心理

【洞察力か観察力か】人をよく見ている人のタイプ別心理

気づけば人に目が行き、ジーッと見たり、見ていないようで見ていたり。

人をよく見ている人には洞察か観察かの違いがあり、「見る」の意味が異なる人間の内面があります。

人をよく見ている人の心理には一体どんな特徴があるのでしょうか?

ここでは、二つのタイプと心理をお伝えします。

  • 人をよく見ている人のタイプとは?
  • タイプごとの心理的特徴とは?
  • 人をよく見ている人とは何者?

これらの紐解きを知っていただき、人をよく見ている人を理解する、またはご自身をより把握する内容となっております。

人をよく見ることには人間として大切な能力の育みがありますので、人間性を高める一助となれば幸いです。

人をよく見ている人

人をよく見ている人のタイプ

ジーッと見られている視線を感じた。しかし一切目が合わない。

「どこ見てんの?」と聞くと、「自分自身」という答えが返ってきた。

このように人を見ているようで自分を見ている人がいます。

これが洞察力の高い人です。

一方で、足先から頭先までジーッと見て相手を把握する人もいます。

しっかりと相手を見ている人。

これが観察力の高い人です。

人をよく見ている人には大きく二つのタイプがあります。

人をよく見ている人のタイプ
  1. 相手を見ることで自分を見る人
    …洞察タイプ
  2. 相手を見ることで相手を見る人
    …観察タイプ

一つずつ見ていきましょう。

 

①相手を見ることで自分を見る人(洞察タイプ)とは

相手を見ているのですが実際に見るのは自分自身。

「見る」の意味が、「本質を見抜く」になります。

見ているのは本質であるため、相手の外面や内面ではなく根底奥深く。本質を見るために見方が洞察になり、相手を理解するための基盤を明確にします

基盤となるのが自分です。

相手を見ていても、それをどう捉えて理解して把握して知るかの認識は全て自分のみ。

相手の目も鼻も口も耳も肉体も脳も心も精神も本人にしかないため、それらの認知基は自分のものを使う他なりません。

実際に相手の認識は相手自身にしか知る由がないため、自らの認識を相手の認識に近づけることで理解しようとします。

そのために自らの認識を磨き、相手の認識らしさに近い認知を要します。

これを認識力と言い、自己認識力の高まりによって他者の認識らしさに近づける能力になります。

洞察タイプは人をよく見ることで自らの認識力を高め、認識を広げることで他者の心情や状態や心理や精神を把握します。

[人を見る=感じる]という見方になり、見るための視覚は五感として使用し、自分を見ているから相手を見れる人です。

 

②相手を見ることで相手を見る人(観察タイプ)とは

もう一つのタイプは思考を多用します。

相手の言動や行動、目の動く方向や身体の反動など細微な動きも含めてしっかり見ます。

洞察タイプとは全く異なり、「この人を見ている」と自覚して情報収集します。

五感ではなく思考を重んじ、「見る」という行為は脳にインプットした記憶情報と連結させる形です。

例えば、泣いている子供が目の前でうずくまっていれば、「どうしたんだ可哀想に」と何か辛く悲しいことがあったという理解になり、見ている光景にある視覚情報ではなく、見ている光景から連想される脳内情報を「見る」です。

事前のルール設定や、公式や規則性、経験による過去との照合の記憶を主体にした見方となります。

わかりにくいかもしれませんが、赤字で「桜」と書いてある瓶を見れば、赤色や字の形を見るのではなく桜の木などを想像し、「見る」という行為が五感ではなく思考になります。

観察タイプは洞察タイプとは全く異なる見方であるために一線を画します。

見ているのが相手でありながら、実際に見ているのは自分の脳内という実情があり、脳は「相手を見ている」と思っているので矛盾が起き、相手の本音や真意ではなく自己満足になる可能性もあります。

思考を主体にした見る行為であり、事前にインプットした記憶が多ければ思考遊びとして楽しくも疲れもします。

 

人をよく見ている人の心理

人をよく見ている人の心理的特徴(洞察タイプ)

タイプそれぞれに心理が見られますので、順番にご覧ください。

1,周りをよく見ている

洞察は相手をジーッと見ずに感覚的に捉えます。

思考連動が必須ではないために事前の思考準備や照合時間を要せず、一瞬でパッパッと把握します。

思考にて過去や未来に行く時間が少なく、今起きているリアルを認知して周りをよく見れる状態を自ら作ります。

認識できる幅が広いために洞察できている前提があり、全体を捉えるために人も周りもよく見えています。

 

2,冷静で落ち着きがある

人をよく見れるさまに表れるのは人間性です。

全体を把握できる認識力は冷静さや落ち着きをもたらし、精神的な余裕があります。

緊急時も状況把握が早く、人のことが見えているために他者に誘導や助けの手を差し伸べられる人です。

 

