天然キャラや天然ボケという言葉があるように、天然と言われる人がいます。
天然な人にはキャラ作りによる演じがあり、精神蒼白による意識抜けがあり、何も考えていないようないるような、多様な天然っぽさがあります。
ありすぎてわかりにくいところがあり、「天然ってどんな人なの?」と思うかもしれません。
ここでは、天然な人を明確にするための、特徴とスピリチュアルを知っていかれてください。
- 天然な人ってどんな人?
- 天然に欠かせない三点とは?
- 天然な人の精神性とは?
これらを知っていただくと、天然記念物的に稀少な存在であることと、特殊な人間性がわかります。
スピリチュアルな精神の捉え方も含めて、天然な人の真相を知る一つの考え方になれば幸いです。
それでは、奇妙な内容をお楽しみください。
Contents
天然な人の特徴

天然な人の特徴13選
初めに特徴を順番にご覧ください。
1,エゴがない(または少ない)
自分のことは自分で認める特徴です。
エゴとは意識のことで、利己的なエゴイズムが表れる原形がなく、自分のことを人や情報やルールなどの他によって見出そうとしません。
2,他と比較しない
エゴがない顕著な表れが他と比較しないことです。
比較概念を持たず、比較する意味や動機がない人です。
他によって自分を認識して見出さないために、自らの存在や価値は自らが見出し認めます。
3,人に対して思い込みや決め付けがない
「これはこういうものでしょ」「パスタを手掴みは違うでしょ」と他の情報を主体にしないために、他者との関わりでは思い込みや決め付けにて評価・判断しません。
「男はこうだ、女はこうだ」「頭が悪いからダメ」「頭が良いからめんどくさい」など他の情報ではなく、実際に関わる時の自らの認識を主体に相手を捉えます。
誰しもと分け隔てなく関わる特徴でもあります。
4,思考の使用有無が極端
わかる分野(好きなことや携わることなど)には思考を多用して、物事の深いところまで理解します。
わからない分野には思考を使わないため、何も考えていない人のようにぼ~っとなります。
物事の理解は他との比較ではなく、自分の意思と認知と経験を主体にするため、わからないことに関してはまるで思考停止。
知らないことを相手が話している場合には、相手の発言にある言葉や音に集中して、話しを理解するのではなく相手の情報が巡る異世界に身を置いて遊び始めます。もう目の前にはおらず、気づけば鼻歌が漏れています。
5,興味のあることを思う存分楽しむ
興味有無も極端に分かれ、興味があることはどこまでも楽しもうとするポジティブ傾向です。
喜びを自らに与えるのが好きで、自ら喜びを作るように好きな分野にのめり込み、楽しみが増える材料であれば、競争も好きです。
競争といっても比較をしないので、相手を負かしたり自分が勝つ優越感が目的ではなく、遊び楽しむのが目的です。
6,頭がいい
思考有無が興味有無で分かれるため、あることにはめっぽう頭がよく、あることにはめっぽう悪い特徴です。
頭がいい分野は好奇心のあるものとなり、集中力をとにかく発揮します。
天然な人の頭の良し悪しは単純に頭を使用しているか否かであり、そのさまが明確に表れる人です。
7,気にしない
物事や出来事など自分以外の影響や反応を気にする概念を持たない特徴です。
周囲からの反応、見栄え、体裁はもとより、相手にどう思われて評価判断されているか、世間的にどういう見られ方をするかを気にしません。
8,恐怖へのあらがいが少ない
起きた物事を拒否せず、恐怖心との向き合いが上手である特徴です。
嫌だ、知りたくない、認めたくないと思えるさま(恐怖心)にあらがわず、「こんなことは認めたくない、恥ずかしいから拒否する、なかったことにする」など、自らの起きた現実に反発を作らず、自分自身に真正面から向き合う真面目で誠実な人です。
9,信念がある
多くは気にせず物事を柔軟に受け入れますが、自分で決めたことにはとても頑固な特徴です。
