生き方

【思い立ったらすぐ行動する体験結果】後先考えないデメリットとメリット

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「これだ!」と思ったらコートも持たずに家を飛び出していた。

閃いたり、直感を感じたり、思いついたり、気づいたり。何か思い立った時、即座に行動する人としない人が別れます。

行動しないと思考が巡り、自己防衛が働き、不安と恐怖が表れ、結局行動できないで終わることもあります。

思い立ったらすぐ行動する大切さがあります。

しかし、後先考えないことによる注意点もあります。

ここでは、思い立ったらすぐ行動するメリットとデメリットを、私の体験談と共に見ていかれてください。

  • 思い立ってすぐ行動する体験結果とは?
  • メリットとデメリットとは?
  • デメリットの改善ポイントとは?

これらを紐解き、強味と弱味、そして弱味を改善するポイントがわかる内容となっております。

ご自身の行動力をより強化して磨くための、一つの考え方となれば幸いです。

思い立ったらすぐ行動する体験結果

思い立ったらすぐ行動:自転車移動(東京⇒山形)

先日、山形県のトンネルが幾つも続く山間部を車で走行していた時、何もない山間に一軒の飲食店があるのを見つけました。

その時、「あっ、あの道知ってる!」と記憶が呼び戻されました。

それは遡ること10年前、私が都内で会社員だった時。

明日から祝日を挟む3連休。仕事を終えて帰ったアパートで考えていました。

「明日から3日も休みか、何しようかな?」「何にもないや、グーグーグー」

チュンチュン。翌朝目が覚めた時でした。

「ガバッ、あっ、山形に行こう」

山形には私の兄のお墓があり、何年も行っておらず、丁度この日の二日後(連休最終日)が月命日でした。

思い立った瞬間にパパパっと着替えて、リュックサックに水とお金と携帯とタオルを入れて、起きた5分後には後先考えず出かけていました。

移動手段に使用したのは愛車のクロスバイク(ママチャリと高そうなほっそいタイヤの中間みたいなやつ)、自転車である。

思い立ったらすぐに行動しており、シャーっと自転車を走らせ、とりあえず北上しました。

今は亡きおばあちゃんの家が栃木県にあるので、約5時間かけて向かい、誰もいない家でその日は宿泊。

翌朝に山形県目指して再度出発です。

 

何も考えないで目的だけ見ている猪突猛進

私は知性ゼロ状態でした。

感覚に頼り、猪のように目的に向かって走っており、目的しか見えていない。

欲にフォーカスして、行動しないモヤモヤや行動停止する思考を嫌がり、とりあえず行動して何も考えません。

[目的を達成して満足したい欲+嫌なことを味わいたくない欲]に集中状態です。

欲にフォーカスする心理状態は、目的まで猛ダッシュ。ターボ全開です。

出発は埼玉県と栃木県の境目。昨日の走行で体は既に疲れており、栃木の鬼怒川温泉辺りの山を越える段階で、足が動かなくなってきます。

「へこたれるなー、行け、イケイケー!!!」

シャカシャカシャカと自転車をこぎまくり、お昼過ぎには福島県に入ります。

明日が月命日であり連休最終日。なんとしても早く着きたいところですが、何の計画もなかった私は、明らかに時間が足りない気がして仕方なくなります。

何も考えないで目的にまっしぐらの自分と、肉体を通じて明確なリアリティを目の当たりにする自分で、自己内部が葛藤し始めます。

「いや普通に考えなさい、もう今からでも帰りなさい」
「でもここまで来たんだ、これまでの苦労は水の泡?無能な自己満になってしまうのは嫌だよ」

欲が勝ち、シャカシャカシャカ。

山形県が近くなる頃に辺りは真っ暗になり、ついに起きてしまいます。

 

