生きるために食べていた時代が終わり、何のために食べているのかは個々に考える時代がやってきたのかもしれません。
私達には肉体があるので栄養素を摂取する必要がありますが、それは食べ物からのものとは限りません。
食事には、栄養素を吸収して肉体維持すると同時に、スピリチュアルなエネルギー摂取の概念があります。
スピリチュアルな概念では、「食べ物を食べなければいけない」ということはありません。
ここでは、食事に対する視野が広がることを願い、スピリチュアルな食事の概念をお伝えします。
少しおかしな内容かもしれませんが、私の実体験も含めて、食事の必要性や意味をご覧ください。
Contents
スピリチュアルな食事の意味

食べることの意味
私達は食べ物を食べていますが、それは命を食べることと同時に、化学物質などを食べます。
どちらも食べ物ですので、オーガニックが良い、ジャンクフードが良いというルールはなく、「どんな認識をして生きているか」によって良し悪しが変わるため、本人のみぞ知る認識になります。
そのため、食べることの意味は人それぞれにあるかと思いますが、せっかく食べるからには共通の利益が見られます。
食べることの意味とは、生存維持と同時に活力を生み出すため
※生きるためであり、幸せになるため
食べることは、何を食べるか以上に“何のために食べるのか?”への認識が大きく関わり、食べることの意味を見出します。
生きる目的によって食べ物が変わる仕組みがある
食べることの意味は、生きる目的と同じです。
生存維持として、「この瞬間を生きるため」という一瞬一瞬の認識であれば、サプリや薬が適した食べ物になります。
人それぞれに生きる目的があり、共通としては生きるために食べている現状があります。
何のために生きているかの目的に合わせて食べ物が変わり、お肉をたくさん食べて筋肉を付けたり、大豆をたくさん食べて活力を見出したり、果物をたくさん食べて肌艶を綺麗にしたり、コンビニ食にて時間消費を削減したりとさまざまです。
“生存維持”と“活力”を求めて食べることには、食べ物が変われど人それぞれの“幸福”や“成長”を求めていることを表します。
食べることによって生存維持をして、自分にとっての喜びを求めたり、恐怖を味わわない利益を求めたりという幸せをもたらす可能性を広げ、そこから人によっては成長を求めます。
食事する意味は脳と肉体と心にある