特に大きな決断をしたら石のように意思を変えません。
自分を信じている特徴で、疑う概念すらないので自らの決定を覆さない信念があります。
10,人を信じる、嘘の概念がない
自分だけでなく他者も信じ、疑うことをしません。
よく騙される人で、気にしないので何事もなかったように流れます。
自他共々人を信じるさまには嘘の概念がない特徴があり、人に嘘をつかないのはもちろん、特に自分に対して嘘をつきません。
自らの認識を誤魔化さない意味でして、自らとの向き合いはとにかく真っ直ぐです。
11,自分のペースと世界がある
マイペースです。
崖の上の綱渡りでも自分のペースを重んじます。
自己認知にて情報取得し、自らの頭と身体と心で意思を持ち、思考も感覚も感情も想いも含め、主体性を持ち主観がブレない自分の世界を構築しています。
一人になりたければ集団の中でもどこかに行っちゃいます。
気まずい雰囲気でも好きなことを言います。
偉そうな人には、「なんでそんなに態度でかいの?」と真顔で聞く人です。
12,キャラ作りを一切しない
自分のことを天然だと思っていません。
キャラ作りにて演じないため、自分は自分でしかなく、学校の今、働いている今の自分がおり、それは明日には別人にもなり、あらゆる自分を演じずにそのままにします。
13,自尊が穢されていない
最後の特徴はとても明確なものです。
自尊心を持ち、自らを敬い大切にする気持ちを持って生きています。
自尊を穢されない環境で育った意味でして、育ちがいいです。
金持ちか貧乏かではなく、愛を持って自尊を穢さず、自我を尊重してくれる人が一人でも周囲にいる環境で育った人です。
この環境恩恵が天然記念物並みに稀少価値の高い人たらしめます。
以上が、天然な人の特徴でした。
※天然感溢れる不思議な人の特徴は、不思議な雰囲気と言われる人の特徴は謎めく│変人とは別概念の独特さ をどうぞ。
天然な人に欠かせない三点
天然な人はどこか飛び抜けており、「一般的」から遠く離れた人に思うかもしれません。
奇妙で理解困難。だけど悪い気はせず、独特な言動をするので面白おかしい人。
変人や癖の強い人とはまた違い、頭が良かったり悪かったり、自由人であり常識人でもある。
一体何が天然たらしめるかわかりにくい不思議な存在だと思います。
そこで特徴を見ていただくと、天然性を創り出す要因がいくつか表れます。
天然になるキーワードがこちらです。
- 比較しない意識
- 嘘の概念がない
- キャラ作りをしない
一つずつ詳細を見ていきましょう。
天然な人になるのはなぜか①:比較しない意識
意識には少しスピリチュアルな理解を含めます。
意識とは自我意識や自意識など自らを認識する源であり、自分のことを自分たらしめる基です。
意識があると、「私の名前は江戸川プリプリ」と自覚できます。
天然な人はこの意識にエゴがないと考えられます。
エゴとは、自分のことを他によってあえて見出そうとする意識です。
「名前がないと自分自身だと認められない」という具合に、自分の価値や能力や存在意義などを他の人や情報やルール、常識や社会性などを引用して、認めてもらったりと工夫・対処し、エゴを作っていきます。
エゴとはとても大切なもので、自我を否定され、強制され、自尊が穢された時に護る術を作ってくれる意識です。
「テストで15点ですって?あんたはダメな子!」と自尊が穢された時、エゴがあると自尊を護れます。
このようなイメージで、自尊とはいくらでも穢されズタボロにされていき、自ら対処するために頑張ります。
これらの一連がないのが天然な人。
愛を持って自我を肯定し、他との比較ではなくそのものの存在であり人格のアイデンティティを否定せず、自尊を穢さずに育む環境があると、天然性を失わずに磨いていきます。
ほとんどの人は幼少期の周囲からの影響にてボロボロにされますが、それをされない環境で育つと自尊を持ってエゴは作られず、他と比較する概念を要せず、自分の世界を尊重して自己認識を何よりも敬い大切に育む基盤となります。
