意識、次元

夢遊病はスピリチュアルな楽しい時間│脳と魂による共同の仕組み

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「就寝中に突然立ち上がって歩いてどこかへ行ってしまう」

私が子供の頃、夜中に毎日徘徊していることがありました。
しばらく外を歩いてから家に戻り、何もなかったかのように再び布団に入り就寝。

就寝中に徘徊したり、踊り出したり、シャワーを浴びたり、何かを食べ始めたり。
人それぞれに起きる行動は違い、これらの行為を『夢遊病』と言います。

病気として分類されていますが、この夢遊病は何もおかしな行為でも病気でもないかもしれません。

夢遊病を説明するためにはスピリチュアルな認識が必要となり、“魂”というファンタジーの世界になります。

ファンタジーは存在する世界の1つで、夢遊病の意味を知るためには、スピリチュアルな世界と科学的な物質世界の両方の見解が必要でして、どちらも欠けることのないバランスが重要な鍵となります。

夢遊病は自分を知る楽しい時であり、自由な遊びの時間です。

そんな理解にて、夢遊病の認識を変えて楽しいひと時とするために、夢遊病のスピリチュアルな意味をぜひご覧ください。

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夢遊病のスピリチュアル

ノンレム睡眠での夢遊病

夢遊病はノンレム睡眠状態で起きます。

睡眠時には、脳はレム睡眠状態とノンレム睡眠状態に分かれます。

脳が起きて覚醒している状態と、ノンレム睡眠の間にレム睡眠があります。

  • レム睡眠 = REM睡眠(Rapid Eyes Movement)

急速眼球運動をしていることから、頭文字を取りREM(レム)と言います。

脳波測定をすると、入眠期はシータ波となり、完全な睡眠状態となると睡眠紡錘波(すいみんぼうすい波)となり、さらに深い眠りに入るとデルタ波が発生して、深く脳が休息をしている状態となります。

睡眠に入り、90分ほど経過するとレム睡眠となり、その後も90分周期でノンレム睡眠からレム睡眠を繰り返します。
※参照:意識水準と脳波パターン

ノンレム睡眠時の脳波は睡眠紡錘波、またはデルタ波で深く落ち着いた状態となり、脳(大脳)が休息し、体には緊張がある状態。

夢遊病の知識として重要なことは1つです。

夢遊病はノンレム睡眠時に起きることから、その際の身体は、脳は動かず、体が動く状態。

このことから、夢遊病の意味がわかります。

 

夢遊病の状態

夢遊病が起きるノンレム睡眠時に、脳は深い休息に入りますが、体が動きます。

ここでスピリチュアルの概念が入ってきます。

スピリチュアルな話で必要になる脳の部位がありまして、それが、松果体(しょうかたい)です。

松果体とは

・松果体(しょうかたい Pineal gland)
※生物学的には、脳の真ん中にある内分泌器
※スピリチュアル的には、あの世とこの世の出入り口
※第6チャクラ、第三の眼と言われる

参照:松果体 Wikipedia
参照:You and Your Hormones from the Society for Endocrinology

松果体は、人間が最後に行く場所とも言われています。

これは、「人生を終える時に松果体を通る」という意味でして、人生で最も幸福を感じる物質が松果体から大量に放出されます。

その為、「死ぬ瞬間が最も幸福である」と脳科学では知られていますが、それはこの松果体によるものです。

この松果体はスピリチュアルへの入口を示しています。

 

肉体と魂が分かれることで起きる夢遊病

睡眠時、人間は肉体と意識(幽体)が分かれます。

意識が肉体から離れる時に松果体を通り、別の世界へ向かいます。

その世界は魂に繋がる世界であり、あの世とも言い、そこに夢を見る仕組みがあります。

人間の肉体と意識(幽体)が分離し、松果体を通ることであの世へ向かい、意識はスピリチュアル世界へ、肉体はこの世の物質世界に残る状態です。

すると、夢遊病が起きます。

夢遊病とは、肉体をこの世に残し、意識があの世へ通じている条件下でのみ発生する無意識の行動
※魂としての記憶が、この世の肉体を利用して行動している状態

夢遊病は、意識(幽体)が松果体へ通じて、肉体と分離する状態で起きる。

※ノンレム睡眠時は肉体が緊張している(肉体に意識がある)状態で、松果体にてあの世とも繋がっている状態。

※夢遊病の状態は、アヤワスカの神髄とシャーマンの力|死後の世界に行く儀式が始まる をご覧ください。

 

