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【いつも明るい人の生存戦略】過去の闇を寄せ付けない愛の保持者

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陽気で、笑顔で、楽天的で、声が大きく、楽しい気分で、活動的にキビキビ動く。

明るいあの人の近くにはいつも人々がいる、と思ったら集団から一人離れ、野良猫がいる場所で体育座りしながらナデナデしていた。

「明るくしなきゃやってらんない」なんて人もいると思います。

実際は暗いの?闇があるの?過去になにかあったの?

誰しも過去があり、社会の中で揉まれながら生きる術を考えていきますが、いつも明るい人の生存戦略は、愛を信じる特徴的なさまがあります。

ここでは、いつも明るくする心理に潜む、類まれな愛の信じ方を見ていかれてください。

  • いつも明るいのはなぜ?
  • いつも明るい人はどんな人?
  • 過去に何があったの?

これらを紐解き、「明るさは仮面よりも強靭な生存戦略なんだ」と知っていただく内容となっております。

明るさには危険性も秘めていると私の経験からは理解していますので、自己理解を深めるための一つの考え方となることを願います。

いつも明るい人の心理&特徴

いつも明るいのはなぜ?

バイキングの力の誇示、強さが物を言った時代のように、あらゆる相互理解のない中で一方的な影響を受けながら、辛酸舐めて生きてきました。

徐々にルールに従い、共通認識を作り、お互いに理解し合い、本能ではなく意識的に繋がりを認識し始めました。

しかし、嫌なことは起き、理解し合えない世の中はまるで夢の中です。

そこで私達は嘘を発明しました。

仮面を作り、偽り、誤魔化し、面白くなくても笑うことができます。

自然なものでなくても笑い、喜び、明るくなれます。

自然なさまとして、いつも明るい人などおそらくいません。

私がアラスカの森で裸で変態的に暮らしていた時、人生で最も幸福を感じました。生きていることに感動と幸せがありましたが、「いつも」なんてことはてんでありません。

魚を捕まえる時は狂気的な顔になり、植物を毒味する時は死を覚悟する虚無に入り、翌朝生きていればまんべんの笑みになり、泣いて喜ぶ。

自然な反応で生きていれば、明るくなれば暗くもなります

いつも明るいのは、「意図的に明るくしている」と考えられます。

私は意図的にいつもニコニコすることで社会を対処してきましたが、明るくすることとは決定的な違いがあります。

仮面を被るのではなく、目の前の世界をポジティブにしてしまうこと

いつも明るい人は仮面によって見える世界を偽る(フィルタリングにて認識を制限する)ではなく、生きている目の前の世界をポジティブに作り変えます。

それは大きな愛の力であり、愛を信じる力なのだと思います。

 

いつも明るい人の特徴12選

一体どんな人なのか、特徴を順番にご覧ください。
※能天気や天然による明るさとは別物となっております

1、愛と呪い

大きな愛を持つ人です。

愛を持つことは恐怖を持つことと同義ですので、大きな怨恨を抱く可能性もあります。

呪う闇側へ向かわないためにも明るくする選択をしており、良くも悪くも愛がとにかく大きい特徴です。

 

2、エネルギーが強い

明るくすることでポジティブなエネルギーを循環させます。

活力的で行動的。明るい人ほど動作や言動が多く、常に動き続けています。

エネルギー量が増えるために声が大きくなり、動きが多いので常に踊っているようにエネルギッシュになります。

 

3、飽き性

することがコロコロ変わります。

継続性がなく、動かない時はエネルギーを一切消費しないほどにだらけ、エネルギーの増減が極端です。

「これが天職だ!」と言った数か月後に、「マジでつまらないな」とボソボソ言いますが、「あ、それだ!」と閃いたように思いついたものへ行動する。そんな紆余曲折で極端なさまがあります。

 

4、笑い声が大きい

「私は今笑っていますよ」と伝える、または自らが思える笑い方をします。

周囲を陽気にさせるエネルギー伝播があり、ポジティブな力で包み込むように周囲を楽しい気分にさせます。

本人が本当に笑うのは少ないです。

 

5、人との関わりは浅く広く

広範囲の人間関係があり、多くの人と関われる人です。

ネガティブな人とも関われるのですが、相手をポジティブにしようとするので疲れさせてしまうことも。

ポジティブで刺激を好み、外向的な人との関わりが主体となり、どうでもいいことで笑い合う関係性を好みます。

 