後先考えないと危険であり成長であり

欲と肉体は物事を否定せず、前を向きます。

どんな状況でも自分を喜ばし、目的達成するための行動動機を作ってくれます。

どれほど疲弊していても、もう動かないと思っても動いてくれます。

福島県から山形県の境目が近くなると急激に山の標高が高くなり、どれだけ登っても登っても登り坂が続きます。

やっとの思いで山形県に入ったと思ったら、登って降りてを繰り返す地獄が始まり、せっかく登っても降りてしまい、また過酷な登り坂の連続が続きます。

夜中を過ぎ、かれこれ朝から20時間運転している私はフラッフラになってしまい、真っ直ぐ運転すらできなくなります。車の通りがほとんどないのが救いでした。

そして、これまでで最も長い登り坂を何時間もかけて登り、山頂と思われる道路、トンネルの前に着いた時、私は崩壊しました。

愛車から降り、思いっきりぶん投げ、雄叫びをあげます。

ガシャンガッシャン、うわあああああ!

まるでゴリラが叫びながらドラミングをボンボボンとするように、わぁああああ!ひゃああああ!と叫びます。

精神崩壊、狂ってしまいました。我を見失い、狂気。

ぎゃああああ!と叫び散らして空を見上げると、美しい満月が頭上で輝いていました。

「わぁ、なんて美しいんだ」

まるで満月を見てゴリラになる漫画のようでしたが、私は満月を見た瞬間にパッと記憶がなくなります。

気づくと道路で大の字になって寝ていました。どうやら気を失ったのか、強制シャットダウンです。

この後の私は我を取り戻し、休息を挟みながら先へ進み。朝に目的のお寺に到着。

お参りして、さぁここからは東京までの戻りです。明日から会社ですので早く戻らねばなりません。

壊れたゴリラは、まるで僧侶のように静かに黙々と自転車をこぎ続け、翌朝にはいつも通り会社で仕事していました。

狂ったゴリラは成長するのでした。

 

10年後の今、変化したさま

そんな10年前のことを思い出した現在の私は、過去の自転車で走っていた道の横に作られた高速道路を車で走行しています。

山形県に行く目的は当時と全く同じ、お墓参りです。

ふと思い出して今と比べると、思い立ってすぐ行動したのは全く同じでした。

しかし、今は先行きを考え、旅館での宿泊を考慮し、日程は決めつつもその場でいくらでも変えられ、道中は自由。

明確に違うのは知性・自制心・認識力有無でした。

 

思い立ったらすぐ行動:体験結果

この体験以外にも、私はこのような体験を何度かしてまして、全てに共通している点があります。

思い立った時、閃きやアイデアにある興奮や躍動感があり、目的を達成させたいやる気に溢れ、モチベーションが噴水のように湧き、行動力を作る欲を出します。

すぐに行動する時、自分の喜びであり満足、欲を満たすことに全力で集中します。

欲に飲み込まれた状態です。

欲に飲み込まれると行動力が飛躍的にアップしますが、自制心がなくなり、立ち止まって考える隙間がなくなります。

欲を満たす行動は自分のためになるので、思い立ってすぐ行動する大切さはありますが、もし欲に飲み込まれると、自分以外の他によって生きることができるのを忘れる可能性があります。

 

思いつくままにすぐ行動する時は自己中心的

この世を大きく二分けすると、[自分or自分以外の他]になります。

すぐ行動する時、自分の欲(こうしたい、こうなりたいなどの目的)が中心になり、自分以外の他が二の次になります。

物事の捉え方、世界の見方が急にカチッと変わるイメージで、自分のしたいことが絶対的に一番で疑う余地がなくなります。

なんの問題もないのですが、他を排他するつもりがなくても他に対する認識力がなくなり、他者の気持ちを汲み取る、周囲への配慮、社会性の尊重など、あらゆる他を捉える認識が減少します。

知らぬ間に自己中心的、独りよがりになります。

自己中心的になると認識力がズンッと下がります。物事をそのままに、本質を捉えられなくなり、自己都合の見方に偏ります。

このことによって、メリットとデメリットが表れます。

※すぐ行動できる人の能力は、思いつきで行動する人の能力。「失敗する力」の使い方 をどうぞ。

 

