心理と特徴

感性が豊かな人の特徴12選「豊かさの材料は知性だった」

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「ここに風に包まれるようなソファを作ろう」
「太陽を食べるつもりで挑もうぜ」
「この絵はまるでタコ踊りだな」

感性が豊かな人といると、「はっ?」「へっ?」「ほえっ?」の連発。何を言っているかわからないからこそ、感性が表れます。

私達は感性を持ち、知性を持ち、理性を持ちと、あらゆる認識の知覚能力を持つ人間です。

私は絵描きですので、表現者や創作者との関わりがあり、皆一様に感性豊かです。

感性とは言葉で言われてもわかりにくいものですが、感性豊かな人と関わると感性が手に取るようにわかります。

ここでは、感性豊かな人の特徴と共に、感性とは何かの紐解きを言語表現したいと思います。

感性が豊かで鋭い方も、そうなりたい方も、より感性を高める一助となれば幸いです。

感性が豊かな人の特徴

感性が豊かな人の特徴一覧

感性が豊かな人の特徴
  1. 子供のような人
  2. 自分の喜びを貫く
  3. 認識に執着しない
  4. 自意識が高い
  5. 大衆向きではない
  6. 自分の意見を持つ
  7. 自律
  8. 今へのフォーカスが濃い
  9. 感受と思考を明確に分ける
  10. 想像力、創造力がある
  11. 誤魔化さない
  12. 素直

詳しく見ていきます。

 

感性が豊かな人の特徴12選

1,子供のような人

子供のまま育ったような、頭の中は子供かなと思える特徴です。

もはや赤ちゃんのままのような人も。

 

2,自分の喜びを貫く

子供のような人とは未発達の意味ではなく、「自分の喜びを我慢しない様」です。

周囲からどれだけ抑制や縛りや支配があろうとも、喜びを貫く姿勢を持ち、喜ぶ意志を消さない特徴です。

 

3,認識に執着しない

認識フリースタイル。

知覚となる感覚や感情、思考や想いなどの認識に対して執着せず、「これは私のものだ」とは言い張らない特徴です。

感性が豊かな人は頑固や固執の粘着質がなく、こだわりがあってもしがみつかず解放します。

 

4,自意識が高い

「私は私、あなたはあなた」と自分と他を区分けする意識があり、自分のことを自分で認識します。

他者に飲み込まれず、「あの人が私のことをブスって言ったから私はブスなんだ」とは思いません。

 

5,大衆向きではない

集団帰属意識ではなく共同体意識を持ちます。

集団で身を固める以上に、個々の認識を持って他と関わる特徴があり、大衆の中では生きづらい人もいます。

 

6,自分の意見がある

感性が豊かな人の大きな特徴は表現することです。

自分の意見、見方、捉え方があり、表現することを喜びます。

 

7,自律

行動や思考は自分で作ったルールに従います。

他は他なので自を明確に主体にする特徴です。

 

8,今へのフォーカス

物事を認識する際、今この瞬間に見ているこれ、感じているあれ、想っているそれ、にフォーカスします。

例えば、美術館で絵を観る時は、絵にフォーカスして絵の中に入ります。

絵以外にフォーカスがないので、絵から認識される情報量が多く、自分の意見を多く見出します。

 

9,感受と思考を明確に分ける

大きな特徴となるのが、認識材料と思考にて自分の意見を作る段階が明確に分かれていることです。

絵を観た時には絵の世界に入り、感覚や感情や波動やエネルギーなどの感受、「感じる」段階があります。

その後に、「この絵はぴょん吉」と思考へ向かって感想や意見を言うので、絵を観ていきなり感想には向かいません。

 

10,想像力、創造力がある

表現するための想像と創造があります。

これら二点を持つ人の特徴となるのが集中力。一つのことにフォーカスし、自分の世界に入ります。

 

11,誤魔化さない

最も大きな特徴です。

感性が豊かな人は自分を偽り誤魔化しません。

良いものは良い、嫌なものは嫌と、ただ事実に拒否しません。

認識における現実主義者です。

 

12,素直

現実をそのままにし、事実へのあらがいや抵抗がない人です。

自律がありますが他律への抵抗がないので、他者に従うことも躊躇がなく、受け入れる許容を持ちます。

以上が、感性豊かな人の特徴でした。

 

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感性が豊かとは

感性とは?

