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【落ち着きがない人の不足事】余裕ある落ち着いた人になる方法4選

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そわそわして集中力が続かず、何かしていないと気が済まず、突然の出来事に慌てふためき、感情が漏れて自制がない。

ハプニングが起きても焦らず冷静に対処している人がいると、どうして落ち着いていられるか、どうして自分は落ち着きがないか気になります。

落ち着きがない人と落ち着く人の違いとは一体?

この仕組み、実はとても簡単だったりします。

私は子供の頃から静かな人間でしたが、落ち着いた人とは違いました。直ぐに焦り、迷い、パニックになりやすく、表立たないだけで内側は常に大惨事。

しかし、あることをしてからパッと落ち着き始めました。

そこで、私自身の体験から理解している、落ち着いた人になるための重点を見ていかれてください。

  • どうして落ち着きがないか知りたい
  • 落ち着いた人になりたい

注意欠陥、多動性などの障害による在り方とは別に、心理や精神からの影響を主体にお伝えします。

落ち着くか否かは自分の意識と行動次第ですので、変化を促すためのご参考になれば幸いです。

落ち着きがない人の特徴と心理

落ち着きがない人の特徴12選

該当数が多ければ多いほど落ち着きがない人となりますので、ご自身と照らし合わせながらご覧ください。

1、刺激を楽しむ

落ち着きがないと、癒し以上に刺激を得やすくなります。

友達とのはっちゃけ、パーティ後に会社同僚と飲み会など、スケジュールを詰め込んで短時間の関わりを繰り広げ、連続的な楽しみを見出すのが上手です。

 

2、最後まで達成した経験が少ない

自己完結経験が少ない特徴です。

最後までやり遂げず、途中で放棄したり、失敗を恐れて辞めたり、諦める経験が多くなると、落ち着かなくなります。

 

2、自己解決意識が低い

自ら物事を解決する意欲や自覚が少ない特徴です。

自力以上に他力になり、他に基づいて従うことが多くなります。

 

3、自信がない

自らを信じて行動する動機が少ないために、自力が減る特徴です。

自己解決へ向かいずらく、問題やハプニングが起きるとどうしていいかわからなくなり、焦りや迷いにて落ち着かなくなります。

 

4、人の話を聞けない

相手が伝えたいように理解しない特徴です。

相手側の目線や立場や気持ちに寄り添う聞き方ではなく、言語や音を自分なりに決めて解釈します。

落ち着きがなければないほど、話を最後まで聞かないことも起き、伝えたいことが全く違う解釈になります。

 

5、思い込みと決め付けが多い

自分以外の他(人、情報、環境、社会)からの影響を強く受けており、「これはこういうものだ」と思い込みや決め付けが多い特徴です。

勘違いが多くなり、遠足の伝言ゲームが苦手なタイプです。

 

6、思考と行動のギャップが激しい

頭の中で思っていることと、実際の行動が合致しにくい特徴です。

事前の思考が自分の理解に基づいていない可能性があり、いざ行動へ移そうとしても経験や明確な理解がないために、「あれ、これでいいのかな、本当にできるかな?できない気がする」と疑心暗鬼になります。

 

7、思考以上に感情と欲求優位

自分の意思ではない(自分のものではない)思考が多く、自分のものである感情と欲求が迷いなく優先され、自制できなくなります。

例えば、「部下が失敗した時はこうやって対処しよう」と思っていても、いざ失敗されると怒りや焦りの感情が先行して、行動が思うようにいかなくなります。

 

8、感情に翻弄されやすい

特に感情に囚われやすい特徴です。

純粋に自己内部で作られる感情は、まるで自分そのものであるために、[感情=自己存在認知]となり、自制すると強い心地悪さを感じるため、自制する動機が見出しにくくなります。

感情を抑えずに発散させたい、隠れた意図が潜在的にあります。

 

9、常に動いていたい

「間、沈黙」に耐えられない特徴です。

「どうすればいいかわからない」という状況への恐怖、抵抗、拒否感が強く、動き続けることで恐怖心と向き合わない対処をします。

 

