人生哲学

『頭がいい人同士の会話はバカみたいな件』タイプ別知的トークまとめ

「目を見れば、何を伝えたいかわかる」

アマゾンにいるシャーマンの父から言われた言葉です。

数えるほどの会話しかしていませんが、約一ヵ月の滞在で私の中身のほとんどを知っていました。

その後も旅を続ける中で、医者、研究者、宗教家、芸術家、映画監督、占い師…さまざまな分野に携わる頭のいい人と出会い、あることがわかりました。

頭がいい人は「聞く、見る、知る」能力が異常に高いこと。

私のような頭がいいとは言えない人間に対しても、聞く力で理解してくれます。

このことから、頭がいい人同士が会話すると、「何を言っても言わなくてもわかり合える」。そんな特徴が表れます。

一体どんな会話になるのか。

深掘りした内容をお楽しみください。

  • 頭がいい人同士の会話質を知りたい
  • どうすればインテリジェントな会話ができるか知りたい

頭がいい人同士の会話:前半

頭がいい人のタイプ

「頭がいい」と言っても、タイプによって会話の質が変わるため、本題に入る前にタイプを分けます。

頭がいい人のタイプ
  1. 知識量抜群
  2. 合理的で無駄がない
  3. 創造性に溢れた楽しみ
  4. 俯瞰性による全体把握

タイプは四つ。

それぞれ「頭がいいとはどういうこと?」の意味が変わりますので、一つずつ会話の違いをご覧ください。

 

頭がいい人同士の会話①:知識量抜群

知識量の多い勤勉家、日本人に多いタイプです。

教科書のリピート、インプットとアウトプットの繰り返しによる記憶力が高く、他からの情報(自らの経験や実体験以外)を脳に理解させる力があります。

脳内に詰め込む情報が多く、整理整頓することで出し入れを円滑にし、必要に応じて知識を引用して言葉に変換します。

ここではわかりやすく、“メガネさん”と称します。

メガネさんはメガネさん同士で関わることが多く、会話に大きな特徴があります。

理屈で正否を決める長い会話

「何が正しい、何が間違っている」を明確にする、または明確にした前提を軸に、教科書や本など他からの情報を基に議論するのを好みます。

脳内情報を網羅して、正否概念に当てはめるパズルゲーム的会話となり、時に議論が白熱します。

天気の話をすれば、「太平洋高気圧の勢力が弱まり、冬型の気圧配置が強まっているから寒くなりそうだ」と天気予報士のような発言になります。

「タイの熱帯性モンスーンによるこの時期、ゲリラ豪雨がないだけいいじゃないか」と知識を合わせて会話できるので、パズルピースを合わせ合う楽しみ方があります。

頭がいい人同士の会話は、溜め込んだ知識をアウトプットして理解度を高める脳の運動会になり、記憶力を高めながら脳を整理整頓でき、理解度向上の自覚も促進されるので満足感があります。

話せば話すほど楽しくなってきます。

 

①知識量抜群の頭がいい人の会話特徴

上記の頭がいい人には、いくつかの特徴が会話に見られます。

頭がいい人の会話特徴
  1. 専門用語が多い
  2. 正解、間違いが常に基準にある
  3. 頭の回転が早く、話しの切り替えが苦手(一方向回転)
  4. 喋るのが早い(早い方が聞き取りやすい)
  5. 批評が多く、特に批判が多い
  6. 会話に付いてこれない人に冷たい
  7. 知識マウントをとる
  8. 議論、論破好き
  9. 自分より頭がいい人への嫉妬が強い
  10. 間なしで会話し合える、言葉数が多い

 

頭がいい人同士の会話②:合理的で無駄がない

二つ目のタイプは、無駄をなくすのが上手な合理化タイプ。

あまり勉強しなくてもテストの点数を取れる、忙しそうにしていないのに誰よりも仕事が早いスマートな賢い人です。

声を荒げることはなく、感情や欲求に翻弄されず自制する力があり、自己調整する管理能力、問題解決能力に長けています。

問題の本質を素早く突き止め、相手側の目線も持って解決する案を見出します。

めんどくさがりな一面があり、倹約的に時間や労力消費を守り、物事を効率的に対処解決します。

ここでは、“ミニマリスト”と称します。

ミニマリストは同族以上に、他の頭がいいタイプと関わります

頭がいい人でなくても関わり、その際は優しく相手の立場になって接し、冷静で落ち着いた雰囲気が顕著になります。が、一方で相手に理解意志がないとわかれば、極端に他人に興味がなくなることも。

