悩み

思いやりがないと言われた時に直したいこと│優しさと違う思いやりを持つ方法

思いやりとは優しさと違う独特なものです。

思いやりがないからと言って、冷たい人には直結しません。

では、思いやりがないとはどういうことなのでしょうか?

人を見る力、影響を作ること。

ここでは、思いやりがないことを直したいと思う方に、そんな不可思議なお話をお伝えします。

  • 思いやりがないとは?
  • 思いやりと優しさの違いとは?
  • 思いやりがないと言われる意味とは?
  • 思いやりがないのを直すためには?

これらの答えを知っていただくと、思いやりがないと言われたことを機会にして、思いやりを持つ改善ができます。

思いやりを直したい場合、知ることが最も大切ですので、言われたことを活用して直す一助となれば幸いです。

思いやりがないと言われた

思いやりがない自覚

「あー、重たい。あー重たいなー」
二つもスーパーのバッグを担ぐ奥さんは何かを訴えかけています。

「はは、重そうだね、ケラケラケラ」

「あんたって思いやりがないよね!見てわかんないの!」

思いやりがないと気づくのは結構難しいです。

思いやりとは、相手に利益をもたらすための行動や気持ち。

相手が嬉しいことに対して、自分も嬉しくなる状態です。

優しさがあっても、冷たくなくても、自分勝手でなくても、わがままでなくても思いやりがないということが起きます。

思いやりは優しさとは違うために、自覚が難しいものです。

そんなことに気づいた過去があります。

私が幼少期、保育園の運動会などのイベントのお弁当タイム。他の人は外で家族と食べているが、親の来ない私はいつも独りで園内で食べていました。

ある日保育士の先生に独りで食べていることが見つかり、イベントの時に独りかどうかをチェックされるようになり、気づかれると先生達とお弁当を食べなければならないルールが設定されました。

謎の強制ですので、当時の私には意味がわかりませんでしたが、先生達からすれば優しさかなと。

私は独りで食べることに慣れており、好きでしたが、先生達のおかずをもらえるのでそれはそれでラッキー。

しかし、園内のある先生は私に言いました。
「先生達と食べたくなかったら独りで食べてもいいんだからね」

その先生は、他の先生とは全く違う見方をする人。優しさと思いやりの違いでした。

それをきっかけに、迷うことなく私はその先生と二人で食べると決め、その後はいっつもその先生と一緒の楽しいお弁当タイムでした。

優しさと違うために、思いやりがあるかないかは、他者から言われなければわかりにくいものです。

 

優しさと思いやりの違い

同じように相手を気づかい親切や配慮する中で、自分と相手の状況をどこまで含めるか、それを認識できるか、相手のためか利益を与えるかの違いがあります。

  • 優しさとは
    …相手の状況を主体に、相手のためを思う気持ちや行動
  • 思いやりとは
    …自分と相手の状況を主体に、相手に利益をもたらす気持ちや行動

優しさは相手のためを思っているので、相手の状態や状況が主体です。

極端に言うと、相手の言ったことが全てで、「助けてー」と言われれば助けるのが優しさです。

優しさとは自分のためでもあります。ルールに沿ったことでの自己正当化、周囲からの評価を得る承認欲求、相手からの肯定、自己満足。

もちろん、自分のことを考えずに優しく相手を気づかう親切もあり、いろいろです。

思いやりは、「助けてー」と言われた時に助けるかどうか、まずは自分で判断します。

相手の状況も主体にしますが自分の状況も含めます。相手の利益(喜びや苦痛のなさなど人それぞれの納得や満足)をもたらす行為であるために特徴的なことが起きます。

自分の能力を相手の利益を生み出すために使用し、自分の状況を含めた主体性を相手のために使います

「助けてー」と崖に片手でぶら下がっている人がいたら、直ぐに状況判断、「遊びたいのかな」と思ったら手を差し伸べない。そんなことにもなります。

話が反れましたが、思いやりとは自分と相手を共に主体にして、相手に利益をもたらすことです。

思いやりには相手を見る力が必要になります。

 

優しさは簡単だけど、思いやりは高等技術

両方の違いはこのようになります。

  • 優しさは、「相手のため」という曖昧なニュアンスに、自分のためや自己満足も含まれる
  • 思いやりは、相手を見るための自分の認識を忘れず、「相手の利益」と明確な目的を持つ

思いやりは相手の利益を生み出す優しさです。

定義付けは曖昧なものですし、人それぞれの認識があるので、何が思いやりで何が優しさでもいいと思いますが、思いやりは少し難しいということがわかってもらえればと思います。

 

思いやりがないと言われることの有り難さ

優しさは世間的なルールに則れば自分を主体にせずとも優しくなれます。

もちろん、気持ちや行動にて相手のためとするので、人への愛や敬いがあればこそ優しさを持てます。

心洗われるような清さがありますが、何も考えていなくても優しい心があればなれます。

思いやりと比べると、相手の立場になる理解が乏しくなり、思いやりは心だけでなく知性も必要です。

思いやりには相手を見る力が必要になり、[優しい心+相手の目]が求められます。

相手の目になれているかの答えは相手本人にしかわかりません。

思いやりとは自己満足ではないので、実際に相手を見れているのか、ただの思い込みかを反応や結果で知る必要があり、如何に相手の認識に近づけるかの認識力がものを言います。