10、強迫観念が強い

「これはできない」「これをしたら悪くなる」「だから絶対にしたくない」

思い込みと決め付けが、恐怖心を対処する自己防衛と結託する特徴です。

強迫観念にすることで、自己解決できない事柄は初めから手を付けなくなり、心の安泰を得て、不安定をなくします。

 

11、完璧主義&見栄

完璧主義と見栄(ネガティブなプライド)が合体した特徴です。

自己価値や自己評価を見失わないために見栄を持ち、物事をルール通り完璧にこなすことで自己保持を完結させます。

 

12、行動力がある

自分で考えて一人で行動することは苦手ですが、既存のルール(レール)上では爆発的な行動力を見せます。

人一倍行動による能力向上、変化作りが得意です。

以上が、落ち着きがない人の特徴でした。

 

落ち着きがない人の心理:癒しが足りない

上述の特徴を統括すると特に目立つのが、「囚われの多さによる自力回避傾向」です。

囚われ
…他のルールや情報や意見の影響、執着による縛り、制限、制約

自力回避
…自分だけの理解、意思に基づく、一人の行動を避ける在り方

囚われの多さによって、純粋に自分だけの理解、自分にとっての認識、自分だからこその意思が生み出せなくなり、自力に基づく行動に向かいずらい。

囚われによって物事を自分なりに理解、達成する経験が少なくなる、という考え方です。

「どうしてそうなってしまうのか?」の答えには、人それぞれの性格や気質、生活環境や親の躾、幼児期からの人間関係など、あらゆるメンタル影響があります。

親からの強要が多く、レールに乗ることを絶対的善とする完璧主義ができ、自分の考えではなく教科書や社会性の他に基づく正否概念になり、「わからない」という状況やその自覚が怖くなって不安がまとわりつく。

自己評価や価値を欲する自己愛の強さによって、周囲から否定される懸念となる自己解決できない危惧を嫌い、常に周囲の目が気になり、自己保持に忙しなくなる。

物事を最後まで達成せず、周囲が助けてくれる、邪魔される、諦めや中途半端な気持ちで終わるなどの経験が増えると、自力から他力に自然とシフトされ、自己解決しなければならない一人やアウェイになるとパニック。

結果的に落ち着きがなくなります。

他にもさまざまな要因や心理がありますが、ここでお伝えしたいのは別です

「癒しが足りていない」かもしれません。

 

刺激を求めて癒しがなくなると落ち着かなくなる

日々の影響、疲れ、ストレス、抑圧、喪失、不満…etc。

人間と社会のあらゆる他が入り乱れる関係の中では、自分軸がなくなりやすく、それに気づきにくく、自分そのものが消えてしまう可能性もあり、癒しがとにかく重要です。

刺激は大切なものですが、癒し以上に刺激を求めて徐々に癒しがなくなると、自己保持しにくくなります

典型的な刺激欲求は、自分という存在を認知するために、他からの影響や干渉を受ける、求めること。

パーティーで酒を飲み、誰かが作った音楽に従って踊るだけでなく、さらに人や物の他に基づいて快感を得て、喜びを浴び、楽しませてもらい、我を忘れてフォー!した時。

シュッと消えます、自分が。

そこにある自分は、30%誰かの音、30%他人、20%酒、10%他のルール。残りの10%が他によってもたらされた喜びや楽しさという自分の感情(または欲求が満たされたかどうかの満足有無)くらいかもしれません。
※一切周りを気にせず踊りという自己世界に入る人は別

自分が消えてしまっては恐怖とパニックですので、自分だと認識できる10%(感情と欲求)を消さないように、より喜びや楽しみを味わおうとハマる人もいます。

刺激を求める願望が強くなり、他によって自らを埋め尽くす結果、自らを確かめる術が感情と欲求以外になくなりかねません。

自分がなくなっては思考も行動も変化も何もできなくなってしまうので、自分がなくなればなくなるほど刺激を求めたくなり、癒しがなくなって落ち着かなくなります。

落ち着きには癒しが重要です。

癒しとはマッサージを受けることとは違います。

自らが自らを癒すための考え、感じ、行動を意味し、自己管理、保持、自制、コントロールを促す働きかけが、落ち着きに繋がります。

 

