく幅広く価値を見出せるのが器用な何でもできる人です。

より多くの価値を見出す才能や能力として、宝は宝として仕舞っておくのか、価値にするのか、選択されてください。

より自分を、そして他者も喜ぶための気づきがあれば幸いです。

それでは、「何でもできる人は何もできない」という言葉からわかる器用貧乏の悩みと、改善の話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

器用さを強みに、価値に、喜びにされることを願います。

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