他と比較してどっちが上か下か、何が良いか悪いか、正解で間違いかは、「やりたければやれば~」と自らを認めている人にとって何も影響がなく、自分の世界を主体に生きる自由への抵抗がありません。
意識に他を介入させない基盤があり、心の余裕を持って生きることで、自由を手にしてヒラヒラできるさまを育んでいきます。
自尊を護らなければ、評価を得なければ、価値を見出さなければ、生きなければ、生活に余裕を持たなければ、心に余韻を…となればなるほど、生まれた瞬間からエゴによって天然性が消えていくという考え方です。
エゴを理解してなくすことで、悟るように天然にもなっていきます。
※エゴの詳細は、エゴの意味とはスピリチュアルな契約|エゴがない人が教える活用方法 をどうぞ。
天然な人になるのはなぜか②:嘘の概念がない
私達人間が嘘をつく大きな目的は、恐怖心の対処のためと考えられます。
認めたくない拒否したいさまには常に恐怖心があり、嫌な気持ちを味わいます。
これを対処するために相手を変える嘘があり、自らの認識を誤魔化す嘘があります。
恐怖心との向き合いができている天然な人は、恐怖へのあらがいがないために心に余裕があり、嘘をつく必要性がありません。
そうやって生きてこれた環境があり、さらに人間性があり、自己対処によって恐怖を嫌がらずに認める意志があり、嘘の概念を持ち出す要因がないために自分も人も信じることができます。
嘘をつく必要のない心の余裕が大きく、自らとの向き合いに真っ直ぐです。
自分を抑制する意味がないために表現はありのまま。思ったことも感じたこともそのままに表し、時に迷惑をかけ、時に赤裸々で、時に相手の露わにしたくないことを剥き出しにします。
しかし、信じて疑いのないさまは悪意のない本音となり、周囲に好かれて好評です。
思い込みや決め付けで人を見ない平等認識があり、物事に差を見出す見方がないために、平和的で攻撃性のない関わりやすさがあります。
天然な人になるのはなぜか③:キャラ作りをしない
天然キャラという言葉があり、キャラを演じて天然性を演じて見出す人がいます。
実際に天然な人と関わる人はわかると思いますが、演じる人は一目瞭然で、「演じてます」と顔に張り紙を貼っているように見えるほど違いが顕著です。
キャラ作りは人間関係の構築や恐怖回避、喜び作りなど、多くの恩恵と利益になるので、ほとんどの人はキャラを設定して何かしら演じて生きていると思います。
天然な人はキャラ作りを全くせず、するとしても別の自分を作るのではなく、喜び楽しむためと目的を明確にしてお祭りに参加するように、「私はお面を被ってま~す」と遊びます。
周囲からの評価や反応を主体に利益を得る目的がない天然な人は、ヒラヒラと舞いながら自分の世界の中に身を置き、頭を使ったり使わなかったりの使い分けをして、時に集中して周りがなくなり、時に自己世界に入って周囲が消えます。
キャラ作りは周囲に違和感を与え、天然に偽りや演技のレッテルを貼り、嫌われる在り方になる場合が出て来ます。
※好かれる天然と嫌われる天然の違いは、好かれる天然と嫌われる天然の違いは明確に一つ「エゴ」をどうぞ。
天然な人の精神性(スピリチュアル)とは
「天然な人は一体何者なのか?」の表しに精神の捉え方をお伝えしたいと思います。
なんとも不思議で自由で自分を持っている人であり、変人の独自性や個の強さとはまた違う天然な人。
普段はホワホワして、心の余裕が肩周りに蝶々の羽ばたきを見せるほどですが、少し違う捉え方をすると精神性の高さを物語ります。
その表れとなるのがエゴがない(または少ない)ことです。
エゴは大切なものですが、エゴが強いと他に寄りかかる自分のことしか自分だと思う認識がなくなり、物事の捉え方に偏りと執着が起きます。
自由とかけ離れた状態になり、強引に自由を手に入れようとすると本質が見えず、解放という縛りのぶち壊しを自由だと思う彷徨いが起き、悪循環に入りやすくなります。
