愛とは何か

恋愛で頭がおかしくなる心理と対処法│馬鹿になるからこそ愛を知れる

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好きすぎて、考えすぎて、高揚しすぎて頭が狂う、恋愛にて馬鹿になる瞬間。

頭がおかしくなる時、自らの在り方に自らが飲み込まれ、自己制御が困難になります。

恋しさと疲労困ぱいが蓄積し、高揚感と刺激の中で眠るように心地良さと痛みと苦しみに揉まれます。

まるで良し悪しが共存するような状態には理由と原因があり、対処法があります。

ここでは、恋愛すると頭がおかしくなる時の心理を知っていただき、対処しながらより恋愛を楽しめるようになってもらえればと思います。

頭がおかしくなるほど好きになる状態に何も悪いことはありません。しかし、興奮と刺激の中に苦しみや痛みが伴うため、ネガティブな部分を取り除くとご自身のためになります。

現象の内部事情を知ることで、対処しながら愛を知れる恩恵があるため、一つの考え方としてより恋愛を楽しむ一助となれば幸いです。

恋愛にて頭がおかしくなる

恋愛にて頭がおかしくなる心理

相手が好きすぎて、興奮しすぎて、高揚しすぎて、頭がおかしくなることがあります。

私もその経験があります。

頭がおかしくなるのは自己制御できない状態、コントロールの逸脱を意味します。

「どうしてコントロールできないか?」の理解に心理が潜みます。

 

自分が喜ぶリミッター設定がある

普段の生活にて自分が喜ぶ、喜べる、喜んでいい状態に対して、リミッターを掛けている可能性があります。

罪悪感、自己否定、自己評価が低い、自己肯定感が低い、我慢癖。

これらがあると無意識に自らを制限し、喜びとなるポジティブな一面を抑制することがあります。

 

喜びすぎるとコントロールを逸脱する

頭がおかしくなるのは喜びのリミッターを設けていることに起因します。

恋愛にて喜びがリミッターオーバーすると自己制御範疇からポンッと抜け出て、頭がおかしくなります。

 

頭がおかしくなるのは喜びを味わおうとする呪縛の解かれ

喜びを制御すればするほど
自分をコントロールしようとすればするほど
自己防衛意識を強く持てば持つほど
恐怖を嫌がり我慢や抑制意識が強ければ強いほど

恋愛にて喜ぶ状態があると解放的に喜びを味わおうとします。

普段の縛りや抑制を壊すかの如く、好きな人を好きになり、一緒の時間を何度も思い出し、感触を何度も感じ、相手を何度も考え、喜びを引き出します。

「本当は喜びたい」という真意があればあるほど、喜びを味わえるだけ味わおうとする心理があります。

喜びをどこまでも最大限引き出して味わうように、これまで制御していた分も味わうかの如く喜びを堪能し、頭がおかしくなるような興奮や刺激や高揚感を感じます。

 

恋愛にて頭がおかしくなる時の脳内認知

脳科学では恋愛にて高揚する時、脳内からドーパミンという報酬系快楽物質、興奮状態にてノルアドレナリンというホルモンが放出されると言われます。

ドーパミンとノルアドレナリンは神経伝達物質の一つ。やる気や幸福感を抱き、心地良さを味わい、ポジティブになり、不安や緊張や恐怖とも大きく関わります。

過剰に放出されると依存しやすくなり、興奮や妄想が激しくなります。

放出によって喜びの認知が広がり、自分を喜ばす時間がもたらされます。

味わいすぎると自分を見失い依存に繋がる麻薬のようなものであり、恋愛で馬鹿になるのはドーパミンとノルアドレナリンの仕業とも言われています。

とても大切な幸福物質ですが危険性も含めており、バランスをとるためにもセロトニンという物質があります。

 