何もかも相手が知り得る回答を模索する状態なので、思いやりがあるのかないのか自覚が困難です。

そこで、「あんたって本当に思いやりがないね!」

思いやりの有無は自らするのは困難ですので、思いやりがないと言ってもらえることは自覚できる機会でしかありません。

思いやりがないことを直したい人にとって、「思いやりがないね」と言われるのは有り難いことだと捉えられます。

特に日本ではズバッとは言わない思いやりがあります。このように思いやりを思い込むことで、相手を理解せずに直すことが遠のき、優しさでもなくなります。

思いやりは思い込みや自己満足ではないために、本当に思いやれているかは相手に言ってもらうか、反応を見て判断できる力を付けるしかない。

「思いやりがないと言われたから直したい」と思う場合には、その言った人は思いやりがあると考えられます。

※思いやりがない人の心理は、【タイプ別詳細と改善】思いやりがない人の心理に思い込みの可能性 をご覧ください。

 

思いやりがない、直したい

思いやりがない時に知りたいこと

思いやりがないと自覚することで、思いやりを育む段階へ向かえます。

直すために初めに大切なのは、思いやりを知ることです。

これまでの内容をまとめるような感じで、思いやりとは何かを見ていきましょう。

 

思いやりとは何かを知る

思いやりとは優しさを持った上での行為、相手の利益をもたらす気持ちや行動です。

相手の利益をもたらすために相手を知り、相手の立場になり、状況や状態、意見や価値観、欲や願望を知る、“相手の目”になります。

何を欲し、何を求め、何に喜び、何に満足し、何に納得するか。

少しでも相手のみが知る正解に近づくことが求められます。

思いやりとは、優しさを使用して利益を与えます。

利益をあげられなければ思いやりにはなりません、優しさにはなります。

思いやりかどうかがはっきりわかるのは、相手が心から感謝するかどうかです。

優しさでも感謝はありますが、利益を得られたかどうかにて感謝の度合は大きく変わります。

思いやりを知るためには知識だけでなく必ず体験が伴います。心から感謝される体験が思いやりを最もわかりやすく知る方法です。

 

自分に対して思いやりがあるかを知る

思いやりがない時にもう一つ知りたいのは、自分への思いやりがあるか否かです。

自分の認識を理解していなければ相手を思う余裕はありませんので、相手の目になるための前段階として、自分の意見が曖昧、感情・自己表現が上手くなされていないさまをなくします。

認識の基盤をしっかり持った上で相手を理解するために、まずは自分らしく在ることが大切です。

自分に思いやりを持つことで自立にも繋がり、より相手に思いやりを持つ余裕ができます。

自立には、社会的自立、生活的自立、経済的自立、精神的自立などさまざまにありますが、どれか一つでも複数でも、自分たらしめる余裕となり自己への思いやりが加速しますので、自立しているか否かも注目したい点です。

 

思いやりがない時に直したいポイント

思いやりは経験しながら育み学びますので、思いやりがないことを直す場合には見直しが大切です。

見直すのは、「どうして思いやりを持ちたいか?」の答えです。

思いやりと優しさを区分けすると、思いやりとは自己満足でも思い込みでもないとわかります。

誰か人を思いやりたい気持ちは、優しさを超えた他者の敬いです。

  • 人から言われたから思いやりを持ちたい場合には、優しさを持つことが先決
  • 自己肯定や承認欲求、自己満足や優しい気持ちを味わいたい場合には、優しさ
  • 自分に思いやりがない場合には、優しさから

優しさがあらゆる自分や他者との関わりを良きものにする基盤です。

思いやりは実用的で効果的、利益を実際にもたらす行為ですので、「ありがとう」と言われるより金が欲しいという現実的なお話です。

「優しさなんか要らない、思いやりを持ってよ」

人間関係ではそんなことを言われるかもしれません。直接利益がもらえるのであれば、優しさなんかより思いやりが欲しいものです。

「同情するなら金をくれ」
これは、「利益にならない自己満足より、利益になる思いやりをあるだけ出せ」という翻訳かもしれません。

思いやりを持つ動機は本人自ら見出すしかありません。

思いやりを持っていないにもかかわらず人を思いやろうと頑張ると、自らを苦しめるのでやめましょう。

あくまで、自らが他者を敬い、利益を与える動機を持ち、人の喜びに喜ぶ余裕や気持ちがあることで思いやりを持つ一歩目に入ります。

この上で、思いやりを実際に持つ二歩目は先を読み進めてみてください。

※優しくなる場合は、人に優しくするには自分の喜び第一│方法は優しさを知る経験 をご覧ください。

 