頭がいい人同士の会話の場合、簡潔明瞭、短くて濃い会話になる特徴があります。

会話の目的や方向性がはっきりしており、お互いに意思疎通を図り、少し伝えれば全てを理解し合うので、多くを語る必要がありません

「近頃はお酒の飲み方が変わりましたかね?」
「そうですね、お酒自体を作る意図がわかりにくくなっていますから」

この会話には、「現代社会の問題点、メンタル傾向、社会性の先行き、情緒の欠落、新しい転換」がギュッと詰まっている。

傍からではたわいもない話しをしていると思いきや、とても深い会話を短くこなしていたりします。

「月は電球のように小さくなりますかね?」と話す時、月は年々地球から離れて小さく見えている天文事実、電球ほど小さくなるまでの期間計算、それまで生きているかどうか、はたまた生きたいかどうかの真意など、あらゆる含みと伏線が潜みます

「夢がありますね」と返す時、相手には未来を見る希望がある心中を察します。

あらゆる背景を把握した上で話す頭がいい人ですので、話す相手によってどこまで説明するか調整して会話を繰り広げます。

頭のいい人同士の場合は調整する必要がないため、かなりシンプルな会話になりながら、中身はギュウギュウに意味深です。

 

②合理的で無駄がない頭がいい人の会話特徴

上記の頭がいい人には、いくつかの特徴が会話に見られます。

頭がいい人の会話特徴
  1. 結論ファースト
  2. 含みと伏線が多い
  3. 頭の回転が早く、よく気がつく
  4. 問題の核と芯を素早く捉える
  5. 相手に合わせて会話速度、内容、言葉を変える
  6. 優しくて否定しない会話(相手のための指摘はある)
  7. お互いのことを考えた上での調和あるコミュニケーション
  8. 言葉数少なく簡潔
  9. 会話の目的が明確
  10. お互いの時間を無駄にしない不干渉、個々の尊重

※タイプ②の詳細は、【怠惰を使う知的生命体】めんどくさがりで頭がいい人の特徴と仕組み をどうぞ。

 

頭がいい人同士の会話:後半

頭がいい人同士の会話③:創造性に溢れた楽しみ

三つ目は、創造を楽しむタイプ。

芸術家、漫画家、小説家、研究者、開発者、起業人、芸人などのクリエイター(0を1にする人)が該当し、新しいものを創ることを遊びます。

ユーモラスで面白く、他者にはない特色によってセンスの高さが伺えます。

お笑い芸人の建前と本音のギャップによって笑いを作るように、前提を踏まえた上でひっくり返して遊ぶなど、一般常識を把握した上で常識をなきものとする固定観念のなさが際立ちます。