恋愛で頭がおかしくなるのはセロトニンが抑えられている

セロトニンとはドーパミンの過剰放出を抑える働きがあると言われる幸せホルモン、神経伝達物質の一つです。

セロトニンにて心身の安定や精神バランスを持ち、平常心と心の安らぎをもたらします。

ドーパミンやノルアドレナリンが高まりセロトニンが欠如すると、興奮や刺激が過剰状態で自己コントロールを逸脱し、頭がおかしくなりやすい状態です。

「恋愛とはホルモンバランス」と言われるほど大切な物質。主にこれら三つの物質の放出やバランスには心理が要因として関わります。

 

恋愛にて頭がおかしくなりやすい人の特徴12選

頭がおかしくなりやすい人にはいくつかの特徴があります。

1,恋愛への期待感が強い

恋愛に喜びや良きイメージが多い特徴です。

恋愛する前からイメージが作られ、実際に恋愛する際には期待感が膨らみ、妄想を照らし合わせるように相手や自分を捉えます。

 

2,コントロールしたい意思が強い

普段の生活では自らを維持、保つ意識があります。

自らをコントロールする意識があればあるほど、恋愛する時にはコントロールを逸脱しやすくなります。

相手をコントロールする支配や独占欲があり、束縛する傾向もあります。

 

3,ルール設定が多い

自分ルールが多く、「これはこういうもの」「これが正しい」「それは間違っている」と物事を綺麗に整理整頓します。

 

4,完璧主義

ルールに準じないと不安を感じる特徴です。

自らを縛るルールとなり、他者の目や反応や評価を気にし、他者から見られる自分を保つ優先度が高いです。

失敗は許されず、入念に間違えないように自分ルールに照らして思考・行動します。

 

5,自信がない

不安や恐怖が多く、自らの思考と行動に自信がない特徴です。

自らの意思以上に、世間一般やより多数の意見に準じる傾向があり、「正しい、間違っていない、良い」を狙うように周囲の影響に従います。

 

6,自己抑制や我慢が多い

無意識に自らを抑えて縛り、我慢している特徴です。

抑制意識が強くなると、自分の思考や行動を自覚しにくくなり、嘘や誤魔化しが増える傾向もあります。

しかし、自らには真っ直ぐで誠実な真意があり、自らを誤魔化すとはっきり自覚し、自己嫌悪や自己否定に偏ることもあります。

 

7,思い込みが強い

他律ぎみな特徴です。

自己抑制が強いと他律と思うことはなく、自らの意見やルールを自ら作り、自ら従っている自律と思い込む特徴でもあります。

 

8,依存しやすい

知らずの内に常に緊張状態で、心身が硬直している特徴です。

喜びや恐怖のない様があると、これまでの緊張状態を解放するように他に依存しやすくなります。

 

9,自己防衛過多

不安や恐怖の内包が多く、自らを危険や苦痛や恐怖から護る意識が強いです。

ポジティブ有りよりも、ネガティブ無し状態を求める癖があり、平穏で嫌なことが起きないようにする潜在的な意識が優位です。

 

10,本当は喜ぶのが大好き

心から喜ぶことが好き。本当は喜ぶのが大好きという特徴です。

普段は抑制していても真意には喜びをとにかく求めたい自然な様があり、楽しいことや嬉しいことが大好きです。

 

11,純粋すぎる

恋すると溺れやすく、純粋すぎる特徴です。

心理に対して素直に脳内ホルモンや物質が放出され、体に左右されるように恋煩いにもなりやすく、考えすぎや食欲不振や不眠にもなりやすいです。

 

12,恋に恋する

恋している自分や、恋している心身感受、快楽物質にハマる人もいます。

恋愛のドキドキに依存し、恋している自分や状態に恋します。

以上が、特徴でした。

 

恋愛にて頭がおかしくなる対処法

頭がおかしくなっている状態の理解が大切

恋愛に夢中になり、馬鹿になったり、頭がおかしくなることに何も悪いことはありません。

好きは好きで夢中し熱中し、自らに素直で真っ直ぐな恋愛状態です。

対処が役立つのは、自己コントロールがなくなってしまう様をなくすのが目的です。

 

