『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
・専門的に人を癒し、サポートしたい方
著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission
※本気で人生を変える方専用。
大気中に漂うマックロクロスケ。
毛のようなモヤモヤが生えているそれ。ストレスと言います。
私が保育園に通っていた年頃、家に居るとストレスをよく見ていました。
あれは子供にしか見えないようです。
さまざまな家庭環境がありますが、実家とはストレスを作る場所になりやすい特徴があります。
ストレスを作る工程がわかりにくいために気づけば肩が重い、出たいのに出れない、行動できない、思考が固まっている、疲れる、息苦しい、ドバン。
実家のテリトリーに飲み込まれています。
ここでは、実家にいるとストレスを感じる詳細と対処法をお伝えします。
どうして実家で暮らすとストレスなの?
どうして実家は疲れるの?
実家のテリトリーに飲み込まれるとは?
息苦しさの対処はどうすれば?
実家のストレス製作の仕組みを知っていただき、生活が安息する一助となれば幸いです。
Contents
実家でストレスを作る仕組み
実家でストレスを作りやすい心理
実家は安息地でありながら、ストレスを作りやすい場所でもあります。
ストレスとは自らに対する抵抗です。
自分自身の在り方や価値観や観念に抵抗があり、認めて受け入れられないことによってストレスが作られます。
ストレスは自らでしか作ることができませんが、ストレスの要因を自分以外の他から影響されることがほとんどです。
抵抗を作るのが、「実家」という環境です。
実家は自分の在り方を押し付ける場所であり、在り方を強制される場所
実家とは安息地であり腐敗地。
安心でき、片や腐った臭いがする。家庭それぞれに割合が違い、片方しかない人もいると思います。
極端に上下変動のある環境には良いも悪いもあります。
- お金の心配が要らない安泰
- 気を使わない無配慮の気楽さ
- 自由に時間もお金も使用できる不安や恐怖のなさ
- 家族を考慮する気兼ねのなさ
- 思考停止と行動力の落ち着き
- 実家のスタイル定着による翻弄や干渉
「良い」と思える共通点として、自分の在り方を押し付けられる気楽さがあります。
「自分のやりたいように過ごしていい、お金使っていい、ちょっと汚しても掃除しなくてもいいよね」と自分にとっての安息を作りやすいのが実家にいる時の心理です。
反面、「悪い」と思えることが、在り方を強制・強要する干渉です。
「こうしなさい、あれはどうなってるの、あれやっといて、これはやりなさい」
押し付けやすい環境でありながら、干渉にて強制される環境でもあるため、不納得や不満足にて「抵抗」が作られ、ストレスになります。
ストレスになる原因は相互理解
実家という環境はとても独特です。
共存環境でありながら調和がなくても、集団帰属地でありながら集団意識がなくても成り立ちます。
なんとかなってしまうのが多数で構成するグループの特典であり、本質を見失う可能性にもなります。
実家でのストレス要因となるのは親や兄弟姉妹との人間関係が主。制約やルールがあり、実家の常識があり、在り方、物の使い方、共有の特異性が家庭毎にあります。
人間関係と独自ルールによって違和感や抵抗が作られストレスに。原因は相互理解のなさが考えられます。
お互いがお互いを知らないことがストレスを作ります。
相手を知っているものだと思い込む気兼ねのなさ
家族だからこそのトリックの一つに思い込みがあります。
幼い頃から一緒に住んでいると、相手のことを知っていると自然に思えます。
しかし、実際には何も知らないかもしれません。
「気兼ねない関係」は良くも悪くもあり、相手を知ろうとする気を失わせもします。
お互いがお互いを知ろうとしないことで思い込みや決め付けをし合い、コミュニケーションが相互交流によるお互いの喜びではなくなります。
利用し合いです。
気兼ねない家族との関わり、安泰の実家という環境は、相手を配慮しなくなり、考えず、知ろうとせず、優しさや感謝がなくなります。
お互いに押し付け、強制や干渉が起き、相互理解のなさによってストレスを作りやすくなるのが実家です。
実家では配慮する人間が痛い目を見る
気兼ねない関係性や環境。親と実家の組み合わせは片や相互理解を深め、片や相互理解を喪失させます。
喪失する場合、気兼ねないとは配慮しない意味になります。
そんな環境で配慮する気持ちがある人は重荷が増えます。他からの影響が増え、ストレスをとにかく作ってしまいます。
家族一人一人を見て、考えて、想う人は、そうしない人が多い環境での生活では疲労困ぱい、ストレスでおかしくなりかねません。
ストレスがない人はお互いに理解を深める会話をする
実家で暮らしてもストレスを作らない人もいます。
ストレスがない家は会話をよくします。会話は日常の雑多でありながら、相手を理解するためのもの。意見を言って聞き、過去を言って聞き、人間性を知り、価値観を知り、認識を知ります。
相互理解のある友達のような関係性の家は、ストレスが少ない特徴があります。
このような人を知ると対処のヒントになりますので、もしお近くにいれば親や兄弟姉妹との人間関係を尋ねてみるといいかもしれません。
実家で疲れる原因とは?
