『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
・専門的に人を癒し、サポートしたい方
著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※本気で人生を変える方専用。
「死ぬのが怖い」
コントロールされている状態です。
洗脳やマインドコントロール、「人を操る」行為は意外にも日常的にあり、私達は誰しもコントロールされていたりします。
そんな中で、コントロールされにくい人とされやすい人がいます。
一体何が違うのでしょうか。
実は答えは明確です。
ここでは、コントロールされにくい人とされやすい人の違いを明らかにして、私達の根底に潜む『操られる罠』を言語化します。
- マインドコントロールされにくい人とされやすい人の違いを知りたい
- どうして操られてしまうのか考えたい
コントロールの根底には『自分』という意味深な言葉があり、どう解釈するか、そして認識できるかがキーとなります。
若干ややこしい内容ですので、考え方を広げたいと思う方へ向けた内容となっております。
マインドの操りや洗脳には自己理解の真意が潜みますので、一つの考え方としてご参考になれば幸いです。
Contents
マインドコントロールされにくい人&されやすい人の特徴
人を操る理解は危険な悪用にも繋がります。
そのため、ここでは操りの根本を露呈させ、操れない・操られないための理解共有が目的です。
マインドコントロールされにくい人の決定的特徴
初めに、「されにくい」側を見ていきましょう。
特に目立つ特徴がこちらです。
- 謙虚
- 物欲が少ない
- 承認欲求が少ない
- 所有概念が少ない
- 固定観念が少ない
- 多様な人々と関わる
- 常に変化し続ける
実際には、これらは全て同じことを言っています。
マインドが自分に囚われていない。
「自分に、囚われていない」がキーワードです。
マインドコントロールされにくい人の特徴で目立つものを、一つずつ見ていきましょう。
①自分に囚われない人はとても謙虚
自己卑下や謙遜ではなく、自らを評価して認めつつ、過剰な評価をせずに自らを見つめて成長する姿勢を持つ。
そんな謙虚な人はマインドコントロールされにくいです。
②自分に囚われない人は物欲や承認欲求にも囚われない
自制がある特徴。
欲は他から貰うのではなく自ら満たすために創作し、工夫します。
忍耐力が高く、クリエイティブな特徴でもあり、欲望に囚われないために物事を俯瞰して捉えられ、先見性やメタ認知が高いです。
他者からだけでなく、自らの承認に興味がない人はよりコントロールされにくい人です。
③自分に囚われない人は所有概念や固定観念にも囚われない
固執しないために常に変化し続ける思考を持つ特徴です。
「正否、勝負、上下、優劣」の社会的価値観に縛られていないのを初め、この世に「正解」がないと知っている特徴でもあります。
物事は経験や時代背景、人々の在り方によって常に移り変わる前提理解があり、思考(頭)が囚われないフリー状態です。
④自分に囚われない人は変わり続ける
変わるための行動を続ける特徴です。
同じコミュニティだけでなく多様なジャンルの人々と関わり、他の文化や習慣のある国々の人と関わります。
常に変化するために自らを同じ場所に固執させず、執着せず、依存しない特徴でもあります。
変わり続けることは成長し続けることでもあり、意志を持って行動する人をマインドコントロールするのは至難の業です。
自分に囚われない人は何者にも囚われない
マインドコントロールとは、人のマインド(心や精神)の操りです。
操るためにマインドを従わせる、または支配する必要があり、強制的な支配や恐怖を植え付ける洗脳という手法もあります。
操るための必須条件は、『囚われ』
マインドコントロールするためには思考や心、精神そのものを捉え、グッとキャッチして、グルグルっと縛り付けます。
この世で囚われを最も上手に、かつ気づかれずにできるのが『自分』です。
例えば、自信がないと思う場合、自信がないと認めた自分に囚われています。
囚われがない人ほど、縛りがなく、固執がなく、執着がなく、依存がなく、マインドコントロールされにくい人。
一方、囚われるとマインドコントロールされやすくなります。
マインドコントロールされやすい人の決定的特徴
次は、「されやすい」側です。
特に目立つ特徴がこちら。
- 自己主張が強い
(または極端にしない) - 自信過剰
(または極端に自信がない) - 自意識過剰
(または極端に自意識がない) - 自分の意見があると思っている
(またはないと思っている) - 自分があると思っている
(またはないと思っている) - 承認欲求が強い