夢遊病の行動

夢遊病時に行動する内容は人それぞれの魂の記憶から、『自分のしたいこと』をします。

意識が松果体を通ってあの世へ通じることは、実際に死ぬわけではなく、実は寝ている時に毎晩起きていることで、仕事場へ出勤する以上に普通のこととして頻度高く起きています。

意識があの世へ向かうことは、自分の魂の記憶にアクセスする状態でして、魂とは記憶を蓄積する保管庫のようなものです。

睡眠時に意識が松果体を通ることで、魂の記憶にアクセスする。

魂とは自分の全ての記憶がある保管庫。

魂にある全ての記憶とは
  1. 顕在意識…今世での自覚のできる記憶(脳の短期記憶)
  2. 潜在意識…今世も過去世も含めた自覚のない記憶(脳の長期記憶+過去世の自分の経験となり知識となり知恵となった記憶全て)、ハイヤーセルフの記憶
  3. 超意識…ワンネス意識として全てが一体である全宇宙、万物の記憶、アカシックレコードなど

魂には自分の全ての記憶があり、さらにワンネスとの繋がりがあることで、人それぞれの魂レベルや次元状態にてワンネス意識にある記憶へのアクセスも加わります。

魂の記憶にアクセスすることで、自分の過去も未来も全ての記憶があります。

さらに、魂はワンネス意識である“全ては一つ”という、万物は一つの意識が派生しているスピリチュアルな理解の源と繋がり、そこは人間のみならず意識を持つ動物や虫や魚、植物に菌に雲など、あらゆる記憶との繋がりがあります。

夢を見る時は魂の記憶にアクセスして、自分に必要な情報や、ハイヤーセルフやワンネスと繋がった際のメッセージがあり、グループソウルや守護霊と魂の記憶を共有しているために、自分の人生の目的に対するサポートとしての内容を見る仕組みがあります。

 

魂としての自分がしたい行動が夢遊病の際に表れる

魂は全ての記憶を持っています。

肉体としての脳の記憶だけではなく、これまで経験した際の感覚や運動記憶、感情に気持ち、知識情報や経験からの知恵の全ての記憶です。

その為、肉体があれば肉体の動かし方も何もかも、経験したことであれば夢遊病として寝ながらに行動することができます。

魂の記憶は、過去世も全て含めた自分の魂としての記憶です。
この世で生きている今世のみではなく、前世もその前も、人間の前も、それ以外の時も、全てを含めた魂として、誕生してからの記憶です。

膨大な記憶があり、さまざまな経験をしており、さまざまに楽しいことや嬉しいことや幸せな想いを持っています。

そんな魂の状態とは想念の世界です。

想念の世界では、想ったことがその場で体感できます。
膨大な記憶を全て保持している魂の状態では、いつでもどこでも過去の記憶からの想いを体感できます。

それが夢の状態でして、夢では肉体を動かす必要なく、意識として魂の記憶の中で自分のしたいことや、必要な情報を収集して過ごします。

そこで、肉体に意識があり、松果体と繋がる睡眠状態という条件の時のみ、魂とアクセスした意識が記憶を選択して、実際の行動をこの世での肉体が行って夢遊病が起きます。

魂になっている夢遊病状態では、肉体を使用してできることを、魂として選んで行っている。

※魂の詳細は、魂と心の違いと関係性│自我には心と脳と体、魂は記憶のアクセス場 をご覧ください。

 