「なんか疲れるなぁ」
「ここにいると少し動くだけで疲れる気がする」
「動く気がしない」
ストレス以外にも「疲れる」ことがあります。
疲れる場合、あることが考えられます。
家族に合わせて自分を抑制する状態が度を過ぎています。
疲れてしまう時には思考過多によるエネルギー消費があり、エネルギーが漏れている可能性があります。
自分のためにエネルギーが使えていない
私達人間は思考や行動の際にエネルギーを消費し、エネルギーを要します。
使い方に抵抗があり、納得いかないままにエネルギーを使うと、エネルギーが漏れてしまいます。
「この人達は配慮しない、何も考えない、人のことを想わない」と同居人に対しての思いが強ければ強いほど、自らの在り方を押し付けるか、相手の強要を受け入れるかの選択になります。
押し付ける場合に起きるのは戦いです。
「これは私の家だ」と思う私物化や正当化意識が強い親などの場合、引く概念はありませんので戦うスタンス。
「それならば私が引きましょう」となると、不納得なのに相手に合わせるために自らを抑制・我慢させ、自らの気を保ち、身を護り、心をカバーして失わないためにエネルギーを存分に消費してしまいます。
アウェイになると疲れる
疲れてしまう極めつけはアウェイの認知です。
「私はこの家に属していない」
顕在的でなくても潜在的に意識したあかつきには、[自分一人vs実家+住人]になります。
問題は「実家」という場所自体も相手に属し、場所からも排他されてしまうことです。
「自分の部屋だけは自分に属して欲しい」と誇示が起きる可能性があり、アウェイ認知を強めてしまい、疎外感や排他された意識を持ち、住人との関わりでは自己抑制による気を使い、ストレスを作りやすくなります。
この状態、実家テリトリーに飲み込まれています。
実家テリトリーに飲み込まれる危険性
実家には実家のテリトリーがあります。
人には人のテリトリーがあります。
実家をアウェイ認知した場合、家を出ていくことが得策です。
しかし、人それぞれに出ていけない理由があると思いますので、留まる選択は「やむなく」になりアウェイ認知が増加します。
アウェイ認知の上で実家に暮らし続けることは、「戦いの日々を過ごす決意」を要します。
決意がないと疲れとストレスの両方を受けてしまい、息苦しくて辛い生活になってしまいます。
実家テリトリーに飲み込まれるとなされるがままになる
実家テリトリーとは、実家のホーム認知をして、さらに無配慮の低い波動によって作られる無意識のテリトリーです。
※波動とは心理・精神・健康などあらゆる状態から発される振動エネルギー
飲み込まれるとは、「主導権」を握られ、心を鷲づかまれた状態です。
無意識であるために、「飲み込んでやるー」という意図はありませんが、私物化と正当化概念が強まると、主導権を握ることでのテリトリー支配が起きます。
「この家は私のもの」
「ここは私の場所」
「あなたは私のもの」
「強制して強要していい対象があなた」
「育ててあげた恩恵を受ける権利がある私」
テリトリー支配は、実家に入ってくる者に対して上下関係(または恩徳・損得勘定)の制約をかけます。
実家に居るかわりにテリトリーを作る人に利益を与える制約が付帯し、利益が与えられない場合には強制や強要の干渉によって私物化と正当化意識を激しくする正当化が起きます。
我欲の波動によって念が作られ、実家に属す場合には制約に準ずる必要があります。
- 上下関係
- 押し付けや決め付けが当たり前
- 他者を考えない、配慮しない
- 納得と満足、または不納得と不満足を解消させる働きがノルマ
実家テリトリーを作っている人に自らを私物化させる生贄か、正当化させるための働き(利益)を与えないと、実家に属すことが困難です。
属すと違和感や抵抗が存分に増すために、疲れてストレスを浴びます。