自己コントロールがなくなると、相手の喜びにフォーカスしなくなる

恋愛に夢中になる際、明確にわかる心理は、「自分の喜びにフォーカスしていること」です。

「好き」とは、相手ではなく自分の喜びを認識した時に抱く気持ちです。

自分を喜ばせてくれる、喜べる、喜びたいと思える相手であればあるほど、
「この人だから」
「この人と一緒にいたい」
「この人と一緒にいる時の自分をもっと味わいたい」と思います。

自分を喜ばせる欲の認知状態です。

欲を知りたい、味わいたい、感じたいと思えば思うほどに、自己抑制を解放して相手を好きになり、喜びを味わおうとします。

普段の生活で抑制や縛りが多ければ多いほどに、解放的に自己制御を取り外し、コントロール逸脱状態を潜在的に望みます。

自分の喜びを認知するためのコントロール逸脱になると、恋愛相手の喜びが見えずらくなり、せっかく大好きな相手にもかかわらず、相手の立場で物事を見れなくなってしまいます。

対処は、自分が喜びながら、相手の喜びも忘れないためにします。

 

対処法①:頭がおかしくなっているのは欲の認知だと知る

自分の欲を認知したいがために自己コントロールを逸脱していると知ることです。

喜びたい自分を知りたい、味わいたいから、自分を解放的にしている自覚です。

脳内快楽&興奮に溢れた状態は、普段が冷静で静かであればあるほどに抑制は困難になりますが、状態を自覚するとコントロールは容易になります。

興奮状態では自らの喜びを引き出すように欲を認知しようとしますので、思う存分にします。

その際(またはその後)に、「これは自分の欲であり、解放を望む自分の姿なんだ」と一つ認識を持つだけで、逸脱の緩和が起きます。

 

対処法②:相手の喜びにもフォーカスする

自らの喜びは大切である前提で、相手の喜びにも目を向けます。

完璧主義や自信のなさがあると、「これをすれば相手が喜ぶ」と相手を第一に考えて物事を決める傾向があります。

実際には、自分の中にあるルールを信じようとしている状態の可能性があるため、デートを決めたり、場所を決めたり、決め事の際には相手に尋ねるようにします。

そして二人で物事を決めます。

どちらか一方通行にならないように、相手に委ねず自らが決めず、お互いに決め合う意識を持つと興奮状態も抑えられ、落ち着きを取り戻すこともできます。

※恋愛にてモテる人については、モテる人のスピリチュアルな秘密|鍵は男性も女性もこだわりなし をどうぞ。

 

対処法③:二人での創作に重きを置く

好きな人とのデートや関わり、付き合う前であれば会話やメールのやり取りなど、関わりは常に「お互い」を意識します。

相手が一方通行になる可能性もありますが、まずは自分から相互意識を持つことが大切です。

方法となるのは、二人で関わる際には二人で創作するようにします。作り合いです。

相手の喜びにもフォーカスする上述の対処のように、常に両者で決め、考え、作るようにします。

突然できることではありませんので、少しずつ関わりの経験を増やしながら、一方通行にはならないようにする意識を持つと、自身のためとなり相手のためにもなります。

どちらか一方にならないことが自己コントロールの逸脱を防ぐ方法となり、「相手のためだけ」と一方的に奉仕や尽くすことをしないのも大事です。

 

頭がおかしくなると愛を知れる

恋愛は、「恋」「愛」の二つが組み合わさります。

頭がおかしくなる状態は「恋」「好き」と、自分の喜びにフォーカスした状態です。

「愛」が組み合わさると、「相手のことを知りたい」「相手を喜ばせたい」と認識のフォーカスは相手。恋愛になります。

これが、「そのままの相手を受け入れる」になると、「愛」になっていきます。

受け入れは相手に干渉せず押し付けず、そのままを尊重して敬う様を意味し、相互理解にて自分も相手も排他せず、自他共に受け入れ敬う状態となります。

お互いの相互意識が共有や調和として形作られ、お互いが育み合うように自らを向上させ、相手の喜びを自分のことのように喜びます。

相手を好きになる状態は愛へ向かうための初めの一歩となり、最も大切な理解として、自分の喜びを絶対に忘れないための恋愛基盤となる経験です。

 