- 変化しない
これらは全て同じことを言っています。
マインドコントロールされやすい人の特徴は、「自分」に対する欲・思考・意識が強い。
自分に対する固執(執着と依存)が強い特徴です。
※被支配心理については、【支配されたい女と男の心理】誰しも支配したいしされたい真意 をご覧ください。
自分への固執が強いと自分に囚われる
自信があると思うのも、ないと思うのも同じです。
自意識があると思うのも、ないと思うのも、自分があると思うのも、ないと思うのも、全ては「そう思っているか、思っていないか」
思考(価値観や観念)による囚われがあります。
例えば自分がある人は、「私は私だ、これが私だ、この美しい顔が私で、優れているのが私だ」と思うことなどありません。
反対に、「これは私じゃない、こんなのは嫌だ、自分の意見がなく、自信がなく、なにもできない」と思うこともありません。
「誰かから承認して欲しい、褒めて欲しい、マウントを取ろう」と思いません。
「自分のことを承認してあげよう、もっと褒めてあげよう、もっと認められるように頑張ろう」とも思いません。
他者承認欲求でも自己承認欲求でも、自らに対する固執がある以上、「自分のことを自分」だと思うために頑張ったり、卑下したり。
頑張るほど、卑下するほど、自分に囚われます。
自己フォーカスが強まり、能力や才能向上など“個”に特化し、変化しなくなります。
少し哲学的になってしまうのですが、自分とは他を含めて存在しているため、自己フォーカスすると変化ではなく、変化していると思いやすい材料集めになる状態です。
頑張って能力向上する人は様々な人々と関わり、変化しているように思える人もいますが、あくまで個を高める関わりであるため、自己内部で変化していると思いやすい材料集めになっていたりします。
社会的にはとても大切な行動ですが、マインドコントロールする人はこれを突いてきます。
高学歴で自己向上のために一生懸命頑張ってきた人ほど、コントロールされやすいです。
※隠れ他人軸の詳細は、【軸は繋がっている】他人軸のタイプ別特徴10選&本質 をご覧ください。
自分があると思う(またはそう思いたい)人はコントロールされやすい
マインドコントロールや支配する人は、自分で自分を縛り、支配し、囚われている状態を操ろうとします。
私たちは隣人が同じコーヒーを飲んで「おいしいねぇ」と言っても、どうおいしいのかわかりません。
他者そのものを本質的に知ることができないように、他者そのものを操ることは誰にもできません。
しかし、自らを自らで操っているそのマインドは操れます。
なぜならば、自らを操るマインドとは、既に自分以外の他によって操られているためです。
この典型例が、自信や自意識過剰(または自信や自意識がない自己肯定感が低い)状態です。
自分がある、またはあると思いたい欲求が先行している心理。
「自分がある」と思うことが望ましいルールがあるとわかります。
既に誰かにマインドコントロールか洗脳されている状態です。
- 自分があると思う人は、社会性など他のルールや情報に操られている
- 自分がないと思う(あると思いたい)人は、他人に操られている
[他=情報or人]の違いはありますが、どちらも自分以外の他によって操られています。
この極端な例が、「死ぬのが怖い」という洗脳です。
私はいつの間にか植え付いていました。
おそらく、死にかけた経験がある人はこの囚われが緩いと思います。
理由はシンプルに、経験して現実を知ったからです。
このことからわかるのは、私達は誰しもマインドコントロールや洗脳をされていること。
どれだけ操られているかわかったものではありませんが、ここでお伝えしたいのはこれら囚われの根底に隠れている、ある一つのぶっといコントロールの主軸です。
詳細を深掘りします。
※人をコントロールしようとする人については、【自信にハマった挙句】他人をコントロールしようとする人の特徴&関わる注意点 をご覧ください。
マインドコントロールされにくい人&されやすい人の違い
ここからは奇妙な内容に入っていきます。
これもマインドコントロールかもしれませんので、気を付けてご覧ください。
マインドコントロールされにくい人とされやすい人の違いは一つ
人をコントロールするための主軸がこちら。
「自分を自分のものだと思っている」
- マインドコントロールされにくい人は、自分を自分のものだと思わない
- マインドコントロールされやすい人は、自分を自分のものだと思う
『自己に対する所有概念』がない人ほどコントロールされにくく、ある人ほどコントロールされやすい、という考え方です。
これはおそらく生まれてこのかた、徹底かつ自然に植え付けられていると思います。