6、一人の時間を定期的に欲する

突然奈落に落ちたかのごとく虚無になります。

いつも明るくすることの副作用であり、定期的に一人で暗闇にいます。
※詳細後述

 

7、急にいなくなる

仲良くなったり、ワイワイ盛り上がっている最中にパッと消えます。

数ヶ月間街からいなくなっていることもありますが、その内に旅人のように戻ってきます。

他者との関わりを大切にしますが、仮面を被ったり自分を見失うことに強い危惧があり、他の影響に溢れて自らが自らから離れてしまわないように護る意識が強いです。

 

8、感覚的

知性以上に感性を主体にする特徴です。

感覚的で感受性が高く、感度や質感によって心地良さのバロメーターが決まります。

理論以上に気持ちを優先した意見や価値観を重んじます。

 

9、クリエイティブ

多才で器用な特徴です。

音楽や踊りに興味を持つ人が多く、感覚的に独創的な音を奏で、自由に踊るのを好みます。

「ノリ、グルーブ感」が大好きです。ズンズンチャ、ズンズンチャ。

 

10、急に怒る

怒りの自制が困難な特徴です。

徹底的に明るくする人は自制力が強く、我慢強さも兼ね備えてほとんど怒りませんが、それは特別です。

一度怒ると止まらなくなり、抑え方を知らない人もいます。

 

11、弱い立場の人に同情する

他からの抑圧によって心に傷を負った人を心から想う特徴です。

自己投影によって自らの心の傷と照らし合わせる傾向があり、仲間意識を強めて同情し、涙が出てくることも。

自己愛が強く、心が繊細な人です。

 

12、向き合わなければならない問題を自覚している

明るく振舞う時間が長い人ほど、自己内部に存在する問題の核を自覚しています。

「向き合うべきだけども向き合いたくない」という狭間やジレンマを抱え、暗いもう一人の自分を捉えながら現実直視への抵抗を感じます。

大きな愛を持ちつつ愛をしまい込む心理となり、愛の解放をストップしながら愛を信じて止まない在り方となります。

以上が、いつも明るい人の特徴でした。

※いつも笑顔の人のタイプ詳細は、いつもニコニコしている人は怖い?強い?【タイプ別心理に潜む本性】をご覧ください。

 

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いつも明るい人の過去

明るい人の過去と愛の関係

誰しも過去には辛さと苦労があると思います。

辛さの度合いは本人にしかわかりませんので大小はなく、あるのは現実として向き合えるか否か、そして向き合えない場合は対処をどうするかです。

いつも明るい人は、過去に味わった辛さに「愛の喪失」が強く関係しているかもしれません。

周囲や特定の人から愛をたくさん貰った記憶がありながら、何かの拍子に欠落すると、落差によって愛欲や愛着が生まれます

愛を欲する在り方が強くなるのは、人それぞれの過去の記憶もありますが、元々の自己愛の強さと感覚的な性質も関係していると考えられます。

結果、愛がなくなった時に他責や失望へ向かわず、自己内部の愛で希望を作り、明るく生きる選択へ向かいます。

人によって明るくしない選択はたくさんあります。

  • 闇落ちして自己否定、他者否定
  • 攻撃的に恨みや許せない気持ちを発散
  • 他責で他への反発を強め、悪いことばかり
  • グレることで存在意義を他に求め、愛を要求
  • 失望を糧に無感情になり、心の防衛を簡易化
  • 仮面を被り、知的に人間関係を対処する生存戦略
  • 自分を消してルール絶対性を重んじ、自己AI化
  • 自らを信じない徹底、他に委ねる誤魔化し人生
  • 全てから逃げる
  • ‥‥

たくさんある中で、明るくする選択は自責の表れです。

自分のことは自分で何とかする意志であり、自らの愛への絶対的な信頼が見られます。

明るくする選択者の最も顕著な点は、明るさによって自己愛を防衛する意志と覚悟です。

 

生存戦略:「いつも明るく、生きる世界をポジティブに」

「明るい」とはポジティブな状態です。

陽気で元気で活力的、ライトがパッと光るさま。

笑顔も明るくする方法の一つですが、そういった一つの手法ではなくライトのように明るく存在することは、周囲からの見栄えを気にして、現実を自己都合に制限するフィルタリングとは違い、目の前の現実を明るくするための創作。

