スピリチュアル

【シンプルな精神理解】母親にイライラする理由と原因

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大人になってからでも、イライラする対象と言えば母親かもしれません。

言い方を変えると、イライラしてもいい人であり、イライラする自分を許せる対象が、母。

「やってらんないね、そりゃ」とお母さん側は大変。

ですが、怒りとは自己愛、いわゆる愛ですので自然なことかもしれません。

イライラの原因は過去の親との関係性の不平不満、愛着障害、インナーチャイルド、と捉えることが多いかもしれませんが、

精神的(スピリチュアル)に見ると、シンプルな捉え方ができます。

ここでは、シンプルに理解を深めることで解決したい方に向けて、スピリチュアルな紐解きをお伝えします。

  • 母親にイライラする精神的理由を知りたい
  • どうすればイライラしなくなるか考えたい

人間の根本的構造に着目した考え方、ご参考になれば幸いです。

それでは、始めていきましょう。

母親にイライラする精神的理由

どうして母親にイライラ?

なんでも
なんでも
初めに、言葉の中身を紐解きながら、母と子の関係にある特別性とイライラの繋がりについて考えていきます。

『イライラの対象が母親』

言い方を変えると、

『憤りや葛藤にて、自分がわからなくなる対象が母親』

実家に帰って数日、いや、数時間もすれば、「なんやねんこの人は!会話ができん!理解できん!合わなすぎる!」

イライラという憤りは怒りの分類の一つであり、憤ることには不満足や不納得が心にある状態です。

さらに、「うん、これは憤りね、はいOK」と己の状態を承諾していない、もはや承諾したくない気持ちがあるかもしれません。

不納得な自分を認めたくない、拒否したくなる。

イライラすることにも嫌気がさし、自分がなにをしたいのか、なんで怒っているのか、自分そのものがわからなくなります。

憤りや葛藤にて、自分がわからない状態にさせてくる最も大きな存在が、母親

母親と子の繋がりは他とは一線を画する特別なものだと思います。

これを父親がするのは難儀です。

父親への思い入れが強いなどは別ですが、母と子の距離感、同調、共鳴作用は他とは比べものになりません。

母の胎内で誕生した子であればなおさらです。

私を例にすると、母親がケーキを食べてお腹痛いなとなったら、私のお腹もなんだかおかしい。

母親の足が痛いと私の足の全く同じ部分が突然痛くなったり、なんか耳鳴りすると思えば母親も同じ症状が出ていたり。

本人の意思関係なく、同調、共鳴作用の強い関係性と考えられるのが、母親と子。

気づかないだけでさまざまな同調や共鳴が起きていることは考えられ、見えないながらも存在する同一性がイライラする理由に繋がっていきます

 

母親にイライラする理由➀:一体意識

なんでも
なんでも
着目したいのが、イライラ(憤りや葛藤や錯綜)は自己愛であることです。

「もう、なんなんだよ!」といった憤りがわかりやすい自己愛のパターンだと思います。

怒りとは自己愛そのものであり、自分を愛したい気持ちがあればあるほど、愛して欲しい欲求があればあるほど、怒りっぽくなります。

言い方を変えると、自己愛を思いっきり出せる、または出したい対象には怒りやすくなります

しかし、なりふり構わず感情が沸き上がり怒りをまき散らせば、ハラスメントに喧嘩にトラブルになるため、私たち人間には常識、倫理、道徳、建前、仮面といった知があります。

怒っても抑える防衛が働きます。

すると、イライラになります。

母親に対して怒りの感情が湧き出る→理由がわからない→抑える→イライラになる流れ

着目したいのは、親との関わりにて何かをきっかけに自己愛が制御なく出てきたこと

「どうして自己愛に制御がなくなったの?」
「どうして突然自己愛が出てきたの?」

この理由として、幼少期からの愛情不足、不平不満の蓄積、愛着障害、インナーチャイルドなどを挙げることもできます。

しかし、ここでお伝えしたいのは別です。

母親との同調、共鳴が強すぎること。

この精神状態として考えられるのが、自分と母親を一体として見ている(意識している)ことです。

 

母親にイライラする理由②:[一体意識が強い+理解できない=イライラ]