正否、善悪概念の縛りがなく、あえて概念をなくして楽しもうとする創作力です。

一つ明確にしておきたいのは、他のモノマネではなく独自の感性と知性を使用する創造性によって、頭がいい人らしさが見出されること。

「何がわからないかを知っている(または知ろうとする)上で、物事の理解を深めるために経験を増やす人」

無知の知を前提に、思考と行動にて知を育むさまに頭のよさがあり、これからもよくなり続けます。

そんな頭がいい人をここでは、“たけし”と称します。

頭がいい人同士の会話にある大きな特徴は、意味がわからないことです。

「馬鹿と天才は紙一重」と言いますが、まさに馬鹿なのか天才なのかわからないのがこのタイプ。

天才はこのタイプの一部、ほとんどは変人(他と違う変異種)となり、共に頭がいい人であることに違いありません。

天才は宇宙(天)からの授かりもの、変人は地球上の陰陽両極端の内包によるハイブリッド。

頭がいい人はとにかく経験値が高く、無意識レベルで努力しているため、四六時中癖のように何かを学び知る理解を深めています。

一般常識を把握した上でぶち壊す習性があり、壊すことで新しい何かを発見したり、たまたま見つけたりと運も含めた楽しい創造を謳歌します。

そんな頭がいい人と会話する際、基本的には何を言っているか理解困難です。

「今日は朝からたくあんゴリ蔵だったよ~」
「え?たくあん?ゴリ蔵?どういうこと?」

「昨日のすね毛は馬関の名残り、明日の鼻毛は一等賞」
「え?すね毛?馬関の名残り?鼻毛?一等賞?しかも明日?」

これは困りました。

しかし、頭がいい人同士ではこの会話がまかり通ります。

「おいおい、朝からたくあんって今日もコンビニスタートかよ、お宅は不安定なご時世だな、あはは」

さぁ意味わかりませんが、解説はこうなります。

「たくあんは大根の漬物、ゴリ蔵と言うからにはセブンイレブンで売っているのか売っていないのかわからないアイスの商品名、ということは朝からセブンに行って、売っているのか売っていないのかわからないたくあんを見つけた意味、くぅ~うらやましいぜっ、このたくあん野郎」

ということだそうです。

創造性に溢れた頭がいい人は、事前基盤を常識や社会性に置いておきながら、あえて手放して遊びます。

正否や善悪を手放した執着のない世の中の見方であり、他者の思想や意見を否定することはまずありません
※する場合はツッコミなど相手のため、または会話をお互いに面白くするため

相手が言ったことから如何に相手の生活態度、心理、精神、健康状態、伝えたい意図を即座に読み取り、理解した上で全てを放り投げるか。

「お宅は不安定なご時世だな」には、「コンビニという何が売っているかだいたいわかる便利屋に、あるかどうかわからないものを求めに行く矛盾作りとギャンブラー精神に惚れ惚れするぜ」という敬いの心意気を含めて伝えています。

頭がいい人同士の会話は、傍からですと馬鹿みたいに思えます。

当人たちはどう思われようと周りを気にしないので、頭がいいと気づく人は少ないかもしれません。

※すね毛の件は長いので割愛します、悪しからず。

※頭がいい人の思考は、【頭がいい人は変わっている】奇妙で面白い理由と仕組みと妖精性 をご覧ください。

 

③創造性に溢れた頭がいい人の会話特徴

上記の頭がいい人には、いくつかの特徴が会話に見られます。

頭がいい人の会話特徴
  1. ふざけている
  2. 楽しむことを忘れない
  3. 面白みと笑いを作り合う
  4. 我欲(他からの評価や利益を求める狙い)がない
  5. 独自性を共有して遊び合う
  6. 正否、善悪ルールに縛られない
  7. 常識を把握した上であえて放り投げて個性を重んじる
  8. 独自性同士の関わり、相手を如何に理解するかに集中
  9. 頭の回転が早く、話の切り替えが早い
  10. 機転が利き、柔軟で寛容的
  11. 下品さの中に人間の本質がある

たくさんいらっしゃいますが、典型的な頭がいい人はクレヨンしんちゃんを作った臼井さん、そんなイメージです。

 

頭がいい人同士の会話④:俯瞰性による全体把握

最後は、物事を捉える目線が大きく俯瞰しているタイプ。

人と関わる時、外面と内面と本質的な核を見て、さらに全体を捉えます

社会、地球、宇宙を見る時、原理、歴史、国を知る時、外面と内面、そして全体を捉えます。

非常に稀なタイプでして、素人であるにもかかわらず大工仕事を見様見真似でマスターするような人です。

認識力の高さによる人間能力の最大発揮。

物事の本質を一瞬で見抜き、自己理解度の高さによって自分との適応を見出し、自分の使い方に合わせた柔軟思考と理解を創作します。

これまでのタイプ①~③を全て内包しており、どの特徴をどの場面で使用するか選択し、自分を最適化するのが上手です。

自己認識力と他者認識力が高く、全体の俯瞰となるメタ認知の賜物。
※自らを自己内部、自己外部から捉え、他者を他者側の目線や立場で捉え、全体を捉える認識の幅広さ・速度・質の高さを表す