主語[I,You,We,He,She,They…]があるように、他人との比較差別があるように、競争による上下区分けがあるように。
私達は自然と自分を自分の所有物として、好きに欲を満たし、自己都合で働き、自分のみのために頑張り、我を強め、我を恐れます。
既にマインドコントロールされているがための自己所有の囚われです。
マインドコントロールする人はここを突き、「あなた」に対して恐怖を与え、「あなた」に対して喜びを与え、「あたな」の不満と恐れを解消し、「あなた」を際立たせます。
自己所有を促すために徹底的に主語を強調し、「私、あなた」を際立たせます。
「あなた」から自信を奪い、「あなた」に自信を与え、「あなた」を牛耳り、
最終的に自らに囚われた「あなた」を操ろうとします。
「自分に囚われる=自己所有概念に支配されている」
マインドコントロールされにくい人とされやすい人の特徴から見出された、「自分からの囚われ」
根底には自己所有概念があると知っていただきました。
私は当たり前に自己所有概念に囚われてきましたが、海外を旅することでピョンと吹っ飛びました。
まだまだ囚われていますが、縛りが緩まった時に思ったのは、「どうして私は私のものなんだ?」という疑問。
みなさん、どうしてご自身はご自身のものなのでしょうか?
おそらく、「そういうものなの」と決めなければ、信じなければ、思い込まなければ、この考え方の保持は困難です。
おそらく昔の人々は答えを知っていたと考えます。
個ではなく全体として生きていた時代。
個に対する固執、執着、依存が少なかった時代。
全体の中で自らの役割を見出し、みなで調和し協力し合っていたことがはっきりわかっていた時代。
東南アジア、インド、ネパール、南米、中米、アフリカの田舎に来ると、そんな時代を今なお体感できます。
そこには正解も不正解もない、はっきりとした答えがあります。
囚われない人は自分の意見があると思うことはなく、自信があると思うことはなく、自分が優れていると思うことはなく、自分があると思うことはありません。
自分は自分のものではない、しかしそこには自分があると知っており、個と全のバランスを知っている。
これが、『謙虚』です。
謙虚はあらゆる人間性を表す態度だと考えます。
謙遜や卑下とは大きく異なるので、勘違いしやすい言葉ではありますが、本当に謙虚な人ほど無我。
自分がはっきりしているからこそ『自分』が希薄であり、他を含めて在り様を作ります。
謙虚かどうかはマインドコントロールされやすい、されにくいを大きく分ける示しです。
本当に自信がある人は、自信があるもないもあるのが当たり前であるように、「自分」という存在に固執しないため、自然と謙虚になります。
マインドコントロールされにくくなるためにも、してくる人を見極めるためにも、自己所有にて囚われないことを一つの指標として年頭に置いておくと、お役立ちすると思います。
※洗脳者の見極め方法は、【インドに横行?!】洗脳するのが上手い人の特徴12選+見極める方法 をご参照ください。
まとめ
いつからか私達は私達を所有し、保有し始めました。
これが必要な時代であり、社会背景があり、仕組みがあるのかもしれません。人によっては従っているだけかもしれません。
全体としてではなく個体として、見えない世界をなくし、見える物質概念を主張。
これによって文明が進歩か退化か変化し、より便利な生活と、精神の縛り上げが激化。
個の特化はとても大切だと思いますが、所有意識が強まると同時に全体の見方が減り、バランスが崩れてしまう可能性がありそうです。
自己所有はマインドコントロールを増長させる罠と考えます。
マインドコントロールとは本人も気づかない精神の操りですので、考える力を衰退させるだけでなく、特に自分の思考と欲望に固執させます。
すると、満たしと恐れによって支配されやすくなります。
自信を与えてくれる人に簡単にハマります。
夢を与えてくれる人に簡単にハマります。
不安を解消してくれる人に簡単にハマります。
利益を与え、不利益をなくしてくれる人にマインドコントロールも洗脳もされます。
その先に待っているのは決まっています。
他に操られる被所有です。
自己所有の利点もたくさんありますので、ぜひ良い話の裏には常にリスクがあると知っていただければと思います。
考え方を如何に広げ、変化させ続けるか。
このためには自己所有ではなく自己理解が何よりも重要です。
若干怖い内容だったと思いますが、自己理解を深める一助となれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission
※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。