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「若いのに何があった?」落ち着いている人の過去と見極め方法

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「若いのに落ち着いているね」

冷静に判断と対処するさまに、不安と恐怖に動じない心、焦らないマインドが表れます。

欲に飲まれず、感情に翻弄されず、他者に支配されず、凛とした自分を持ち、穏やかさへの花道を進んでいきます。

若くして落ち着いている人、一体どんな過去があり、人生を歩んでいるのでしょうか。

全部白髪?
壮絶な人生?
精神性の高まり?

ここでは、若いのに落ち着いている人の過去と精神の紐解きを見ていかれてください。

  • 若いのに落ち着いている訳を知りたい
  • 落ち着いている人になる理解を深めたい

肉体年齢ではなく精神年齢が大きな要因であり、あることができるか否かで落ち着き有無がわかります。

ご自身を知るため、穏やかな人になるための前提理解となりますので、一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

若いのに落ち着いている人の過去

落ち着いている人のタイプ

落ち着いている人にはタイプがあり、人間性も中身も全てが異なりますので、初めにタイプ分けします。

落ち着いている人のタイプ
  1. 精神年齢が高いために落ち着いている人
  2. 周囲との比較による余裕で騒がない人
  3. 肉体の静寂(老朽)によって静まる人
  4. 内向性、人見知りによっておとなしい人
  5. 我慢、抑圧、誤魔化しによって自粛する人

精神的に落ち着いている。

他者を下に見ることで乱れる要素が少ない。

肉体の自然現象。

性質によるおとなしさ。

抑圧による強制ギブス的縛り。

②は経済的余裕、社会的地位の獲得など、他者との優劣比較にて自らが圧倒的に上になった暁に、騒いで自らの存在を主張する必要がなくなったタイプ。

③は地球概念に基づく時間経過と肉体老朽の結果。自然と欲が減っていき、暴れる要素がなくなることでの静まりタイプ。

④は内向性や損害回避など、性質や性格によって言動の矛先が外側ではなく内側に向き、自己表現が少ないためにおとなしいタイプ。

⑤はメンタル抑圧によって自信がなく、我慢や誤魔化しによって自らを隠し、自己防衛を優位にすることで目立たず、不安と恐怖を味わわないための自粛タイプ。

ここでお伝えするのは、①精神年齢が高いために落ち着いている人です。

 

若いのに落ち着いている人の精神年齢

「落ち着き」は静かなおとなしさの意味もありますが、精神性にフォーカスすると意味がこうなります。

成熟した大人らしさ

自立による自力、自責、自己解決意識の高さを意味します。

肉体とは別に、精神の年齢を重ねるさまは、太陽の周期を基に「こうしよう、そうだね」と決めた時間経過ではなく、経験に基づく自己確立を表します

チックタックではなく、どれだけ人生を味わっているか。

自然現象ではなく、どれだけ自発的に味わいを作るか。

味わえば味わうほど、「この肉は骨まで上手い、バリバリ」と同じで、一つのことでたくさんの新しい発見を見出し、経験値を増やし、認識理解を広げられます。

しかし、経験が増えれば増えるほど落ち着く訳ではありません

生きていれば色々なことがありますので、時間経過と共に経験は自然と増え、肉体静寂と共に欲が減り、エゴが衰退し、暴れる力がなくなって静まっていきます。

若いのに落ち着いている人は自然現象による静まりとは違い、自らの経験を基に味わいを作ることで精神的に落ち着いていきます

落ち着く訳となる、「経験を基に人生の味わいを作る在り方」に過去が大きく関わります。

 

若いのに落ち着いている人の過去に自力の育みがある

友達はみんな50歳以上年上。

顔の皺がもはや彫刻レベル。

趣味は美術館で額縁鑑賞。

「今日のゲートボールはどこでやる?」

落ち着くと風貌や言動にコクが出る人もいますが、精神的な落ち着きは見た目に表れずとも雰囲気に重みがあります。

存在感です。

「これが私、私ってやつだよ、ほらほら」と周囲に主張するさまとは違い、落ち着いている人の存在感は自己尊重の賜物です。

自らの意志、考え方、見方、在り方は、自分を使って生きているさまそのもの。

自己対処、自己解決を図るスタンスがあり、何より自力意識が高い

自力意識を高めることは今の社会、特に日本では難しいと考えられます。

何不自由なく生きられる経済功利環境、コンビニエンスな世の中では、自力以上に他力になるのは自然。

他の情報やルールが自分の意思だと思うことも起き、気づかぬ内に自分にとっての理解や考えがなくなりやすいです。

若いのに落ち着いている人は壮絶な過去を経験している人もいますが、苦労の大小以上に注目したいのが、「どうやって自力意識を高めたか?」

自ら物事を捉え、感じ、考えることを重要視し、自力意識を育むこととなった過去があると考えられます。

  • 学校の書類は、筆跡を変えて自分で書く
  • 親が忙しいから、家族の世話は自分がする
  • 弟や妹がいるから、自分が助けてあげるために頑張る
  • 誰も助けてくれないから、自分でお金を稼いで生きる
  • 誰にも依存できないから、自分でご飯を作り、生活する
  • 誰にもかまってもらえないので自分でやらなければならない
  • ‥‥etc