なんでも
なんでも
自分と母親の繋がり、絆や遺伝子、意識としての共同体であればあるほど、思い入れが強くなります。

思い入れの強さには、承認欲求、愛着障害、幼少期の許せない念、可愛がられなかった過去への執着(=他との比較による不平不満、我欲)といったエゴもあります。

内情は絆なのか執着なのか両方なのか人それぞれですが、

“思い入れ”が強いという共通点があると、一体意識や仲間意識が強くなります

近い存在や、近くあるべき存在、または近くありたい存在だと思うほど意識は強まり、自分と母親を一体に見ようとします。

問題は現象です。

自分の中での現実は一体でありながら、物理世界での自分と母親が関わって起きる現象は…。

「全然思ってるのと違う、意味わからない、なんでそうなるの、まったく意思疎通できない、繋がりがない」

「もはやこっちをわかろうともしていない、なんなの!」

[一体意識]に[理解できない]が加わると、

「わかりたいのにわからない」

「わかって欲しいのにわかってもらえない」

「これくらいわかるものだろうになぜ、もはや上の空、眼中になし」

イライラが生まれます。

これは子育てをする親の気持ちと同じかもしれません。

例えば、当たり前にできると思っていることに対して、「なんでそんなこともできないの!」と初めは怒りました。

その内に、「この子は本当に当たり前のことができないのかもしれない」となるが、まだ認められない納得できない場合にイライラします。

この時、相手を理解する気がない場合、イライラが止まらなくなり、見るだけでモンモンとします。

理解する気はあるけど子供の状況や気持ちがわからない場合、イライラしてしまうことに自虐的になります。

一体意識がありながら理解できない(または理解する気がない)、この組み合わせによってイライラが発生します。

 

母親にイライラする理由③:感受・感情コントロール

なんでも
なんでも
理由の最後にお伝えしたいのは、自分自身の状態です。

イライラする時、私たちは過敏になっています。

自らの感受や感情コントロールが難しいほど、感覚や気持ちにのめり込んでいます。

「ほら、味わえ、ほらほら」とされている気分。

感覚過敏な人が人ごみの中にいることを強要された気分と同じです。

過敏な状態になるのは、自分にとって繊細でデリケート、またはタブーとして仕舞い込んだ気持ちや記憶との関わりになるためだと考えられます。

向き合う準備ができていないのか、向き合う気を押し潰した過去があるのか、人によって内訳は変わると思いますが、

母親との関係性が育まれていない、歪んでいる、開かずの扉など、まだ見ぬ無知の世界である場合、トピックスが繊細であるために過敏になり、感受と感情に飲まれ、イライラしやすくなります。

 

最重要:母親にイライラする精神的原因

なんでも
なんでも
理由の紐解きにて“根本の原因”が見えてきます。

母親にイライラするのは、母親のことをよく知らないからです。

「わかっていない」

私の認識では、イライラされる側のお母さんは不安や恐怖を多く内包する(けどそれを表沙汰しない見栄や強さがある)ために、自分の外側は表すが内側を子供にさらけ出さない人が多いと思います。

近しい関係性でありながら内面を知らない

要因と考えられるのが、母親に寄り添う気がない。

「子供は理解してもらう側だ」という自分ルールや固定観念があり、相手を理解する気がない場合もあります。

母親が内面を見せてくれないので寄り添いたくても寄り添えず、理解したくてもまるで隠されているような場合も。

理解する気はあるけどわからないと、イライラしながらイライラしている自分を責めたくなるので、ダブルで憤りやストレスにもなってしまいます。

母親のことをよく知らないとイライラする。

母親が自らのことを教えない、伝えないとイライラする。

イライラの原因は、“母親”のことを理解できていないから、という考え方です。

ここには、両者の内面の繋がりがありながら、表面的な繋がりのなさがあります。

改善の糸口に入ります。

 

母親にイライラしないために

改善するための理解ポイント:自己愛と無知

なんでも
なんでも

問題点が、母親についての無知だとお伝えしましたが、これには本質があります。

自己愛の無知であることです。

私たちは母親をどう思おうが、どう責任を負わせようが、負わせたと思おうが、自分の見て・感じて・考える認識世界を生きています。

誰に何を思おうが、全ては自己愛が基準の“自分の認識世界”を生きている意

母親を知らないことで生まれるイライラ(=自己愛の憤りや錯綜や葛藤や…)は、自己愛を基準にした認識に無知であることと同義になります。

ちょっとややこしいので、自己愛の無知とします。

自己愛に無知であることによって愛に執着が生まれ、過去の記憶、他との比較、満たされなかった不平不満な気持ち、過去と分離させたインナーチャイルドといった捉え方もできていきます。

問題の本質となるのが、自己愛の無知。

それでは実際に何がどう無知なのか?

母親に求める欲や執着だと考えられます。

「理解できない、なんでこれがわからないんだ、なんで私のことをわかってくれないんだ、わかろうとしないんだ」

求め続けるほどにイライラします。

自己愛がしていることを理解すると、そこには母親に対する何かしらの欲求や執着があります。

これを自覚すればするほど自己愛がわかり、同時にわかるのが母親を知ろうと努力していないことかもしれません。

母親もこちらに求める欲があり、それをしっかり知り、見つめ、返報していない可能性があります。

母親と関わる際の自己愛の無知は、相互合致をなくし、イライラを生みます。

自己愛の無知を緩和するために、

「自分は母親に何を求めているのか?」
「母親もこちらに何かを求めているのではないか?」

これらを把握することが大切になります。

 