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落ち着いた人になるための重点

落ち着いた人と落ち着きがない人の違い

落ち着いた人になるためにも、両者の違いを知っておくと役立ちます。

違いは、「囚われの量」です。

  • 落ち着いた人は囚われが少ない
  • 落ち着きがない人は囚われが多い

これは落ち着きのなかった私が、落ち着くようになっていく過程ではっきり自覚したことです。

落ち着いた要因は瞑想でした。

私は18歳から今まで瞑想をしています。

あまりに周囲の干渉と影響が強く、自分がいなくなっていた当時の私は、瞑想を始めると共に大きな変化に気づきました。

これまでと同じような状況でも、落ち着いて物事を捉え、対処し、解決できるできないにかかわらず行動し、改善の育みが加速していきました。

瞑想はさまざまな方法がありますが、シンプルにお伝えすると意識との繋がりであり、そのために感覚、思考、心、自分自身と向き合います。

私が和尚から教わった瞑想の一つが、曹洞宗の坐禅。

壁を向いて坐り、心に囚われず、流れのままにまかせる(無念無想とも言う)。

頭の中にポッと思考が現れても、干渉せずにそのまま。するとパッと消えていきます。

囚われが一つ消えた瞬間でもあり、落ち着きを一つ得た瞬間でもある」というのがここでお伝えしたい内容です。

この理解を基に、落ち着いた人になるにはどうすればいいか見ていきましょう。

 

落ち着いた人になる方法4選

人それぞれにどれが役立つか違いますので、方法は4つに分けます。

落ち着いた人になる方法
  1. 自力意識を高める
    …自分で考える力
  2. 癒しを作る
    …自己創作
  3. 心の余裕
    …客観視
  4. 縛りからの解放
    …涅槃

一つずついきます。

 

落ち着いた人になる方法①:自力意識を高める

一つ目は、「自力」がキーワード。

他からの影響を減らし、干渉による抑圧、制限、他責、他力から自力に変えていくのが目的です。

自力意識の高まりは、自己解決する意志や意欲で決まります。

自己解決能力ではなく、自分で解決する気があるか否か

問題が起きた時に不安や恐怖に飲み込まれ、対処するために何をすればいいかわからない、何がわからないかもわからないと、落ち着かなくなります。

焦りや迷い、彷徨いが起きるのは、「どうにかしたいと思っているのにできないから」です。

初めから他力で甘えるだけの選択であれば、どうにかしたいと思わないので焦らなくなり、他者に責任を押し付けて終わり、悩みにすらなりません。

どうにかしたいと思っているからこそ落ち着いた人になりたいと思えるので、着目は自力意識は消えていないけれども、行動動機を自分で見出していないことです。

具体的にすることは、自分で考える力(意思)の育みです。

物事が起きた時、他の意見、情報、ルール、常識に従うとは別に、「自分はどう思うか?どう感じるか?」を習慣付けます

「なぜマスクするのか?」

「みんながやっているからではなく、自分の意思はなんなのか?」

考える癖を付けると自力意識は徐々に高まり、自分なりの考えに基づく対処と、解決経験を増やすと、落ち着いた人になっていきます。

 

落ち着いた人になる方法②:癒しを作る

二つ目は、「創作」がキーワード。

刺激を求めるのは何も悪くありません。問題は求めると同時に癒しがなくなってしまう場合です。

癒しは自らでしか作れません

誰かに癒してもらう場合、いつの間にか刺激求めになっている可能性があり、とにもかくにも大切なのは、「自らが自らをどう癒すか?」です。

猫の動画を観て癒されるのもグッドですが、あくまで一時凌ぎである自覚は必要です。

本質は、「自力で自らを癒すためにどうするか?」の答え出しと行動の一連作り

例えば、生まれ故郷を久しぶりに散歩する。

癒し作りは自分にしかわからない創作であり、考える力と行動が必ず伴う一石二鳥です。

ソロキャンプで焚火。
山登りして山頂で手作り弁当を喫食。
何度も行きたくなる落ち着くお店探し。
腕毛一本一本に色を塗って観賞。

自ら考えて作る経験によって落ち着きがもたらされます。

 