頭がおかしくなるほど好きになる状態を知ると、愛へ向かえる

愛を知るには、自分を敬い愛している状態が大前提に必須です。

それを育み経験できるのが、恋愛にて頭がおかしくなる状態。喜ぶだけ喜び、「自分で自分を喜ばそうとしている、欲の認知」としっかり自覚すると、非常に大切な経験値となり知恵となります。

自覚するとコントロール逸脱はなくなっていきます。セロトニンも放出されるようになり、相手へのフォーカスが強くなり、恋に愛が少しずつ入り恋愛になり、愛に向かう基盤ができます。

頭がおかしくなれる人がコントロール逸脱を把握すると、恋に恋するハマりや、ドーパミン依存がなくなり、考えられないほどの心地良さを抱き合う愛を知れます。

愛を知るか否かは人それぞれですが、頭がおかしくなることを卑下したり嫌だとは思わず、とても大切な最大限の喜び認知として、貴重な体験を活用されてください。

※ドキドキの恋愛については、【運命の人?】一緒にいるとドキドキする心理とスピリチュアル をご覧ください。

【運命の人?】一緒にいるとドキドキする心理とスピリチュアル視界に入るだけで、目の前にいると、関わると。 一緒にいるとドキドキする人がいます。 好きなの?運命の人? どうしてドキ...

 

恋愛にて頭がおかしくなる まとめ

頭がおかしくなってしまうのか、なれるのか。

明確に、頭がおかしくなれる経験を意味します。

頭がおかしくなると二つの道に分かれます。

  1. 恋の気持ちや脳内快楽にハマる
  2. 自己理解を深めて愛を知る

恋と愛は全く別物です。

恋を存分に楽しむと愛の理解を深められますので、存分に頭おかしくなりましょうというのはおかしいですが、ご自身のための機会として活用されてください。

自らの心理があるからこそ、恋愛にて普段とは違う自分が現れ、より自己理解を深めることができます。

あらゆる逸脱には知られざる真意や、無自覚の事実が表れ、自分の核となる大切な理解が潜みます。

自らに正直で真っ直ぐな人間性があるからこそ、真意の様は常に本質と真実を伝え、より高みの向上、恋愛を育む力を引き出す糧となります。

自分を知ることは楽しく嬉しいものです。喜びを引出し、自ら作るように恋愛を楽しみ、爆発的に喜びを味わわれてください。

少しずつ自己理解にて爆発を緩和し、相手へのフォーカス、お互いの意識、自他の敬い、愛の認知へ向かいましょう。

自らに内包される愛を知り、経験をよりご自身と相手のために応用する一助となれば幸いです。

それでは、恋愛すると頭がおかしくなるお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

POSTED COMMENT

  1. H より:

    今正に馬鹿になっています。フェニルエチルアミンがドバドバ出て多幸感、ドーパミンに期待してお相手の事を考えるのが癖になり何も手がつけられません。3〜4年でフェニルエチルアミンは出なくなるといいますが、本当に落ち着くのか信じられないくらい相手を心から愛しています。あっ今前頭葉麻痺してるなーと思うことが多々あり困り果て此方にたどり着きました。この快楽の渦を、自己認識し客観視すればもとの冷静な自分を取り戻せると言う事を読んで感動しました。悩みが一つ解決しました。ありがとうございます。

  2. より:

    頭がおかしくなる事は悪いことじゃないって、ほんと励みになりました。ほんとに半身を切られる様な感じと高揚感が凄くててんやわんやになった事がありますが、きちんと文章にして頂くと理解安心になります。あれは、自分の欲だったんですね。嬉しいような悲しいような(笑)でも愛を知れてたらいいなぁ

    いつも私事をつらつらコメントしてすみません、ありがとうございます。

    • 北斗 より:

      欲は命のようなものですから、大切にされてください。
      コメントいただけるのはありがたいです。
      これからも何かあれば気兼ねなくお願いします。

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