3,思い込みや決め付けをしない

人をよく見ている人の心理で最も特徴的なものがこちらです。

人を見る際に色眼鏡やフィルターを用いず、何の思い込みもなく真っ新に相手を見て、一方的に知ったように思い込んだり決め付けません。

相手の認識に自らの認識を近づける見方をするため常に答えは相手にある前提、「こうに違いない」と思うことがなく、自らが絶対的な主観でありながら相手を主体にし、目的が自分のためでありながら相手のためにもなります。

「自分のためだけ」や「相手のためだけ」と一方的になるとどちらかが苦しむ可能性がありますが、それがないので見る相手に嫌な思いをさせません。

「理解してもらえて嬉しい」と思ってもらうこともあり、自他共に価値となる見方です。

 

4,他者に興味がなくても他者のためになる

ラッキーな心理的恩恵があります。

他者に興味がなく、自らを見て知るために相手をよく見ている人もいます。しかし、洞察には自らの認識を相手に近づける努力を要するために一方的な思い込みにはならず、見方が自然と「自分のためだけ」にはならないので、意図せずとも相手のためになります。

例外として、本質や本音を知られるのが怖いという真意を隠している人には嫌がられますが、それが嫌かどうかも相手の状態や状況に近づいて把握できます。

 

5,会話が弾み、好かれやすい

多くの人を見ているために人に合わせた在り方や会話や価値観を自由に作れます。

幅広い会話や話題があり、一つのことでも話を広げて会話を弾ませられます。

人をよく見て話す内容や関わり方を調整できるため、相手を尊重する関わり方ができ、好感を抱かれやすい人となります。

 

6,リーダーとして頼られる

洞察力は嫌でもリーダー適正です。

嫌でも自然となってしまうほどで、洞察の高まりは人間性の高さであるために頼られます。

 

7,嘘を見抜く

本質を見るために相手の心理を把握しやすいのが人をよく見る洞察タイプです。

感覚にて見て、思考も含め、なにより認識力という人間性を使用して見るので、第六感や直観を無意識に使用している人もおり、波動という振動エネルギーを感受している人もいます。

人それぞれに自分なりの感覚的な見方が構築し、技のように嘘を見抜く方法が多様に表れます。

例えば、においで嘘がわかったり、色でわかったりという不思議な人もいます。

 

8,経験値が高い

洞察するための認識力には日々の努力があり、自分を知るだけでなく他者を知る育みによる賜物です。

思考がありながらも五感による感覚認知を重んじれることは、一筋縄ではいかないのが今の社会です。

あらゆる他の情報が横行する中で五感を重んじることは思考をコントロールしている意味となり、自己認知の高さにて自らの肉体と脳と心を使用する立場でいれる人です。

この育みには愛も恐怖も克服する経験があると考えられ、幸も不幸も味わう経験値がとても高い人です。

※人をよく見ている洞察力が高い人の詳細は、【力の根源の高め方】洞察力が高い人の特徴と見ている世界とは? をご覧ください。

 

人をよく見ている人の心理的特徴(観察タイプ)

次は観察タイプの心理です。

1,頭の回転が速い

観察タイプの人をよく見ている人は頭が良いです。

思考を多用していながら人を見て情報量を増やすため、情報を把握する許容が広く、思考内の情報整理が得意な特徴です。

 

2,記憶力が高い

回転が速いだけでなく記憶力が良い人です。

「見た」情報を思考に繫げて認識するため、「あ、この人は今左上を見ているから過去を思い出しているんだな」などの事前情報を多くインプットし、人を見た時に意味を理解できる基盤材料が多いです。

 

3,恐怖を嫌がる欲が強い

人を見ることは事前把握して自らの在り方や関わり方、対処や交わし方など、困らないようにしやすくする方法になります。

不安や恐怖に対する抵抗が強い表れとなり、自己対処や突発的な状況への反応が苦手な心理です。

誰しも恐怖とは拒否したくなるものですので、その対処を容易にするために人を見る目的がある場合には、恐怖を嫌がる欲として自己防衛を強めたい表れが考えられます。

 

4,思い込みや決め付けが起きやすい

認知バイアスと言われる、無意識に思い込んだ偏りが心理に表れます。

観察タイプは相手を知ろうとさまざまな自己認知にある思考・記憶・情報・感情・経験測を含めて捉えるため、思い込みや決め付けになってしまうことがあります。

人を見て理解したと思っても実際に相手に確認したり、相手の意思や意向を尊重しないと真意がわかりません。

この積み重ねと観察癖によって、判断する際のバイアスや、自らを中心にして正当化するバイアスなどが起き、相手を知っていると思い込む前提で関わり、発言することが起きます。

例えば、突然空を見上げた人がいて、そちらを見ると虹があったので、「あ、虹を見つけたんだね」と言うと、「えっ、目に虫が入ったから見上げただけだよ」という。

 

5,周囲を見れなくなる

観察はとても大切な能力ですが、認知バイアスが増えると思い込みと決め付けの自己世界を他に押し付ける可能性があります。

自分の見た物が他者の世界でも正になり、真実が見えずらくなり、自己満足であることにも気づかなくなる人もいます。

周囲が見えなくなりますが、「見えている」と思い込む世界で思考内の空想を見ることが起きます。

 