落ち着いた人になる方法③:心の余裕

三つ目は、「客観視」がキーワードです。

自らを俯瞰し、他者も俯瞰できると、落ち着いた人になります。

客観視は認識の余裕であり、心の余裕を意味します。

認識の余裕は自分の意思ありきが前提となるので、ここでは心の余裕にフォーカスします。

心の余裕は焦らず、気負わず、涼やかに、冷静なさま

思考に囚われず、他に翻弄されず、自分軸を持って自らに従い動くさま

仕事に追われる、時間がない、生活が不安定、生活習慣が悪化している、運動不足、睡眠不足、不健康な食事である場合、心の余裕を作りたくても困難です。

まずはご自身の近辺を整理し、断捨離のように管理しやすくする必要があります。

生活の見直し、目的の明確化、「今していることは何のためか?」をはっきりさせて、自分と他者の問題を切り分けます。

まずは自分の問題を解決し、その後に必要であれば他へ向かいます。

あらゆる問題を一つずつクリアにしていく先に、心の余裕による客観視が育まれ、落ち着きが見に付きます。

※感情に翻弄されない詳細は、【感情関係が鍵】感情的にならない人の特徴と女性ならではの精神性 をご参照ください。

 

落ち着いた人になる方法④:縛りからの解放

最後の方法は、煩悩を消滅させ、心安らかな境地へ向かいます。

囚われをなくし、執着をなくすことで落ち着く、人間の根源的方法です。

仏教の考えに、「一切皆苦(この世の一切は苦しみである)」という真理の一つがあります。

生きている以上はあらゆるものに囚われ、自らにも囚われ、当然のように執着が起きます。

囚われる苦しみが大前提という考え方があると、「一つずつ囚われをなくす努力をしよう」と目的と動機を持ちやすくなります。

さらに執着が当然であるならば、執着が大切なものにもなるのがこの世。より改善したいことが別にあるとわかります。

重要なのは執着しない以上に、自らを誤魔化さないことが囚われの手放しになる点。

人それぞれ他への執着は必要です。

誤魔化しは自らの存在を消し、現実を曖昧にする方法ですので、不安と恐怖、焦りと迷い、彷徨い神経質になる煽り、落ち着かなくなります。

誤魔化さないとは、自らに嘘をつかず、逃避せずに現実を認めること

「わからないことはわからない、できないことはできない、できることはできる」

「起きたことは起きた、過去は過去、認めるものは認める」

「恐ければ恐い、不安なら不安」

「見栄があるなら見栄がある」

誤魔化しのない現実の自覚は、経験を経験として一切無駄にせず吸収できます。

これを幼い頃からしている人は、若くしても精神年齢が高くなります。

囚われは他の影響も多いですが、自分自身による囚われはそれを凌駕します。

縛りの解放はかごからの飛び出しと旅立ちをもたらし、落ち着いた精神を基盤に人生が始まる合図となります。

瞑想、マインドフルネスは、囚われと思考の誤魔化しと執着を手放す方法になるのでおすすめです。

 

落ち着いた人になるための重点 まとめ

まずはスーハー、落ち着きましょう。

深呼吸は自分との向き合いの時間。自ら吸って吐いてを意識した時間は、自己認識を高めた感性をもたらします。

「癒し」です。

落ち着いている人は自らを癒すプロです。

まずは自らと向き合い、意思を持ち、その後に自らを自らで癒せるようにすると、落ち着いた人になります。

さらに心の余裕を持つための客観視を育み、囚われの手放しへ進んでいくと、落ち着きは穏やかさへ進化します。

落ち着きに穏やかさが入ると、冷静さと明るさの両方を兼ね備え、使い分けることができます。

それは陰と陽を超越した人間の姿。

自分との向き合いは孤独との向き合いを意味し、人間性と精神性を物語るさまへ繋がっていきます。

落ち着きは癒しの力。

癒しの力は自分に対するもの。その後に他者にも癒しを与える意識を持つと、精神性が高まっていきます。

落ち着きの癒しから調和や共有が生まれ、敬いや尊重の愛へと形を変え、愛を与える人になることもできます。

ぜひ落ち着きによって癒しを自らにも、他者にも与えられてください。

そんな理解がお役立ちできれば幸いです。

それでは、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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