思いやりを持つ方法

思いやりを持つ方法①:相手の目になる

思いやりを持つ方法の一つ目です。

相手の立場になって、認識に近づき、思いやりたい人の目になります。

人を模索するのではなく、「自分がこの人だったらどうするか?」というシンプルな理解です。

他者のことはわかりませんが、私達には脳と心があるので、思考や気持ちにてそれらしいものに近づく努力ができます。

相手の目になることは、あくまで自分の目を相手の目に近付ける意味であり、共感です。

共感して相手と同じ立場になる努力と育みによって、思いやりを持てます。
※注意:同情ではなく共感

同情は相手の感情に入り込むため、自分の主体がなくなります。自分を忘れずに相手と共感し、飲み込まれずに同じ目線を知ります。

具体的な方法は寄り添うことです。

悩んでいる人がいれば隣に座ってみます。同じ体感に近付けるように同じ状態を、話されれば話を聞き、同じ状況をイメージして体感します。

相手の目になるために、自分の押し付けや決め付けや思い込みは一切なし。認識力と想像力が重要です。

 

思いやりを持つ方法②:そのままを敬う不干渉

二つ目の方法は、「そのままで良い」と人を受け入れる許容です。

相手を変えようとしたり、押し付けて干渉して、決め付けて私物化。良かれと思って口出ししてしまうことを自覚します。

自覚した上で相手のことを思いやっているのであればいいのですが、自分が納得や満足、嫌な気持ちにならないためであれば、敬いとは遠く離れています。

そのままを尊重し干渉しないことは、相手を放っておくのではなく自分を理解する意味です。

不干渉することでどうなるかの自分を理解し、人を敬う余裕があるかどうかを知ります。余裕がなければ優しさへシフトし、自分を敬えるようになることが先決です。

 

思いやりを持つ方法③:相手の立場になるゲームをする

相手も喜び自分も喜べれば何よりですが、自分が喜ぶために相手を喜ばすという考え方もあります。

応用すると、相手を知ることを遊びのように楽しめれば自分のためになり、結果的に思いやる能力になります。

これまでの内容と違うのは、思いやる気持ちや行為ではなく、思いやる能力にすることです。

能力向上のために人を知り、理解するための行動をゲーム感覚で行います。

スーパーの帰りに商品を詰めた袋が三つ、奥さんはどういう目でこの状況を認識して、何を求めているのか?

当てましょう。

……

正解は袋一つ、卵や瓶の入った袋を持って欲しい~。
理由は、奥さんは最近目が疲れていて、距離感覚が鈍くて物によく当たるから。

なんて具合に、能力向上を図る遊びを自ら行い、思いやる能力を上げていきます。

より多角的に広範囲、さまざまな人間関係を対象に遊ぶと、相手の利益が喜びという奉仕精神はなくとも、自分のためが相手のためになり、行動や努力を育む時間になります。

※思いやりがないことで起きる気が利かない話は、なぜ気が利かないの?改善には気が利きすぎる人が大切な話 をご覧ください。

 

思いやりを持つポイント

思いやりを持つ方法にてお伝えしたい主旨があります。

思いやりには優しさがあり、相手の目になる気持ちがあり、自分を思いやる気持ちがあり行動があり、能力もある。

全てを要約すると、思いやりとは、自分を敬った前提で他者を敬うことで生まれる人間関係の循環です。

利益を貰った側は感謝し、自らの喜びを称え、相手を敬い尊重する意志を作ります。

感謝されるとより人間関係を良きものとする動機が生まれ、循環を作る流れになります。

思いやりとは人間関係の循環となる始まりであり、加速材。

このことから、思いやりを持つポイントがわかります。

人間関係に影響を与える(与えられる)者が思いやりを持てます

思いやりがないと言われるのは全ての始まりです。

現状影響をもたらす状態でない場合、主体的に発信する側ではなく、受動的に受け手に回っている人間関係を意味します。

自ら影響を作り、人間関係の彩りをもたらす姿が、結果的に心から感謝される経験によって光を作る動機を生み出し、思いやりという力を育ませます。

独りで生きているのではなく、人と人の関わりの中で作られる“思いやり”があり、言われるからにはそれができる人だと思われているのかもしれません。

※思いやりを知るための優しさの詳細は、本当に優しい人に強い秘密がある|好かれも嫌われもするサポート役 をご覧ください。

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思いやりがないから直したい まとめ

何度も言ってしまいますが、「思いやりがない」と言ってもらえるのはとても有り難いことだと思います。

自覚は改善と対処と成長に必須です。

自覚が難しい思いやりの有無は、誰かに言われることで変わる機会となり、物事は本人の意志によって進んだり、なくなったり。

言われた際には機会を活用して進みましょう、発信しましょう、影響を作りましょう。

まずは優しさ、その後に思いやり。自らの気持ちが主体、認識が主体、行動が主体です。

全ての主に+して「相手」を入れ、思いやりがスススと表れ、自分という人格を良きものに変えていきます。

優しさと思いやりは、どちらも人との関わりに欠かせない潤滑・循環・円満アイテムです。

アイテムの有効化、自らを思いやってから他者のために使用されてみてください。

そんな理解が思いやりを知る一助となれば幸いです。

それでは、思いやりがないと言われた時にわかるお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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