属さない場合には干渉との戦いが続き、疲れてストレスを浴び続けます。
実家テリトリーに飲み込まれると行動できなくなる
飲み込まれると行動できなくなってしまう可能性があります。
実家に属すことで実家色に染まり、実家のやり方、在り方、過ごし方、人との関わり方は、実家テリトリーを作る人の納得と満足、または不納得と不満足がない範囲に収まります。
問題はこれに違和感を感じなくなることです。
自らが苦しい状態を心は常に認知しているため、生活を続ける場合には潜在的に自己防衛が働き、心を閉ざします。
疲れやストレスの自覚をなくし、息苦しさを認識しなくする防衛にて身を護ります。
苦しみの体感がなくなりますが、自ら思考して考えて配慮し、行動動機を見出して活力を出すことができなくなります。
「行動したいのにできない」という状態になり、何かしら理由を付けて自らを納得させようと頑張る兆候が出ます。
飲み込まれると自らの思考と行動を見つめる自覚がなくなり、疲れやストレスや息苦しさに違和感を感じなくなっていきます。
※実家があるのに一人暮らしする人の心理は、【実家から通えるのに?!】一人暮らしする心理と意味は自己投資 をご覧ください。
実家のストレスと疲れと息苦しさ 対処
ストレス、疲れ、息苦しさの認知
実家には大なり小なり違和感があり、抵抗を感じるのは当然だと思います。
「ストレスが、疲れが、息苦しさが、違和感が、抵抗がある」と認知することが対処の際には重要です。
これらの認知は自らが自らの在り方に抵抗がある表現。サインでありメッセージ。自らが自らに伝える表現です。
「嫌だな、感じたくないな」と心地悪いものですが、自らを抑制して実家テリトリーに完全に属すと苦しみなく楽になるかわりに、後戻りが困難になってしまいます。
サインが表れれば見逃さずに体感し、「私は実家での在り方に抵抗があるんだ」と自覚する機会にされてください。
この上で、実家から出る視野を持ち、思考して行動することが重要です。
実家での不調和をチェック
実家から出られればいいのですが、なかなか難しい理由もあると思いますので、実家で暮らしながらストレスや疲れを作らないことが対処です。
初めに、何に違和感や抵抗があるかをチェックします。
「う、料理を家族で食べるこの空間、ストレスを感じる」
「親から干渉されている今、なんだか疲れるぞ」
「玄関に入った瞬間も酷いけど、この居間は最も息苦しいな」
「親同士が話し合っている空間は草饅頭みたいな淀みがあるような」
どこに、何に、いつ、どのように、誰にストレスや抵抗を感じるかを確認します。
不調和の基を見つけることでポイントを明確にし、距離を保つように自らの在り方を変換させると気楽になります。
実家での自分のためになる情報を増やし、自らが意識を持って自らを護る対処です。
※優しすぎる人のストレス対処については、優しすぎる人はストレス対処を忘れないで。八方美人ではないから気づきにくい をどうぞ。
対処①:実家の同居人(親や兄弟姉妹)を知る
対処の重要点は相手を変えるのではなく自分を変えます。
実家に違和感や抵抗を感じる元凶が居ても、その人を変えることはできません。
強制や強要、相手を否定して批判して、干渉して押し付ける行為は、エゴそのものに対する我欲の投げつけですので、私物化や正当化意識が強い人であればあるほどに逆効果になってしまいます。
相手を変えるのは困難ですので、まずは自らが相手を知ることが対処になります。
理解を深めるとその人の価値観や認識がわかり、どのように関わると自らに違和感や抵抗を作らないようにするかが見えてきます。
「自分を押し付けず他者に干渉しない」ことができるようになり、ストレスを作らない対処となります。
私物化や正当化意識が強い親などに苦しみ辛い場合には、相手を知る以上に実家を出ることが何より先決です。
対処②:配慮