「自分のことは自分でする」を大前提に、「自分が兄弟姉妹のため、親のため、友人のため」と他者を守る環境や経験があればあるほど、自力の育みが加速します。

 

過去の自力経験:「できることとできないことを知る」

自分の力で物事と向き合い、問題が起きればどう対処するか。

困れば周囲が助けてくれる場合、自力の育みは減退しますが、完全に自分でなんとかしなければならない場合、全力で生きる他ありません。

全力で生きる経験は自分のできることをなんでもして、できないことが何かをはっきり知る経験にもなります。

もし、「誰かにこの頑張りを見て欲しい、認めて、褒めて」などの他への着眼(全力である必要が本当はない状況)があると、できなくても無理矢理頑張ろうとしたり、無知の抗いによる弊害や意味を理解しない行動が起きます。

本当に自分でなんとかしなければならないと、「うん、これは私にはできない」と自力で対処解決できなければ直ぐに判断して次に向かい、先へ進み続けなければなりません

できないのにできると強がり無理する、見栄とうぬぼれによる自己評価の逸脱、誰かがやってくれると受動的に他に期待することは、自力で生きる環境では不合理で無駄になるだけでなく、生存の危険を自ら作りかねません。

できない中でもできることを探して対処解決するために、「何ができて何ができないか」を知る過去があると、経験に基づく自己確立と自力の育みが深まります

「何をどうすればいいかわからない」と焦りや迷い、不安や恐怖によるパニックと飲み込まれがなくなり、落ち着きを得ていきます。

経験を経験として活かし、自らの力にする在り方が強まると、主体的、自発的に人生を味わう基盤が完成し、問題やハプニングが起きても焦らず対処し、解決へ向かいます。

過去の自力意識を高める育みが、落ち着きのキーになります。

 

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若いのに落ち着いている人の精神

落ち着いている人の大きな特徴

まずは自分でなんとかするスタンスは、主体性と自発性、自分軸と自己確立をもたらし、「自分を使う」という感覚が身体に沁み付きます。

自らを使うことは、自分だけでなんとかしなければという強迫観念とは違いますので、できるできないをはっきりさせて、他を活用するところは活用し、できないことはどうやって改善していくか考えます。

問題やハプニングが起きた時、自分を使って考えるスタンスになり、大きな特徴ができます。

物事を俯瞰して見る基本姿勢

ロボットの操縦席に乗って自らを操っているイメージです。

俯瞰視によって自らも他も客観的に捉える目線が見に付きます。

例えば、ビュンビュンとレースするように運転の荒い車が後方からやって来る時、「何か起きた時のために減速してちょっと端に寄っておこう」と考えます。

同時に他を客観視するため、「もしかすると家族が倒れて、猛烈に急いでいるのかもしれない」「他の車が動揺して突然車線変更する可能性がある」とも考えます。

自他共に客観視すると、「あの車をいち早く先に行かせて、この場の安全を保とう」と考えられます。

これは、わからない相手には体罰でわからせるのではなく、「体罰をせずに自分と相手の両方のためになる方法を考えよう」というスタンス。

この在り方に、落ち着いている人の精神性が伺えます。

 

精神性は囚われない執着のなさ

自分を使って考え、自他を客観的に捉えるスタンスは、物事にのめり込まない距離感を自然と見出します。

「起きたことは起きた、過去は過去、やってしまったことは変えられない」と現実を直視して、誤魔化しや嘘がなくなります。

自分にも他者にも出来事にも飲み込まれないため、翻弄されにくく、自制が上手になります。

自力の抵抗となり、育みの障害になるため、“囚われることの弊害が見える化”します

自らに囚われないと固定観念が少なく、思い込みと決め付けが減り、感情に支配された不機嫌のイライラ、コントロール不可に翻弄されません。

他に囚われないと常識やルールで価値観や観念を固執させず、何も考えずに他に従うことや、意味を理解せずに自らを動かし使うさまがなくなります。

過去に囚われず、未来にも囚われず。

過去の経験は自分のために活用し、未来への期待や思い通りにしたい欲飲まれ、未だ起きぬ非現実への執着がなくなります。

囚われないさまは、今を生きるための執着のなさを表します。

今目の前にどんな現実があり、周囲の人々は何ができて何ができないか把握し、今自分にできることを見極めていざ行動。

「状況把握、自他の客観、自己理解と出来事の照合、できることはこれ、起きたものは起きた!」

自力意識の育みは、過信やうぬぼれをなくす現実認知力を高めます。

あらゆる縛りと囚われを減らし、目の前の出来事、他者、自分そのものをそのまま捉え、できることを把握して実行する最適化。

落ち着いている人は合理的で客観的、そして自他両方をよく把握できる人。

このさまに執着のない精神性があります。

※一緒にいると落ち着く心地良さは、一緒にいて落ち着くのはなぜ?特徴と【ほっこりフィーリング】の紐解き をご参照ください。

 