夢遊病の意味

魂の自分とは

夢遊病の状態では、魂の記憶に準じて行動をしますが、その際には“魂としての自分”になっています。

“魂としての自分”とは、自分との完全調和を意味しており、自分のことを“自分”とも認識せず、記憶の中で生きるありのままの自然体の状態です。

自然体であることは、全てを受け入れている状態で、“拒否”という認識がなく、ただ目の前にあることから、魂の動機や気持ちに準じて記憶を選択して、物事を認識します。

言い方を変えると、エゴのない状態であり、さらに無意識の行動と思考をする自分です。

思考的に物事の選択理由や動機を作らず、他人と区別して自分を認識する意識なく、心の気持ちと感覚に従います。

過去の記憶を全て含めた集大成としての認識を持つので、あらゆる自分の記憶を組み合わせた最高の自分の状態であり、最も自然な形で自分が望む在り方をする自分です。

  • 夢遊病の際には、魂の記憶に準じたありのままの自分になる。
  • 魂としての状態にエゴはなく、脳内に設定したルールや常識なく、魂の記憶に従った無意識な在り方をする。

自然体でありのままの自分になることで、魂の記憶から何を引き出して実際に行動するかが人それぞれに分かれます。

 

夢遊病の人それぞれの行動に意味がある

夢遊病時は、肉体がこの世に残っているために意識が完全に離れない状態です。

そのため、魂としての自分に、今世の今現在の自分の認識が加わります。

それは半分魂、半分今の自我(人によって割合は変わります)のような意識状態となり、そこで、どんな記憶を魂から選択するかに、現状の在り方が加わります。

例えば、エゴが多ければエゴを含めた自我意識が魂の記憶にアクセスするので、次元が低くなります。

それは、前世の記憶ではなく、さらに前の記憶で自分の意識状態が低く、魂としてのレベルが低い時のものかもしれません。

また、現状が自分としての在り方に抵抗がなく、心豊かに生きている場合には、エゴのない自我意識にて、次元を高めた記憶から、ありのままの自分としての行動をします。

そのように、現状の自我意識を含めて魂の記憶にアクセスをするために、夢遊病の行動を見ることで、ありのままの自分の姿や、求めている真の姿、現状の自分に必要な行動や思考などのメッセージとしての、夢遊病の意味が生まれます。

夢遊病は、現状の自分と、ありのままの完全なる自然な自分が加わる行動をするため、現状の自分を見つめたり、見つめ直したり、必要なメッセージとしての解釈ができます。

※よく寝る人のスピリチュアルは、【よく寝る人の意識の高さ】寝るのが好きな人のスピリチュアルと心理 をどうぞ。

 

夢遊病のスピリチュアル状態

夢遊病状態では、「自分のしたいことをする」ので、人によって行動が変わります。

  • 踊ったこともないのに踊ったりします。

過去世で踊っていた記憶があり、その記憶が鮮明で幸せで、ポジティブなものだったのかもしれません。

  • 突然シャワーを浴びる人もいます。

シャワーの時間が好きなのかもしれません。または水に関わる記憶が強いのかもしれません。

  • 何かを食べる人もいます。

食べることや食べていることに関して、強い記憶があるのかもしれません。
食べていると内臓器官を使用するので意識が肉体に戻る可能性が高く、食べている最中に我に還ることがあります。

夢遊病の行動に関して、共通のことがあります。

夢遊病の行動は、ありのままの自分として心地良い記憶を基に行動する。

魂はこの地球上のみの存在ではないので地球の法則に則ってはおらず、宇宙の法則に則ります。

それは“全てがありのままの状態”であり、自ずと心地良いことを望み、幸福や喜びや楽しみや愛などの想いを基にします。

お腹が減ったら何かを食べるように、とにかく自分にとっての自然な状態として、魂から記憶を引き出すと、“心地良い”と感じる行動をします。

 

心地良さ以外にも、今の自分として望むことを行動する

魂を辿ることで心地良さを求めますが、それはポジティブという意味ではありません。

愛に基づく意味でして、愛にはエゴも含まれます。

魂の概念は、“全てをあるがまま”として受け入れる前提認識があるために、エゴも自分にとって必要だと魂が理解していれば愛になります。

すると、現状にエゴがあった場合には、そのエゴに発して、「本当はこれをしたいんだ」と、ダイエット中に夢遊病でムシャムシャ食べたりします。

それは本人にとっては真意があり、翌朝目覚めた時に、「なんてこった、あぁ」となりますが、実際に食べている時は、「うひゃー、最高だ!」とメチャクチャ微笑んでいたりします。