「現実を偽らず、仮面を被らず、自ら作ってしまえばいいんだ」という策です。

例えば、いつもニコニコするのは現実を作るのではなく、どう捉えるか、どう他者から捉えられるかを変化させる策、いわゆる現実(自+他の世界)ではなく認知(自分の世界)の工夫です。

明るくする場合は現実そのものを作り変える活動を要し、自分がいる空間や周囲との関わりをライトアップします。

テリトリーを広げて周囲を飲み込み、他者に影響を与える必要があります。

自らがいる現実世界を明るくすることで、ネガティブで嫌な不安と恐怖をなくすと同時に、周囲との関わりで痛みや辛さ、無用な攻撃や傷つきを与えられにくくして、周囲をもポジティブに変えていきます。

本人だけが明るくて周囲がズドーンと暗く、「はい、今日が最後の晩餐ですよ」と言いながら働く職場、明るくできなければ直ぐにいなくなることでしょう。

みんなが明るくなれば辛いことを味わわず、見なくなる。恐怖やネガティブなく生きられる。

徹底的な愛の喪失への防衛となり、過去の心の傷を護る生存戦略になります。

同時に、自己愛に基づく「生」への想いを貫く意志を保て、ポジティブにフォーカスした世界を味わい続けられます。

明るさが自己愛を護り保持する方法となり、生存する上での他者からの影響をポジティブに偏らせることで、愛を喪失せずに認知しやすい世界を生きる創作となります。

愛を信じる人生のクリエイティビティが見られ、愛を徹底的に護りながら保持する意志と覚悟のある人が、いつも明るい人だと考えます。

※いつも笑っている人の過去は、いつも笑っている人の過去に笑顔を作る歴史有【人間には正当な企みがある】をご覧ください。

 

いつも明るい人の暗さは必須

あまりに明るいと、「この人は根っからの明るい人だ」と思いやすいのは私達人間のさがかもしれません。

少しでも明るくない一面が見えると、「あれ?もしかして暗い?」と思えます。

実際はどうなのか気になるところです。

私自身、関わった人々、心理理解から捉えると、いつも明るい人は定期的に暗い自分を味わいます

この時間はとても大切なものだと考えられます。

ユング心理学にシャドー(影)という考え方があります。

シャドー(影、暗部)
心の中に抑圧された無意識の自己暗部。
自らが果たせなかった生き方の抑圧、排除、隠ぺい、否定面を、他者に投影している自分の側面。
※Wikipedia 参照

抑圧された自分は、明暗の暗部側として自己内部に存在します

愛欲や愛への意志を抑圧したきた過去がある場合、「愛を欲する自分(欲するのはダメだと抑圧する自分)」が内部に存在し、「愛を護る自分」が外部でいつも明るくしていると考えられます。

過去の影響や心の傷によって、他者からの愛を貰う以上に自らの愛を保持して護る選択をしている場合、いつも明るくすればするほどに暗部の自分は無意識に内部で増長されていきます。

すると、一人の時など明るくする意味や必要のない状況で、暗部が表れます

愛を欲しながらもそれはダメだと抑圧する暗部は、自ら愛を保持するために日々頑張る方ではなく、純粋に愛を欲する自分です。

どちらも本人ですが、いつも明るくするにいたった原形には大きな愛を持つ人間性、すなわち純粋に愛を欲し、自らも愛を与えていた在り方があります。

両方がいて「自分」ですので、定期的に自らのシャドー(暗部)と関わるのは、裏側で抑圧しながらも生きている片割れとの本当に重要な時空間です。

定期的な暗さは時に絶望感にも虚無感にもなりますが、人間は陰と陽が合わさって存在する考えでは、良いも悪いも両方が大切なアクセントですので、明るい人の暗い一面は特に重要な姿です。

※優しすぎる人の過去は、優しすぎる人の『育ちと過去』|優しくしてしまう根本原因 をご覧ください。

 