実際にオーガニックでもジャンクフードでも、自然食でも化学物質でも人によっては共に喜びの素となります。
全く違うものなのに共に喜びになるのは、食事することの意味が肉体だけではなく、脳と心にもあるためです。
それぞれの食事の意味を順番に見ていきましょう。
脳にある食事の意味
脳の仕組みには食べ物を摂取して幸福を感じる物質があります。
その物質を摂取した際は、「おいしい」「心地良い」などのポジティブな感情を感じ、食べ物の種類や栄養素以上に、どんな物質かが重要になります。
その物質となるものはこちらです。
- 砂糖
- 動物性脂肪
- うま味
脳は、【セロトニン】【ドーパミン】【エンドルフィン】が大好きです。上記の3点を摂取することで生成、分泌され、幸せや癒しを感じます。
脳を喜ばしてくれるそれぞれの物質の詳細は、こちらをご覧ください。
- 砂糖とは糖分が主体の調味料を総称した名
- 脳がエネルギー源とする重要物質がブドウ糖
- 細胞呼吸(血液と細胞が二酸化炭素を交換)する際に最も必要なエネルギー源がブドウ糖
- ブドウ糖と果糖(果物やはちみつに多く含まれる糖分)が結合し結晶化したものがショ糖(白砂糖、グラニュー糖、三温糖など)
- 砂糖によりセロトニンとエンドルフィンを分泌する
- 魚やお肉の脂肪に含まれる必須アミノ酸と必須脂肪酸がある
- 脳に必要な必須脂肪酸が含まれる脂肪
- 必須脂肪酸によりアナンダマイド(至福物質)の分泌が生まれ、幸福感、高揚感を感じる
- 必須アミノ酸によりセロトニンとドーパミンが分泌され、幸せや快楽を感じる
- アミノ酸に含まれるグルタミン酸がうま味の素となる物質
※グルタミン酸は興奮性の神経伝達物質 - グルタミン酸からつくられるGABAが興奮を鎮め、リラックスをもたらす役割を果たしている
- 必須アミノ酸によりセロトニンとドーパミンが分泌され、幸せや快楽を感じる
砂糖、動物性脂肪、うま味には脳が幸福を感じる物質が含まれているため、脳が自然と欲し、それによって心地良い気持ちを味わいます。
さらに、脳による思考があることで、食事する場所や人などの環境、以前に食べていたものと味や環境を比べることで、情報比較による「おいしい」という判断結果を作ります。
肉体にある食事の意味
食事には、肉体が心地良さを感じることでの喜びがあります。
幸せを感じる物質のセロトニンとドーパミンは、食べ物のアミノ酸を元に、腸内細菌の働きによって腸内で生成され、腸内細菌の好きな食物繊維などが多く含まれた食材を食べることで体が、「心地良い」と感じます。
食物繊維の多く含まれた食材は腸内細菌のエサとなり、腸内細菌の活動が活発化されることでセロトニンやドーパミンが分泌されるので、体が喜んでいる状態を表します。
それ以外にも食べ物の栄養素を感じ、人それぞれの体調や生活習慣や体重や体脂肪や健康状態によって、体に見合う食べ物から体が喜んで心地良さを感じます。
さらに、体が活発で健康的になる食材や料理を食べた時は、腸から満足感を感じます。
例えば納豆を食べる時、腸内細菌の活動が活発化されて体が喜び、腸内からセロトニンやドーパミンが分泌されて心地良さや幸せを感じます。
このように肉体が喜びを感じるのは、健康的で肉体維持することができる食べ物を摂取した時で、その際のキーワードは“腸が喜ぶ”、“消化吸収がスムース”です。
肉体が欲する食材や栄養素は人それぞれに違い、さらに日や時間、体調や環境にて常に変わるので、同じ食事を求める共通性はなく、人それぞれに必要な栄養素があります。
心にあるスピリチュアルな食事の意味
心の認知による食事は、スピリチュアルな概念を含めます。
“波動”を感じ取ることでの喜びがあり、高波動な食べ物や食事であることに食べることの意味があります。
わかりにくいと思うので、波動概念の含まれた食事の例をご覧ください。
波動を感じ取る食べ物や食事の例
・楽しく喜びに溢れた幸せを感じて、みんなでワイワイ楽しく食卓を囲んで食べる『おでん』
・運動会や楽しいイベントのお昼ご飯のお弁当に必ず入っていた『卵焼き』
・学校帰り、おやつとして必ず母親が出してくれて、牧場内にある草原の温かい風を感じながら食べた『ポテトとチーズのスープ』
…などなど
あくまで参考例ですが、上記のように過去の思い出や、その場の雰囲気にて喜びが変わるのは、そこに幸せがあるかどうかでして、それは高い波動がその場にあることを表します。
波動には、振動数、振動域、振動幅、振動リズム、整然性があり、高波動・低波動という表現にて、ポジティブかネガティブの波動状態を表す。
※波動の詳細は、波動とはスピリチュアルな精神性│波動が高いも低いも自分次第 をご覧ください。
自然な状態であればあるほどに波動が高くなり、そこには全てを受け入れて拒否のない様があります=エゴがなく愛が多い。
そのため自然で、愛(=敬い=受け入れ)があればあるほどに波動が高くなります。
波動が高い食べ物と同時に、料理を作る人、食事を一緒にする人、食事をする場所などの環境、雰囲気、過去の記憶にて、波動は変わります。
幸せな気持ちや雰囲気を感じながら食べているものには、味や成分だけではない心からの想いが含まれるポジティブなエネルギー波動として存在し、スピリチュアルな食事の認識があります。
食欲のスピリチュアルな話は、食欲が止まらない時の心理とスピリチュアル│エネルギー摂取に潜む過食の理由 をご覧ください。

スピリチュアルな食事は脳・肉体・心全てを含める
これまでの食事の意味をまとめるとこのようになります。
- 脳にある食事の意味 → 脳が快楽を感じて、満足するため
- 体にある食事の意味 → 健康的に肉体維持するため
- 心にある食事の意味 → 幸せになるため
スピリチュアルな食べることの意味は生存維持と活力のためです。それは、食事の脳の喜びも、肉体の喜びも、心の喜びも全てが含まります。
食事には喜びがもたらされる意味がありますが、「食事をわざわざしなくてもいいですよね」という、さらなるスピリチュアルな食事の認識があります。
※食べ物が変わっていく話は、食べ物の変化と味覚の変化で幸せが始まる|意識と波動で変わる体さん をご覧ください。