落ち着き有無の見極め方法:あることができるか否か

私の好き勝手統計によりますと、落ち着いている人か否か一目でわかる見極め方がありますので、些細なご参考になればと思います。

冒頭のタイプでお伝えしたように、落ち着いているさまや風貌はいくつかあり、人によって意味や内情が異なります。

この内容の主旨である精神的な落ち着きの場合、あることができるか否かがラインになります。

あることとは、瞑想

座ってチーンの、あの瞑想です。

やったことがなくても学んで実践してみると、結果が表れます。

落ち着いている人ほどいとも簡単にできます。

落ち着いていない人ほどできません。

執着や囚われがあればあるほど瞑想は難しくなり、自己世界での彷徨いや心地悪さ、身体の痛みに翻弄され、集中のなさが表れ、瞑想する意味や動機を見出しにくくなります。

落ち着いているかどうか(または落ち着き度合)を見極める方法になり、瞑想ができるかどうかでより自己理解が深まり、同時に執着や囚われの度合を知る手がかりにもなるのでおすすめです。

※落ち着いている人になる方法は、【落ち着きがない人の不足事】余裕ある落ち着いた人になる方法4選 をご覧ください。

 

若いのに落ち着いている人のデメリット&メリット

「若いのに落ち着いているよね」

この言葉は褒めでもあり、自他の区分け明確化(この人は私とは違う人だ)、劣等認識防止策(自分は劣っていないぞ)、自己正当化による相手の蔑み(自分ではなくこの人が変、つまらない)でもあります。

若いのに落ち着いていると周囲と合いませんので、落ち着いている人が合わせるか、落ち着いている人に合わせるかの関係性になりがちです。

同年代とは特に合いません。

すると自然と関わるのは老人か子供になります。

「じいちゃん、もう夕方4時だから、彼岸花を見ながらたそがれに行こう」
「おままごと?しょうがない少しだけだよ、じゃあボノボノ役やってあげる」

精神的に落ち着いている人は、囚われと執着なく今を大切に認識しますので、ルールに縛られず対等に関われる人との関係性が主体です。

若いうちは精神未熟が当然であり、他者と比較して優劣を重んじて、他とのシーソーゲームによって自らの価値、存在意義を捉え、他の意見や情報に基づいて物事を考え、従うことが多いと思います。

日本は安泰と安全が保障される国家ですので、自力で執着の少ない人が若い人々の中にいれば浮きます。

「つまらない、怖い、合わない」と悲観的に見られることもあり、一般的には関わり方が全くわからない未知との接触ですので、「ET、トモダチ、グフフ」と伝えなければなりません。

エゴ同士の利用し合いには向きませんが、愛の関わり(お互いの育み合い)に向く。そんなイメージです。
※ご参考に、恋愛に興味がなくなった時に切り替わる世界│人生が始まるスピリチュアルな話をどうぞ。

デメリットは多いですが、人々と対等に関わり、利用し合いではなくお互いの利益を考えた関わりができるのは大きなメリットです。

全てをメリットにする方法も実はあります。

メリットにするために穏やかさへの進化が必要です。

落ち着きは穏やかさへの道すがら。

若いからこそこれからさらに育み、穏やかさを得られるのはメリットそのものです。

 

若いのに落ち着いている人の過去 まとめ

人それぞれに過去があり、歴史があり、経験則が異なります。

肉体年齢を重ねる度に、経験量は増えていくのが自然です。

しかし、時間が相対的であるように、肉体以外にも精神年齢があるように、量以上に重点となるのが経験の合理化と無駄をなくすミニマリズム。

如何に経験を経験として活かし、力に変換するか、全て自分次第です。

若いのに落ち着いている人は辛くて苦しいこともありながら、全てを無駄なく自力の育みとし、自分を使いこなす能力と技術を高めていきます。

「私は私を使っている」と思う人は少ないと思いますが、無意識に自分を客観視しながら、今目の前の現実をしっかり捉え、できることをするさまに操縦の巧みさがあると思います。

そこには、囚われと執着のない精神、自らのことは自らで責任を持つ自責と自立が見られます。

自分一人では得られない類まれな環境恩恵と、過去の経験があるからこその精神向上は、貴重なメリットです。

過去を活かす人は過去に囚われません。

過去を基に今を生きる人は未来に囚われません。

囚われない執着のなさは、穏やかさという人間性の高まりへ向かい、全く異なる人生が始まります。

そんな楽しい先へ向かうための絶対条件となるため、若いからこそ落ち着きが重要です。

人生はそんなに長くありませんので、できるだけ若いうちに落ち着きを育み、穏やかさへ向かう大切さがあり、その先にはこれまた別の道が進みます。

一つのプロセス理解として、紐解きがお役立ちできれば幸いです。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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