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思い立ったらすぐ行動するメリットとデメリット

思い立ったらすぐ行動するメリット8選

メリットがいくつかありますので、順番にご覧ください。

1,ポジティブなエネルギーが強い

ポジティブを重んじる認識によって、ポジティブなエネルギーが強くなります。

感覚的で感性優位、衝動的で欲に真っ直ぐ。自分を喜ばす意志があり、大切にしたい自己愛があります。

 

2,スタートダッシュ

初めの走り出しが早いです。

行動は走り出しと継続が困難な点ですが、第一段階をクリアする起爆力があります。

 

3,経験数が増える

目的に対して壁をぶち抜いて辿り着く直球が得意です。

行動によって成功も失敗も共に経験できるため、経験数が多い人になれます。

 

4、成長しやすい

経験数によって、自己理解を深めて能力や才能を育めます。

行動力は成長に直結し、目的を達成しても失敗しても共に物事の理解を深め、無知を補う材料となります。

 

5,欲に正直な素直さ

「こうしたい、こうなりたい」といった欲に真っ直ぐ向き合い、自らを喜ばすことに正直で素直になります。

欲に向かって突き進む経験が増えていくと、「自分のしたいことはしたい」「やりたいことはこれ」「私はこれをする」と自分に対する素直さが強化されていきます。

自律(自らルールを作って自らに従う)人になります。

 

6,やる気に満ちて活力的

元気になります。

暗いことがあっても行動して欲を見出して明るくなり、陽気なポジティブエネルギーの強さが良き影響として周囲にも伝播します。

 

7,立ち直り、切り替えが上手

コロッコロッと気持ちや目的を切り替えるのが上手です。

一晩眠ったら、大泣きしたらケロっとしているなど、立ち直る術を学ぶための行動力、経験の数々になり、ポジティブな状態に切り替えるのが早いです。

 

8,自分を喜ばす意志がある

喜び作りに対する意志があり、自分の喜びは自分で作る気持ち、覚悟があります。

以上が、メリットでした。

考えない方がいい件は、【考えないに潜む適当さ】何も考えない方がうまくいく仕組みと秘密 をどうぞ。

 

思い立ったらすぐ行動するデメリット8選

1,ネガティブと向き合うのが苦手になる

デメリットとなるのは、ポジティブに偏ってネガティブが希薄になることです。

ネガティブを受け入れるのを嫌がり、不安や恐怖との向き合いから遠ざかっていきます。

 

2,知性を育みにくい

即行動を何度も繰り返していると、感覚や感性主体で生きる利点に目がいき、知性や思考を使う生き方に疲れや苦しみを感じやすくなります。

知性を育む動機がなくなり、翻弄されるので思考に嫌悪を抱く人もいます。

 

3,認識力がなくなる

物事の事実や本質をそのまま認めて自覚する能力である、認識力がなくなります。

物事の両面ではなく、表だけ、良い所だけ、見たいものだけを捉えるようになり、思い込みや決め付けが多くなって、多角的に捉えない一辺倒になりがちです。

 

4,危険察知や先読みができない

周りが見えなくなり、事前予測や対処が苦手になります。

自分に集中する状態で、他への認識がなくなり、未来を含めた包括や幅広い捉え方ができなくなります。

周りを見ずに横断歩道を渡ってしまうイメージです。

 

5,成長が一過性

経験数の多さによって成長はできるのですが、あくまでスタートダッシュの短距離間にある成長に限定されます。

行動継続が苦手な特徴があり、「嫌だ」と思うことがあると先に進まず、新しい別の行動を選択しがちです。

初動はうまくいくのですが一定のラインで止まってしまい、それ以上先の成長が困難になります。

 

6,経験を経験にする合理性がなくなる

一つの経験を無駄なく搾り取るように吸収できず、とにかく数が必要となります。

経験数の多さが、自らの構成遅れをカバーする状態になり、行動を止めてはいけない観念が作られる可能性があります。

 

7,思い立った行動を止められない

反対に行動しないことができなくなり、行動し続ける在り方となります。

思い立ったら行動することが喜びであり、思い立ったのに行動しないことが不安や恐怖との向き合いになり、モヤモヤと心地悪くなります。

自制心を育む機会がなくなるデメリットです。

 