スピリチュアルな食事とはエネルギー

食事とはエネルギー摂取
肉体があるからこそ食べ物の摂取や食事の意味が見えますが、スピリチュアルな認識では、物質の概念がエネルギーの概念に変わることで食事する必要はなくなります。
波動の高い食べ物が喜びをよりもたらす材料になりますが、それ以外にも料理を作る人や食べる場所や人の環境にて左右され、同時に自分自身の過去の記憶によっても波動は変わります。
言わば、自分自身の認識にて波動はいくらでも変えることができることを意味しており、ジャンクフードでも生まれた時から食べていて母親との思い出があったり、家にあまり帰ってこない父親が買ってくれた甘々のドーナツなど、認識によって栄養素も化学物質もオーガニックも何もかもの波動は高くも低くもなります。
そんなことから食事とは何なのかがわかります。
食事とは自分の認識を持ってエネルギー摂取すること
生存維持のためにエネルギー摂取します。
それは食べ物の栄養素を吸収して肉体に分配することですが、わざわざ食べる行為をする必要はありません。
スピリチュアルなエネルギー概念では、食事せずともバリバリ元気になる理解があります。
生命維持も活力も共に取得できるのがスピリチュアルなエネルギーです。
詳細を掘り下げましょう。
食べる必要がなくなる食事
スピリチュアルなエネルギー摂取による食事とは、プラーナやエネルギーを体と心に取り込むことです。
食事に物質として食べ物や命を頂くことは、エネルギーを栄養素として摂取している状態です。
野菜でも動物でも、命のあるものは全て自然界の土の養分や水の成分、太陽によって育まれるミネラルや栄養素があります。
それは言い方を変えると自然界のエネルギーでして、源は太陽や光である宇宙のエネルギーです。
エネルギーを野菜や動物がタンパク質や炭水化物、ビタミンやミネラル、ナトリウムやカリウムやアミノ酸などのさまざまな栄養素に変換し、それを食べることで成分や物質として私達人間の体内に吸収します。
それは、自然界や宇宙のエネルギーを野菜や動物の命を摂取することで、媒介して体内に取り込んでいることです。
その媒介を省いて直接エネルギーを頂くことで、食べる行為や食事が必要なくなるという話です。
ちょっとおかしな話ですが、そこに私達は意識であり、エネルギー体である認識があります。
プラーナやエネルギーを直接体内に摂取することが食事
エネルギーを大気や自然や宇宙から直接頂くことで、食事する必要がなくなります。
「何言ってんの?」という感じですが、そういう奇怪な人はこの世にたくさんいたりします。
例えば、インドにはプラーナという大気中に溢れる光エネルギーの概念があり、何も食べず飲まずの人がたくさんいます。それはエネルギーを直接摂取することで生存している仕組みです。
さらに、エネルギー吸収する方法の一つにサンゲイジングという太陽を食べるものがあります。
「食べちゃう?!」という感じですが、私が行っていた際には、太陽からエネルギーが吸収されていることを実感し、心も体も満たされる感覚がありました。
すると、食事せずとも活力にみなぎり、肉体労働など体を動かすことにも支障をきたしません。
エネルギー摂取にて心と肉体が満たされ、心と肉体が連動していることから、エネルギーが満たされることで心も体も満たされて健康的で活力的になる。
※自然界のスピリチュアルなエネルギーについては、人々を癒すエネルギーに訳がある。植物の不思議な力に見えない波動 をご覧ください。

スピリチュアルな食事の方法 体験談

スピリチュアルな食事体験
私は、「プラーナやエネルギー概念があっても、どうやって摂取するんだ?」という疑問があり、実際にインドに行っても、インドに居る食べも飲みもしない人々を理解できませんでした。
しかし、サンゲイジングをすることでエネルギー吸収を体感して、少し理解することができました。
※サンゲイジングとは、太陽を凝視することで太陽からエネルギーを体内に取り込む方法。失明など危険なリスクがあるので個別にはされないことをおすすめします。
それでもやはりお腹は空き、これまでほどの空腹感はないけど何か食べたくなる感覚がありました。
ですがその後も何ヵ月と続けていると、完全に食事がいらなくなる体感を伴う瞬間があり、「むしろ食べるのキツイ」という状態を味わいました。
その際は二日間何も食べておらず、「絶対お腹空いているはずだ」と思っていましたが、体は何も求めません。無理矢理にご飯を食べようとしたら、「お腹いっぱいで食べられない」という感覚で、飲み込むこともできませんでした。
「なんとまぁ、変人になってしまった」と本気で思いましたが、水は飲むことができる状態でした。
しかし、水も欲しておらず、飲むのが辛くないという逆に気を遣う状態。
そんな体験から、スピリチュアルなエネルギー概念を理解し、インドに居る人達のことが少しわかったような気がしました。
スピリチュアルな食事をする方法
魂状態になることでエネルギー摂取による食事ができます。
「はいっ?」という感じですが、心を開くことで心からエネルギー吸収をして、それが肉体を循環していきます。
自我意識は持っていて大丈夫です。ただ、エゴはなくします。
すると、魂としての意識状態が変わり、周波数が高くなります。
この世の認識自体が変わり、オーラが見えたり、スピリチュアル能力のヒーリングやリーディングやチャネリングなどが自然と伴います。
どんなスピリチュアル能力が開花するかは人それぞれですが、思考と離れる状態が食事のために必要です。
そして空を飛んで消える、というのは冗談ですが、食べ物を摂取する必要のないほどにエネルギーと活力に満たされます。
あくまで私の理解ですが、スピリチュアルな食事方法はそのようになっています。
※エネルギー摂取の食事に最適な断食についての詳細は、断食の効果にあるスピリチュアル【初心者必見のコツと方法】をご覧ください。