注意点:いつも明るくする見返りがある

愛が大きくて強いからこそ、周囲を巻き込むほどのテリトリーを広げ、エネルギーを見出し、明るい雰囲気と空間を作り、信じ貫き活動することができます。

素晴らしい能力ですが、お伝えしたい注意点があります。

明るくすればするほど、明るさを手放せなくなります。

いつも明るく振舞う在り方で着目したいのは、過去の心の傷と向き合わない選択をしている可能性です。

愛とは恐怖と表裏一体ですので、大きな愛を持つ人ほど大きな闇も同時に内包するのが自然です。

愛側に偏る選択は闇を極端に嫌がり、自らに潜む許せない気持ちや、恨みや呪いへ向かう気持ちを抑圧します。

心の傷そのもの以上に、向き合うと現れる自己愛の化身である怨恨への恐怖が強まり明るくすればするほどに自らを解放することが恐怖になります。

すると、明るく振舞うと同時に、自己内部で何やら動きが起きます。

恐怖(闇)の抑圧です。

ネガティブを毛嫌いし、ポジティブに傾く状態。

シャドーの愛欲と抑圧による暗部ではなく、愛の反対側となる恐怖の抑圧は、闇そのものではなく闇を解放しない拒否(自己の見たくない一面の拒否)をシャドーに追加していきます。

明るさに特化するからこそのメリットがありながら、恐怖をとにかく嫌なものとして作り上げ、自己否定が起きて自分を好きではなくなるデメリットとなります。

恐怖、闇、ネガティブ、いわゆるポジティブの反対を拒否すればするほど、自分を好きになれない引っ掛かりを内部に作ってしまいます。

もっともっとポジティブになって、明るくなって、ネガティブをなくす活動が激化します。

傾くことで自己愛はどこまでも強くなり、周囲に明るさを与える影響は過剰化する危険性が出てきます。

無意識の支配化です。

ネガティブを不要なものとする世界を作るために、周囲にネガティブな人がいればポジティブに変えようと干渉が増え、ポジティブ思考主義になり、周囲を疲れさせてストレスにさらしてしまいます。

いつも明るくする生存戦略は、いわばネガティブ側を怖れて無意識に現実逃避する在り方にもなり、明るさが過剰化して手放せなくなる呪縛が起きます。

※ポジティブの危険性は、【ポジティブ思考は危険】デメリットをメリットにする危険性の大切さ をどうぞ。

 

ヒーローはシャドー(暗部)

危険性はありますが、安心してください。

明るさを手放せなくなった時、最も重要になるのがシャドー、暗い一面の自分です。

一人になって旅行でもしましょう。

一人居酒屋も最高です。

明るくする必要のない状況を作り、自分の暗部と関わる時間を設けます。

たそがれて、考えて、余韻にひたり、暗い自分を大切にします。

私の場合は海でした。

波の音を絶望的な顔で聞くのは、見た目はあれですが、真に重要な自分の一面を忘れず、「これも自分なんだ」と思い出す大切な時空です。

シャドーは仲間。

困った時に助けてくれます。

明確に手を出して救い上げてくれる助け方ではありませんが、忘れてはならない本質を思い出させてくれる存在です。

私達人間は陰と陽、愛と恐怖、光と闇の両方が組み合わさり、バランスをとりながら生きています。

暗い自分はとっても重要です。

※辛くてよかった件は、【人生が辛いのは当たり前】でも辛いと幸せになれるよって話 をご覧ください。

 

いつも明るい人の過去と闇と暗部 まとめ

人は暗闇があるから存在が際立ちます。

コントラストは人生の創作に欠かせません。

暗闇を抱く経験があるからこそ、際立ちは人間味となり、面白みとなり、心の深みとして味わいになります。

コーヒーは消費するから浅くても深くてもどちらも楽しみたくなりますが、消費物ではない人間は深い方が楽しいです。

私は明るくしていましたが続けることができず、ニコニコ仮面に切り替えました。

そのため、いつも明るくできる人の強さには感銘を受けます。

しかし、この強さは精神や人間の強さではなく自己愛の強さであるため、必ず立ち止まって自らと向き合う時を要します。

そんな時はシャドーを大切にされてみてください。

心の傷と向き合うことも重要ですが、人それぞれに順序があり、段階があり、自己理解度があり、許容があります。

人間は喜怒哀楽さまざまな感情を抱く生態ですので、時に明るく、時に暗く、時に泣いて、時に怒って、時に笑う。

より自然味に近づきながら、社会的には振舞いを活用し、バランスを図る一助となれば幸いです。

愛を与える人との関わりを持ちながら、自らの一面と向き合い、人生創作をより楽しんでいきましょう。

それでは、いつも明るい人のお話を終了します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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