6,怖いと思われたり、イライラされる

認知バイアスによる人を見るさまは、他者に嫌悪や反発を抱かせる原因になります。

見たものが事実だとしても、相手の状態や状況を見る認識に及ばず、相手を考慮せずに人を観察することで、「怖い」「イライラする」と強い拒否反応を示されることも。

人を見る目的が「自分のためだけ」になってしまうと、嫌悪を与えてしまう可能性があります。

 

7,「概念」で生きる

思考を多用する見方は、「概念」という外枠を定型させる決まった見方を固定化します。

本気で愛想笑いしている人を見て、「あ、本当は笑っていない」と観察するのか、「笑っていないのに笑っている面を表す真意は何だ?」と洞察する違いのように、中身を掘り下げる動機がなくなり、探求という真実を知るゲートが開かれる前に満足しやすくなります。

電車の中で陽気に歌っているおじさんは変人なのか、大切な人が亡くなったことを必死に隠すために一生懸命なのか、人間という深い存在を知る範囲を決めてしまうかもしれません。

以上が、人をよく見ている人の心理的特徴でした。

 

人をよく見ている人の能力とは

人をよく見ている人には人間として大切な能力がもたらされます。

洞察と観察は全く異なる行為であるために、心理も人間性も何もかもが違い、相手を見ることで自分を見る結果が相手の理解なのか、相手を見ることで相手を見る結果が自分の思考確証なのかが大きく違います。

自分を見ている方が相手を知るというのは矛盾に思えます。しかし、私達は確実なものは自分の認識しかわからず、そんな自分のことすら思い込みだらけの生き物です。

人をよく見ることには人間として大切な意味が潜み、他者によって自分を知れる機会があります。

人を見る際に相手の認識に近づく方法は思考以上に、感覚です。

思考も大切ですが、相手を知れない以上は相手の見て、感じて、考えて、想う認識に近づく努力を要し、何も事前に思い込みや決め付けをしない真っ新な基盤が欲しいです。

基盤になれる唯一が自分。真っ新に相手を理解するには、「そのままを感じる」こととなります。

ここにあるのは自分を知る楽しさであり、他者がいてくれるから自分を知れるという恩恵への気づきだと思います。

相手の目が右下に行ったことを思考で見るのではなく、五感の視覚で見て感じます。

見るだけでなくにおいがあり、音があり、人によっては味があり、感触があり、波動認知によるエネルギー感受もあります。

人をよく見ている人は自分をよく知っている人です。

自分を知っているから相手を知るための努力へ向かう基盤となり、動機を持ち、楽しむ目的があり、相手を相手として見るための認識力を育みます。

人をよく見ている人の能力とは、自分をよく知っているからこそ努力して育める認識力。それが洞察力に繋がっていき本質を見抜く人間性となります。

自分をよく知っている人は人をよく知っている人。そんなお話です。

※人を見る目の詳細は、人を見る目がある人とない人の違いは一つ│眼力は上っ面か内面か己か をご覧ください。

人を見る目がある人とない人の違いは一つ│眼力は上っ面か内面か己か人を見る目、眼力。人を見るにしても上っ面を見るのか内面を見るのか。 人を見る目がある人、ない人という表現があります。 どうい...

 

人をよく見ている人 まとめ

洞察と観察の両タイプは大きく異なるために区分けしてお伝えしました。

比較してしまうと観察タイプはへこたれますが、洞察へ向かうには観察力を要します。

物事には順序があるように、観察するからこそ洞察という本質へ向かう育みになり、重要な経験となります。

これは思考も感覚もどちらも大切という理解となり、人を見る際の目的の明確化がどれほど重要かを意味します。

どうして人を見るのでしょうか?
どうして人を観察するのでしょうか?

私達は誰しも自分のために生きています。自らの納得や満足のため、不納得や不満足をなくすためです。

これが「自分のためだけ」と制限すると観察になり、「自分のため」と制限がなければ洞察になります。

制限のない人間関係は、必ず相手がいるから成り立っているとわかります。すると自然に「自分のため+相手のため」になる一石二鳥です。

自分を知るという自己認識の育みは人間関係の本質を見せ、「人間っていいもんだね」というつぶやきを自然ともたらしてくれるかもしれません。

人をよく見る場合には、今一度目的を確認されてみてください。

この目的は人間関係の両極を作り、良いも悪いも善も悪も全ては自分で作っているとわかることと思います。

よりご自身を知り、人を見る意味を明確にする一助となれば幸いですので、思い当たるものがあればご参考にされてください。

それでは、人をよく見る人の心理のお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

自己理解を深めて悩みを解決する個別相談。心理セラピストとのセッション。心理セラピストになる養成。
やる気を見出し、悩みを解決し、使命を得る機会があります。
現状打破と今後の飛躍。人生を変える選択の一つにされてください。

※あらゆる知恵の詳細。無料プレゼントのお受け取りはこちらからどうぞ。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です