ストレスを作らないためにも、「実家とは他者との共存環境である」という認識が大切になり、対処ポイントとなるのが配慮です。
配慮があると他者を変えずに自分を変えられます。
配慮するには同居の人々を知る必要があり、配慮や優しさは相手をどれほど知っているかの認識力を意味します。
配慮するからには自己犠牲ではなく自らへの配慮が関わります。自分を疎かにせず、自らを主体に能動的に動き、他者の気づかない点にも気を配り、自らを苦しめず、他者に干渉せず、自らを押し付けない実家での在り方が身に付きます。
実家だけでなく共存環境での在り方の構築となり、他者との調和や協調を必要とする際には、実家での鍛錬や教訓が大いに役立つ機会となります。
対処③:感謝
配慮する方法となるのが「感謝」です。
家があり、部屋があり、壁があり、トイレがあり、台所があり、料理があり。
当たり前になってしまうと何も思わなくなります。考える力がなくなる意味でもありますので、「当たり前になっているかな」「ちゃんと物事を認識できているかな」という確認がご自身のためになります。
認識が深まれば深まるほど、物・家・場所・人への感謝を忘れずにすることができ、感謝は配慮と優しさになり、生活する上でのストレスや苦しみの不調和を解消します。
「いつもありがとう」という一言は、相手がどんな反応をしようとも、力があります。
人だけでなく家や物に感謝することでも配慮に繋がり、家での過ごしやすい場所を作り、ポジティブな雰囲気をもたらすことが可能です。
ぜひストレスや疲れを対処する方法としてお試しください。
※親に対するストレスの原因と感謝については、親に感謝できない方が自分のためになる│原因と改善は自意識と自己愛 をご覧ください。
実家でのストレス対処 まとめ
実家には実家の雰囲気があり、スタイルがあり、ルールがあり、制約があり、テリトリーがあります。
テリトリーを作るのはその場に居る人です。
苦しみを対処するために実家に居る人を知りましょう。知ろうとする気持ちは他者を理解しようとする主体性となり、自らの思考と行動を養い、テリトリーに飲み込まれにくくなります。
知れば知るほどに自己抑制や犠牲や嫌々の我慢ではなく、相手を理解して見出せる配慮によって自らの在り方を柔軟にできます。
他者を変えずに自らを変える認識を作ることで、配慮は優しさとなり、感謝にて力を発揮します。
周囲の人々にプラスの影響を与え、家族からの強制や強要が緩和され、その人がその人自身を見直す機会にもなっていく。家族であり共存環境での影響作用が起きます。
もし親の私物化や正当化にて疲れる場合には、幼い頃からの生活環境にて恒常化している可能性が高いため、相手を知るのではなく実家を離れることが必要です。
親からの支配意欲によってテリトリーに飲み込まれる場合には、親からの否定、非難、悪口、強制、強要、干渉にて心を鷲掴みにされ、主導権を握られて行動できなくなります。
この場合には対処ではなく見直しが必要ですので、ここでの内容を見極めのご参考にされてください。
実家にて誰かと住んでいるからには意味があり、理由があり、目的があり、現状に対する自己理解が必ずあります。
気づくか気づかないかですので、実家で暮らす現状の意味や理由を明確にし、違和感や抵抗の基を確認し、実家での気楽で心地良い暮らしを作られてください。
ストレス対処は自己対処。心地良い暮らしは自己創作。
どちらも自らの思考と行動で物事が変わりますので、実家での暮らしに良き影響を作る一助となれば幸いです。
それでは、実家のストレス心理と対処法のお話を終了します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission
※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。