8,リーダー向きではない

初めの起爆剤として活躍するタイプであるため、リーダーなど全体を統括したり、他者を含めて物事を捉える役割には不向きです。

頭ではなく右腕として、得意な能力を発揮するイメージです。

以上が、デメリットでした。

 

デメリットを改善するポイント

思い立ってすぐ行動という欲に忠実な経験を恒常化すると、ネガティブに対する抵抗、向き合いの少なさが作られ、認識力・知性・自制心にマイナスの影響を与えると考えられます。

喜びに対して素直に向き合う強さがありながら、嫌なことに向き合う弱さがある心理です。

メリットデメリットが共にあるため、デメリットを理解して使い方を考える大切さがあります。

例えば、成長は一過性であるために、試験勉強など一時的に勉強する際にはどんどん行動させます。

しかし、長期的なスパンで必要な行動の際には、一旦考えて計画するようにします。

デメリットの改善には、知性・自制心・認識力がものを言います。

  • 思い立った時に知性を少しでも挟む
  • 行動し始めてから必要に応じて自制する
  • 欲に飲み込まれずに客観的に自分を捉える認識力

これらにて改善するために、自分への集中状態から他を含めるのがポイントです。

 

自分だけでなく他も含めて物事を見る

思い立ってすぐ行動する人は自分に対する認識が強く、自らの能力や強味を経験によって成長させられます。

しかし、ある程度成長するとネガティブの乗り越えを要する成長となるので、ストップします。

人によってネガティブを乗り越える必要有無は変わりますので、重要なのはメリットを活かしてデメリットを補うこと。

ポジティブへの偏りを活かして、ネガティブを補います。

ポイントは、他者を含めて物事を経験できるかどうかです。

認識を、[自分 → 自分+他]にシフトして、他者と調和や協力する関わりを増やします。

調和する相手は自分と真逆のタイプが好ましく、ポジティブとネガティブのバランスを他者も含めてとるのが改善ポイントです。

例えば、夫婦が典型例と考えられます。

全員のことではありませんが、二人だからこそ片方にない点を補って一つとして形作られます。

芸人さんのコンビも典型例です。片方が行動してポジティブ供給、片方が知性にてネガティブ供給するとバランスが保たれます。二人いるからこそ自らの行動を発揮でき、自らの知性を育めます。

調和によってデメリットを補う育みとなり、一段階さらに成長した自分として行動できるようになります。

 

思い立ったらすぐ行動する まとめ

感性のある行動力なのか、知性のある行動力なのか、行動の中身が大きく変わります。

感性のある行動力は、起爆剤でありスタートダッシュの強味。

知性のある行動力は、危険察知に長け、先読みできる認識の幅広い強味。

どちらも大切な動きとなり、両方が合わさると一段次のステージに入ります。

何事も一人での行動・活動・創作は大変です。

一人でできる経験をして、一人だからこそできる経験を増やし、成長できるところまで成長したいものです。

その後には、他の大切さを重んじて認識を広げると、全く異なる成長へと続きます。

自分一人で補えればそれもまた強味となり、他者という人ではなく、物や自然や環境や社会やルールなど別の他との関わりによって、次の段階を登れます。

他者との関わりを重んじる人も、個の育みを重んじる人もおり、思い立ったら行動するのも、行動しないで考えるのも、行動しながら考えるのも、全て大切です。

行動に感性を使い、失敗したら失敗したで知性を使う。

知性は何がダメなのかを考えて次に繫げる力となり、失敗体験を全て成功のための材料にすることができ、結果的に両方を育む行動になります。

このようにバランスをとるためにも、まずはメリットを体感し、デメリットを拒否せずに自分のものとして吸収すると、ご自身のためになります。

そんなことがわかるのが、思い立ったらすぐ行動する体験なのだと思います。

そんな理解が、行動力の中身を彩る一助となれば幸いです。

それでは、思い立ったらすぐ行動する体験結果を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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