エゴがない天然性は、ダウン症や多くの自閉症、一部の発達障害の人々にも共通しており、意識の高さ、魂としての成熟度の高さがあると考えます。
何をどう考えるかの思考発達以上に、意識としてどこまで認識できるかが大切な精神性では、物事の捉え方や自分の感情や感覚や思考の認識に如何に制限をかけず、抵抗を作らずにありのままの認識を広げられるかに重きを置きます。
天然な人は自己認識の高さがあり、認識に制限をしないさまがあり、自尊という愛と、拒否という恐怖との向き合いがあり、気にせず決め付けず比較しない、認識能力に自然みがあります。
自然に捉えられる基盤と在り方があり、自然な自分として存在する天然という貴重な表れとなります。
天然な人は天然記念物
天然の生物が少ないように、天然の人も極僅かです。
オーストラリアのある島に、ピカチュウのモデルになったクオッカという動物がいます。あれが天然な人だと思ってください。
実際に見て見ると、普通の可愛いワラビーです。
絶対数が少なく、周囲との明らかな違いが露呈するため、天然な人は目立ちます。
自分のことを自分で認識する人は、「あなたはクオッカだよ、貴重だね」と言われても、「ふぇ~」と気のない声を出して終わり。他との比較や違いによる見出しに何の興味も持ちません。
自分が絶対的な存在である人は、天然魚のように魚生を謳歌してプリっぷりの幸福細胞による肉身を付けます。
絶対的であるために、「私は凄い、価値があるんだ」なんてことはのたうち回りません。
まるで当たり前であるさまは周囲も何も気にせず、自分のしたいことをします。
それは努力する人が努力していると自覚しないように、自分の人生を謳歌します。
こんなさまは関わる際に多くの影響を他者に与え、私のようにたくさんの勉強や学びを貰えます。
生き様が他者に影響を与えることは存在そのものに価値があり、意識や精神が既に価値のあるものだからだと思います。
なんとも貴重な存在が、天然な人というお話です。
※自然な人の詳細は、自然体な人の特徴は蝶か風か│なりたい場合は自我と無我の選択を をご覧ください。

天然な人の特徴とスピリチュアル まとめ
価値のある人は好かれます、モテます。
いつの間にか価値や良き影響を与える人は、キラキラしたふりかけをご飯にかけてくれる人のように、「えっ、そんな、いいんですか?!」と言ってしまうほどに喜びをパラパラしてくれます。
そんな天然な人は、見つけ次第保護してかくまおうと思うほど貴重ですが、クオッカではないのでやめましょう。
認識に抵抗のないそのままの自然は、自尊という愛と、恐怖との向き合いによる心の余裕によってもたらされ、なんとも平和的で温和な空気感を作ってくれます。
そんな人の発言にはトゲや毒はなく、時々心をグサッと刺すようなことを言ってきますが、悪意のない本音ですので、貴重な意見として捉えると自らを認めて成長する材料になります。
「服にくっつくトゲトゲの植物じゃなくて、金平糖だったのか」という気づきは、天然な人との関わりには常にこのような恩恵が潜むことを教えてくれます。
天然な人と関わる機会があれば、その時間を大切にされてください。
もし天然な人から近寄ってくる場合、あなたは非常に精神性が高いことを意味します。
自由に喜びを追加する意志があると、天然な人のような生き方となり、人生は遊びになります。
そんな時、このおかしな内容が少しピンと来るものとなれば嬉しい限りです。
天然な人の詳細を知っていただき、よりご自身を、または関わりの時間を大切にされてください。
それでは、天然な人の特徴とスピリチュアルなお話を終了します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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