食事の楽しいスピリチュアルな意味
スピリチュアルな食事の概念には、何を食べても喜びになる心豊かな楽しい食事の概念があります。
自分が心から好きなものを食べていれば生きられるというものです。
その際には、認識が大切なポイントとなるスピリチュアルな食事の意味が含まれます。
思考概念なく、自分の好きなものや、波動認知を高める記憶や認識のある状態を作ることで、マックのハンバーガーしか食べなくても、納豆だけでも、卵焼きだけでも、健康的に生きられるというものです。
何を食べても心から幸せを感じるものであれば健康になる
心から喜びがあることが重要で、好きなものだけを食べる楽しい食事になる最高の時間があります。
それは、脳も肉体も心も全ての喜びが重なる食事となります。
心から幸せであることが重要で、思考がない状態が必要です。
「思考なし?!」という感じですがそこにポイントがあり、快楽追及など脳の食事の意味や思考を先行させることで、この状態にはならず夢物語で終わります。
幸せな状態であることは思い込みや決め付けがない状態を作り、その認識が必要です。
すると認識を自由に変えられるので、「これはダメ」「これは良い」というルールを作らず、心が感じる喜びのエネルギーを体は理解し、低い波動を高波動に変えます。
その高波動に変えるのは本人がすることなので、そのためにも思考なし、心からの幸福状態、思い込みなどの認識なしが条件となります。
一切の思考をなくすことはとても難しいことですので、意識状態を高めることが必要になります。
エネルギー摂取を心でする状態でなければ、シンプルに健康を害しますので、おすすめはしません。
心からの幸せという心の認知を主体にして食べる自分にて、好きなものを食べる生き方が可能となるものです。
食事に興味がなくなる
人によってはエネルギー摂取することで肉体も心も満たされるので、食事に一切の興味がなくなります。
心を主体にして物事を感じ、肉体と繋がって感覚を感じながら生きることで、エネルギー循環が起きて活力的になり、肉体的に満たされない部分を補うための食事の必要性になります。
食事に興味がなくなることで、「食事を楽しみたい」「喜びたい」という認識がなくなり、食べるものや味覚が変化します。
意識が高まることで心を主体に思考優位でなくなり、感覚と感性優位になります。
すると、肉体を敬う気持ちが芽生え、体の意見を尊重し、味が鮮明になり、五感が冴え、味覚が変わります。
それはエネルギー吸収率が高くなることでもあり、食べる量が少なくなったり、お酒やタバコを止めたりという変化が起きます。
食べるものはより自分が好み、体が好む、高波動な食べ物や、愛のある食事を求めます。
腸に優しく、消化吸収の良い食事になる傾向がありますが、人それぞれの生きる目的に合わせて、新鮮なお肉だったり、野菜だったり、果物だったりです。
食事の重要性が大きくなくなることから、納豆だけ食べるみたいなことが起きます。
※食事に興味がないスピリチュアルな話は、同じものを少しだけでいい子供。食事に興味がないのは大切な心の意味 をご覧ください。

スピリチュアルな食事と食べ物 まとめ

五感を使用し、色彩も味も風味も音も触感も全てを含めた芸術のような食事が作られ、綺麗に鮮やかに、繊細に美しく、脳も喜ばし肉体も躍らせ、心を満たす食事が私達にはあります。
フライパンの中は芸術の爆発です。それは、絵であり、音楽であり、演劇であり、踊りであり、最後に口の中で一斉展覧会のパーティーイベントが始まります。
食事は幸せな満たしを作り、さらに体を喜ばせ、脳をも満足させてくれる意味があります。
そこにはスピリチュアルな、「食事いらない」という少し飛んだ食事の意味も含まれ、もはや何でも良くなります。
生きる目的を求めることで食事の形は、自らが心に満たしと幸せを与えるようになります。
スピリチュアルな食事によって自然を敬う気持ちが育まれ、エネルギーを直接頂いていることを体感することで感謝や優しさの愛を持ち、食事と日常生活が地球と共にある認識が生まれるかもしれません。
スピリチュアルでも何でも、幸せになるために食事をすることが大切なことかもしれません。
そんな嬉しい時間がよりもたらされるために、食事の視野を広げる内容であれば幸いです。
それでは、スピリチュアルな食事についての話を終了します。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。