そのように、全てを受け入れる認識の上で、自分が望むことや、エゴの裏返しとしての行動になります。

 

今の自分に必要なメッセージとして行動する

夢遊病の意味には、今の自分に対する魂の自分からのメッセージの場合もあります。

それは、現状がありのままに生きていないことの表れとなり、それに気づくための行動としてはっちゃけるような行動をして、突然大笑いしたり、裸で解放的になったり、歌を歌ったりします。

抑えつけて縛り付けるような在り方をしていることがあると、その反動や気づきを与える自分の内側からの声として、行動が激化したり、気づきを促す行動をします。

そこに気づくかどうかが大切でして、実際に行動をしている際には、魂として愛を持った自分のしたいことをする認識なので、自由と自然を象徴する在り方をします。

  • 夢遊病で行動することは、魂の記憶から強く鮮明に残っている、ありのままの自分が望む心地良いもの。
  • エゴの現状も含めて、今の自分が望むことをする解放の行動
  • 今の自分に必要なメッセージとしての行動

 

夢遊病体験

最後に私の夢遊病体験を参考にご覧ください。

私が子供の頃、夢遊病にて夜中に毎日のように外を徘徊している時がありました。

夜中に突然立ち上がり、外に行く。

ゆっくりと家の前をフラフラと歩く。

靴も履かず裸足のまま、外に突っ立ち、地面を感じる。

空を見上げて星や月や空(宇宙)を眺める。

ただずーっと眺めて、しばらくすると家の布団に戻り、再び寝る。

母親が気づいて教えてくれたのですが、毎日同じことをしていたそうです。

私自身、今でも憶えているのですが、外で立っている状態で意識が完全に肉体に戻ったことがあり、「あれっ?!何しているんだ!?」となったことがあります。

それは、大きな満月でした。月明りで外が藍色で、じーっと月をただ眺めていました。

「帰りたい」と思ったんでしょうか。

※睡眠のスピリチュアルは、異常に眠いことに潜むサイン│睡眠のスピリチュアルは自我の重要活動 をご覧ください。

 

夢遊病のスピリチュアル まとめ

夢遊病は魂の世界に戻り、魂としてのありのままの自分の姿になっているスピリチュアルな自己表現です。

夢遊病という言葉は、「夢で遊んでいる病」です。

英語では[SOMNAMBULISM]=[離魂病]と言い、魂が離れる、または夢で遊ぶ意味です。

夢遊病は全員に起こるものです。
睡眠時は松果体を通り、スピリチュアルな世界に行く過程で夢を見ています。

睡眠時に魂としての意識が完全にあの世へ行かなかった場合、ノンレム睡眠時のみという条件の下、肉体に意識を置いた時に体を動かせることで、夢遊病状態となります。

魂の状態になると、自分以外にも、見守ってくれている存在やハイヤーセルフと完全に統合しますので、それらの存在からのメッセージをもらうこともできます。

それが夢を見る意味でもあります。

肉体を使用する機会を得る魂側の目線で見ると、ノンレム睡眠時になった時、「これはチャンスだ。過去世のあの記憶を使用してあの想いを味わおう♪」と想うかもしれませんし、「気づいてくれ!これがあなたには必要なんだ!」と、行動から推測できるメッセージを自分のために送っているかもしれません。

いずれにしろ、その人の心地良い強い記憶か、現状の自分自身を想っての行動をします。

一つの行動には必ず意味があります。
幸せに生きているのであれば、夢遊病は楽しい時間です。
現状に問題を抱えているのであれば、それは大切な自分を想ったメッセージです。

魂としての自分が行動している時には、社会的常識や思い込みのルールがない、純粋なありのままの状態です。

純粋な幼少期であればあるほど魂の状態に近いために、夢遊病の発生頻度も高くなります。

それは普通のことで、正常なことです。

自分を観て、知る時間でもあり、自分のためにメッセージを受け取る機会でもあります。
スピリチュアルな世界とこの世の物質世界を統合させた、新しい世界が広がる時間が夜な夜な今日も広がります。

そんな夢遊病の意味を知り、自分自身のために活用する一助となれば幸いです。

それでは、夢遊病のスピリチュアルな意味についての話を終了します。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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