ここからは感性が豊かな人の特徴から、感性の紐解きを私なりにしたいと思うので、一つの考え方としてお楽しみください。

感性には哲学や心理、芸術や美などの観点があり、さまざまな捉え方があるので少し曖昧なニュアンスかと思います。

まず、辞書にある感性の定義をご覧ください。

感性とは、
 物事を心に深く感じ取る働き。感受性。「感性が鋭い」「豊かな感性」
 外界からの刺激を受け止める感覚的能力。カント哲学では、理性・悟性から区別され、外界から触発されるものを受け止めて悟性に認識の材料を与える能力。
※コトバンク引用

感性は感受性とも、認識材料を与える能力とも言われ、英語では[Sensitivity]とセンス的な具合です。

感性を最もわかりやすく表現してくれる存在がいますので、ご紹介します。

「赤ちゃん」です。

今日はそこら辺にいた赤ちゃんにゲストとして来ていただきました。

バブバブー。

「早速ですが、あなたが普段から表している感性、まさに今も何もない空間に手を振っていますが、その感性とは何ですか?」

バブバブー。

ふむふむ、やはり感性しかありませんね。

感性とは、その人の世界でのその人の情報となる感受の働きです。

例えば、赤ちゃんに10億円相当の名高い画家が描いた絵を渡してみます。

きっと、笑ってグチャグチャにするか、ヨダレをつけてビリビリっとするか、仕舞にはおしっこでもぶっかけて泣き出します。

まさに感性。

ここでわかるのは、もし知性(思考)があればこういうことはしないということ。

感性とは物事を認識する初めの情報取得、自分の意見にするための材料認知です。

「この絵を私の目で見て、心で感じて、身体がビリッと破く」

物事を認識するための一番初めの材料を感受という「感じる能力」で取得。五感や感情、波動にエネルギーなど、肉体と心を使用した感じる働きがあります。

その後に入ってくるのが知性である思考、情報を基に考えたり思う状態です。

この知性がない状態が赤ちゃん。
「あ、これが感性だ」と最もわかりやすく表現してくれます。

感性とは赤ちゃん。

 

感性が豊かな人とは

感性の後に来るのが知性である思考です。

もし赤ちゃんに知性があれば、感性にて情報収集した後の行動が変わってきます。

「10億円、これを破いたら責任とらなくちゃ」
「人の物は勝手にしてはダメだと親から教えられたから大切に扱おう」
「これがあの有名画家の絵か、素晴らしいな」

知性があると感性の使い方が変わります。

知性がないと感性の抑制や調整が欠落、解放して自由にはっちゃけ、迷惑になりかねません。感性に価値がない状態です。

感性豊かな人とは知性によって感性に価値をもたらします。

 

表現に価値があり、知性を持つ人

「なんかずれているよね」「頭悪そうだよね」という印象がありながら、「なんだかんだ頭良いよね」と思われる人です。

感性が豊かな人は子供のような人ですが、ただ感性だけあって知性がなければ、電車の中で急に絵を描きたくなったから、スプレーで落書きを始めたりします。

これは価値にもなり得るのですが、自ら価値にしようという概念がないことで起きるのが自律主張、自己主張です。

自分ルールにのみ従うルールを作ることで、頑固や固執になり、豊かさとは違う方向に向かいます。

芸術家や表現者にはとにかく自由を求めて、抑制や縛りを嫌う人が多いので、中には感性爆発のみにフォーカスする人もいます。

何も悪いことはないのですが、感性豊かな人とは決定的な違いが出て来ます。

  • 感性豊かな人は価値を自ら作り、与えられる
  • 感性がある人は価値を作れない(周囲が価値を作る可能性は有)

感性が豊かな人は感性の表現に価値を作り、知性が含まれています。

人それぞれの表現があり、価値を自ら作る気があるのかないのかが明確に表れます。

 

感性は誰しもが持っているが、豊かかどうかがある

  • 感性のみ…価値認識はなく、感じるままに表現する解放
  • 感性と知性…価値認識があり、感じたものを思うままに表現する自由

自由に対してもさまざまな理解があると思いますが、自由とは何もない草原で自ら物事を創ることができる意志や様だと考えます。自立、許容、創造性です。

感性とは認識する材料の一番初め、「感じる」ことで情報収集する働きですので、感性は誰しもが持っています。

純粋な自分のみの認識材料に知性を加えるかどうかにて、感性豊かかどうかの違いが人それぞれにあります。

 

感性が乏しい人とは

誰しもが持っているのに感性が乏しい人がいます。

感性が乏しい人は知性があります。感性以上に知性を優先した過去があり、価値観があります。

感性の塊がオギャーオギャーと生まれた後に起きるのが知性の育み。思考にて頭に情報が入り、自分の意見ではなく他の意見が入ってきます。

目の前にあったご飯茶碗、ばぷーと最高の笑顔と共に頭を突っ込んでキャヒーンと茶碗をぶん投げる。顔はご飯粒だらけで大笑いケラケラケラ。

芸術的な感性表現者ですが、ここであることをされます。

「こらっ!」

指導、躾、教育、抑制、縛り、支配、洗脳…言い方はさまざまに知性が入ります。

抑制や強制が強く、他者からの情報が多くなってくると、感性を消して他者からの情報をメインにし、自分の意見がなくなります。

他律です。

思考にて他者の情報を記憶したり思い込めば理解はできるのですが、自己理解できない状態になります。

 