イライラしないための策➀:母親との対話

なんでも
なんでも
方法はシンプルに対話によって理解を深めることです。

目的は母親に自分を知ってもらうことではなく、自分が母親を知るためです。

特に知りたいのは母親の気持ち、内心、本音。

「本当はどう思ってるの?ねぇ?なんで言わないの?もう」ではなく、自然なコミュニケーションで聞き出すのがポイントです。

「母さんは人を信頼する基準とかある?」
「そんなことあんま考えないよ」

「父さんには信頼があったってことだよね?」
「まぁ、そんな時もあったかもね」

「なくなった時があるの?」
「あるよ、それはあれがああなった時なんてもう」

「この人はこういう人なんだな」というのがわかればわかるほど、それが内面であり、気持ちの面での理解であればあるほど、母親の理解が深まっていきます。

気づけば以前とは比べものにならないほどイライラしなくなっています。

 

イライラしないための策②:[個→コミュニティ]に認識拡大

もう一つは、認識の拡大。

自分にフォーカスして自己愛を癒したり、過去の記憶を浄化したり、納得できる解釈を見出すことも大切ですが、イライラしないためにお伝えしたいのは、認識を自分の内側から外側に向けること。

[自分:母親]の認識

[自分+母親=家族]の認識

[個]→[コミュニティ]に変換。

[自分:母親]という認識の構図を、[家族というコミュニティ]に対する認識にします。

同じ方を向いて一緒に歩くスタンスであり、仲間として補い協調し相互扶助が自然と発生するようになります。

この認識が自然とできる例としてこのようなものがあります。

実家から出ていった後、結婚して子供ができ、「みんなでおばあちゃんに会いに行こうか」なんて具合で母親を訪ねた時。

家族で訪ねる、または子供がいると子と祖母が仲良くすることで、より家族やコミュニティとして認識しやすくなります。

しかし、そこで家族やホーム認識ではなく、一個人として[自分:母親]の構図にすると、またイライラしてしまいます。

認識を拡大し、両者は同じコミュニティの一員同士である見方ができると、イライラしなくなりますのでぜひ試してみてください。

 

注意点:押し付けはご法度

なんでも
なんでも
お伝えしたい主旨は“認識”を変えることですので、変える対象は“自分”です。

もし、「私たちは家族なんだから、協力し合おうよ、助け合ってよ!」と主張や押し付けをしてしまうと、行為は家族的になりえますが認識が変わらないので見ている世界は同じ。

建前や上っ面の取り繕いが増えて、ギクシャクした関係になってしまう可能性もあるのでご注意ください。

あくまで認識を変えるために自分の見る世界を、[対峙]ではなく、[家族、同じコミュニティの一員、協力し合う関係性のメンバー同士]にします。

こちらが先に変われば、母親も徐々に認識が変わっていきます。

または、初めから母親の方がこの認識をしており、こちらが気づいていない可能性もあるので、今回が気づく機会になるかもしれません。

心理的に、従属意識があるとイライラしにくくなります。

不平不満や不納得の憤りメンタルには、不安や恐怖があります。

そのため、不安や恐怖が生まれて、それを拒否するがためにイライラする捉え方もできます。

不安と恐怖を受け入れずに拒否するのも自己愛です。
※受け入れれば自己悪を認めることになるため、母親に対する悪の念を肯定しないために進んで拒否している人もいる

対峙ではなく、同じコミュニティの一員として物事を見る認識になると、“家族”への従属意識が持てます。

「一人じゃないんだ」と思える認識ですので、不安ではなく安心がもたらされ、自然と調和や協力、相互扶助が起きます。

行為も大切ですが、認識を変えると付随して行為が変わってくるため、自分がどんな世界を見ているのかを知り、自分が見たい世界を見ていくことがとっても重要です。

 

最後に:母親にイライラする精神的理由

子供でも大人でも、近しい存在にはイライラすることは多いと思います。

私もそうでして、過去の記憶や傷があるとどうしても自己愛がうずき、憤りは生まれます。

人によっては、「許せない念」があるので、その際は心の傷を癒し、記憶への執着を手放す行動も大切です。

そんな過去への旅路もありながら、私たちは“今この瞬間”を生きて進んでいく存在ですので、「今どういう世界を見るか?」のスタンスも欠かせません。

認識変化。

物事を、家族をどう見るか、捉えるか。

せっかくの自然発生的コミュニティがあり、事実一人では生きていけなかった過去が私たちにはあります。

どこに視点を置き、どこにレンズを置き、重きを変えるかは自分次第で変えられます。

イライラにフォーカスできながら、ご飯を作ってくれた感謝にフォーカスもできます。

躾してくれなくてもお世話してくれた、教養はなかったけれども衣食住までまかなってくれた。

どう捉えるかは全て自分の経験側次第です。

認識を変えるためにも自己愛の内情を知り、自己理解を深める。

そのための一助となれば幸いです。

それでは、ありがとうございました。

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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

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