全体を捉えられることは、自己内部を捉えるように細部まで把握している意味となり、ミクロもマクロも両用です。

数少ない頭がいい人でして、シャーマンやグルジー(マスター、師)、哲学家やスピリチュアルな人に多い印象です。

「聞く、見る、知る」能力が異常に高く、一般的な概念では理解困難です。

そんな頭がいい人をここでは、“ブッダ”と称します。

ブッダは誰とでも関わり、自らを無にして相手を理解します。

相手の言動から思考、さらに深くの観念や信念まで読み取った上で、受け入れます。

心温かく、思いやりを敬いを持ち、包み込む光を照らす、「なんだかこの人と話すと温かくなる、物事が好転していく」

このタイプは、関わるほとんどの人が自分と同じステージにはいないため、「私はこの世の何に意味をもたらすかな?この人の何に貢献できるかな?この社会で何を作れるかな?」と見極めて生きており、会話する際は相手のために聞き、相手のために話を伝えます。

会えば相手のことがわかるので、基本的に「聞くスタンス+わかりやすく伝えて終了」

同じ頭がいい人同士の会話が気になるところですが、

会話しません

ポクポク、チーン、チーンです。

同じ類の人同士の関わり合いをインドで見たことがあるのですが、お互いに挨拶をした瞬間に理解し合って終わり、さようなら。

まるで見えない世界で複雑なコミュニケーションをシンプルにこなしたような、言語以外の交流模様があります。

※このタイプの詳細は、【無意識の最適化】ぼーっとしている人は特に頭がいい訳がある をご参照ください。

 

④俯瞰性による頭がいい人の会話特徴

上記の頭がいい人には、いくつかの特徴が会話に見られます。

頭がいい人の会話特徴
  1. 基本的に大人しく傾聴
  2. ふと疑問があると質問する
  3. 簡潔に本質を解き、受け入れる
  4. 謙虚で大人しく、落ち着いている
  5. 相手の立場、思考、気持ちに立つ
  6. 相手に喜びや安心を与える関わり方
  7. 愛のある光の与え、導き、解きほぐし
  8. 微笑み、目を見て、しっかり挨拶する
  9. 概念や知識にこだわった難しい話をしない
  10. 知らないことがわかると子供のごとく夢中になって学ぶ
  11. 会話せずとも伝え合う言語外コミュニケーション能力

天才とは違い、習慣や在り方、自らのメンタルや精神と向き合い、恐怖と愛を熟知する経験測に基づく頭のよさだと考えられます。

アイヌ民族が挨拶する際、気や目で相手の状態を理解していたように、頭がいい人は自分という媒体を使用して物事を“知る”ことを極め続けます。

 

頭がいい人同士の会話 まとめ

個人的には、タイプ③のおふざけクリエイターが大好きですが、みなさんはどうでしょうか?

言葉一つとっても解釈の異なる会話、誰とどこでどういった目的で話すかによって、会話の内容は変わります。

一人一人の認識があり、言葉の理解があり、言葉を使う意図があり、相手がいることで成り立つ会話。

頭がいい人同士の会話には「聞く、見る、知る力」があり、タイプごとに力量の違いがはっきり表れます。

全てが意味するのは、他者の理解です。

頭がいい人同士の会話では、タイプの違いからある大きなことがわかります。

頭がよくなればなるほど、概念から解かれること。

自己縛りがないからこそ他者を理解する余裕が生まれ、より自分らしく頭を使い、育み、成長していきます。

かのゴータマ・ブッダが言うには、“正しい”とはその場その時の自と他を理解し、合理的に客観視した先にあるそうです。

正しさは常に移り変わるため、どれだけ自他を含めた全体を知ることができるか。

どれほど自分を知っているかによって高まる認識力は、自分という他を含めた宇宙、いわゆる全体を内包する存在理解の指標です。

さまざまなタイプの頭がいい人、どんな会話をするかによって頭の使い方もわかるように思います。

メガネさんがいれば、ミニマリストがおり、たけしがいれば、ブッダがいる。

みんながいるからわかるのは、「頭がいいという概念は複合的」「あと、たけしってなに?」

複合は柔軟、多角、俯瞰として会話質になり、最終的には無言でチーン。

「会話とは言葉だけではない幅広さがある」

そんなことを教えてくれるように思います。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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