他が主体になると「感じる」ことが少なくなる

他の意見を主体にした知性の育みが多くなり、自信がなくなり思い込みが増え、ルール概念や統一化にこだわった正当化意識や自己主張にて自らを保とうとすることが起きます。

感性が乏しい人とは、自らの意見や理解や認識の材料がない、または忘れてしまった人と考えられます。

幼少期から、「あれはダメ、これもダメ、それもダメ、ダメダメダメ」
「これをしなさい、あれをしなさい、これはイイ、あれはOK、それならギリギリOK」とされてしまうと、強い者には歯向かえない立場の場合には感性がなくなります。

人それぞれに感性がないのか忘れてしまったのかが幼少期の環境によって変わり、感性の乏しさが表れると社会性や大衆意見に従い、「みんなが言っているから」「こうしろと言われたから」「社会的にはこうだから」「辞書にはこう書いてあるから」とそれ以外の認識ができなくなり得ます。

感性が乏しい人は、知覚能力の一番初め、「感じる」働きによる情報収集が乏しい人です。

 

感性の意味をわかりやすくすると

感性とは肉体や心にて感じる働き、物事を認識するための初めの情報収集です。

自意識のベース部分となり、自己理解、自分の意見、自己認識の基、自分で取得した材料を基に物事を作るための創造力の基盤です。

自意識によって自と他を区分けし、自分は自分、あなたはあなた。

自分のことは自分で認識することで自律と自立へ繋がり、意識が高ければ高いほどに自らの目・鼻・耳・口・体を使って情報を取得します。

心にて波動やエネルギーを感じる人もおり、情報をさまざまに取得します。

情報は自己理解の上で貯蓄されることで起きるのは自己表現、そして創造です。

感性とは自己理解によって取得された認識情報。全ては自己認識の育みや表現として使われ、最終的に起きるのが創造です。

何かを新しく創るための力が感性です。

自分を構成する基盤となり、知性を育むことで感性は価値となり、創造力は自他共のためとなります。

 

感性とは一番初めのベース

感性はベース、誰しもが持つ自己理解の原液。人それぞれに知性とのバランスを作り、人によっては理性へ向かい、人としての育みが進んでいきます。

感性からの段階
  1. 初めに感性
  2. 次に知性
  3. 両方持ったら理性

自他に価値や影響を作る範囲が広がっていきます。

感性が豊かであることは、価値と影響を作る基盤材料が多いことを意味し、自分にも他者にも与える歓びも恐怖も増えていきます。

理性が加わることで「社会のため」と範囲が広がり、価値の拡大を創作していきます。

ポジティブな価値なのか、ネガティブな影響なのかは人それぞれに違いますが、感性豊かであることに共通するのは、自分を喜ばす材料が多いことです。

感性とはただ遊ぶための材料でもあります。

 

最後に:感性が豊かな人の特徴

子供や赤ちゃんと関わると自然に起きるのが、「私の感性は?」という自問です。

「私は何?」という心をガッポリ開く審議の始まりを意味し、感性豊かな人は時に心臓をえぐるようにグサッと確信を突きます。

そんな関わりの場では、[感性=自分のベース]であることを教えてくれます。

感性とは紛れもない個性。何のルールもない真っ新、千差万別な本人のみの認識。

創造力の源でありながら、人として、自分としての存在提唱を鳴らす影響です。

感性が豊かか乏しいか。

乏しければ今日、今この瞬間にでも育み高められます。

森の中に行き、公園に行き、木を見て何かを感じます。

私達は常にいろいろなことを感じています。

手を膨らませ、耳を覆うように被せる、すると耳の中で起きていること、耳の音、空気の音、手の脈動、音の振動、いろいろ感じます。

被せている手の前方を少し開く。、外の音がはっきり聞こえる、感じる、そして何かを思う。

きっと子供の時は、そんなことばかりしていたかもしれません。

どれだけ感性がなく、知性が発達していても、感性を付け足せば知性との合わさりはスムースに順応します。

いかに感性と知性を組み合わせ、自律と他律を見て、自立を持って理性を育むか。

最後は感性と知性と理性の合わせ技、これが最強かなと思います。

感受機会を高め、日常的に感性を豊かにする一つの考え方となれば幸いです。

最後までありがとうございました。

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